インターナショナル・プリスクール「CHES」は、幼時期から小学校低学年までに英語での「読み・書き」(Basic English)が定着することをめざす「新カリキュラム」を導入すると発表
[11/06/10]
提供元:DreamNews
提供元:DreamNews
2011年6月10日、インターナショナル・プリスクール「チェルシー エンリッチメント スクール:CHES」(神戸市・垂水区)は、幼児期(2歳児)から英語で学ぶための「新カリキュラム」を導入すると発表した。
同校では、2006年のホリデー・クラス開催以来、幼児期から母語と英語とを並行して学ぶバイリンガル教育を先行実施してきたアジア各国のカリキュラムを導入。シンガポールをはじめ、現地のインターナショナル・スクールで活躍してきた現役教師を招き、英語で学び、英語で理解していく英語教育の環境を整えてきた。今回改めて「新カリキュラム」を導入することで、「フォニックス(発音)」から始まり、「サイト・ワード(最頻出英単語)」なども取り入れ、語学の敏感期とされる幼時期から小学校低学年までに、英語での「読み・書き」(Basic English)が定着することをめざしている。
国際共通言語としての英語の重要性が高まるなか、今年度(2011年度)からは、新しい学習指導要領によりすべての小学校で「外国語活動(英語)」が導入された。しかし、小学校で導入されている英語の授業は「教科」ではなく、「外国語を用いて、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成に重点を置いた(学習指導要領解説)」活動にとどまっている。
同スクール代表で、自身も英語・中国語・日本語の3カ国語育児を実践してきた森本まさみ氏によれば、「このような教育制度のままでは、日本人の人材としての国際競争力は、アジアのなかでもこれから急速に低下していく」と危惧する。「幼児期から大学まで一貫して母語と並行した英語教育を導入し、結果として経済発展に結びつけているアジア各国の教育制度を日本は一刻も早く見習う時期にきている」と話す。
日本人大学生の就職率は91.1%(平成22年度大学等卒業者の就職状況調査)と、過去最低(1999年度)に並んだ。ただし、「新卒」の肩書のまま就職活動を続けられるよう、「自主留年」を選んだ学生の数は反映されておらず、実際の就職率はもっと低いとみられている。しかし一方では、少子高齢化で国内市場が急速に縮むなか、アジアや新興国での事業を強化するため日本への留学生だけでなく、海外の大学を卒業した外国人を採用する「グローバル採用」の例が増えてきている。
パナソニックの場合、2011年度の新卒採用1390人のうち「グローバル採用」枠を1100人、ローソンでも2008年度から外国人留学生の新卒採用を始め、2010年度の新卒採用者88人中17人が外国人。これまでに中国、ベトナム、韓国、台湾、インドネシアなどの留学生を採用している。また、楽天では10年度の国内新卒採用者約400人中、外国人が17人で、現地採用では中国で15人、インドで21人を採用しているなど、国境を越えた人材獲得が日本企業に広がっている。
同代表によると、「いまの幼稚園世代の子どもたちが社会人になる2030年には、65歳以上の人口比率は31.0%、生産年齢(15歳から65歳)の比率は57.6%と推計されている。いずれにせよ国内市場はさらに縮む。結果的にアジアや新興国の存在感が相対的にさらに大きくなる。就職先に日本企業を想定するにしても、英語を含めて最低2か国語、さらに専門知識まで要求されるようになる可能性もある。一見厳しい時代のようだが、はやくから国際感覚を身につけることで、グローバルに活躍できる大きなチャンスが広がっていくとみることもできる。環境の変化に対して、幼い世代には準備する時間がまだ十分にある」と話す。
英語も母語もという多言語教育は、ヨーロッパだけではなく、アジアでも成功例は多い。シンガポール・フィリピンでは独立以来小学校から、韓国でも1997年に小学3年からの英語教育を実施している。
なお、同スクールでは、シンガポールへの親子短期留学のサポートもしている。また、7月26日からは5週間、サマー・クラスを開催する。この期間中も含め、授業内容を無料で体験できる機会(要予約)も提供している。
この記事へのお問い合わせは、
TEL:(078)754ー7500
FAX:(078)754−7501
インターナショナル・プリスクール
Chelsea Enrichment School:チェルシー エンリッチメント スクール
CHES垂水校代表 森本まさみ まで。
CHESホームページアドレス
