分解した漢字を組み合わせて遊ぶ漢字部首トランプカードゲームについて特許出願を申請したことのお知らせ
[10/12/24]
提供元:DreamNews
提供元:DreamNews
社会起業家として活動するオフィス四季茶寮(代表:三宅徹也)は、漢字数文字で構成される単語を題材とした新たなカードゲームを開発し、特許出願を申請いたしました(特願2010-206212)。
最初に、どういった特許なのかについて具体例をもとにご説明いたします。
そのうえで、この特許の内容に関して詳述させていただきます。
本発明は、まずある特定の分野・テーマにおける単語・言葉・熟語ありきで、それらの単語・言葉・熟語を構成する1文字1文字の漢字にまず分解し、さらにそこから部首あるいは偏・旁・冠・脚・構・垂・繞等の漢字の構成要素のレベルに分解してカード化する。そして、ゲームの参加者はこれらの分解された漢字や部首あるいは偏・旁・冠・脚・構・垂・繞等のカード類を組み合わせてある特定の分野・テーマにおける単語・言葉・熟語を完成させるものである。
【具体例】
【1】都道府県トランプの場合(画像1参照)
(1)「山口」県の場合
「山」と「口」といったように、単語・言葉・熟語を分解した後の文字がすべて漢字のみで構成されている場合の典型例。これ以上分解しがたい漢字はそれ以上分解しない。このような漢字には「山」や「口」以外に「人」や「丁」のように画数の少ない漢字が多い。
(2)「静岡」県の場合
単語を構成する漢字の一部または全部を部首あるいは偏・旁・冠・脚・構・垂・繞等に分解するも、それぞれが漢字として存在する場合の典型例。つまり「静岡」場合、「静」を分解しても「青」と「争」というようにともに漢字1字として成立する。
(3)「秋田」県の場合
単語を構成する漢字の一部または全部を部首あるいは偏・旁・冠・脚・構・垂・繞等に分解すると、これら偏・旁・冠・脚・構・垂・繞等が漢字として成立しない場合の典型例。つまり、「秋田」の「秋」を分解すると「禾」(禾偏)というそれ一部分では漢字として成立しない場合を含む点が(2)と異なる。
(4)「香川」県の場合
(3)と同様の形態であるが、「香川」県の「禾」は偏ではない。つまり、この「禾」は横に「火」を配置すれば「禾偏」となって「秋田」県の「秋」となるが、「禾」の下に「日」配置すれば「香川」県の「香」となる。
このようにこのゲームでは、ある漢字の構成要素が偏だけでなく、旁や冠・脚・構・垂・繞のどれにもなりうるため、これにより柔軟な思考力や自由な発想力・考える力を養うことができるという効果がある。
【2】戦国武将名トランプの場合(画像2参照)
図2で取り上げた(1)「武田信玄」・(2)「上杉謙信」・(3)「織田信長」・(4)「豊臣秀吉」・(5)「石田三成」をもとに説明する。
このように漢字4文字を超えるような人物名の場合、ここの漢字をさらに部首あるいは偏・旁・冠・脚・構・垂・繞レベルにまで分解すると、カードがあまりにも多くなりすぎてカードを組み合わせてもなかなか人名が完成しない可能性が高い。そこで、このような場合は部首あるいは偏・旁・冠・脚・構・垂・繞レベルにまで分解せず、漢字1文字のみの分解に留める場合もありうる。つまり、
(1)「武田信玄」は「武」「田」「信」「玄」、
(2)「上杉謙信」は「上」「杉」「謙」「信」、
(3)「織田信長」は「織」「田」「信」「長」、
(4)「豊臣秀吉」は「豊」「臣」「秀」「吉」、
(5)「石田三成」は「石」「田」「三」「成」
といった具合に分解してカード化する。
【特許出願内容】
(1)本発明は、まずある特定の分野・テーマにおける単語・言葉・熟語ありきで、それらの単語・言葉・熟語を構成する1文字1文字の漢字にまず分解し、さらにそこから部首あるいは偏・旁・冠・脚・構・垂・繞等の漢字の構成要素のレベルに分解してカード化する。そして、ゲームの参加者はこれらの分解された漢字や部首あるいは偏・旁・冠・脚・構・垂・繞等のカード類を組み合わせてある特定の分野・テーマにおける単語・言葉・熟語を完成させるものである。
