『インテリム・コンペティション2019』採択アイデア決定|ファッションテックプロダクト、デジタルヘルスサービス等が支援対象に|デジタルハリウッド大学大学院[DHGS]
[19/11/07]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
・デジタルハリウッド大学大学院[DHGS]では、アイデアの具現化、研究開発成果の実装を目指す院生を支援するため、「インテリム・コンペティション」(学内コンペティション)を実施。この度2019年度の採択アイデアを決定。
・「インテリム・コンペティション」は、院生によるプロダクト/サービスの実装をより強力に支援する為、2015年にスタートした学内コンペティション。採択アイデアには、事業化支援金最大100万円を始め、メンタリング、スキル習得など、具体的な支援が提供される。デジタルテクノロジーを駆使したあらゆるプロダクト/サービス/ビジネスモデルを対象としている。
日本初の株式会社による専門職大学院、デジタルハリウッド大学大学院では、アイデアの具現化、研究開発成果の実装を目指す院生を支援するため、「インテリム・コンペティション」(学内コンペティション)を開催しています。この度、2019年度の採択アイデアが決定いたしました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/496/1740/resize/d496-1740-437874-0.jpg ]
本学では、今後も継続して院生のプロダクト/サービスの開発を支援してまいります。本学のオープンキャンパスや学校説明会では、カリキュラムや院生・修了生のアウトプット事例に加え、「インテリム・コンペティション」を始めとする実装支援の制度や環境も、詳しくご案内しております。
ご興味をお持ちの方は、下記URLよりご予約のうえご来校ください。
◇ 2019年11月14日(木)20:00〜21:30
[SEAD(Science/Engineering/Art/Design)]カリキュラム説明会
https://gs.dhw.ac.jp/event/19111401/
※上記以外の説明会日程は下記URLよりご確認ください。
https://www.dhw.co.jp/dhef/event_form.php?cid=gs&eid=701100000000zZD
<インテリム・コンペティションとは?>
「インテリム・コンペティション」は、院生によるプロダクト/サービスの実装をより強力に支援する為、2015年にスタートした学内コンペティションです。採択アイデアには、事業化支援金最大100万円を始め、
メンタリング、スキル習得など、具体的な支援が提供されます。
デジタルテクノロジーを駆使したあらゆるプロダクト/サービス/ビジネスモデルを対象としています。
【企画概要】
新規事業創出を実現する、プロダクト/サービスの開発を目指す本学在学生の為の開発支援プログラム。開発資金、メンタリング、クラウドファンディングでのプロモーション支援、大学院科目履修での学習機会など、プロダクト/サービス開発をするための最適な環境を提供。
【採択者への3つの支援】
1.最大100万円のプロトタイプ開発費用を助成
2.「ビジネス」「プロダクト開発」「IoTプロダクト/サービス開発」における経験豊富な専門家や、
デジタルハリウッド大学院教員によるメンタリング
3.デジタルハリウッド大学 産学官連携センターによる研究支援
【審査プロセス】
本大学院の在学生からエントリーを募り、多分野のメンター及び 本学学長、事務局長それぞれが応募内容を審査。本学学長、事務局長の承認を経て、支援対象者を決定。
【審査基準】
・プロダクト/サービスが多くの人に受け入れられるものになっているか。
・プロダクト/サービスの量産化が可能となっているか。
・ビジネスとして新規性及び発展性があるか。
上記3点を審査基準とする。
【対象者】
デジタルハリウッド大学院在学生
【スケジュール(2019年度)】
2019年04月 関連する大学院科目 履修開始
2019年06月 プロジェクトエントリー開始
2019年07月 プロジェクト審査/決定
2019年08月 プロジェクト支援開始
2020年02月 『デジタルハリウッド大学大学院2019年度 成果発表会』にて成果発表
【関連する大学院科目】
・「プロダクトプロトタイピングI・II」
マイコンを利用しモノにセンサーを組み込んだ商品開発を実践的に学ぶ
・「サービスプロトタイピングI・II」
WebAPIを組み合わせたサービス開発を実践的に学ぶ
・「テクノロジー特論(データ)」
データサイエンスの最新事例からデータを用いたビジネスの変革手法を学ぶ
【主催】
デジタルハリウッド大学大学院
<インテリム・コンペティション2019 支援対象アイデア>
2016年度から応募件数が3倍となり、競争率の高いコンペティションとなった2017年度。排便から様々なデータを取得し、疾病の予防に役立てるスマートセンサー「GAIA(ガイア)※仮称」、体内時計を可視化し、睡眠改善/生産性を向上させることを目的としたサービス「O:SLEEP」の2案が、審査員より同率1位の評価を得て支援対象として決定いたしました。
(1)エターナルデジタルキャンバス「Dub Plate」
【発案者】
鈴木由信氏
デジタルハリウッド大学大学院15期生
[画像2: https://prtimes.jp/i/496/1740/resize/d496-1740-812092-1.jpg ]
映像業界での下積み後、2009年にビデオディレクターとして活動を開始。
2011年よりIAMAS(岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー)にてテクノロジーを用いた創作活動を始める。
2013年より日本科学未来館にて、展示開発において技術部門を担当。
2017年よりシンガポール国立大学にて、エンジニアを務める。
2019年11月、映像制作会社808のクリエイティブディレクターに就任した。
技術を巧みに操り、時代にカウンターパンチ!
