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開催報告|賞金総額100万円!組込型金融特化『ichibarハッカソン』最優秀賞は社会課題を解決する“贈与でお金の循環を加速”の「FANCY(ファンシー)」に決定!

G’s ACADEMY×GMOあおぞらネット銀行 主催|2022年5月22日〜29日に開催

IT関連およびデジタルコンテンツの人材養成スクール・大学・大学院を展開するデジタルハリウッド株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:吉村毅、学長:杉山知之)が運営する、起業家・エンジニア養成スクール『G's ACADEMY』(以下ジーズアカデミー)と、GMOあおぞらネット銀行株式会社(東京都渋谷区、代表取締役会長:金子岳人、代表取締役社長:山根武、以下GMOあおぞらネット銀行)は、組込型金融の可能性を広げ、新たなデジタルビジネスイノベーションを生み出すことを目的としたハッカソン(*1)を5月22日〜29日に開催いたしました。
 参加した12チームによりテーマにそった非常にユニークな組込型金融に特化した作品がプレゼンテーションされました。その中から、組込型金融で世界を変えられる可能性をもった3作品を審査員により選定し、最優秀賞、優秀賞、特別賞を決定しました。
(*1) プログラマーや設計者などのソフトウエア開発者が、短期間に集中的に開発作業を行うイベントのこと。





[画像1: https://prtimes.jp/i/496/2107/resize/d496-2107-8d4e11da8d39fc1539f6-0.jpg ]


【受賞作品】
(賞、チーム名、受賞作品、作品内容の順に掲載)

最優秀賞|FANCY(ファンシー)|贈与でお金の循環を加速|サービス内に生前贈与の電子契約を有し、贈与金額を送金する仕組み

優秀賞|Pororo(ポロロ)|エシカルな事業者同士がつながるソーシャルネットワークPororo|他己紹介と金融機関による本人確認で、エシカルな事業者同士がつながる信頼性の高い個人間ネットワークを構築できるSNSを介した、決済・送金システム

特別賞|シン・チルドレン|Virtual Wallet|バーチャル空間で、日本円での支払い・チャージ機能を可能にするAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)とVR(バーチャル・リアリティ)のUI(ユーザー・インターフェイス)アセット提案


■最優秀賞

チーム名:FANCY
作品名:贈与でお金の循環を加速
賞金:50万円

[画像2: https://prtimes.jp/i/496/2107/resize/d496-2107-04898334f84bf98f021e-1.png ]

受賞のコメント:
当初からハッカソンのテーマにしていたのが「次世代の若い人にお金を回すこと」、「高齢者の方に、いつまでも社会と繋がっていてもらうこと」でした。そんな中、偶然、知人が相続問題の話をしており、今回のハッカソンで「生前贈与×組込型金融」を提案することに繋がりました。元々チーム二人共に、金融への関心が高かったので、意欲的に取り組むことができました。お金で出来ることはたくさんあるので、今回開発したプロダクトが一つの社会課題を解決するきっかけになればよいと思います。

受賞理由(審査員コメント):
これまでありそうでなかった新サービスであり、「銀行機能」でないと実現が難しい「贈与」にかかわる社会のペイン(課題・不満)の解消につながるプロダクトです。電子契約サービスを展開する事業者との提携につながる可能性の高さや、贈与にとどまらず、ほかのサービスへ機能を応用できる実現性の高いビジネスモデルとして期待できることから選定につながりました。

■優秀賞

チーム名:Pororo
作品名:エシカルな事業者同士がつながるソーシャルネットワークPororo
賞金:30万円
[画像3: https://prtimes.jp/i/496/2107/resize/d496-2107-5622aacfb54106373fba-2.png ]


受賞のコメント:
「銀行」は、敷居が高いイメージがあったのですが、銀行APIで遊べるsunabarの取り組みが面白く、今回のハッカソンでも開発者が開発しやすい環境を提供していただきやりやすかったです。銀行と連携して何かやりたいと思っていたので、この賞をいただけ、自分の提案を認めてもらえたことが嬉しかったです。事業化に向けて次のハードルがあると思いますが、地元のエシカルな中小企業同士をつなぐきっかけを作っていけるよう、挑戦していきたいと思っています。


受賞理由(審査員コメント):

[画像4: https://prtimes.jp/i/496/2107/resize/d496-2107-5e46a4243d509cbd1cd9-3.png ]

SDGsという世界全体の目指すべきゴールに向けて、組込型金融の可能性を示したサービスです。特に、銀行のKYCと他己評価を活用してサービス事業者の信用度を図るという着眼点が斬新でした。
SDGsの「誰一人として取り残さない」という理念を小規模事業者であっても実現できる可能性を秘めたサービスで、独自性も素晴らしく選定いたしました。