http://kobe-ches.jp/
団体名:インターナショナル・プリスクール
Chelsea Enrichment School:チェルシー エンリッチメント スクール「CHES」
住所:〒655-0023 兵庫県神戸市垂水区清水通3-10
同校では、2006年のホリデー・クラス開催以来、幼児期から母語と英語とを並行して学ぶバイリンガル教育を先行実施してきたアジア各国のカリキュラムを導入。シンガポールをはじめ、現地のインターナショナル・スクールで活躍してきた現役教師を招き、英語で学び、英語で理解していく英語教育の環境を整えてきた。今回改めて「新カリキュラム」を導入することで、「フォニックス(発音)」から始まり、「サイト・ワード(最頻出英単語)」なども取り入れ、語学の敏感期とされる幼時期から小学校低学年までに、英語での「読み・書き」(Basic English)が定着することをめざしている。
国際共通言語としての英語の重要性が高まるなか、今年度(2011年度)からは、新しい学習指導要領によりすべての小学校で「外国語活動(英語)」が導入された。しかし、小学校で導入されている英語の授業は「教科」ではなく、「外国語を用いて、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成に重点を置いた(学習指導要領解説)」活動にとどまっている。
同スクール代表で、自身も英語・中国語・日本語の3カ国語育児を実践してきた森本まさみ氏によれば、「このような教育制度のままでは、日本人の人材としての国際競争力は、アジアのなかでもこれから急速に低下していく」と危惧する。「幼児期から大学まで一貫して母語と並行した英語教育を導入し、結果として経済発展に結びつけているアジア各国の教育制度を日本は一刻も早く見習う時期にきている」と話す。
日本人大学生の就職率は91.1%(平成22年度大学等卒業者の就職状況調査)と、過去最低(1999年度)に並んだ。ただし、「新卒」の肩書のまま就職活動を続けられるよう、「自主留年」を選んだ学生の数は反映されておらず、実際の就職率はもっと低いとみられている。しかし一方では、少子高齢化で国内市場が急速に縮むなか、アジアや新興国での事業を強化するため日本への留学生だけでなく、海外の大学を卒業した外国人を採用する「グローバル採用」の例が増えてきている。
パナソニックの場合、2011年度の新卒採用1390人のうち「グローバル採用」枠を1100人、ローソンでも2008年度から外国人留学生の新卒採用を始め、2010年度の新卒採用者88人中17人が外国人。これまでに中国、ベトナム、韓国、台湾、インドネシアなどの留学生を採用している。また、楽天では10年度の国内新卒採用者約400人中、外国人が17人で、現地採用では中国で15人、インドで21人を採用しているなど、国境を越えた人材獲得が日本企業に広がっている。
同代表によると、「いまの幼稚園世代の子どもたちが社会人になる2030年には、65歳以上の人口比率は31.0%、生産年齢(15歳から65歳)の比率は57.6%と推計されている。いずれにせよ国内市場はさらに縮む。結果的にアジアや新興国の存在感が相対的にさらに大きくなる。就職先に日本企業を想定するにしても、英語を含めて最低2か国語、さらに専門知識まで要求されるようになる可能性もある。一見厳しい時代のようだが、はやくから国際感覚を身につけることで、グローバルに活躍できる大きなチャンスが広がっていくとみることもできる。環境の変化に対して、幼い世代には準備する時間がまだ十分にある」と話す。
英語も母語もという多言語教育は、ヨーロッパだけではなく、アジアでも成功例は多い。シンガポール・フィリピンでは独立以来小学校から、韓国でも1997年に小学3年からの英語教育を実施している。
なお、同スクールでは、シンガポールへの親子短期留学のサポートもしている。また、7月26日からは5週間、サマー・クラスを開催する。この期間中も含め、授業内容を無料で体験できる機会(要予約)も提供している。
この記事へのお問い合わせは、
TEL:(078)754ー7500
FAX:(078)754−7501
インターナショナル・プリスクール
Chelsea Enrichment School:チェルシー エンリッチメント スクール
CHES垂水校代表 森本まさみ まで。
CHESホームページアドレス
http://kobe-ches.jp/
団体名:インターナショナル・プリスクール
Chelsea Enrichment School:チェルシー エンリッチメント スクール「CHES」
住所:〒655-0023 兵庫県神戸市垂水区清水通3-10