【概要】
本研究では、「電力インフラへの依存度低減を目指すローエナジー社会」を引率するエターナルデジタルキャンバス「Dub Plate」シリーズを開発し、文化的に普及させる事を目指します。スマホから転送された画像を表示する事ができる「Dub Plate」は、画像をDubbing(複製)するPlate(盤)というシンプルな機能によって、低消費電力なシステムを実装します。更にソーラーパネルなどで発電する事で、充電不要という新たなデジタル体験生み出します。
https://store.tsite.jp/tsutayaelectricsplus-futako/event/magazine/10116-1528551004.html
[画像3: https://prtimes.jp/i/496/1740/resize/d496-1740-371024-6.jpg ]
※表現画像提供 Qotaroo
【発案者コメント】
多くのサービスがウェブやアプリの活用で便利になり、パソコンやスマートフォンが生活必需品となった今、電力インフラへの依存度は増すばかりです。バッテリー切れや災害による停電の可能性を考えると、低消費電力や発電、蓄電の技術的発展が期待されます。これらの技術を文化的に社会実装する事で、充電を必要としないことで得られる利便性や表現装置としての未知の可能性を実感してもらい、高度化、複雑化する情報社会に呼応する価値観の中で、多様性の一つとして「電力インフラへの依存度低減を目指すローエナジー社会」と言う潮流を生む事を目指します。
(2)言語構造の理解・運用を学ぶ e-learning サービスと言語構造の自動解析アルゴリズムの開発・提供
【発案者】
高橋秀禎 氏
デジタルハリウッド大学大学院15期生
Nous.inc 代表取締役
[画像4: https://prtimes.jp/i/496/1740/resize/d496-1740-713843-2.jpg ]
『言語の構造』を利用して、合理的な英語学習を設計することで、3ヶ月で英字新聞レベルの英語を読み書きできるレベルを達成する学習方法を提案し、英語教育系のセミナー事業を2年間運営する。
言語の構造を自動で解析するAIアルゴリズムを開発し、言語の構造という新しい英語学習パラダイムをさらに広く世界に提案するe-learningサービス“Nous” を開発。Nous.incを起業し、現在に至る。
【概要】
Nous.inc は「言語の構造」という新しいパラダイムを英語教育の世界に持ち込み、「コミュニケーションのための英語力」の向上を超えて、社会全体の「言語的知性」を向上させることを目指しています。
「構造解析」のスキルのみに特化した学習コンテンツに、AIを用いた言語解析アルゴリズムを組み合わせた e-learning を開発。英字新聞レベルの高度な英語を理解し作り出す能力を、最短スピードで習得するサービスを提供します。
[画像5: https://prtimes.jp/i/496/1740/resize/d496-1740-654816-8.png ]
【発案者コメント】
あらゆる英語の勉強方法が世に出回っていますが、その中に「言語の構造」の理解・運用のみに注目しているコンテンツは存在しません。それは言語構造の理解が言語学習の根幹をなすものであるという事実に多くの教育者が無自覚だからです。
言語構造の理解は英語の学習に必要である以上に、広く一般的な「学習能力」を支える人間の知性の根幹です。
「言語構造」を全世界の言語教育の根幹に据えることを目標に、e-learning を汎用性の高いテクノロジーと共に提供していきたいと思います。
(3)スマホから病児保育施設の予約ができる「あずかるこちゃん」
【発案者】
園田正樹 氏
デジタルハリウッド大学大学院16期生
[画像6: https://prtimes.jp/i/496/1740/resize/d496-1740-286192-3.jpg ]
新潟県糸魚川市出身。佐賀大学医学部卒。
