1971年から25年間、カナダ・バンクーバーで愛された日本人女性による伝説のカフェ「NAOMI'S CAFE」の物語を初の書籍化!
[22/01/31]
提供元:PRTIMES
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遠く離れた異国の地で人種の壁を超え、訪れるすべての人に愛と希望を与えた奇跡の食堂物語
株式会社主婦の友社は、2022年1月31日(月)に『ナオミのカフェ NAOMI'S CAFE in Vancouver』( https://www.amazon.co.jp/dp/4074511975)を発売いたしました。
TOPICS
★満90歳、いまだ現役の料理インストラクター
★26歳の若さでカナダへ移住。カフェ開業後も人種偏見や数々の困難を乗り越える
★店の儲けよりも客の幸せを優先する利他主義
★大阪市此花区出身で日本にいたときからの苦労人だから言葉に重みがある
★横浜の山下ふとう(現在は公園)から「氷川丸」でカナダ・バンクーバーへ移住
[画像1: https://prtimes.jp/i/2372/1814/resize/d2372-1814-a2568c49f45449d30150-6.jpg ]
カナダ・バンクーバーに1971年開店し、地元カナディアンを中心に最も愛された『NAOMI'S CAFE』
1958年11月、戦後復興を遂げつつある日本から、たったひとりで日系人の夫が待つカナダへ渡った清水ナオミ。日本人が故の人種偏見を受けながらも1971年11月、バンクーバー郊外に小さなレストラン「NAOMI`S CAFE」を開業した。すべての料理は彼女の手から生み出され、そのおいしい料理は客同士を笑顔という名の絆でつないでいった……。
NAOMI`S CAFE、それは単におなかを満たす場所ではなく、喜びも悲しみも分かち合える、もうひとつのわが家となっていったのだ。1996年11月、惜しまれつつ店は閉じられたが、ナオミはその後も料理インストラクターとして90歳を超える今も料理の素晴らしさを多くの人々に伝え続けている。NAOMI'S CAFEにはじまり現在も続く彼女の料理に向き合う姿、生き様は、人生に疲れているあなたへ勇気と元気を与えてくれるはずだ。
[画像2: https://prtimes.jp/i/2372/1814/resize/d2372-1814-c39ddd46f3ed3940eb8a-5.jpg ]
「わたしがバンクーバーに降り立ったのは、1958年(昭和33年)のことでした」
西も東もわからず、英語も話せず、いまのように、日本とカナダを簡単に行き来できるような時代ではありませんでしたから、日本の家族とはもう二度と会えないと覚悟して海を渡ってきました。
〈中略〉
当時はまだアジア人として差別を受けることもありました。英語もまったくできなかったので、仕事もなく、ボウル1杯85セントのえびの殻むき、レストランのお皿洗い、カナダ人の家の掃除など、そんなことをしながら生計を立てるしか生きていく術はなかったのです。貧しかった時期には仕事着が一着しかなくて、夜のうちに洗って、まだ半乾きの仕事着を朝また着て、歩きながら乾かしていく、といったこともありました。
(「自分のお店を」より)
[画像3: https://prtimes.jp/i/2372/1814/resize/d2372-1814-e8a7e02de487543636f2-1.jpg ]
「“商売人はお金に頭を下げる”という言葉がありますが」
どんなに苦しくても、わたしはお金に頭を下げずに通してきました。もっともうけようと思えば、違うやり方があったのかもしれません。でも、お金よりも何よりも、こんなわたしの生き方をわかってくれるたくさんのすてきなお客さまたちのほうが、わたしにとってはずっと大切でした。
(「信念を曲げず」より)
[画像4: https://prtimes.jp/i/2372/1814/resize/d2372-1814-b4ea6a86d431b50b5f95-2.jpg ]
「つらいときには、じっとしゃがんでいればいい。それが次に飛び上がるときのバネになるから」
自分でも驚くくらいに長い時間を生きてきました。いろいろな経験をして、たくさんの人と出会いました。その中で育まれたわたしの人生観があります。このように考えたら、ちょっと人生が違って見えてくるかもしれません。
人生は、思うようには進まないものです。外からは何もないように見えていても、誰でも何かしらの問題を抱えているものだと、つくづく思います。順風満帆な人生などないのではないかと思えるほどです。誰もがそれぞれの問題と向き合いながら、必死で生きているのではないでしょうか」
(「あなたに贈りたい言葉」より)
[画像5: https://prtimes.jp/i/2372/1814/resize/d2372-1814-725c9ef70bf5da835cd2-3.jpg ]
「自分でもびっくりですが、人生91年目を迎えました。」今も現役の料理家、料理インストラクター
「今日もボーナスの命を与えられた」と感謝して、一日一日を大事にして暮らしています。まだまだやりたいことがたくさんあります。ひとりでも多くの人に、おいしいものを食べてもらいたい、幸せな気持ちになってもらいたい、と思うと、不思議とまた力が湧いてきます。
〈中略〉
「おいしい料理でみんなを笑顔にしたい!」という思いは、昔も今も変わりません。これからもカナダと日本の皆さんの温かい気持ちに支えられながら、心を込めて料理を作り続けていきます。
(「おわりに」より)
[画像6: https://prtimes.jp/i/2372/1814/resize/d2372-1814-452e5e45612554adab41-4.jpg ]
書誌情報
[画像7: https://prtimes.jp/i/2372/1814/resize/d2372-1814-a2568c49f45449d30150-6.jpg ]
タイトル:ナオミのカフェ NAOMI`S CAFE in Vancouver
編者:主婦の友社
定価:1760円(10%税込み)
仕様:四六判、180ページ
発売:2022年1月31日(月)
ISBN:978-4-07-451197-6
Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4074511975
楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/17011487
