パナソニックがマレーシアに空調システムのエンジニアリング会社を設立
[15/03/13]
提供元:PRTIMES
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近年、エネルギー需要の高まりに伴って、資源の保護とその効率的な配分にますます注目が集まる中、マレーシアに代表される成長著しい国々は、法制や優遇策はもちろんのこと、協議会や団体を通じての「建築のグリーン化」を積極的に推進しています。
パナソニック株式会社は、こうした国々で高まる、高効率な大規模空調システムのソリューションに対する需要に応えるべく、2015年1月16日、パナソニックアプライアンス エアコンディショニングシステムエンジニアリング マレーシア社(PAPASEMY)を設立しました。これはBtoB分野、中でもエネルギーマネジメント領域におけるパナソニックのプレゼンスを高めようとする、同社のグローバル戦略に則ったものです。
パナソニックの常務取締役、エアコン・冷熱空調デバイス事業兼エアコン事業部長の吉田 守氏は次のように語りました。「PAPASEMYの設立により、2018年までにビル用マルチエアコンとパッケージエアコンの事業において、当社は大きなシェアを狙うことができると考えています。マレーシアではすでに多数のデベロッパーに当社のエアコンを採用いただいています」。
同社はビル用マルチエアコンを中心として、業務用エアコンシステム分野において8億マレーシア・リンギットの販売目標を掲げています。
PAPASEMYは、施主やデベロッパー、そして各企業に対する付加価値を持ったサービスを通じて、業務用空調システムをワンストップで提供できるソリューションセンターとしてのポジションを目指しています。これは、現地におけるビジネスパートナーの便宜のために、営業機能(空調デザイン・企画、販売、物流、アフターサービス)と製造機能(経営企画、研究開発、製造)を統合することを意味しています。
さらに、顧客企業にはアジアで初となるクラウドソリューションサービス、「パナソニック スマート クラウド」が提供されます。これにより、高度なデータ処理を伴う先進の空調システム·ソリューションの組み合わせを実現。シンプルなインターネット接続のみで、複数のビルの空調環境を一括管理できます。空調オペレーション状況の分析とレポーティングの簡易化、エネルギー使用の効率化、そして故障によるロスを最小に留める予知保全までが可能となります。また同サービスの顧客企業は、PAPASEMYのカスタマーサービスチームによる24時間体制のサポートを受けることができます。
PAPASEMYの副社長、渡辺 和敏氏は次のように語りました。「今日のビジネス環境は変化し続けており、常に最新のエネルギーマネジメント・ソリューションを提供できるパートナーを選択することが重要です。私たちPAPASEMYは、革新的な空調システムのソリューションを生み出し、顧客企業様にとって欠かせないパートナーになれることを目指しています」。
<関連情報>
▼パナソニック マレーシア株式会社
パナソニック マレーシア株式会社は、AV機器、家電、エアコン、デジタルカメラ、ビデオカメラ、プロ用放送機器、企業用システム、通信、健康美容機器から電池や照明器具といったパナソニックブランドの幅広い電気電子製品の販売、サービス、マーケティング企業です。
・パナソニック マレーシア ホームページ(英語):http://www.panasonic.com/my
▼パナソニック株式会社 アプライアンス社
http://panasonic.co.jp/ap/