産婦人科診療の中で、産後うつや虐待のハイリスク妊婦の診療を経験。東京大学大学院で公衆衛生を学び、内服薬などの治療ではなく、どうすれば生活を改善し、疾病の予防を行うことができるかに関心を持つ。研究よりも、事業を提供する形で、より良い社会を創造したいと考え、大学院を休学、2017年 Connected Industries Inc. を設立。「多くのプロフェッショナルが有機的に繋がることで世界を変えたい」という想いを社名に込め、開発者としての知識と技術を身につけるべく、デジタルハリウッド大学大学院に入学。2019年10月より病児保育ネット予約サービス「あずかるこちゃん」の実証実験を開始。
2019年 総務省&NICT 起業家万博 三菱UFJ銀行賞など5賞
2019年 Rse Up Feata ソーシャルビジネス部門 最優秀賞
2019年 CEATEC AWARD 2019 特別賞 Co-Creation PARK賞
【概要】
保育園に通っている子どもは風邪など感染症にすぐ罹りますが、残念ながら保育園では預かってもらえません。そんな時に強い味方になってくれるのが病児保育施設です。保育士、看護師がケアと保育を行なう素晴らしい場所です。しかし、平均利用率は30%と低い状況です。理由は、使いづらいためです。
あずかるこちゃんはスマホから簡単に施設と繋がることで空室状況の確認や24時間いつでも予約・キャンセルが可能です。将来的には、病児と複数ある施設の部屋とのマッチングを行なっていきます。
[画像7: https://prtimes.jp/i/496/1740/resize/d496-1740-975707-4.jpg ]
【発案者コメント】
わたしは産婦人科医として勤務してきました。生命の誕生から癌治療まで本当にやりがいのある仕事でした。しかし、産後うつや虐待などの課題もありました。お母さんたちにヒアリングを行い「子どもの急病で仕事を休み、辞めてしまった」という方々に出会いました。日本では残念ながら、子育てが必ずしも「Happy」なことではないのです。わたしは子育て支援を通じて”安心して産み育てられる社会”を作りたいし、みんなとなら必ず実現できると信じています!!どうぞ、よろしくお願いします。
<インテリム・コンペティション審査員>
本学学長、事務局長と共に、専門分野を踏まえ審査に当たっていただいた審査員の方をご紹介いたします。
森祐治 客員教授 (担当科目:コンテンツマネジメント特論)
[画像8: https://prtimes.jp/i/496/1740/resize/d496-1740-970827-10.jpg ]
戦略コンサルティングサービスを提供する電通コンサルティングの代表の傍ら、亜細亜大学都市創造学部・亜細亜国際経営戦略研究科の特 任教授、青山学院大学国際マネジメント研究科講師などを務める。
元々は認知社会心理学・メディアコミュニケーションの研究者としてキャリアをスタート。米国へ奨学生として留学した際、研究対象とした「双方向性を持ったメディア」の在り方に興味を持ったことから、ビジネスの領域へ。その後、MicrosoftやMcKinseyといった外資系企業でキャリアを積む一方、学術的アプローチでアニメや日本のメディアに対する調査を続け、アニメ・コンテンツへの投資やビジネス開発、コンテンツ・ファイナンス、国際ビジネス連携、そしてビジネス・デザインといった昨今の活動へとつながっている。国際基督教大学大学院 博士前期課程修了 修士、Golden Gate University School of Technology Management及びNew York University Graduate School Ph.D. Program留学、早稲田大学大学院 国際情報通信研究科 博士後期課程 単位取得修了。
著書に『人はコンテンツにお金を払い続けるかーコンテンツ編集力からメディア編集力の時代へ』(ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー)、『アニメ産業レポート』(共著:日本動画協会)等がある。
星野裕之 准教授 (担当科目:学部 星野ゼミ)
[画像9: https://prtimes.jp/i/496/1740/resize/d496-1740-167365-11.jpg ]
