CSRのチップ、世界初の次世代Wi-Fi標準のデモに貢献 802.11ai“Fast Link”標準策定と導入で主導的な役割を担う
[11/09/13]
提供元:DreamNews
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CSR は本日、日本のRoot, Inc.と協力して、世界初の次世代IEEE 802.11ai Wi-Fi標準の公開デモの実施のため、UniFi(R) CSR6026(TM) Wi-Fiプラットフォームの1バージョンを専用に開発したことを発表。
IMSリサーチ、シニアアナリスト、Filomena Berardi氏は、「公共スペースにおけるWi-Fiホットスポットの普及が加速するにつれて、ユーザは自分のモバイルデバイスがより速く、安全に接続できることを期待しています。CSRとRootによるFast Initial Link Setupのデモは、今後のIEEE 802.11ai Wi-Fi標準策定に向けた重要なマイルストーンになるでしょう。この開発は、公共ワイヤレスLANにおける利用体験の大幅な改善に大きく寄与するものです。今回のデモは、このテクノロジによって進化する新たなアプリケーションの数々を垣間見せるものになっています」と述べた。
IMSリサーチによると、Wi-Fi内蔵モバイルデバイス市場は、2016年までに13億台にまで成長すると予測されている。
CSR、テクノロジ/開発担当シニアバイスプレジデント、Klaus Buehringは、「次世代Wi-Fi標準策定にあたり、RootおよびTask Groupのその他のメンバーと協力できることと、当社の知識とテクノロジがこのデモの成功に貢献できることをうれしく思います。IEEE 802.11ai規格の策定は、従来数十秒かかっていたホットスポットへの接続時間を1秒未満に短縮することで、必要な電力の大幅な削減が可能にします。これにより、モバイルWi-Fiの使い方は大きく変わるでしょう。電池寿命が長くなり、空港や駅、ショッピングモールなど混雑した場所でも、さまざまなデバイスから一瞬にしてホットスポットに接続できるようになります」と語った。
CSRは、IEEE 802.11ai Fast Initial Link Setup(FILS)標準を策定するTask Groupの現メンバーであり、CSRの標準設計者Tom Siepをテクニカルエディタとして同プロジェクトに参加させている。CSRはTask Groupの議長を務めるRoot, Inc.と協力して標準の策定に取り組んできた。また、CSRは、CSR6026 Wi-Fiのファームウェアおよびソフトウェアを更新して、今回のデモ用に新たなプロトコルを実装した。
IEEE 802.11aiは、現段階では開発途上であるものの、MAC層プロトコルを定義している。このプロトコルはモバイルデバイスからWi-Fiアクセスポイントまたはホットスポットへの認証および接続を大幅にスピードアップするために設計された。IEEE 802.11aiは、モバイルデバイスがそれぞれのWi-Fiドメインにおいてログイン/ログオフを実行すると同時に、数百ものリンクを、アクセスポイントで処理。IEEE 802.11aiは、MAC層プロトコルなので、現行のIEEE 802.11 b/g/nや、次世代の802.11acなど、既存あるいは今後登場するどのPHY層Wi-Fi標準でも使用が可能。
このデモは、9月18〜23日に沖縄の沖縄コンベンションセンターで行われる、次回IEEE 2011 Wireless Interim MeetingのIEEE 802.11 Wireless LAN Working Groupセッションで行われる。
シーエスアール株式会社
深田 学
E−mail:prjp@csr.com
IMSリサーチ、シニアアナリスト、Filomena Berardi氏は、「公共スペースにおけるWi-Fiホットスポットの普及が加速するにつれて、ユーザは自分のモバイルデバイスがより速く、安全に接続できることを期待しています。CSRとRootによるFast Initial Link Setupのデモは、今後のIEEE 802.11ai Wi-Fi標準策定に向けた重要なマイルストーンになるでしょう。この開発は、公共ワイヤレスLANにおける利用体験の大幅な改善に大きく寄与するものです。今回のデモは、このテクノロジによって進化する新たなアプリケーションの数々を垣間見せるものになっています」と述べた。
IMSリサーチによると、Wi-Fi内蔵モバイルデバイス市場は、2016年までに13億台にまで成長すると予測されている。
CSR、テクノロジ/開発担当シニアバイスプレジデント、Klaus Buehringは、「次世代Wi-Fi標準策定にあたり、RootおよびTask Groupのその他のメンバーと協力できることと、当社の知識とテクノロジがこのデモの成功に貢献できることをうれしく思います。IEEE 802.11ai規格の策定は、従来数十秒かかっていたホットスポットへの接続時間を1秒未満に短縮することで、必要な電力の大幅な削減が可能にします。これにより、モバイルWi-Fiの使い方は大きく変わるでしょう。電池寿命が長くなり、空港や駅、ショッピングモールなど混雑した場所でも、さまざまなデバイスから一瞬にしてホットスポットに接続できるようになります」と語った。
CSRは、IEEE 802.11ai Fast Initial Link Setup(FILS)標準を策定するTask Groupの現メンバーであり、CSRの標準設計者Tom Siepをテクニカルエディタとして同プロジェクトに参加させている。CSRはTask Groupの議長を務めるRoot, Inc.と協力して標準の策定に取り組んできた。また、CSRは、CSR6026 Wi-Fiのファームウェアおよびソフトウェアを更新して、今回のデモ用に新たなプロトコルを実装した。
IEEE 802.11aiは、現段階では開発途上であるものの、MAC層プロトコルを定義している。このプロトコルはモバイルデバイスからWi-Fiアクセスポイントまたはホットスポットへの認証および接続を大幅にスピードアップするために設計された。IEEE 802.11aiは、モバイルデバイスがそれぞれのWi-Fiドメインにおいてログイン/ログオフを実行すると同時に、数百ものリンクを、アクセスポイントで処理。IEEE 802.11aiは、MAC層プロトコルなので、現行のIEEE 802.11 b/g/nや、次世代の802.11acなど、既存あるいは今後登場するどのPHY層Wi-Fi標準でも使用が可能。
このデモは、9月18〜23日に沖縄の沖縄コンベンションセンターで行われる、次回IEEE 2011 Wireless Interim MeetingのIEEE 802.11 Wireless LAN Working Groupセッションで行われる。
シーエスアール株式会社
深田 学
E−mail:prjp@csr.com