〜日本最大級の建築学生設計展〜全国各地、海外から合計533作品「建築新人戦2011」10/7〜10/9開催レポート
[11/10/17]
提供元:DreamNews
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■応募登録者数1000名超! 日本最大級の設計イベントに成長
今年で3回目となる同イベントは、全国の3回生までの建築学生が、所属する大学の演習課題で取り組んだ作品を競い合うもの。卒業設計に取り組む前の新人たちの戦いであるとともに、大学での課題教育を問い直す場という性格も併せ持ち、年々その規模、注目度が上がっています。
3年目となる今年は、応募登録者数が1,013名(昨年719名)、出品数が533作品(昨年454作品)となるなど、学生設計展としては日本最大級のイベントに成長しました。
また、審査会が行われた10/8(土)は、テレビ局や新聞社など多数の取材陣も訪れました。
■海外からも16作品が出展
作品の展示会場となった梅田スカイビルのファンファンプラザには、一次審査を通過した100作品が展示。ここから巡回審査でベスト16を選出し、さらにベスト8を選出。ベスト8に選ばれた8人は、公開審査会にて、それぞれ3分間のプレゼンテーションと、審査員との質疑応答を行いました。
プレゼンに先立ち、海外からの出展作品の紹介が行われました。今回は、中国、韓国、ベトナムから16作品が出展。特に優れた作品には国別に賞が与えられました。
【青龍賞(中国出展者)】 林正豪(華南理工大学)、曾雅涵(同済大学)、王晨雪(合肥工業大学)
【白虎賞(韓国出展者)】 Kim HaeRee(弘益大学)、Jung Chanyoung(漢陽大学)、
【朱雀賞(ベトナム出展者)】 Kim(ホーチミン建築大学)
■愛知工業大学の石川睦さんがグランプリを受賞!
海外出展者のプレゼン後は、いよいよ8人によるプレゼンがスタート。審査方法は、8人のプレゼン・質疑応答のあと、各審査員が自分の推す作品に3票を投じるという方法がとられ、結果として4人(小島衆太さん、田原大資さん、石川睦さん、福島英和さん)の作品に票が集中しました。この4作品の中から最終的にグランプリ1作品を決定します。
柱や梁といった、通常、空間として計画されない要素を住空間とした小島さん、3種類のグリッドにより、異なる部屋をもつ集合住宅を提案した田原さん、記憶をもとに大きな公園の隣に住宅地を設計した石川さん、都市に巨大な穴をあけるという福島さんと、4作品それぞれユニークなコンセプトを持ち、審査員の意見は割れ、議論は白熱しました。
最終的には、4作品の中から自分の推す1作品への投票が行われ、5票のうち3票を獲得した石川睦さんがグランプリを獲得。「未だに作品のすべてを理解したわけではないが、彼の思考回路をたどれば、まだまだいろいろ出てきそう」という審査員のコメントにあったように、石川さんの未知の魅力と可能性に票が投じられました。
その後、ベスト8の受賞者の表彰が行われ、グランプリを受賞した石川さんには、実行委員長の中村氏から楯が授与されました。また、総合資格学院の岸学院長より、グランプリの副賞としてプロフォームカッターが贈られ、また優秀新人賞受賞者にはスタイロフォームが贈られました。
【最優秀新人賞】
石川 睦(愛知工業大学) 「ふたつの壁と隅の家」
【優秀新人賞】
小島 衆太(九州大学) 「柱に住まう、梁に住まう、壁に住まう…。」
福島 英和(名古屋工業大学) 「Keep Digging〜都市と大地の物語〜」
田原 大資(九州大学) 「three grid rooms」
【ベスト8】
小島 衆太(九州大学)
田原 大資(九州大学)
京谷 奈津希(信州大学)
石川 睦(愛知工業大学)
落合 拓也(東海大学)
加門 竜嗣(法政大学)
福島 英和(名古屋工業大学)
福田 晃司(名古屋工業大学)
■アジアへひろがる建築新人戦
公開審査会の後は、同じステラホールで懇親会が開催されました。実行委員の学生をはじめ、出展者や教員、審査員、スポンサー企業など、多くの関係者が参加。公開審査を終え安堵の表情を浮かべる実行委員や、お互いの作品について語り合う学生などの姿が見られ、本設計展は自らの実力を試す場であっただけでなく、有意義な交流の場となりました。
懇親会では、積水ハウスCSR室長・広瀬氏から、来年2012年大会も梅田スカイビルを提供することが発表されました。さらに、一次予選審査員を務めた李暎一氏(宝塚大学教授)が、2012年には中国でも「建築新人戦」が開催されることを発表(韓国ではすでに「建築新人戦」と同様の大会が開催されている)。建築新人戦の創り出したうねりが、日本を越えアジアへと広がっていることに、会場からは驚きと喜びの声が上がりました。学内での課題の枠を越え、多くの仲間と競い合った本大会が、学生たちの建築に対する考えや気持ちに大きな影響を与えたのは間違いないでしょう。
※さらに詳しい内容は当学院HPをご覧下さい。(http://www.shikaku.co.jp/future/exhibition/11_shinjinsen/index.html)
○写真説明
1.会場となった梅田スカイビル
2.来場者の多くがパネルや模型に真剣な眼差しを注いでいた
3.真剣な眼差しで審査をする谷尻氏
4.公開審査で挨拶をする総合資格学院学院長岸
5.533作品の中からベスト16に選ばれた学生たち
6.今年は、海外から16人の出展があった
7.昨年グランプリを受賞した小島衆太によるプレゼン
8.グランプリ選出の議論では、審査員から学生たちに多くの質問がなされた
