「マイナビ2024年卒大学生広報活動開始前の活動調査」を発表
[23/02/25]
提供元:PRTIMES
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3月1日以降の平均エントリー予定社数は14.7社。インターンシップ参加社数が多い学生ほどエントリー予定社数も増加傾向に
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、2024年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に、広報活動が開始される3月以前の行動を調査した「マイナビ2024年卒大学生広報活動開始前の活動調査」の結果を発表しました。なお、本調査は今回で12回目の実施となります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/2955/1735/resize/d2955-1735-adc54c053ef6a8f3d20c-0.jpg ]
《TOPICS》
インターンシップ・ワンデー仕事体験の参加率は81.8%で前年に引き続き高水準【図1】
参加形式は「WEB形式の方が多い」が最多で約7割だが前年より9.9pt減少。一方で「対面形式の方が多い」が前年より6.3pt増加【図2】
参加しなかった理由では「参加したい企業が対面でしか開催していなかったから」が増加【図3】
現時点でエントリーする予定の平均社数は14.7社。インターンシップ・ワンデー仕事体験に多く参加した学生の方がエントリー予定の社数も多い傾向に【図4、5】
就職活動の準備は「あまりできていない」が最多で、「できている」学生は約3割【図6、7】
【調査概要】
インターンシップ・ワンデー仕事体験に応募や申し込みをしたことがある学生の割合は89.3%(前年89.2%)、「インターンシップに参加したことがある」割合は81.8%(前年82.6%)となった。平均応募社数は8.6社(前年8.6社)、平均参加社数は5.2社(前年5.0社)となった。参加率のみ前年より微減したが、前年同様の高い水準で推移している。【図1】
これまで参加したインターンシップの開催形式は、「WEB形式に参加した方が多い」の回答が69.6%となったが、前年比では9.9pt減少した。一方、「対面形式に参加したほうが多い」は17.1%で、前年比では6.3pt増加した。2024年卒に関しては、コロナ禍の行動制限が少なかったこともあり、インターンシップも対面が増えていると考えられる。【図2】
インターンシップに参加しなかった学生に理由を聞いたところ、「学業を優先していたから」(18.8%)や「部活・サークル活動やアルバイトを優先していたから」(14.5%)などが挙がり、インターンシップの代わりに学生時代にしか経験できない活動に注力していることがわかった。前年比で最も増えたのは「参加したい企業が対面でしか開催していなかったから」で、前年比9.4pt増の11.3%だった。開催地が遠方だったなどの何かしらの事情で、学生が参加できなかった、という状況が推測できる。【図3】
3月1日以降、何社にエントリーする予定か聞いたところ「10社未満」が40.2%で最も多く、平均社数は前年比1.5社減の14.7社となった。インターンシップの参加社数別に平均エントリー予定社数をみると、インターンシップの参加社数が多い学生ほど、エントリー予定社数も多い傾向にある。就職活動準備期間中に多くのインターンシップに参加し、接点をもつ企業が増えたことで、より企業研究の視野が広がり、エントリー予定の企業も多くなっていると考えられる。【図4、5】
現時点の就職活動への準備度を自己採点してもらったところ、最多は「あまりできていない」で34.3%で前年比1.9pt減、「できている」は29.4%(「十分できている」と「ある程度できている」の合計)で前年比3.8pt増だった。就職活動に向けた意気込み・気持ちについて聞くと、「自己分析や志望動機が明確ではなく、とても不安」「まだ業界すら絞れていない状況なので、これから説明会に積極的に参加します」という声のほか、「内定の数よりも自分自身が心から行きたいと思えるような納得感のある内定が目標」や「早い段階で内定が決まっても、自分の納得のいく会社を受け続け後悔のない就活にしたい」のように、内々定の数ではなく、就職活動の内容にこだわりたいという抱負などが見られた。【図6、7】
【調査担当者コメント】
インターンシップ・ワンデー仕事体験の参加率は前年同様8割を超え、高い水準となりました。対面参加が増加した一方で、「対面しか実施しなかったので参加できなかった」という割合が大幅に増加しています。企業においてもさまざまな事情があるかと思いますが、より多くの学生が参加できるよう、対面とWEBどちらの開催も検討するほか、日程を複数用意するといった形で対応してほしいと思います。また就活準備度ごとに就職活動への意気込みを聞きましたが、準備度に関わらず学生は必ず不安を抱えています。不安の原因がどこにあるのかを一度見つめ直すことで、今の自分に必要な就活準備が見えてきますので、こうした不安に向き合い、時に周囲に相談しながら今後に向けた準備・対策を進めてほしいと思います。