(2)ここでいう特定の分野・テーマに関して不特定または多数の者に知られている言葉・単語・熟語等とは、代表的には固有名詞・呼称・通称・人名(特に歴史上の人物の名称)・都道府県名・市区町村名・名所名産名・生き物の名称・植物の名称・食べ物の名称、および四字熟語や三字熟語に限らず広い意味での熟語等をいうものとする。必ずしも正式な学術名どおりとは限らず、一般の呼称・通称でもよい。不特定または多数の者に知られているような事情があれば略称でも構わない。特定の漢字をその部首あるいは偏・旁・冠・脚・構・垂・繞等の構成要素に分解する場合、厳密に細かく分解するとは限らない。
例えば、「崎」という漢字の場合、細かく分解すると「山」・「大」・「可」の3枚のカード類に分けることも可能となる。しかし、ゲームとしての面白さやスピーディなゲームの進行の観点から、全体の枚数を予め策定しその枚数内の収まることを優先する。つまり、「崎」という漢字の場合、3枚のカードに分解するとは限らず「山」と「奇」の2枚に分解したり、時には一切分解することなく「崎」で1枚ということもありうる。
(3)漢字1字1字への分解に留めるか、漢字1字をさらに部首あるいは偏・旁・冠・脚・構・垂・繞等の漢字の構成要素にまで分解するかは、その特定の分野・テーマごとに異なる。また、ときにはさらに細かく分解することもありうる。
図1で取り上げた都道府県という分野・テーマでは部首あるいは偏・旁・冠・脚・構・垂・繞等の漢字の構成要素にまで分解するが、図2で取り上げた戦国武将の人名では漢字1字1字への分解に留めるを適切とする。漢字1字への分解に留めるか、それ以上分解するかは、ゲームとしての面白さ、学習効果、難易度、ゲーム進行の際のスピーディさ等の判断材料をもとに総合的に判断して決する。
(4)カードに描く内容は、特定の漢字またはその部首あるいは偏・旁・冠・脚・構・垂・繞等に限らない。
図面では特定の漢字またはその部首あるいは偏・旁・冠・脚・構・垂・繞のみを記載しているが、例えば都道府県トランプの場合、「北海道」という文字を形成するカード内に北海道の切り抜き地図を描いたり、北海道の「海」の文字を分解した際にでてくる「さんずい」のカードの中に「さんずい」と部首名を書き込むようなことも可能とする。これは、単に漢字1文字や部首あるいは偏・旁・冠・脚・構・垂・繞等のみをカードに記載するだけではヒントが少なく、また子供たちの興味をひきにくい面もあるため、なるべく子供たちに面白くゲームしてもらえるような工夫を施すためのものである。
基本的には、複数の者が参加する対戦型ゲームである(1人でも可能であるが、複数人が参加し勝敗を決する仕組みのほうがゲーム性が増し楽しく学べる)。
(5)ゲームを行う媒体はカードゲームのような紙媒体に限らず、カードゲームにボードゲームを加えた形式でもよく、またコンピュータゲームのように必要情報を電磁的記録として保存した電子計算機を用いる場合でもよい。
すなわち、媒体は問わないものとする。便宜的に「カード」や「カード類」・「カード化」との記載を用いているが、ここでいう「カード」や「カード類」・「カード化」とは紙媒体を想定したものに限られるものではなく、電磁的記録がコンピュータ画面上にあらわれた画面に本来カードに描かれる内容が映しだされた場合等を広く含むものとする。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
*特許内容の詳しいお問合せその他製品化に関する諸々のお問合せに関しては、下記までお願いいたします。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
オフィス四季茶寮
(代表)
三宅徹也
【mail】 info@seasons-cafe.jp
【TEL】 050-3735-1351(代表)
【住所】259-1325 神奈川県秦野市萩が丘8-9
