2009年度 大学・研究機関 特許資産規模ランキング、広島大学が7位に急浮上
[10/06/01]
提供元:DreamNews
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経営分析、競合調査、特許分析の株式会社パテント・リザルト(URL:http://www.patentresult.co.jp/)は株式会社パテント・リザルトはこのほど、「2009年度 大学・研究機関 特許資産の規模ランキング」を集計いたしました(※1)。このランキングの特徴は、特許の注目度を指数化する「パテントスコア」を用いることで、単純な件数比較では見られない、質的な観点を取り入れた評価を行っている点にあります。各大学・研究機関が保有する特許資産の強さを、質と量の両面から総合的に評価しました。
これによると、上位3機関は1位 産業技術総合研究所(産総研)、2位 科学技術振興機構(JST)、3位物質・材料研究機構(物材機構)と前年と同じでした。これらの機関は保有特許件数が多く、「量」の面で4位以下との差を付けています。ただし、1件当たりで見るとこれら3機関の得点は高くなく、注目度の低い特許も多いことが伺えます。
最も順位を上げたのは、7位の広島大学です。同大学の保有特許件数は、137件と必ずしも多くはありませんが、質の面で得点を上げ、上位にランクインしました。同大学の注目度の高い特許には、「データの保持特性が高い半導体メモリ」に関する技術や「高効率のデータ圧縮処理」に関する技術、「癌細胞の増殖を抑制する方法」に関する技術などがあります。
このほか、10位の九州大学、17位の東京大学などが、昨年度から大きく順位を上げていました。
上位20機関中で1件当たりの特許資産の規模が最も高いのは九州大学、次いで、岡山大学、東北テクノアーチとなっています。
(添付の表は大学研究機関ランキングと、大学・TLOのみのランキングです)
注)本年度より権利者情報をもとに得点を算出しています。前年度のデータは2009年9月時点での権利者情報をもとに算出しており、昨年度に発表した出願人基準のランキングと順位が異なります。
(※1)【ランキングの集計について】
特許資産の規模とは、各大学・研究機関などが保有する有効特許を資産としてとらえ、その総合力を判断するための指標です。有効特許1件ごとに特許の注目 度を評価する「パテントスコア」を算出した上で、スコアの高低が明確になるように重み付けを行い、それに特許失効までの残存期間を掛け合わせて、各機関ご とに合計得点を集計しています。パテントスコアの算出には、特許の出願後の審査プロセスなどを記録化した経過情報を用いています。経過情報には、出願人に よる権利化に向けた取り組みや、特許庁審査官による審査結果、競合出願人によるけん制行為などのアクションが記録されており、これらのデータを指数化する ことで、出願人、審査官、競合出願人の3者が、それぞれの特許について、どれくらい注目しているかを客観的に測ることができます。2010年3月末時点に おいて有効特許を1 件以上保有している大学・研究機関を対象に集計しました。
<< 本件に関するお問合せ先 >>
経営分析、企業価値調査、競合調査、特許分析の株式会社パテント・リザルト
Tel:03-5835-5644、Fax:03-5835-5699
ホームページURL:http://www.patentresult.co.jp/
■<法人企業向け> 特許戦略ソリューション
http://www.patentresult.co.jp/case/business.html
■<大学・研究機関向け> 研究テーマ市場価値調査ソリューション
http://www.patentresult.co.jp/case/research.html
■<金融機関向け> 特許での企業分析ソリューション
http://www.patentresult.co.jp/case/financial.html
■自社特許の棚卸し、注目企業の特許分析に「パテントスコア」
http://www.patentresult.co.jp/about-patentscore.html
■特許分析商品ラインナップ
http://www.patentresult.co.jp/case/
■競合分析に「ビズクランチャー」
http://www.bizcruncher.com/
■特許を軸とした企業価値調査「パテントエクスプレス」
https://express.patentresult.co.jp/index.do
■個別特許分析「パテントアトラス」
https://atlas.patentresult.co.jp/index.do
■株式会社パテント・リザルト会社概要
http://www.patentresult.co.jp/
英文表記:Patent Result Co., Ltd.
