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新しいコントローラは、ラップトップ/ノートブック・コンピュータ、LCDディスプレイ、プリンタ、および家電製品用AC-DCアダプタ・アプリケーションをターゲットにしており、シングルまたはデュアル・レベルの過電流スレッショルドを持つ周波数オプションを選択することができます。標準デバイスは65 kHz発振器を内蔵していますが、要求に応じて100 kHzおよび133 kHzバージョンも提供いたします。



これらのICで使用する独自のSoft−Skip™ モードは、スキップ・モード中にピーク電流を徐々にランプして、可聴ノイズが発生するリスクを低減します。このモードにより、部品点数がさらに削減され、トランスの設計と製造も容易になります。これを周波数フォルドバック機能と組み合わせることによって、新しいコントローラは軽負荷状態で高い効率レベルを達成し、無負荷状態での入力電力を最小限に抑えます。



NCP1237およびNCP1238のダイナミック・セルフ・サプライ（DSS）機能は、起動時およびライン・トランジェント事象をインテリジェントに扱う、集積回路の起動電流源を提供します。これにより、補助電源のデザインが簡略化され、VCCキャパシタのサイズが小型になります。外付部品点数を少なくするために、コントローラは、ブラウンアウト、過出力補償、およびランプ補償を集積し、コンパクトなソリューションの設計を可能にしています。



新しい固定周波数、電流モード・コントローラICは、動作温度範囲が−40 C〜+125 Cで、コンパクトなSOIC-7パッケージで供給されます。



オン・セミコンダクタのAC-DC事業部マネージャ、Christophe Warin氏は次のように語っています。「電気代が上昇し、環境に対する懸念も拡大し続けているため、電力を可能な最高の効率で使用することが不可欠です。」「NCP1237、NCP1238、およびNCP1288は、高集積化ソリューションであり、エンジニアは高い信頼性を維持し、部品費用を抑え、製品が待機時モードのときにエネルギーを浪費しない電力システム・デザインを開発することができます。」



詳細については、http://www.onsemi.jp/をご覧ください。