*お預かりしました氏名・住所・電話番号等の個人情報に関しましては、個人情報保護方針に従い適切に管理保存いたします
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
最初に、どういった特許なのかについて具体例をもとにご説明いたします。
そのうえで、この特許の内容に関して詳述させていただきます。
本発明は、まずある特定の分野・テーマにおける単語・言葉・熟語ありきで、それらの単語・言葉・熟語を構成する1文字1文字の漢字にまず分解し、さらにそこから部首あるいは偏・旁・冠・脚・構・垂・繞等の漢字の構成要素のレベルに分解してカード化する。そして、ゲームの参加者はこれらの分解された漢字や部首あるいは偏・旁・冠・脚・構・垂・繞等のカード類を組み合わせてある特定の分野・テーマにおける単語・言葉・熟語を完成させるものである。
【具体例】
【1】都道府県トランプの場合(画像1参照)
(1)「山口」県の場合
「山」と「口」といったように、単語・言葉・熟語を分解した後の文字がすべて漢字のみで構成されている場合の典型例。これ以上分解しがたい漢字はそれ以上分解しない。このような漢字には「山」や「口」以外に「人」や「丁」のように画数の少ない漢字が多い。
(2)「静岡」県の場合
単語を構成する漢字の一部または全部を部首あるいは偏・旁・冠・脚・構・垂・繞等に分解するも、それぞれが漢字として存在する場合の典型例。つまり「静岡」場合、「静」を分解しても「青」と「争」というようにともに漢字1字として成立する。
(3)「秋田」県の場合
単語を構成する漢字の一部または全部を部首あるいは偏・旁・冠・脚・構・垂・繞等に分解すると、これら偏・旁・冠・脚・構・垂・繞等が漢字として成立しない場合の典型例。つまり、「秋田」の「秋」を分解すると「禾」(禾偏)というそれ一部分では漢字として成立しない場合を含む点が(2)と異なる。
(4)「香川」県の場合
(3)と同様の形態であるが、「香川」県の「禾」は偏ではない。つまり、この「禾」は横に「火」を配置すれば「禾偏」となって「秋田」県の「秋」となるが、「禾」の下に「日」配置すれば「香川」県の「香」となる。
このようにこのゲームでは、ある漢字の構成要素が偏だけでなく、旁や冠・脚・構・垂・繞のどれにもなりうるため、これにより柔軟な思考力や自由な発想力・考える力を養うことができるという効果がある。
【2】戦国武将名トランプの場合(画像2参照)
図2で取り上げた(1)「武田信玄」・(2)「上杉謙信」・(3)「織田信長」・(4)「豊臣秀吉」・(5)「石田三成」をもとに説明する。
このように漢字4文字を超えるような人物名の場合、ここの漢字をさらに部首あるいは偏・旁・冠・脚・構・垂・繞レベルにまで分解すると、カードがあまりにも多くなりすぎてカードを組み合わせてもなかなか人名が完成しない可能性が高い。そこで、このような場合は部首あるいは偏・旁・冠・脚・構・垂・繞レベルにまで分解せず、漢字1文字のみの分解に留める場合もありうる。つまり、
(1)「武田信玄」は「武」「田」「信」「玄」、
(2)「上杉謙信」は「上」「杉」「謙」「信」、
(3)「織田信長」は「織」「田」「信」「長」、
(4)「豊臣秀吉」は「豊」「臣」「秀」「吉」、
(5)「石田三成」は「石」「田」「三」「成」
といった具合に分解してカード化する。
【特許出願内容】
(1)本発明は、まずある特定の分野・テーマにおける単語・言葉・熟語ありきで、それらの単語・言葉・熟語を構成する1文字1文字の漢字にまず分解し、さらにそこから部首あるいは偏・旁・冠・脚・構・垂・繞等の漢字の構成要素のレベルに分解してカード化する。そして、ゲームの参加者はこれらの分解された漢字や部首あるいは偏・旁・冠・脚・構・垂・繞等のカード類を組み合わせてある特定の分野・テーマにおける単語・言葉・熟語を完成させるものである。
