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「もしドラ」の次はこれ!? ビジネスマンの間で話題の経済ライトノベル「羽月莉音の帝国」最新第7巻、刊行!

 4月18日、「もしドラ」に続く経済小説として話題のライトノベル「羽月莉音の帝国」の最新第7巻を刊行致しました。作者の至道流星氏はコンサルティング業の社長を務めながら、ライトノベルを書かれています。ビジネスに関するアイデアがふんだんに盛り込まれたこの小説は、書店・ネットを中心にじわじわと話題になり、「もしドラ」と一緒にコーナー展開する書店も続々と出てきています。

■「羽月莉音の帝国」あらすじ
目標は建国! 女子高生の羽月莉音が革命部という部活を立ち上げ、幼なじみとともに日本国からの独立をめざし、その資金を稼ぐべく起業するお話です。
1巻で会社登記から急成長、M&Aによる事実上の上場までを超スピードで描き、 とある普通の高校性が、上場企業の社長となっていき、果ては国家の建国をめざすというかなり「トんだ内容」の人気小説です。
今回、発売された7巻では、ロシアにおいて宇宙ミサイル開発に着手し、諜報機関からの逃亡、経済戦争、石油市場への介入……などなど、国際政治経済の先端を描くビジネスライトノベルになっています。
長編小説で途中巻から読む読者はまずいないと思われますが、いまから1巻に手を出したとしても、ここまで世界が大きく広がっていくとは予想だにできないはず。
このスーパー高校性たちは、いったいどのような結末を迎えるのか、ラストまで目が離せない展開となっています。


■シリーズおよび著者の3つの特徴
1. “アンチ”ドラッカー
 ドラッカーの思想は高潔ですが、悪く言えばきれいごとです。
 このシリーズは高校生同士のコミカルなやりとりの裏に、ホリエモン以降のドライな感性で書かれたビジネス観があります。
 1巻から財務レバレッジの低いキャッシュリッチ企業をバイアウトするなど、ハゲタカのような手法もためらわずに実行します。アンチドラッカーのビジネス小説です。
2.76世代のイマ
 mixiの笠原健治氏、GREEの田中良和氏など、いわゆる76世代の起業家のひとりが書いた小説です。
 ポスト団塊ジュニアからの日本社会に対するメッセージが込められています。
3.起業のファイナンス
 磯崎哲也氏の『起業のファイナンス』が評判ですが、著者も創業からEXITまで、実務経験があります。
 創業期の運転資本の調達方法からVCとのつきあい方、M&Aまで、ベンチャーをファイナンスの観点から(小説では省略した部分まで)、要点を具体的に語れます。
 …という、ビジネスパースン必読の作品です。

■著者プロフィール
 至道流星(しどう・りゅうせい)
 1976年生まれ。本業は会社経営(コンサルティング業)。
 大学在学中にネットベンチャーを立ち上げ、以後、さまざまな事業を手がける。
 別名義でネットバブルのオモテウラを綴ったビジネス書や、やはり当時のIPOの実態を暴いたマンガの原作などを執筆している。

■書誌情報
 タイトル:「羽月莉音の帝国」(既刊7巻、小学館・ガガガ文庫)
 著者:至道流星
 定価:各630〜700円(税込)


■この件に関する問い合わせ先
 小学館・ガガガ文庫編集部 03-3230-9343

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