ロボットデザイナー/otuA inc. 代表/KANDA ROBOTICS 代表
・略歴
1996年、デジタルハリウッドにて3DCGを学ぶ。
2000年、ERATO北野共生システムプロジェクト 松井龍哉氏アシスタント
2001年、フラワーロボティクス社、ロボットデザインを担当。IFデザインアワード、グッドデザイン賞受賞
2009年、otuA Inc.設立。グッドデザイン賞受賞
2014年、KANDA ROBOTICSハードウェアスタートアップ開始
2015年、NEDO TCPプログラム採択
2016年、経産省ものづくり白書掲載
菅原のびすけ 非常勤講師(担当科目:プロダクトプロトタイピングI)
[画像10: https://prtimes.jp/i/496/1740/resize/d496-1740-471837-12.jpg ]
プロトタイピング専門スクール「プロトアウトスタジオ」校長・プロデューサー
1989年生まれ。岩手県立大学在籍時にITベンチャー企業の役員を務める。 同大学院を卒業後、株式会社LIGにWebエンジニアとして入社し、Web制作に携わる。
2016年7月よりdotstudio株式会社を立ち上げ、IoT・モノづくり領域を中心とした研修や教育業に携わっている。2019年4月にプロトタイピング専門スクール「プロトアウトスタジオ」を立ち上げる。
2018年4月よりデジタルハリウッド大学大学院の非常勤講師も務めている。
日本最大規模のIoTコミュニティであるIoTLTの主催、Microsoft MVP Visual Studio and Development Technologies (Node.js)、世界で22名の第1期LINE API Expertsの一人。
各種ハッカソン運営や、審査員など多数。
本学では、今後も継続して院生のプロダクト/サービスの開発を支援してまいります。本学のオープンキャンパスや学校説明会では、カリキュラムや院生・修了生のアウトプット事例に加え、「インテリム・コンペティション」を始めとする実装支援の制度や環境も、詳しくご案内しております。ご興味をお持ちの方は、下記URLよりご予約のうえご来校ください。
◇ 2019年11月14日(木)20:00〜21:30
[SEAD(Science/Engineering/Art/Design)]カリキュラム説明会
https://gs.dhw.ac.jp/event/19111401/
※上記以外の説明会日程は下記URLよりご確認ください。
https://www.dhw.co.jp/dhef/event_form.php?cid=gs&eid=701100000000zZD
・「インテリム・コンペティション」は、院生によるプロダクト/サービスの実装をより強力に支援する為、2015年にスタートした学内コンペティション。採択アイデアには、事業化支援金最大100万円を始め、メンタリング、スキル習得など、具体的な支援が提供される。デジタルテクノロジーを駆使したあらゆるプロダクト/サービス/ビジネスモデルを対象としている。
日本初の株式会社による専門職大学院、デジタルハリウッド大学大学院では、アイデアの具現化、研究開発成果の実装を目指す院生を支援するため、「インテリム・コンペティション」(学内コンペティション)を開催しています。この度、2019年度の採択アイデアが決定いたしました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/496/1740/resize/d496-1740-437874-0.jpg ]
本学では、今後も継続して院生のプロダクト/サービスの開発を支援してまいります。本学のオープンキャンパスや学校説明会では、カリキュラムや院生・修了生のアウトプット事例に加え、「インテリム・コンペティション」を始めとする実装支援の制度や環境も、詳しくご案内しております。
ご興味をお持ちの方は、下記URLよりご予約のうえご来校ください。
◇ 2019年11月14日(木)20:00〜21:30