(2)ここでいう特定の分野・テーマに関して不特定または多数の者に知られている言葉・単語・熟語等とは、代表的には固有名詞・呼称・通称・人名(特に歴史上の人物の名称)・都道府県名・市区町村名・名所名産名・生き物の名称・植物の名称・食べ物の名称、および四字熟語や三字熟語に限らず広い意味での熟語等をいうものとする。必ずしも正式な学術名どおりとは限らず、一般の呼称・通称でもよい。不特定または多数の者に知られているような事情があれば略称でも構わない。特定の漢字をその部首あるいは偏・旁・冠・脚・構・垂・繞等の構成要素に分解する場合、厳密に細かく分解するとは限らない。
例えば、「崎」という漢字の場合、細かく分解すると「山」・「大」・「可」の3枚のカード類に分けることも可能となる。しかし、ゲームとしての面白さやスピーディなゲームの進行の観点から、全体の枚数を予め策定しその枚数内の収まることを優先する。つまり、「崎」という漢字の場合、3枚のカードに分解するとは限らず「山」と「奇」の2枚に分解したり、時には一切分解することなく「崎」で1枚ということもありうる。
(3)漢字1字1字への分解に留めるか、漢字1字をさらに部首あるいは偏・旁・冠・脚・構・垂・繞等の漢字の構成要素にまで分解するかは、その特定の分野・テーマごとに異なる。また、ときにはさらに細かく分解することもありうる。
図1で取り上げた都道府県という分野・テーマでは部首あるいは偏・旁・冠・脚・構・垂・繞等の漢字の構成要素にまで分解するが、図2で取り上げた戦国武将の人名では漢字1字1字への分解に留めるを適切とする。漢字1字への分解に留めるか、それ以上分解するかは、ゲームとしての面白さ、学習効果、難易度、ゲーム進行の際のスピーディさ等の判断材料をもとに総合的に判断して決する。
(4)カードに描く内容は、特定の漢字またはその部首あるいは偏・旁・冠・脚・構・垂・繞等に限らない。
図面では特定の漢字またはその部首あるいは偏・旁・冠・脚・構・垂・繞のみを記載しているが、例えば都道府県トランプの場合、「北海道」という文字を形成するカード内に北海道の切り抜き地図を描いたり、北海道の「海」の文字を分解した際にでてくる「さんずい」のカードの中に「さんずい」と部首名を書き込むようなことも可能とする。これは、単に漢字1文字や部首あるいは偏・旁・冠・脚・構・垂・繞等のみをカードに記載するだけではヒントが少なく、また子供たちの興味をひきにくい面もあるため、なるべく子供たちに面白くゲームしてもらえるような工夫を施すためのものである。
基本的には、複数の者が参加する対戦型ゲームである(1人でも可能であるが、複数人が参加し勝敗を決する仕組みのほうがゲーム性が増し楽しく学べる)。
(5)ゲームを行う媒体はカードゲームのような紙媒体に限らず、カードゲームにボードゲームを加えた形式でもよく、またコンピュータゲームのように必要情報を電磁的記録として保存した電子計算機を用いる場合でもよい。
すなわち、媒体は問わないものとする。便宜的に「カード」や「カード類」・「カード化」との記載を用いているが、ここでいう「カード」や「カード類」・「カード化」とは紙媒体を想定したものに限られるものではなく、電磁的記録がコンピュータ画面上にあらわれた画面に本来カードに描かれる内容が映しだされた場合等を広く含むものとする。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
*特許内容の詳しいお問合せその他製品化に関する諸々のお問合せに関しては、下記までお願いいたします。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
オフィス四季茶寮
(代表)
三宅徹也
【mail】 info@seasons-cafe.jp
【TEL】 050-3735-1351(代表)
【住所】259-1325 神奈川県秦野市萩が丘8-9
*お預かりしました氏名・住所・電話番号等の個人情報に関しましては、個人情報保護方針に従い適切に管理保存いたします
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■