■特別賞

チーム名:シン・チルドレン
作品名: Virtual Wallet
賞金:20万円
[画像5: https://prtimes.jp/i/496/2107/resize/d496-2107-c151bede4a3a9b2757d4-4.png ]


受賞のコメント:
今回のハッカソンは、普段触れない「組込型金融」がテーマで難しい印象でしたがチャレンジしました。バーチャル空間で2Dと3Dを行き来する決済にペイン(不便)が多い点に着目し、日本円での支払いやチャージ機能を可能にするAPIとVRのUIアセットを提案しました。普段から興味のあったXR(クロスリアリティ)の技術を掛け合わせてプロダクトを作ることを決め走り出しましたが、1週間という期間では時間的に短く、前日まで上手く進んでいませんでしたが、最後までやり遂げ、今回特別賞を受賞できたことを嬉しく思います。

受賞理由(審査員コメント):
メタバースのプラットフォーマーに対し金融機能を提供が可能となる、まさに組込型のパーツといえるサービスです。今後、銀行機能だけでなく、クレジットカードやPay事業者との連携をメタバース事業者の決済手段を拡充する可能性を秘めています。


■ハッカソン開催概要

ハッカソン名:
ichibar Hackathon(イチバー ハッカソン)

概要記載URL:
https://gmo-aozora.com/news/2022/20220414-01.html

開催日:
2022年5月22日 (日)15時〜 29日(日)15時の168時間

参加チーム:
12チーム

ハッカソンテーマ:
1)to C(消費者向け) の非金融サービス(フロント・ミドル)に関する組込型金融の作品
2)to B(事業者向け)の DX (ミドル・バック)に関する組込型金融の作品
3)ソフトウェアコンポーネント(ソースコードやクラス、AMI (Amazon Machine Image)、SaaS (Software as a Service)等形式は問わない)、各種API 、ツール(ユーザーが画面操作等可能なもの、SaaS 提供含む)、ガイド等、組込型金融のパーツ作品

審査ポイント:
(1)銀行機能をみんなの手に渡せるプロダクトか
(2)独創性と汎用性のバランスがとれたプロダクトか
(3)技術的な実現性の高さ

審査員:
【ゲスト審査員】(五十音順)…2名
・Zoom ISVビジネスディベロップメントマネージャー 佐野 健 氏
・Yazawa Ventures Founder and CEO 矢澤 麻里子 氏

【主催者審査員】…5名


【GMOあおぞらネット銀行株式会社について】

「すべてはお客さまのために。No.1テクノロジーバンクを目指して」をコーポレートビジョンに掲げ、新しいネット銀行として2018年7月に誕生しました。システム開発を内製化することで、お客さまに寄り添った金融・決済サービスをスピード感をもってご提供しています。オンラインでの口座開設申込や、申込から利用開始までのスピード、各種手数料の安さ、利便性の高い資金調達サービス、銀行APIの充実などを理由に、スモール&スタートアップ企業のお客さまを中心にご利用が急増していることを受け、中長期の戦略として3つの大きな柱「1.スモール&スタートアップ企業向け銀行No.1」、「2.組込型金融サービスNo.1」、「3.テックファーストな銀行No.1」を掲げ、“お客さまのビジネスの成長=当社の成長”として、共に成長する銀行であるべく、当社一同、新たなシステムの開発や、サービスの提供などに向けて邁進しております。


【G’s ACADEMY(ジーズアカデミー)について】

[画像6: https://prtimes.jp/i/496/2107/resize/d496-2107-29d45eba34a20aa60e62-5.jpg ]


https://gsacademy.jp/

「G’s ACADEMY」は「セカイを変えるGEEKを養成する」をテーマに、2015年4月にデジタルハリウッドが設立したエンジニア起業家養成スクールです。このコンセプトが共感を呼び、入学者の約80%が起業志望者またはベンチャー企業への就職希望者となっています。入学時はまったくのプログラミング初心者だった方々が、卒業時にはサービスを次々と立ち上げ、卒業間もなくVCからの資金調達に成功するなど奇跡的なストーリーを生み出し、現在は約1,700名の起業家×エンジニアコミュニティに成長しています。(2022年5月現在)

また、多くの起業志望者に対応すべく、最大500万円までの投資が可能なインキュベート機関「D ROCKETS」を設立。起業家とエンジニアの化学反応を引き起こし「セカイを変えるようなサービスを日本から生み出すこと」に貢献しています。

なお、運営母体であるデジタルハリウッド大学と大学院では、大学発ベンチャーの設立数が全国12位(令和3年度実績)となっており、多数の起業家を輩出しています。
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