[SEAD(Science/Engineering/Art/Design)]カリキュラム説明会
https://gs.dhw.ac.jp/event/19111401/
※上記以外の説明会日程は下記URLよりご確認ください。
https://www.dhw.co.jp/dhef/event_form.php?cid=gs&eid=701100000000zZD
<インテリム・コンペティションとは?>
「インテリム・コンペティション」は、院生によるプロダクト/サービスの実装をより強力に支援する為、2015年にスタートした学内コンペティションです。採択アイデアには、事業化支援金最大100万円を始め、
メンタリング、スキル習得など、具体的な支援が提供されます。
デジタルテクノロジーを駆使したあらゆるプロダクト/サービス/ビジネスモデルを対象としています。
【企画概要】
新規事業創出を実現する、プロダクト/サービスの開発を目指す本学在学生の為の開発支援プログラム。開発資金、メンタリング、クラウドファンディングでのプロモーション支援、大学院科目履修での学習機会など、プロダクト/サービス開発をするための最適な環境を提供。
【採択者への3つの支援】
1.最大100万円のプロトタイプ開発費用を助成
2.「ビジネス」「プロダクト開発」「IoTプロダクト/サービス開発」における経験豊富な専門家や、
デジタルハリウッド大学院教員によるメンタリング
3.デジタルハリウッド大学 産学官連携センターによる研究支援
【審査プロセス】
本大学院の在学生からエントリーを募り、多分野のメンター及び 本学学長、事務局長それぞれが応募内容を審査。本学学長、事務局長の承認を経て、支援対象者を決定。
【審査基準】
・プロダクト/サービスが多くの人に受け入れられるものになっているか。
・プロダクト/サービスの量産化が可能となっているか。
・ビジネスとして新規性及び発展性があるか。
上記3点を審査基準とする。
【対象者】
デジタルハリウッド大学院在学生
【スケジュール(2019年度)】
2019年04月 関連する大学院科目 履修開始
2019年06月 プロジェクトエントリー開始
2019年07月 プロジェクト審査/決定
2019年08月 プロジェクト支援開始
2020年02月 『デジタルハリウッド大学大学院2019年度 成果発表会』にて成果発表
【関連する大学院科目】
・「プロダクトプロトタイピングI・II」
マイコンを利用しモノにセンサーを組み込んだ商品開発を実践的に学ぶ
・「サービスプロトタイピングI・II」
WebAPIを組み合わせたサービス開発を実践的に学ぶ
・「テクノロジー特論(データ)」
データサイエンスの最新事例からデータを用いたビジネスの変革手法を学ぶ
【主催】
デジタルハリウッド大学大学院
<インテリム・コンペティション2019 支援対象アイデア>
2016年度から応募件数が3倍となり、競争率の高いコンペティションとなった2017年度。排便から様々なデータを取得し、疾病の予防に役立てるスマートセンサー「GAIA(ガイア)※仮称」、体内時計を可視化し、睡眠改善/生産性を向上させることを目的としたサービス「O:SLEEP」の2案が、審査員より同率1位の評価を得て支援対象として決定いたしました。
(1)エターナルデジタルキャンバス「Dub Plate」
【発案者】
鈴木由信氏
デジタルハリウッド大学大学院15期生
[画像2: https://prtimes.jp/i/496/1740/resize/d496-1740-812092-1.jpg ]
映像業界での下積み後、2009年にビデオディレクターとして活動を開始。
2011年よりIAMAS(岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー)にてテクノロジーを用いた創作活動を始める。
2013年より日本科学未来館にて、展示開発において技術部門を担当。
2017年よりシンガポール国立大学にて、エンジニアを務める。
2019年11月、映像制作会社808のクリエイティブディレクターに就任した。
技術を巧みに操り、時代にカウンターパンチ!
