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講演レポート: いま話題のサプリメント「レスベラトロール」セミナー が開催されました

■アンチエイジングの2大ポイントは、酸化ストレスとカロリー制限

澤登は講演冒頭、アンチエイジング(抗加齢)医学の最新の仮説として、健康長寿達成には(1)酸化ストレスをコントロールする説、(2)カロリーを制限する説を紹介。身体のさびつきである「酸化」のコントロールには、積極的な抗酸化対策が必要であると強調しました。また、2009年にアメリカの科学雑誌『サイエンス』に発表されたサルの研究により、初めて、ヒトと同じ霊長類で、カロリー制限によって長寿遺伝子のスイッチが入ることが明らかになったことを紹介しました。




■長寿遺伝子サーチュインのスイッチを入れるレスベラトロール

また澤登は、数ある抗酸化物質(サプリメント)の中でも、唯一レスベラトロールだけが、長寿遺伝子サーチュインのスイッチを入れるということが、マウスによる実験で証明されたと述べました。また、レスベラトロールに関して、近年相当数の論文が発表されており、以下のような症状に対する効果が期待できることが分かっていると解説しました。
・ 糖尿病・高血糖などの生活習慣病
・ 動脈硬化などの心臓疾患
・ アルツハイマー
・ 乳がん
・ 放射線障害
・ ED(勃起不全)



これらは、動物実験レベルで確認されていることですが、大阪大学や鶴見大学などでは、ヒトに対する臨床試験も始まっており、健康長寿の切り札として今後ますます注目される素材であると締めくくりました。


■「トランスレスベラトロール」の含有量が商品選びのポイント

分子生理科学研究所 製品開発部・学術部部長の谷野豊氏からは、サプリメント全般やレスベラトロールの見分け方についてご紹介いただきました。レスベラトロール選びの具体的なポイントとしては、

1. トランスレスベラトロールの含有量が明記されていること

2. 原材料や配合量が明記されていること

3. 衛生管理のしっかりした工場(GMP「適正製造規範」認定工場など)で製造していること

をあげました。澤登があげたレスベラトロールによるさまざまな効果が期待できるのは、あくまでトランスレスベラトロールの働きであるとした上で、大学病院でヒトへの臨床試験に使用されているのは、澤登と分子生理化学研究所が共同で開発した、高濃度レスベラトロール(トランスレスベラトロール76mg/粒 配合)であると紹介しました。また、海外で販売されている安価な製品には、日本では食品と認められていないイタドリ由来のものも多いことを指摘しました。





【澤登雅一 プロフィール】

1992年、東京慈恵会医科大学卒業後、血液内科医として日本赤十字社医療センターで白血病や悪性リンパ腫などの血液がんの臨床に従事。2005年より三番町ごきげんクリニック院長。病気を診る立場から、病気にならないことの重要性を痛感し、アンチエイジング医療を実践するとともに、ライフワークとしてがんの治療に力を注いでいる。医学博士。東海大血液腫瘍内科非常勤講師。日本抗加齢医学会専門医・評議員、日本内科学会総合内科専門医、日本血液学会専門医、米国先端医療学会(ACAM)キレーション治療認定医。これまでに開発したサプリメントは、レスベラトロール、ビタミンBコンプレックス、亜鉛、マルチミネラル、マルチビタミン、アレルギー対策サプリメントなど。著書に、『人より20歳若く見えて、20年長く生きる!』『ビタミンCはガンに効く』(ディスカヴァー携書)。


【三番町ごきげんクリニック】
●設立年:2005年
●事業内容:アンチエイジング医学の治療及びコンサルティング/がんの個別化治療
●院 長:澤登雅一
●所在地:東京都千代田区三番町8-1 三番町東急アパートメント1101
●TEL: 03-3237-0072
●ウェブサイト:http://www.kenko.org/ 
●スタッフブログ:http://d.hatena.ne.jp/gokigen_clinic/ 


<お問い合わせ>
三番町ごきげんクリニック 
TEL: 03-3237-0072  FAX: 03-3237-0039   E-Mail: info@kenko.org

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