マイナビキャリアリサーチラボ 研究員 長谷川 洋介
【図1】インターンシップ応募・参加割合と平均応募社数・参加社数の推移
[画像2: https://prtimes.jp/i/2955/1735/resize/d2955-1735-48960ef09f1b56768f60-1.png ]
【図2】これまで参加したインターンシップ・ワンデー仕事体験の開催形式
[画像3: https://prtimes.jp/i/2955/1735/resize/d2955-1735-5cf2da653356c8e956a5-2.png ]
【図3】インターンシップ・ワンデー仕事体験に参加しなかった主な理由(単一回答)
(不参加者限定)
[画像4: https://prtimes.jp/i/2955/1735/resize/d2955-1735-805a36f0c92ba003789a-3.png ]
【図4】3月1日以降、何社にエントリーする予定か
[画像5: https://prtimes.jp/i/2955/1735/resize/d2955-1735-2d6bb3e94d319a90e6bb-4.png ]
【図5】インターンシップ・ワンデー仕事体験参加者数別・平均エントリー予定社数
[画像6: https://prtimes.jp/i/2955/1735/resize/d2955-1735-3e9efe6e368c988b5b3f-5.png ]
【図6】現時点での就職活動の準備はどの程度か
[画像7: https://prtimes.jp/i/2955/1735/resize/d2955-1735-236f138ca56f118caa21-6.png ]
【図7】就職活動への意気込みや現在の気持ち(一部抜粋)
[画像8: https://prtimes.jp/i/2955/1735/resize/d2955-1735-efd2ebe3e9ee2eea71b0-7.png ]
【調査概要】「マイナビ2024年卒大学生広報活動開始前の活動調査」
調査期間/2023年2月1日(水)〜2月10日(金)
調査方法/2月1日時点のマイナビ2024全会員にWEB DMを配信。インターネット上のアンケートフォームで回収
調査対象/2024年卒業予定の全国の大学生、大学院生
調査機関/自社調べ
有効回答数/3,235名(文系男子639名 文系女子1,411 名 理系男子530名 理系女子655名)
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。
※調査結果の詳細は会社HPのニュースリリース(https://www.mynavi.jp/news/)からご確認いただけます。
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、2024年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に、広報活動が開始される3月以前の行動を調査した「マイナビ2024年卒大学生広報活動開始前の活動調査」の結果を発表しました。なお、本調査は今回で12回目の実施となります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/2955/1735/resize/d2955-1735-adc54c053ef6a8f3d20c-0.jpg ]
《TOPICS》
インターンシップ・ワンデー仕事体験の参加率は81.8%で前年に引き続き高水準【図1】
参加形式は「WEB形式の方が多い」が最多で約7割だが前年より9.9pt減少。一方で「対面形式の方が多い」が前年より6.3pt増加【図2】
参加しなかった理由では「参加したい企業が対面でしか開催していなかったから」が増加【図3】
現時点でエントリーする予定の平均社数は14.7社。インターンシップ・ワンデー仕事体験に多く参加した学生の方がエントリー予定の社数も多い傾向に【図4、5】
就職活動の準備は「あまりできていない」が最多で、「できている」学生は約3割【図6、7】
【調査概要】
インターンシップ・ワンデー仕事体験に応募や申し込みをしたことがある学生の割合は89.3%(前年89.2%)、「インターンシップに参加したことがある」割合は81.8%(前年82.6%)となった。平均応募社数は8.6社(前年8.6社)、平均参加社数は5.2社(前年5.0社)となった。参加率のみ前年より微減したが、前年同様の高い水準で推移している。【図1】
これまで参加したインターンシップの開催形式は、「WEB形式に参加した方が多い」の回答が69.6%となったが、前年比では9.9pt減少した。一方、「対面形式に参加したほうが多い」は17.1%で、前年比では6.3pt増加した。2024年卒に関しては、コロナ禍の行動制限が少なかったこともあり、インターンシップも対面が増えていると考えられる。【図2】