【概要】
本研究では、「電力インフラへの依存度低減を目指すローエナジー社会」を引率するエターナルデジタルキャンバス「Dub Plate」シリーズを開発し、文化的に普及させる事を目指します。スマホから転送された画像を表示する事ができる「Dub Plate」は、画像をDubbing(複製)するPlate(盤)というシンプルな機能によって、低消費電力なシステムを実装します。更にソーラーパネルなどで発電する事で、充電不要という新たなデジタル体験生み出します。
https://store.tsite.jp/tsutayaelectricsplus-futako/event/magazine/10116-1528551004.html
[画像3: https://prtimes.jp/i/496/1740/resize/d496-1740-371024-6.jpg ]
※表現画像提供 Qotaroo
【発案者コメント】
多くのサービスがウェブやアプリの活用で便利になり、パソコンやスマートフォンが生活必需品となった今、電力インフラへの依存度は増すばかりです。バッテリー切れや災害による停電の可能性を考えると、低消費電力や発電、蓄電の技術的発展が期待されます。これらの技術を文化的に社会実装する事で、充電を必要としないことで得られる利便性や表現装置としての未知の可能性を実感してもらい、高度化、複雑化する情報社会に呼応する価値観の中で、多様性の一つとして「電力インフラへの依存度低減を目指すローエナジー社会」と言う潮流を生む事を目指します。
(2)言語構造の理解・運用を学ぶ e-learning サービスと言語構造の自動解析アルゴリズムの開発・提供
【発案者】
高橋秀禎 氏
デジタルハリウッド大学大学院15期生
Nous.inc 代表取締役
[画像4: https://prtimes.jp/i/496/1740/resize/d496-1740-713843-2.jpg ]
『言語の構造』を利用して、合理的な英語学習を設計することで、3ヶ月で英字新聞レベルの英語を読み書きできるレベルを達成する学習方法を提案し、英語教育系のセミナー事業を2年間運営する。
言語の構造を自動で解析するAIアルゴリズムを開発し、言語の構造という新しい英語学習パラダイムをさらに広く世界に提案するe-learningサービス“Nous” を開発。Nous.incを起業し、現在に至る。
【概要】
Nous.inc は「言語の構造」という新しいパラダイムを英語教育の世界に持ち込み、「コミュニケーションのための英語力」の向上を超えて、社会全体の「言語的知性」を向上させることを目指しています。
「構造解析」のスキルのみに特化した学習コンテンツに、AIを用いた言語解析アルゴリズムを組み合わせた e-learning を開発。英字新聞レベルの高度な英語を理解し作り出す能力を、最短スピードで習得するサービスを提供します。
[画像5: https://prtimes.jp/i/496/1740/resize/d496-1740-654816-8.png ]
【発案者コメント】
あらゆる英語の勉強方法が世に出回っていますが、その中に「言語の構造」の理解・運用のみに注目しているコンテンツは存在しません。それは言語構造の理解が言語学習の根幹をなすものであるという事実に多くの教育者が無自覚だからです。
言語構造の理解は英語の学習に必要である以上に、広く一般的な「学習能力」を支える人間の知性の根幹です。
「言語構造」を全世界の言語教育の根幹に据えることを目標に、e-learning を汎用性の高いテクノロジーと共に提供していきたいと思います。
(3)スマホから病児保育施設の予約ができる「あずかるこちゃん」
【発案者】
園田正樹 氏
デジタルハリウッド大学大学院16期生
[画像6: https://prtimes.jp/i/496/1740/resize/d496-1740-286192-3.jpg ]
新潟県糸魚川市出身。佐賀大学医学部卒。
産婦人科診療の中で、産後うつや虐待のハイリスク妊婦の診療を経験。東京大学大学院で公衆衛生を学び、内服薬などの治療ではなく、どうすれば生活を改善し、疾病の予防を行うことができるかに関心を持つ。研究よりも、事業を提供する形で、より良い社会を創造したいと考え、大学院を休学、2017年 Connected Industries Inc. を設立。「多くのプロフェッショナルが有機的に繋がることで世界を変えたい」という想いを社名に込め、開発者としての知識と技術を身につけるべく、デジタルハリウッド大学大学院に入学。2019年10月より病児保育ネット予約サービス「あずかるこちゃん」の実証実験を開始。
2019年 総務省&NICT 起業家万博 三菱UFJ銀行賞など5賞
2019年 Rse Up Feata ソーシャルビジネス部門 最優秀賞
2019年 CEATEC AWARD 2019 特別賞 Co-Creation PARK賞
【概要】
保育園に通っている子どもは風邪など感染症にすぐ罹りますが、残念ながら保育園では預かってもらえません。そんな時に強い味方になってくれるのが病児保育施設です。保育士、看護師がケアと保育を行なう素晴らしい場所です。しかし、平均利用率は30%と低い状況です。理由は、使いづらいためです。
あずかるこちゃんはスマホから簡単に施設と繋がることで空室状況の確認や24時間いつでも予約・キャンセルが可能です。将来的には、病児と複数ある施設の部屋とのマッチングを行なっていきます。
