高級化粧品も敵わない?!「睡眠」という美容液 〜人生の1/3を占める睡眠は、美肌作りに大切なスキンケアタイム〜
[11/04/21]
提供元:DreamNews
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皮膚科医監修「顔のたるみ研究所」 (http://www.tarumi-labo.com )では「睡眠」と「美容」の関係に着目。 春は“春眠暁を覚えず”ということわざの通り、睡眠に最適な季節。 実に、人生の3分の1もの時間を占めている睡眠ですが、美肌作りと深く関係があることをご存知ですか? それは、人間の身体の細胞が睡眠時間に新陳代謝を行う仕組みをもち、十分に睡眠がとれていないと細胞の修復・再生が上手くいきにくく肌荒れや老化が進みやすくなるため。 このように美容にとって大切な睡眠ですが、24時間社会の今、日本人の睡眠の実態を調べると、睡眠時間は減少し、一方で(趣味など)身の回りの用事に費やす時間は増加傾向にあることが明らかになりました。 そこで今月の顔のたるみ研究所は、睡眠習慣の 現状を踏まえ、睡眠と美容の関係や良質な睡眠を 得るためのポイントを特集しています。
「顔のたるみ研究所」サイト <特集> 良質な睡眠という美容はこちら↓
http://www.tarumi-labo.com/special/
◆【実態】日本人の睡眠習慣の現状とは?
・平均睡眠時間は6時間以上7時間未満
・睡眠時間は年々減少し、一方で身の回りの用事に費やす時間は増加中
人は、日中に活動して夜に眠るというのが本来の姿ですが、24時間社会の今、睡眠を取り巻く環境は大きく変化しています。ある調査結果(※)によると、日本人の平均睡眠時間は、男女とも“6時間以上7時間未満”が最も多く、次いで“5時間以上6時間未満”が多いことが明らかになりました。また、過去30年間で見た場合、男女とも睡眠時間の減少に身の回りの用事に費やす時間の増加がほぼ対応していることから(右図)、日本人、特に女性は睡眠を減らして、身の回りの用事に時間を費やしてきたことが推測されます。 生活習慣の一部である睡眠の目的は「脳や身体に休息を与えて、疲労を回復させ、調子を整える」「身体の成長や、身体や肌の機能修復を促す」などであるといわれています。
(※)厚生労働省 健康局総務課生活習慣病対策室 平成21年 国民健康・栄養調査結果の概要より
総務省統計局「社会生活基本調査」より
◆良質な睡眠は顔のたるみを予防する美容液
「成長ホルモン」が肌を修復・再生させる
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠の2種類があり、人は入眠後すぐに深い眠りであるノンレム睡眠に入ります(右図)。この時、脳の中央に位置する脳下垂体前葉から「成長ホルモン」が活発に分泌され、肌の細胞分裂を促して新しい細胞を作り出し、さらにダメージを受けた細胞を修復・再生させるといわれています。入眠直後の3時間は、最も多くの成長ホルモンが分泌されるためお肌のシンデレラタイムといわれています。
眠りを促すホルモン「メラトニン」は抗酸化作用をもつ
眠りを誘うホルモンとして知られる「メラトニン」はビタミンEの2倍近い“抗酸化作用”があるといわれ、細胞にダメージを与える活性酸素を除去し、老化を防ぐことが期待できます。 メラトニンは朝目覚めてから14〜16時間後に分泌が始まるといれています。
◆良質な睡眠をとるための5か条
美肌作りと深く関わりのある睡眠。では、良質な睡眠をとるために心掛けるポイントとは?
