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衣替えの日に先がけ、身体・肌の秋の対策を紹介 資生堂「寒暖差セミナー」開催




寒暖差、マイナス8度以上で肌へ直接的な影響が!?
資生堂&日本気象協会共同開発「寒暖差肌荒れ指数」も発表
季節の変わり目の「寒暖差」による乾燥から肌を守る美容液d プログラム「カンダンバリア エッセンス」も紹介

 資生堂ジャパン株式会社は、10月1日の衣替えの日に先がけ、夏から秋にかけて気温が下がることで起こる「寒暖差」から身体を守り、体調面でも冬に向けての準備を整えるために、「寒暖差セミナー」を2019年9月26日(木)に開催しました。「寒暖差(温度低下刺激)」は、身体に影響を与えます。さらに資生堂では、肌のバリア・保湿機能に影響し、肌荒れの原因となることを発見しました。そこで、各界の専門家を迎え、寒暖差が身体に与える影響や、肌との関係性を学びながら、近年注目を集める寒暖差についてより専門的に掘り下げました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/5794/1511/resize/d5794-1511-379353-0.jpg ]

【第一部】
秋の寒暖差による身体への影響、対策を徹底解明
 「寒暖差」に詳しい池袋大谷クリニック院長の大谷義夫先生より、寒暖差が身体に与える影響について講義いただきました。
 近年、寒暖差によって身体が不調を感じる人が増加しています。その症状としては、喘息、寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)、高血圧・血圧サージ、寒暖差疲労、寒冷蕁麻疹が挙げられます。特に暖かいところから寒いところにいくと、身体は体調不良になりやすいです。理由としては、自律神経で交感神経と副交感神経がアンバランスになり、血管は収縮し、気管支も収縮するためです。

 そのような症状の原因となる「寒暖差」への対策としては、エアコンは消さずに就寝し、扉を開けて家中の温度を一定にすることやエアコンの冷気を直接受けないことが有効です。また、自分で温度を調整できるよう羽織るものを持参し、身体の冷え対策としての運動、入浴、食生活の見直しをすることも必要です。血管を拡張する食材としてカカオポリフェノール(ココア、高カカオのチョコレート)や生姜を取り入れることや、肌の乾燥対策も重要となってきます。

マイナス8度以上の寒暖差が肌荒れの要因に!資生堂がメカニズムを解明
 続いて、株式会社資生堂 グローバルイノベーションセンター研究員 村田大知からは資生堂が発見した「寒暖差による肌荒れ」についてお話しました。

 多くの女性が悩む敏感肌や肌荒れは、夏から秋・冬にかけての季節の変わり目で特に生じやすいことが知られています。資生堂が行った20歳〜49歳の敏感肌女性200名を対象にしたアンケート調査では、97%の人が「寒暖差は肌にダメージを与える」という意識があることが明らかになりました。このことに着目し、“寒暖差”が引き起こす肌荒れメカニズムの解明に取り組みました。

 そして、従来、季節の変わり目に生じる肌の不調は自律神経の乱れなどに起因すると考えられていましたが、今回の発見では寒暖差がマイナス8度以上あると、直接的に肌に悪影響をもたらす要因であることを解明しました。寒暖差(温度低下刺激)により肌のバリア・保湿機能に重要な酵素のひとつであるカスパーゼ14が減少し、肌荒れの原因となります。資生堂では、寒暖差による肌荒れに悩む多くの人たちのために、カスパーゼ14を増やすことのできる薬剤を探索しました。その結果、敏感肌でも安心して使用できる成分である木苺果実抽出液が皮膚細胞中のカスパーゼ14を増加させることを明らかにしました。そして、寒暖差に負けない健やかな肌を生み出す効果がある可能性が見出されました。

美容家 岡本静香さんと共に寒暖差肌荒れ対策をトーク!
岡本さん「寒暖差肌荒れ対策のポイントは日々のケア!」
 そして、美容家の岡本さんが登場。「秋に急に寒くなると、ゆらぎ・刺激を感じます」と寒暖差による肌荒れの実感を語りました。「“なんとなく乾燥するな”と皆様も悩みを持たれる季節だと思いますが、一日だけスペシャルケアをしても、また乾燥したり、肌が傾いたりすると、その度に気持ちも落ちるので、日々のケアが重要となります」と寒暖差肌荒れ対策のポイントについてお話しいただきました。また、株式会社資生堂 グローバルイノベーションセンター研究員 村田からは、「寒暖差により減少するカスパーゼ14を増加させる成分を探索した結果、木苺果実抽出液に皮膚細胞中のカスパーゼ14の産生促進効果があることを見出しました。このことから、木苺果実抽出液が寒暖差に負けない健やかな肌を生み出す効果がある可能性が見出されました。そのため、木苺果実抽出に着目したお手入れを取り入れてみるのが良いかもしれません」と研究発表内容をまじえて、一つのソリューションを紹介しました。

