『HELPMAN JAPAN』が東京藝術大学を拠点とする産学官の共創プロジェクトに参画 情報発信や人材育成のノウハウを生かし社会課題の解決を目指す
[23/05/01]
提供元:PRTIMES
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株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘、以下リクルート)が運営する、日本の介護業界の就業人口を増やすためのプロジェクト『HELPMAN JAPAN(ヘルプマンジャパン)』は、東京藝術大学を拠点とする産学官の共創プロジェクト「共生社会をつくるアートコミュニケーション共創拠点」に参画することとなりました。本プロジェクトは、超高齢社会における、望まない孤独や社会的孤立の解決するために、医療福祉だけでなく、アートやテクノロジーを組み合わせ、一人ひとりがあるがままにいられる場所や経験を創り出していくことを目指しており、2023年度から10年にわたり取り組まれます。
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■『HELPMAN JAPAN』が参画する理由
『HELPMAN JAPAN』は、介護業界の就業人口を増やすことを目的に、2010年にリクルートで発足しました。介護業界のブランディング・採用・定着の3つの領域に特化した事業を展開し、業界の最新事例を発信するWEBサイトの運営や、介護職員向けの定着研修の企画・運営等を行っています。この度、アートという新しい切り口から、介護・福祉に関わる人が緩やかに増え、社会課題を解決につなげるプロジェクトに共感し、参画に至りました。これまで培ってきた様々なノウハウを生かしてプロジェクトのさらなる深化に貢献して参ります。
■プロジェクト概要(東京藝術大学プレスリリースより https://kyoso.geidai.ac.jp/)
2030年には国民の3人に1人が65歳以上となる超高齢社会における、望まない孤独や社会的孤立の解決策として、本拠点では「文化的処方」※を提案します。東京藝術大学を中核として、アート、福祉・医療、テクノロジー等の専門機関や企業、自治体を含む37機関が、社会課題解決のための知識や技術を持ち寄り、「文化的処方」を開発し、地域社会に実装することで、誰もが生涯を通じて社会参加でき、幸福で健康的な生活を送り続けることのできる社会の共創を目指しています。
※文化的処方…個々人が抱える諸課題や社会との関係性、地域の文化芸術資源や場所の特性などを踏まえ、アート活動と医療・福祉・テクノロジーを組み合わせ、 その人がその人らしくいられるレジリエントな場所やクリエイティブな体験を創り出す手法・方法・システム。個人に対しては、活動する意欲や幸福感の増進および健康の維持・改善といったウェルビーイングの持続的効果を、また、地域社会やコミュニティに対しては、より寛容で包摂的な環境やシステムが生まれることが期待されます。
■本プロジェクトにおける『HELPMAN JAPAN』の取り組み(案)
本プロジェクトでは、リクルート内の様々なリソースも活用しつつ、これまでの経験やノウハウも生かし「文化的処方」の取り組みを社会に広げるため、プロジェクトに関する情報発信を行います。また、高齢者一人ひとりに合ったケアと社会参加を企画する「文化リンクワーカー」の育成・研修に関する連携も想定しております。
5つある本プロジェクト研究課題のうち、『HELPMAN JAPAN』が参画する研究開発課題は以下を予定しています。
・研究開発課題3:「文化的処方」をより良く活かせる地域コミュニティとネットワークの構築
・研究開発課題4:地域のWell-being(ウェルビーイング)を芸術文化で支える人材の教育・研修プログラムの開発
・研究開発課題5:「文化的処方」のエビデンス構築と実践知の蓄積・共有システムの開発
今後、全体総会や、拠点ビジョンワークショップ、研究開発課題ミーティング、拠点勉強会などを通じて、具体的な今後の取り組みを検討していきます。
(参考)他の研究開発課題は
・研究開発課題1:地域・環境・空間や多様な個性・嗜好等に応じた「文化的処方」の創出
・研究開発課題2:文化的処方の実用化、アクセシビリティ等を支えるテクノロジーの開発
■株式会社リクルート Division統括本部 HR本部 HRエージェントDivision
ソーシャルリレーション推進部 『HELPMAN JAPAN』グループ責任者 森田 英誠からのメッセージ
『HELPMAN JAPAN』は、発足以来10年以上にわたり介護業界のブランディング・採用・定着に取り組んでまいりました。福祉・介護業界の方々から、人材確保が難しくサービス利用者のケアに十分に時間が割けないというお声を耳にし、介護士や社会福祉士、介護支援専門員といった福祉の専門職に加えて、地域に住む身近な方たちも一緒に、福祉の裾野を広げていく必要性を感じておりました。
本プロジェクトでは、『HELPMAN JAPAN』のこれまでの介護・福祉業界内の皆さまとのつながりなども存分に生かし、超高齢社会の孤独・孤立の問題を介護・福祉業界の一員として解決に向けて力を尽くします。
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■東京藝術大学から『HELPMAN JAPAN』に期待すること
『HELPMAN JAPAN』の掲げる「一人でも多くの人が福祉業界でイキイキと働ける世の中をつくる」というビジョンは、本拠点の目指すウェルビーイングな社会づくりという方向性にとても合致し、大変共感しております。ホスピタリティ人材が活躍できる機会を創出されている『HELPMAN JAPAN』が本拠点に参画いただくことで、誰もが生涯を通じて社会参加でき、幸福で健康的な生活を送り続けることのできる未来の実現を加速するものと感じております。
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▼リクルートについて
https://www.recruit.co.jp/
▼本件に関するお問い合わせ先
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