_____良質な睡眠をとるための5か条_____
1. 目覚めたら朝日を浴びて、体内時計を刺激する
2. 自分に合った睡眠時間を知る
3. 規則正しい生活習慣を心がける
4. 就寝前はリラックスする
5. 快適な睡眠は自ら作り出す
_______________________
1. 目覚めたら朝日を浴びて、体内時計を刺激する
目覚まし時計がなくても、大体決まった時間に目覚める習慣のある人も多いのではないでしょうか。これは脳内に「体内時計」と呼ばれる時間(リズム)を計る仕組みがあるために起こる現象です。 体内時計は全身に存在し、それぞれが身体の中でさまざまなリズムを刻んでいます。その中に、睡眠の周期にみられるような約1日のリズムがあります。この約1日のリズムは正確な24時間ではなくおよそ25時間であるといわれています。普段は外界のリズムなどが主時計を調整する役割をして、体内時計のズレをリセットしていますが、生活リズムが不規則で、外界のリズムが体内時計をリセットしにくくなると、1日25時間という体内時計の生得的なリズムで生活する結果になったり、夜間に強い光を浴びると、体内リズムが延びてしまうことにより日中に眠気を引き起こしやすくなったり、体内に様々な不調を引き起こします。
そこで、体内時計をリセットしてリズムの調和を図るためには、毎日だいたい同じ時刻に起床し、太陽の光を浴びるよう心掛けることが大切です。
脳には「マスタークロック(主時計)」と呼ばれ、全身のほぼ全ての細胞にあるといわれる体内時計へ号令を出すとされる核「視交叉上核 (シコウサジョウカク)」があります。太陽の光(2500ルクス以上の明るい光)は、目を通じて脳内のマスタークロックを刺激し、体内時計を1日24時間のリズムにリセットする役割をもつといわれています。そして、そのリズム調整が快適な睡眠の確保につながります。また、光を浴びることは、体内時計のリズムの調和を測るだけでなく「セロトニン神経」の働きを活発化させ、日中、前向きに活動的に過ごせる状態を作り出し、朝もスッキリ目覚めることができるよう働きかけます。
<ポイント>カーテンを少し空けて、朝の光を感じるもし遮光カーテンを使用していたら・・・??
遮光カーテンで朝日を遮断していると目覚めの悪さにつながります。目は瞼を閉じていても光を感知しているので、空が少しずつ明るくなって朝を迎えたことを身体が感知できるよう、カーテンの隙間を少し開けておくことをおすすめします!
良質な睡眠をとるための5か条 続きはこちら ↓
http://www.tarumi-labo.com/special
◆睡眠改善インストラクター内海裕子さん直伝 睡眠Q&A
より良質な睡眠を得ていただくために、こんなときどうすればよいの?という疑問にお答えします!
Q:休日に寝だめするのは、肌に効果的?
A:基本的に、寝だめは体内時計のリズムを崩して体調不良や睡眠の質の低下などを引き起こすため、健康や美肌維持にはお奨めしません。ただし、身体が睡眠を必要としている場合、正しい寝だめの仕方「モーニングシエスタ」をすることで体内時計のリズムを崩すことなく、睡眠をとることをお奨めします。
Q:朝活したいのに早く起きれない。スムースに起床するための秘訣は?
A:(1)睡眠不足や不規則な睡眠にならないように心掛ける
(2)カーテンを開けて朝光を浴びる
(3)起床時間を就寝前に決めてその時間を意識して就寝し、自己覚醒を促す
睡眠Q&Aのより詳細な解説 続きはこちら↓
http://www.tarumi-labo.com/special
「顔のたるみ研究所」サイト <特集> 良質な睡眠という美容はこちら↓
http://www.tarumi-labo.com/special/
◆【実態】日本人の睡眠習慣の現状とは?
・平均睡眠時間は6時間以上7時間未満
・睡眠時間は年々減少し、一方で身の回りの用事に費やす時間は増加中
人は、日中に活動して夜に眠るというのが本来の姿ですが、24時間社会の今、睡眠を取り巻く環境は大きく変化しています。ある調査結果(※)によると、日本人の平均睡眠時間は、男女とも“6時間以上7時間未満”が最も多く、次いで“5時間以上6時間未満”が多いことが明らかになりました。また、過去30年間で見た場合、男女とも睡眠時間の減少に身の回りの用事に費やす時間の増加がほぼ対応していることから(右図)、日本人、特に女性は睡眠を減らして、身の回りの用事に時間を費やしてきたことが推測されます。 生活習慣の一部である睡眠の目的は「脳や身体に休息を与えて、疲労を回復させ、調子を整える」「身体の成長や、身体や肌の機能修復を促す」などであるといわれています。
(※)厚生労働省 健康局総務課生活習慣病対策室 平成21年 国民健康・栄養調査結果の概要より
総務省統計局「社会生活基本調査」より
◆良質な睡眠は顔のたるみを予防する美容液
「成長ホルモン」が肌を修復・再生させる
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠の2種類があり、人は入眠後すぐに深い眠りであるノンレム睡眠に入ります(右図)。この時、脳の中央に位置する脳下垂体前葉から「成長ホルモン」が活発に分泌され、肌の細胞分裂を促して新しい細胞を作り出し、さらにダメージを受けた細胞を修復・再生させるといわれています。入眠直後の3時間は、最も多くの成長ホルモンが分泌されるためお肌のシンデレラタイムといわれています。
眠りを促すホルモン「メラトニン」は抗酸化作用をもつ
眠りを誘うホルモンとして知られる「メラトニン」はビタミンEの2倍近い“抗酸化作用”があるといわれ、細胞にダメージを与える活性酸素を除去し、老化を防ぐことが期待できます。 メラトニンは朝目覚めてから14〜16時間後に分泌が始まるといれています。
◆良質な睡眠をとるための5か条
美肌作りと深く関わりのある睡眠。では、良質な睡眠をとるために心掛けるポイントとは?
