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Daijob.com独自調査「生成AI」の利用率は、日系企業より外資系企業勤務者の方が、10%上回る 会社での活用ルール整備に課題

 ビジネス・プロフェッショナル×バイリンガルのための転職・求人情報サイト「Daijob.com」を展開するヒューマングローバルタレント株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:横川 友樹、以下「当社」)は、同サイトの登録者を対象に、「生成AIの利用状況」について独自調査を行いました。




[画像1: https://prtimes.jp/i/5089/1658/resize/d5089-1658-d26c7d91619fdea135be-0.png ]

【本件のポイント】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/5089/table/1658_1_83960905eef3dbb964c25a7fde0a7013.jpg ]


【本件の概要】
 米OpenAIから発表された対話型AI「ChatGPT3.5」が史上最速で1億人のユーザーを獲得してから約1年半が経ち、2024年5月には既存モデルの性能を上回る「GPT-4o」が発表されました。これに加え、米Google社の「Gemini」や米Anthropic(アンソロピック)社の「Claude 3.5 Sonnet」など、生成AIはかつてないスピードで進化しています。
 すでに世の中に浸透しているスマートフォンの利用やGoogle検索などのテクノロジーと同様に、生成AIが日常生活にますます普及すると予想される一方、誤情報や著作権侵害の懸念も浮上しています。また、生成AIを利用できる言語環境は英語が先行しており、日本語対応は追随している状況もあります。
 このような状況を踏まえて当社では、グローバル人材の生成AIの利用実態について、Daijob.comの登録ユーザーを対象に調査を行いました。

■調査結果サマリ
 調査結果:完成版はこちらで公開中
 https://tinyurl.com/bd5wj6zr

1.生成AIの利用率は、日系企業より外資系企業勤務者が10%多く、英語力別では、「流暢レベル」の利用者が44%で、最も多い
 人材の属性別に会社での生成AI利用有無を聞いたところ、「外資系企業」「日系企業」別では、外資系企業での利用が40%、日系企業での利用が30%となった。英語レベル別でみると「流暢レベル」の人が44%となった。

2.生成AI利用者の中で、最も使われているサービスは「ChatGPT」が80%で突出して多い
 生成AI利用者の中で使われているサービスは、ChatGPT3.5に続いて「ChatGPT-4o」「Microsoft Copilot」だった。

3.生成AIの使用頻度が最も多かったのは56%の「ほぼ毎日」で、利用者にとっては日常業務に定着し始めている
 使用頻度は、「ほぼ毎日」が56%、「週に2、3日」が21%あり、合計77%の人が生成AIの利用方法を習得し、通常業務で利用するツールとして浸透している。

4.生成AIが利用されているのは、「文章作成」や「翻訳」など「テキストに関する業務」が約半数を占める
 何の業務で利用しているのか、という質問に対する回答は、テキストに関する業務が上位を占めた。

5. 生成AIを利用してない理由で最も多かったのは、「利用できる業務がないから」が41%で最多
 生成AIを利用していない理由は「利用できる業務がないから」が最も多かったが、一方で興味がある人は60%以上に及ぶ。

6. 生成AIを利用していない方でも、興味がある人は「66%」いた
 生成AIを利用していない人の中で、「とても興味がある」は40%、「少し興味がある」は26%おり、興味・関心は高いことがわかった。

7. 生成AIの利用が広まったことによって、業務改善が進んだ人は40%
 業務に利用している人、利用していない人に関わらず、生成AIの普及による業務への影響を聞いたところ、「とても進んだ」(26%)「少し進んだ」(24%)と答えた人が合計で40%いた。

8. 生成AIの普及によって「キャリアプランに影響した」人は50%
 生成AIによって、キャリアプランに影響があった人は50%(「とても影響した」26%、「少し影響があった」24%の合計)いた。