インターンシップに参加しなかった学生に理由を聞いたところ、「学業を優先していたから」(18.8%)や「部活・サークル活動やアルバイトを優先していたから」(14.5%)などが挙がり、インターンシップの代わりに学生時代にしか経験できない活動に注力していることがわかった。前年比で最も増えたのは「参加したい企業が対面でしか開催していなかったから」で、前年比9.4pt増の11.3%だった。開催地が遠方だったなどの何かしらの事情で、学生が参加できなかった、という状況が推測できる。【図3】
3月1日以降、何社にエントリーする予定か聞いたところ「10社未満」が40.2%で最も多く、平均社数は前年比1.5社減の14.7社となった。インターンシップの参加社数別に平均エントリー予定社数をみると、インターンシップの参加社数が多い学生ほど、エントリー予定社数も多い傾向にある。就職活動準備期間中に多くのインターンシップに参加し、接点をもつ企業が増えたことで、より企業研究の視野が広がり、エントリー予定の企業も多くなっていると考えられる。【図4、5】
現時点の就職活動への準備度を自己採点してもらったところ、最多は「あまりできていない」で34.3%で前年比1.9pt減、「できている」は29.4%(「十分できている」と「ある程度できている」の合計)で前年比3.8pt増だった。就職活動に向けた意気込み・気持ちについて聞くと、「自己分析や志望動機が明確ではなく、とても不安」「まだ業界すら絞れていない状況なので、これから説明会に積極的に参加します」という声のほか、「内定の数よりも自分自身が心から行きたいと思えるような納得感のある内定が目標」や「早い段階で内定が決まっても、自分の納得のいく会社を受け続け後悔のない就活にしたい」のように、内々定の数ではなく、就職活動の内容にこだわりたいという抱負などが見られた。【図6、7】
【調査担当者コメント】
インターンシップ・ワンデー仕事体験の参加率は前年同様8割を超え、高い水準となりました。対面参加が増加した一方で、「対面しか実施しなかったので参加できなかった」という割合が大幅に増加しています。企業においてもさまざまな事情があるかと思いますが、より多くの学生が参加できるよう、対面とWEBどちらの開催も検討するほか、日程を複数用意するといった形で対応してほしいと思います。また就活準備度ごとに就職活動への意気込みを聞きましたが、準備度に関わらず学生は必ず不安を抱えています。不安の原因がどこにあるのかを一度見つめ直すことで、今の自分に必要な就活準備が見えてきますので、こうした不安に向き合い、時に周囲に相談しながら今後に向けた準備・対策を進めてほしいと思います。
マイナビキャリアリサーチラボ 研究員 長谷川 洋介
【図1】インターンシップ応募・参加割合と平均応募社数・参加社数の推移
[画像2: https://prtimes.jp/i/2955/1735/resize/d2955-1735-48960ef09f1b56768f60-1.png ]
【図2】これまで参加したインターンシップ・ワンデー仕事体験の開催形式
[画像3: https://prtimes.jp/i/2955/1735/resize/d2955-1735-5cf2da653356c8e956a5-2.png ]
【図3】インターンシップ・ワンデー仕事体験に参加しなかった主な理由(単一回答)
(不参加者限定)
[画像4: https://prtimes.jp/i/2955/1735/resize/d2955-1735-805a36f0c92ba003789a-3.png ]
【図4】3月1日以降、何社にエントリーする予定か
[画像5: https://prtimes.jp/i/2955/1735/resize/d2955-1735-2d6bb3e94d319a90e6bb-4.png ]
【図5】インターンシップ・ワンデー仕事体験参加者数別・平均エントリー予定社数
[画像6: https://prtimes.jp/i/2955/1735/resize/d2955-1735-3e9efe6e368c988b5b3f-5.png ]
【図6】現時点での就職活動の準備はどの程度か
[画像7: https://prtimes.jp/i/2955/1735/resize/d2955-1735-236f138ca56f118caa21-6.png ]
【図7】就職活動への意気込みや現在の気持ち(一部抜粋)
[画像8: https://prtimes.jp/i/2955/1735/resize/d2955-1735-efd2ebe3e9ee2eea71b0-7.png ]
【調査概要】「マイナビ2024年卒大学生広報活動開始前の活動調査」
調査期間/2023年2月1日(水)〜2月10日(金)
調査方法/2月1日時点のマイナビ2024全会員にWEB DMを配信。インターネット上のアンケートフォームで回収
調査対象/2024年卒業予定の全国の大学生、大学院生
調査機関/自社調べ
有効回答数/3,235名(文系男子639名 文系女子1,411 名 理系男子530名 理系女子655名)
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。
※調査結果の詳細は会社HPのニュースリリース(https://www.mynavi.jp/news/)からご確認いただけます。