【絵本で読む 東京大空襲】子どもたちに伝えたい戦争の真実
[17/07/28]
提供元:PRTIMES
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伝えたい、戦争の「もうひとつの真実」
『もしも魔法が使えたら〜戦争孤児11人の記憶〜』発売
83歳の主婦が、自らと10人の戦争孤児の体験を絵と文章にして、子どもたちに語る活動をしています。
悲惨な記憶が、永遠に過去のものであり続けるために―
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http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062206556
■A5判
■オールカラー 160ページ
■7月26日発売
■定価1600円(税別)
[画像2: https://prtimes.jp/i/1719/1416/resize/d1719-1416-824230-0.jpg ]
星野光世(ほしの・みつよ)83歳
1933年10月、東京・本所区(現・墨田区)生まれ。1945年3月10日の東京大空襲で両親と兄妹の4人を失う。残された妹弟と親戚を転々として育った過去と、ほかの戦争孤児の体験を、4年間かけて絵と文章にまとめた。
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もしも魔法が使えたら お母さん、あなたに会いたい!
戦争孤児12万3500人、彼らがどう生きたか、知っていますか?
東京で、山形で、神戸で、空襲により孤児となった11人の少年少女たちの「生きるための戦い」。
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仕方なく、妹ひとりを母の郷里、山形行きの列車に乗せました。
「きっと、迎えに行くからね…」
金子トミ(15歳)
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水をかけられたあと、逃げないようにハダカのまま「鉄格子」の檻の中にいれられました。
わたしたち浮浪児は野良犬から、今度はゴミになってしまったのです。
山田清一郎(10歳)
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9歳で孤児になったわたし待ち受けていた生活は、想像を絶するものでした。
山本麗子(9歳)
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このままこの家にいたら、今よりも、もっともっと苦しみが襲ってくるに違いない。「そうだ、この家から逃げるしかない!」
星野光世(11歳)
苦しみに耐える子どもの顔は、あまりにも優しい。この絵本の魅力は、残酷な現実にもかかわらず、生き抜く子どもたちの美しい表情との対立にある。(解説より)
野田正彰(ノンフィクション作家・精神科医)










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