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CSRのSiRFstarIV GPS、 Samsungの最新スマートフォンGALAXY S IIに位置情報機能を提供

CSR plc(英国ケンブリッジ、ロンドン証券取引所 略号:CSR.L、以下、「CSR」)は本日、SiRFstarIV GPSアーキテクチャが、Samsung社の最新の主要スマートフォン「GALAXY S II」の位置情報機能として採用されたことを発表しました。Samsung社がSiRFstarIVを採用した理由は、SiRFstarIVの独自のテクノロジにあります。GALAXY S IIはこの技術によって、多機能スマートフォンに見られる電気ノイズの多い環境での操作においても、卓越したGPS性能を実現しています。

CSR、ハンドセット・ビジネスユニットSVP、Ahmet Alpdemirのコメント:
「当社は、Samsung Electronics社が競合ソリューションではなく、SiRFstarIVを採用したことを光栄に思います。また、当社はSamsung社の魅力的な最新主要製品に対し、卓越した位置情報を提供しながら、家電製品分野のグローバルリーダーであるSamsung社とサプライヤー関係を深めることができるのを嬉しく思います。CSRにとって今回の採用は、SiRFstarIVの素晴らしい採用事例であると同時に、高品質な位置情報機能をすべてのモバイルデバイスへ提供するという当社のビジョンを具現化するものです」

CSR、ハンドセット・ビジネスユニット 製品マネジメント担当ディレクタ、Dave Huntingfordのコメント:
「当社は、SiRFstarIVアーキテクチャを設計した時、GPSデバイスがその他のさまざまなスマートフォン部品と近接して作動するため、正確な位置情報を達成するためには、わずかなGPS衛星信号を簡単に凌駕する様々な無線周波数との干渉を克服しなければならないと予測していました」

SiRFstarIVは、低消費電力位置情報機能と独自のアクティブ・ジャマー・リムーバルテクノロジを搭載しており、GPS周波数帯でGPS性能の妨げになる最大8つの干渉要因を、検出、追跡、ブロックを動的に実行します。これにより本製品は、新たに機能を追加することなく、ノイズを発生させるその他の近接部品と共存できます。スマートフォンに搭載されているBluetooth、Wi-Fi、3Gモバイル無線や液晶デスプレー画面などの機能は、このような干渉要因となります。

SiRFstarIV GSD4t
SamsungのGALAXY S IIの中核をなすSiRFstarIV GSD4tは、スマートフォンおよび独自の強力なアプリケーション・プロセッサを搭載したその他のモバイル・コンシューマデバイスに最適なホストベースのGPSレシーバです。SiRFstarIVの最大のメリットは、迅速な位置情報の修正を実現するGPSレシーバが、貴重なバッテリの消耗や常時デバイスをオンにすることなく、better-than-hot-start(hot-start時より俊敏なアプリケーション起動)の状態を維持することです。SiRFstarIVアーキテクチャを搭載するGSD4tは、小型デザインにおいて低消費電力で優れた性能を実現します。

高性能:GSD4tレシーバは、E911および3GPP向けにナビゲーションで-160dBm、トラッキングで-163dBm、優れたパス・マージンなど業界をリードする性能を提供します。本レシーバは、ネットワークのサポートなしで、最大レート-160dBm検知感度の維持が可能です。

低消費電力:GSD4tレシーバは、1Hz TricklePowerモードで8mWのみ必要とし、業界基準であるSiRFstarIIIアーキテクチャの2.5倍少ない消費電力を実現します。

コスト効率:GSD4tは、42ボール、0.4mmピッチ・ウエハーレベル・チップスケールパッケージ(WLCSP)で出荷されています。本製品は、統合コスト、BOMコストの低減、市場投入の迅速化を実現し、単一のチップ上でRFレシーバ、ベースバンド、スイッチャ、低電流LDOを統合しています。本製品は、わずか6個から8個の外部パッシブ・コンポーネントおよび単一のSAWフィルタによって、スイッチャ部品を含む20平方ミリメーター以下を占める包括的なソリューションを提供します。

SiRFstarIV GSD4tは、アクティブ・ジャマー・リムーバル、単一のSAWフィルタ設計、オンチップのLNA、フェイルセーフ(二重安定装置)I/O、統合型スイッチャ、単一供給電圧、シンプルなRF整合を搭載した小型のパッケージングであるため、製品開発者が製品への統合を容易にできるよう支援します。

CSRについて:
CSRは、多機能コネクティビティとロケーション・プラットフォームを開発・提供するリーディング企業です。CSRのテクノロジ・ポートフォリオには、完全統合型ラジオ、ベースバンド、マイクロコントローラ・エレメントを含むシリコン・プラットフォームの開発を可能にする、Bluetooth、GPS、FM、Wi-Fi(IEEE802.11)、UWB、NFC、その他のコネクティビティ技術が含まれます。CSRのConnectivity Centreは、複合的なワイヤレス・コネクティビティと位置情報検出処理技術とを合理的に統合することで、主なモバイルデバイスにおけるユーザ体験を向上させるよう設計されています。CSRのロケーション・プラットフォームは、量産向けコンスーマ・モバイル・デバイスおよび汎用アプリケーション用のワイヤレス・コネクティビティおよびマルチメディア機能によって補完されています。

主要なコンスーマ製品開発企業は、携帯電話、カーナビ、テレマティクス・システム、ポータブルナビ(PND)、ワイヤレス・ヘッドセット、モバイル・コンピュータ、モバイル・インターネット・デバイス、GPS対応リクリエーション・デバイス、デジタルカメラ、携帯ゲーム機器、その他の幅広い個人用・商用トラッキング・アプリケーションなど、幅広いコンスーマ・モバイル・デバイスにCSRの技術を採用しています。

* 本文に記載されたすべてのブランド名とその商品名はそれぞれ帰属者の登録商標または商標です。


【本件に関するお問い合わせ先】
シーエスアール株式会社
深田 学
E−mail:prjp@csr.com





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