所在地 :〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-3-2 秋葉原スクエアビル4 階
事業内容:特許分析ソフトウェア、技術力評価指標の開発・販売、情報提供など
設立:2007年5月1日
資本金:9,500万円
代表取締役社長:白山 隆
これによると、上位3機関は1位 産業技術総合研究所(産総研)、2位 科学技術振興機構(JST)、3位物質・材料研究機構(物材機構)と前年と同じでした。これらの機関は保有特許件数が多く、「量」の面で4位以下との差を付けています。ただし、1件当たりで見るとこれら3機関の得点は高くなく、注目度の低い特許も多いことが伺えます。
最も順位を上げたのは、7位の広島大学です。同大学の保有特許件数は、137件と必ずしも多くはありませんが、質の面で得点を上げ、上位にランクインしました。同大学の注目度の高い特許には、「データの保持特性が高い半導体メモリ」に関する技術や「高効率のデータ圧縮処理」に関する技術、「癌細胞の増殖を抑制する方法」に関する技術などがあります。
このほか、10位の九州大学、17位の東京大学などが、昨年度から大きく順位を上げていました。
上位20機関中で1件当たりの特許資産の規模が最も高いのは九州大学、次いで、岡山大学、東北テクノアーチとなっています。
(添付の表は大学研究機関ランキングと、大学・TLOのみのランキングです)
注)本年度より権利者情報をもとに得点を算出しています。前年度のデータは2009年9月時点での権利者情報をもとに算出しており、昨年度に発表した出願人基準のランキングと順位が異なります。
(※1)【ランキングの集計について】
特許資産の規模とは、各大学・研究機関などが保有する有効特許を資産としてとらえ、その総合力を判断するための指標です。有効特許1件ごとに特許の注目 度を評価する「パテントスコア」を算出した上で、スコアの高低が明確になるように重み付けを行い、それに特許失効までの残存期間を掛け合わせて、各機関ご とに合計得点を集計しています。パテントスコアの算出には、特許の出願後の審査プロセスなどを記録化した経過情報を用いています。経過情報には、出願人に よる権利化に向けた取り組みや、特許庁審査官による審査結果、競合出願人によるけん制行為などのアクションが記録されており、これらのデータを指数化する ことで、出願人、審査官、競合出願人の3者が、それぞれの特許について、どれくらい注目しているかを客観的に測ることができます。2010年3月末時点に おいて有効特許を1 件以上保有している大学・研究機関を対象に集計しました。
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経営分析、企業価値調査、競合調査、特許分析の株式会社パテント・リザルト
Tel:03-5835-5644、Fax:03-5835-5699
ホームページURL:http://www.patentresult.co.jp/
■<法人企業向け> 特許戦略ソリューション
http://www.patentresult.co.jp/case/business.html
■<大学・研究機関向け> 研究テーマ市場価値調査ソリューション
http://www.patentresult.co.jp/case/research.html
■<金融機関向け> 特許での企業分析ソリューション
http://www.patentresult.co.jp/case/financial.html
■自社特許の棚卸し、注目企業の特許分析に「パテントスコア」
http://www.patentresult.co.jp/about-patentscore.html
■特許分析商品ラインナップ
http://www.patentresult.co.jp/case/
■競合分析に「ビズクランチャー」
http://www.bizcruncher.com/
■特許を軸とした企業価値調査「パテントエクスプレス」
https://express.patentresult.co.jp/index.do
■個別特許分析「パテントアトラス」
https://atlas.patentresult.co.jp/index.do
■株式会社パテント・リザルト会社概要
http://www.patentresult.co.jp/
英文表記:Patent Result Co., Ltd.
所在地 :〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-3-2 秋葉原スクエアビル4 階
事業内容:特許分析ソフトウェア、技術力評価指標の開発・販売、情報提供など
設立:2007年5月1日
資本金:9,500万円
代表取締役社長:白山 隆