9. 生成AIの活用が普及する現代において、最も身につけるべきスキルは「人間ならではのクリエイティブ力」が最も多く32%
 今後「最も身につけるべきスキルや能力」として、最も多かったのは「人間ならではのクリエイティブ力」(32%)だった。

■調査結果を受けて

他国と比べると、日本の企業は生成AIの利用に消極的
 総務省が2024年7月5日に発表した「令和6年版 情報通信白書」によると、各国の企業を対象にした活用方針は、「積極的に活用する方針」と回答した日本の企業は15.7%と低く、他国に比べて大差が開いている。

[画像2: https://prtimes.jp/i/5089/1658/resize/d5089-1658-0adbe78145727da15b10-4.jpg ]

ヒューマングローバルタレント株式会社 代表取締役 / 一般社団法人外国人雇用協議会 理事 横川 友樹
 「生成AIがビジネスの現場でどのように活用されているか、特にグローバル人材がどのようにこの技術を取り入れているかを調査しました。生成AIの普及が進む中、テキスト作成や翻訳業務といった日常的な業務での利用が拡大し、多くのビジネス・プロフェッショナルがこの技術を駆使して業務改善を実現しています。このような変化に伴い、私 たちの役割は、求職者が生成AIを効果的に活用しながらキャリアを形成できる環境を提供することにあります。Daijob.comでは生成AIで履歴書を作成できる機能が実装されておりますが、今後もより効率的に最適な求人マッチングができるよう改善を続けて参ります。

<プロフィール>
 2007年に早稲田大学スポーツ科学部卒業。株式会社ベイカレント・コンサルティングにてビジネスプロデューサー職を担当後、2010年よりヒューマングローバルタレント株式会社にて勤務。メディア営業部、事業推進室、人材紹介部にて営業・マーケティング業務を経て、2020年より現職。グローバル人材の採用において、1,200社以上に携わってきた経験を活かし、当社主催イベントをはじめ、経済産業省、厚生労働省が後援するビジネスサミットに多数登壇するなど、グローバル人材の転職市場に深い知見を持つ。

【調査概要】
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【期間】2024年7月3日〜8月9日
【機関】ヒューマングローバルタレント株式会社
【対象】Daijob.comの登録者
【有効回答数】509人(日本人:134人、外国人:375人)※質問によって一部無回答もあり
【方法】Web入力フォームによる回収
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【本調査対象者の属性詳細】

■ヒューマングローバルタレント株式会社について
 ビジネス・プロフェッショナル×バイリンガルのための転職・求人情報サイトDaijob.comは、1998年のオープンより日本を中心に、会員数78万人、求人掲載数常時11,000件以上と、世界27カ国、累計取引社数9,400社以上の外資・日系グローバル企業から高い評価を得てきました。他にも海外転職専門の「Working Abroad」や、職種やスキルに特化した「Daijob Specialists」シリーズの転職サイトを展開し、ダイレクトリクルーティングを含め、企業と求職者との効率的なオンラインマッチングの場を提供しています。

■ヒューマングループについて
 ヒューマングループは、教育事業を中核に、人材、介護、保育、美容、スポーツ、ITと多岐にわたる事業を展開しています。1985年の創業以来「為世為人(いせいいじん)」を経営理念に掲げ、各事業の強みを生かし、連携しながらシナジーを最大限に発揮する独自のビジネスモデルにより、国内330拠点以上、海外5カ国6法人のネットワークでお客様に質の高いサービスを提供しています。ヒューマンホールディングスは、日本リスキリングコンソーシアムの後援パートナーです。
●ヒューマンホールディングスWEBサイト:https://www.athuman.com/

会社概要
ヒューマングローバルタレント株式会社
●代表者:代表取締役 横川 友樹 ●所在地:東京都新宿区西新宿7丁目5番25号 西新宿プライムスクエア2F
●事業内容:バイリンガルに特化した就職・転職の求人広告事業、イベント事業
●資本金:1,000万円 ●URL:https://corp.daijob.com/ ●運営サイト:https://www.daijob.com
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