【第二部】
寒暖差による乾燥の対策指標に。
資生堂&日本気象協会が「寒暖差肌荒れ指数」を共同開発
 二部には、日本気象協会 本社気象予報士 安齊 理沙さんが登場しました。そして、資生堂と日本気象協会が共同で開発した 「寒暖差肌荒れ指数」 を発表しました。

 本指数は、秋冬の日々や屋内外の気温と湿度の状況から、肌の乾燥・肌荒れに対するリスクレベルを 5 ランクに分けたものです。日本気象協会の保有する気象コンサルティングのノウハウを元に、前日との気温差や一週間を通しての気温差など、さまざまな期間の気温差や湿度のデータと、資生堂の持つ肌や美容に関する研究結果などの知見を加味して、指数を算出します。場面ごとに異なる寒暖差を、肌への影響の大小に合わせて評価します。長期間にわたって寒暖差にさらされるほど、肌への影響が大きくなる傾向があります。

 また、安齊さんが昨日9月25日に発表された3カ月予報をもとに、今年の秋冬の寒暖差の傾向を解説。「10月は晴れて日中の気温が高くなる日が多くなる傾向ですが、朝晩の冷え込みが強まってくるため、1日の寒暖差が大きくなり、また11月から12月において気温は平年並みか高めの日が多い一方で、低気圧や寒冷前線が通過し、通過後には強い寒気が入る傾向があるため、数日周期で寒暖差が大きくなるだろう」と解説しました。

季節の変わり目の「寒暖差」による乾燥から肌を守る美容液d プログラム「カンダンバリア エッセンス」を紹介
〜2019年10月21日(月)発売〜
 当日は、資生堂ジャパン株式会社 d プログラムジャパングループ ブランドマネージャー 兼井聡子より、敏感にゆらぎやすい肌を守りながら美肌へ育むスキンケア・メイクアップ総合ブランド「d プログラム」より、「寒暖差」が乾燥や肌荒れの一因になることに着目した敏感肌用保湿美容液「d プログラム カンダンバリア エッセンス」を2019年10月21日(月)から発売することを発表しました。

 「d プログラム カンダンバリア エッセンス」は、暑いときも、寒いときも、うるおいバランスを整え、どんな時でも揺らがないうるおいに満ちたなめらかな素肌を保つための敏感肌用保湿美容液です。洗顔後すぐに使用する軽やかでみずみずしい感触の美容液で、化粧水がより届く肌へ整えます。

【当日のイベントの模様】

[画像2: https://prtimes.jp/i/5794/1511/resize/d5794-1511-448614-1.jpg ]


【発表会実施概要】
■日 時:2019年9月26日(木) 10:30〜11:20(受付開始10:00)
■会 場:東京銀座資生堂ビル3F 花椿ホールA(東京都中央区銀座7-5-5)
■登壇者:
【第一部】
池袋大谷クリニック院長 大谷 義夫(おおたに よしお)さん
株式会社資生堂 グローバルイノベーションセンター研究員 村田 大知(むらた だいち)
美容家 岡本 静香(おかもと しずか)さん
【第二部】
日本気象協会 本社気象予報士 安齊 理沙(あんざい りさ)さん
資生堂ジャパン株式会社 d プログラムジャパングループ
ブランドマネージャー 兼井 聡子(かねいさとこ)
■内 容:
【第一部】
寒暖差が身体に与える影響について講義
「寒暖差肌荒れについて」講義、「寒暖差による肌の乾燥」トーク
【第二部】
d プログラム新商品「カンダンバリア エッセンス」紹介/「寒暖差肌荒れ指数」開発の発表/フォトセッション

▼ d プログラム ブランドサイト
https://www.shiseido.co.jp/dp/?rt_pr=tre62
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