本書に関するお問い合わせ先
【主婦の友社広報窓口】
株式会社C-パブリッシングサービス 広報宣伝部
pr★c-pub.co.jp(★は@に変換してお送りください)
株式会社主婦の友社は、2022年1月31日(月)に『ナオミのカフェ NAOMI'S CAFE in Vancouver』( https://www.amazon.co.jp/dp/4074511975)を発売いたしました。
TOPICS
★満90歳、いまだ現役の料理インストラクター
★26歳の若さでカナダへ移住。カフェ開業後も人種偏見や数々の困難を乗り越える
★店の儲けよりも客の幸せを優先する利他主義
★大阪市此花区出身で日本にいたときからの苦労人だから言葉に重みがある
★横浜の山下ふとう(現在は公園)から「氷川丸」でカナダ・バンクーバーへ移住
[画像1: https://prtimes.jp/i/2372/1814/resize/d2372-1814-a2568c49f45449d30150-6.jpg ]
カナダ・バンクーバーに1971年開店し、地元カナディアンを中心に最も愛された『NAOMI'S CAFE』
1958年11月、戦後復興を遂げつつある日本から、たったひとりで日系人の夫が待つカナダへ渡った清水ナオミ。日本人が故の人種偏見を受けながらも1971年11月、バンクーバー郊外に小さなレストラン「NAOMI`S CAFE」を開業した。すべての料理は彼女の手から生み出され、そのおいしい料理は客同士を笑顔という名の絆でつないでいった……。
NAOMI`S CAFE、それは単におなかを満たす場所ではなく、喜びも悲しみも分かち合える、もうひとつのわが家となっていったのだ。1996年11月、惜しまれつつ店は閉じられたが、ナオミはその後も料理インストラクターとして90歳を超える今も料理の素晴らしさを多くの人々に伝え続けている。NAOMI'S CAFEにはじまり現在も続く彼女の料理に向き合う姿、生き様は、人生に疲れているあなたへ勇気と元気を与えてくれるはずだ。
[画像2: https://prtimes.jp/i/2372/1814/resize/d2372-1814-c39ddd46f3ed3940eb8a-5.jpg ]
「わたしがバンクーバーに降り立ったのは、1958年(昭和33年)のことでした」
西も東もわからず、英語も話せず、いまのように、日本とカナダを簡単に行き来できるような時代ではありませんでしたから、日本の家族とはもう二度と会えないと覚悟して海を渡ってきました。
〈中略〉
当時はまだアジア人として差別を受けることもありました。英語もまったくできなかったので、仕事もなく、ボウル1杯85セントのえびの殻むき、レストランのお皿洗い、カナダ人の家の掃除など、そんなことをしながら生計を立てるしか生きていく術はなかったのです。貧しかった時期には仕事着が一着しかなくて、夜のうちに洗って、まだ半乾きの仕事着を朝また着て、歩きながら乾かしていく、といったこともありました。
(「自分のお店を」より)
[画像3: https://prtimes.jp/i/2372/1814/resize/d2372-1814-e8a7e02de487543636f2-1.jpg ]
「“商売人はお金に頭を下げる”という言葉がありますが」
どんなに苦しくても、わたしはお金に頭を下げずに通してきました。もっともうけようと思えば、違うやり方があったのかもしれません。でも、お金よりも何よりも、こんなわたしの生き方をわかってくれるたくさんのすてきなお客さまたちのほうが、わたしにとってはずっと大切でした。
(「信念を曲げず」より)
[画像4: https://prtimes.jp/i/2372/1814/resize/d2372-1814-b4ea6a86d431b50b5f95-2.jpg ]
「つらいときには、じっとしゃがんでいればいい。それが次に飛び上がるときのバネになるから」
自分でも驚くくらいに長い時間を生きてきました。いろいろな経験をして、たくさんの人と出会いました。その中で育まれたわたしの人生観があります。このように考えたら、ちょっと人生が違って見えてくるかもしれません。
人生は、思うようには進まないものです。外からは何もないように見えていても、誰でも何かしらの問題を抱えているものだと、つくづく思います。順風満帆な人生などないのではないかと思えるほどです。誰もがそれぞれの問題と向き合いながら、必死で生きているのではないでしょうか」
(「あなたに贈りたい言葉」より)
[画像5: https://prtimes.jp/i/2372/1814/resize/d2372-1814-725c9ef70bf5da835cd2-3.jpg ]
「自分でもびっくりですが、人生91年目を迎えました。」今も現役の料理家、料理インストラクター
「今日もボーナスの命を与えられた」と感謝して、一日一日を大事にして暮らしています。まだまだやりたいことがたくさんあります。ひとりでも多くの人に、おいしいものを食べてもらいたい、幸せな気持ちになってもらいたい、と思うと、不思議とまた力が湧いてきます。
〈中略〉
「おいしい料理でみんなを笑顔にしたい!」という思いは、昔も今も変わりません。これからもカナダと日本の皆さんの温かい気持ちに支えられながら、心を込めて料理を作り続けていきます。
(「おわりに」より)
[画像6: https://prtimes.jp/i/2372/1814/resize/d2372-1814-452e5e45612554adab41-4.jpg ]
書誌情報
[画像7: https://prtimes.jp/i/2372/1814/resize/d2372-1814-a2568c49f45449d30150-6.jpg ]
タイトル:ナオミのカフェ NAOMI`S CAFE in Vancouver
編者:主婦の友社
定価:1760円(10%税込み)
仕様:四六判、180ページ
発売:2022年1月31日(月)
ISBN:978-4-07-451197-6
Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4074511975
楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/17011487
本書に関するお問い合わせ先
【主婦の友社広報窓口】
株式会社C-パブリッシングサービス 広報宣伝部
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