[画像7: https://prtimes.jp/i/496/1740/resize/d496-1740-975707-4.jpg ]
【発案者コメント】
わたしは産婦人科医として勤務してきました。生命の誕生から癌治療まで本当にやりがいのある仕事でした。しかし、産後うつや虐待などの課題もありました。お母さんたちにヒアリングを行い「子どもの急病で仕事を休み、辞めてしまった」という方々に出会いました。日本では残念ながら、子育てが必ずしも「Happy」なことではないのです。わたしは子育て支援を通じて”安心して産み育てられる社会”を作りたいし、みんなとなら必ず実現できると信じています!!どうぞ、よろしくお願いします。
<インテリム・コンペティション審査員>
本学学長、事務局長と共に、専門分野を踏まえ審査に当たっていただいた審査員の方をご紹介いたします。
森祐治 客員教授 (担当科目:コンテンツマネジメント特論)
[画像8: https://prtimes.jp/i/496/1740/resize/d496-1740-970827-10.jpg ]
戦略コンサルティングサービスを提供する電通コンサルティングの代表の傍ら、亜細亜大学都市創造学部・亜細亜国際経営戦略研究科の特 任教授、青山学院大学国際マネジメント研究科講師などを務める。
元々は認知社会心理学・メディアコミュニケーションの研究者としてキャリアをスタート。米国へ奨学生として留学した際、研究対象とした「双方向性を持ったメディア」の在り方に興味を持ったことから、ビジネスの領域へ。その後、MicrosoftやMcKinseyといった外資系企業でキャリアを積む一方、学術的アプローチでアニメや日本のメディアに対する調査を続け、アニメ・コンテンツへの投資やビジネス開発、コンテンツ・ファイナンス、国際ビジネス連携、そしてビジネス・デザインといった昨今の活動へとつながっている。国際基督教大学大学院 博士前期課程修了 修士、Golden Gate University School of Technology Management及びNew York University Graduate School Ph.D. Program留学、早稲田大学大学院 国際情報通信研究科 博士後期課程 単位取得修了。
著書に『人はコンテンツにお金を払い続けるかーコンテンツ編集力からメディア編集力の時代へ』(ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー)、『アニメ産業レポート』(共著:日本動画協会)等がある。
星野裕之 准教授 (担当科目:学部 星野ゼミ)
[画像9: https://prtimes.jp/i/496/1740/resize/d496-1740-167365-11.jpg ]
ロボットデザイナー/otuA inc. 代表/KANDA ROBOTICS 代表
・略歴
1996年、デジタルハリウッドにて3DCGを学ぶ。
2000年、ERATO北野共生システムプロジェクト 松井龍哉氏アシスタント
2001年、フラワーロボティクス社、ロボットデザインを担当。IFデザインアワード、グッドデザイン賞受賞
2009年、otuA Inc.設立。グッドデザイン賞受賞
2014年、KANDA ROBOTICSハードウェアスタートアップ開始
2015年、NEDO TCPプログラム採択
2016年、経産省ものづくり白書掲載
菅原のびすけ 非常勤講師(担当科目:プロダクトプロトタイピングI)
[画像10: https://prtimes.jp/i/496/1740/resize/d496-1740-471837-12.jpg ]
プロトタイピング専門スクール「プロトアウトスタジオ」校長・プロデューサー
1989年生まれ。岩手県立大学在籍時にITベンチャー企業の役員を務める。 同大学院を卒業後、株式会社LIGにWebエンジニアとして入社し、Web制作に携わる。
2016年7月よりdotstudio株式会社を立ち上げ、IoT・モノづくり領域を中心とした研修や教育業に携わっている。2019年4月にプロトタイピング専門スクール「プロトアウトスタジオ」を立ち上げる。
2018年4月よりデジタルハリウッド大学大学院の非常勤講師も務めている。
日本最大規模のIoTコミュニティであるIoTLTの主催、Microsoft MVP Visual Studio and Development Technologies (Node.js)、世界で22名の第1期LINE API Expertsの一人。
各種ハッカソン運営や、審査員など多数。
本学では、今後も継続して院生のプロダクト/サービスの開発を支援してまいります。本学のオープンキャンパスや学校説明会では、カリキュラムや院生・修了生のアウトプット事例に加え、「インテリム・コンペティション」を始めとする実装支援の制度や環境も、詳しくご案内しております。ご興味をお持ちの方は、下記URLよりご予約のうえご来校ください。
◇ 2019年11月14日(木)20:00〜21:30
[SEAD(Science/Engineering/Art/Design)]カリキュラム説明会
https://gs.dhw.ac.jp/event/19111401/
※上記以外の説明会日程は下記URLよりご確認ください。
https://www.dhw.co.jp/dhef/event_form.php?cid=gs&eid=701100000000zZD