_____良質な睡眠をとるための5か条_____
1. 目覚めたら朝日を浴びて、体内時計を刺激する
2. 自分に合った睡眠時間を知る
3. 規則正しい生活習慣を心がける
4. 就寝前はリラックスする
5. 快適な睡眠は自ら作り出す
_______________________
1. 目覚めたら朝日を浴びて、体内時計を刺激する
目覚まし時計がなくても、大体決まった時間に目覚める習慣のある人も多いのではないでしょうか。これは脳内に「体内時計」と呼ばれる時間(リズム)を計る仕組みがあるために起こる現象です。 体内時計は全身に存在し、それぞれが身体の中でさまざまなリズムを刻んでいます。その中に、睡眠の周期にみられるような約1日のリズムがあります。この約1日のリズムは正確な24時間ではなくおよそ25時間であるといわれています。普段は外界のリズムなどが主時計を調整する役割をして、体内時計のズレをリセットしていますが、生活リズムが不規則で、外界のリズムが体内時計をリセットしにくくなると、1日25時間という体内時計の生得的なリズムで生活する結果になったり、夜間に強い光を浴びると、体内リズムが延びてしまうことにより日中に眠気を引き起こしやすくなったり、体内に様々な不調を引き起こします。
そこで、体内時計をリセットしてリズムの調和を図るためには、毎日だいたい同じ時刻に起床し、太陽の光を浴びるよう心掛けることが大切です。
脳には「マスタークロック(主時計)」と呼ばれ、全身のほぼ全ての細胞にあるといわれる体内時計へ号令を出すとされる核「視交叉上核 (シコウサジョウカク)」があります。太陽の光(2500ルクス以上の明るい光)は、目を通じて脳内のマスタークロックを刺激し、体内時計を1日24時間のリズムにリセットする役割をもつといわれています。そして、そのリズム調整が快適な睡眠の確保につながります。また、光を浴びることは、体内時計のリズムの調和を測るだけでなく「セロトニン神経」の働きを活発化させ、日中、前向きに活動的に過ごせる状態を作り出し、朝もスッキリ目覚めることができるよう働きかけます。
<ポイント>カーテンを少し空けて、朝の光を感じるもし遮光カーテンを使用していたら・・・??
遮光カーテンで朝日を遮断していると目覚めの悪さにつながります。目は瞼を閉じていても光を感知しているので、空が少しずつ明るくなって朝を迎えたことを身体が感知できるよう、カーテンの隙間を少し開けておくことをおすすめします!
良質な睡眠をとるための5か条 続きはこちら ↓
http://www.tarumi-labo.com/special
◆睡眠改善インストラクター内海裕子さん直伝 睡眠Q&A
より良質な睡眠を得ていただくために、こんなときどうすればよいの?という疑問にお答えします!
Q:休日に寝だめするのは、肌に効果的?
A:基本的に、寝だめは体内時計のリズムを崩して体調不良や睡眠の質の低下などを引き起こすため、健康や美肌維持にはお奨めしません。ただし、身体が睡眠を必要としている場合、正しい寝だめの仕方「モーニングシエスタ」をすることで体内時計のリズムを崩すことなく、睡眠をとることをお奨めします。
Q:朝活したいのに早く起きれない。スムースに起床するための秘訣は?
A:(1)睡眠不足や不規則な睡眠にならないように心掛ける
(2)カーテンを開けて朝光を浴びる
(3)起床時間を就寝前に決めてその時間を意識して就寝し、自己覚醒を促す
睡眠Q&Aのより詳細な解説 続きはこちら↓
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