9.会場には多くの学生、取材陣らがつめかけた
10.グランプリを受賞した石川に、総合資格学院の岸社長から副賞が贈られた
11.中村実行委員長から、石川にグランプリの楯が授与された
12&13.グランプリ「ふたつの壁と隅の家」 石川睦(愛知工業大学)
14.優秀新人賞「柱に住まう、梁に住まう、壁に住まう…。」小島衆太(九州大学)
15.優秀新人賞「three grid rooms」田原大資(九州大学)
16.優秀新人賞「Keep Digging〜都市と大地の物語〜」福島英和(名古屋工業大学)
<建築新人戦2011 概要>
【特別協賛企業】
株式会社 総合資格、 積水ハウス株式会社
【場所・日時】
展覧会:
・梅田スカイビル ファンファンプラザ6階
10/7(金)10:00〜18:00
10/8(土)10:00〜19:00
10/9(日)10:00〜16:00
・梅田スカイビル 空中庭園展望台ギャラリー
10/7(金)、8(土) 10:00〜22:30(最終入場22:00)
10/9(日) 10:00〜16:00(公開審査にて選ばれた16作品の模型を展示)
公開審査会:
・梅田スカイビル タワーウエスト3階 ステラホール
10月8日(土)13:00〜18:00
【応募資格】
3回生までの全国の建築系大学生。グループでの参加は認めない。1人1作品まで。
【応募対象】
所属する大学の3回生前期までの設計演習関連カリキュラム課題で、個人で取り組んだ作品。
【 賞 】
最優秀新人賞:1点、優秀新人賞:3点、8選、16選
【審査委員】
宮本 佳明(審査委員長・大阪市立大学)
谷尻 誠(suppose design office)
千葉 学(東京大学)
槻橋 修(神戸大学)
永山 祐子(永山祐子建築設計)
【司会】
キドサキ ナギサ(京都工芸繊維大学)
宗本 晋作(立命館大学)
【総合資格学院の学生支援活動】
例年、1級建築士試験で全国の合格者の約半数を輩出する総合資格学院では、未来の建設業界を担う建築学生を支援するために、様々な活動を展開しています。
(1)協賛支援:
全国各地で開催される学生設計展や学園祭への協賛など、様々なイベント支援を実施。
(2)学生向けガイダンス:
進路決定に役立つ業界研究セミナーをはじめ、就職や資格取得に役立つガイダンスを開催。
(3)出版物の提供:
学生向け建築情報誌「アルキテクトン」をはじめ、「建築関係法令集」、各種資格試験用の「問題集」など、当学院が発行する様々な出版物を、学生向けに提供。
(4)資格取得フォロー:
大学内のエクステンションセンターとの連携により、学生の皆様の資格取得をサポート。最新の試験情報や教材、模擬試験などを提供。
(5)就活支援:
当学院が発行する就活情報誌「建設業界採用情報」の配布や「建設業界就職セミナー」等を通じて、建築系学生の就活支援を実施。
【会社概要】
[社名] 株式会社総合資格
[本社所在地] 東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル22階
[TEL] 03-3340-2801(代)
[社名] 株式会社中部資格
[本社所在地] 愛知県名古屋市中区錦1-2-22 中部資格ビル
[TEL] 052-202-1751(代)
[代表者] 岸 隆司
[設立] 1987年1月
[URL] http://www.shikaku.co.jp
[社員数] 709名 (2011年5月現在)
[資本金] 株式会社 総合資格10,000万円、 株式会社中部資格:2,000万円
[売上高] 115億円
●本件のお問合せ: 株式会社総合資格 営業部販促企画一課 小野寺・内海
TEL:03-3340-3082 FAX:03-3340-6715
●取材等のお問合せ:(広報窓口)株式会社アネティ 真壁・仲村
TEL:03-5475-3488 FAX:03-5475-3499
今年で3回目となる同イベントは、全国の3回生までの建築学生が、所属する大学の演習課題で取り組んだ作品を競い合うもの。卒業設計に取り組む前の新人たちの戦いであるとともに、大学での課題教育を問い直す場という性格も併せ持ち、年々その規模、注目度が上がっています。
3年目となる今年は、応募登録者数が1,013名(昨年719名)、出品数が533作品(昨年454作品)となるなど、学生設計展としては日本最大級のイベントに成長しました。
また、審査会が行われた10/8(土)は、テレビ局や新聞社など多数の取材陣も訪れました。
■海外からも16作品が出展
作品の展示会場となった梅田スカイビルのファンファンプラザには、一次審査を通過した100作品が展示。ここから巡回審査でベスト16を選出し、さらにベスト8を選出。ベスト8に選ばれた8人は、公開審査会にて、それぞれ3分間のプレゼンテーションと、審査員との質疑応答を行いました。
プレゼンに先立ち、海外からの出展作品の紹介が行われました。今回は、中国、韓国、ベトナムから16作品が出展。特に優れた作品には国別に賞が与えられました。
【青龍賞(中国出展者)】 林正豪(華南理工大学)、曾雅涵(同済大学)、王晨雪(合肥工業大学)
【白虎賞(韓国出展者)】 Kim HaeRee(弘益大学)、Jung Chanyoung(漢陽大学)、
【朱雀賞(ベトナム出展者)】 Kim(ホーチミン建築大学)
■愛知工業大学の石川睦さんがグランプリを受賞!
海外出展者のプレゼン後は、いよいよ8人によるプレゼンがスタート。審査方法は、8人のプレゼン・質疑応答のあと、各審査員が自分の推す作品に3票を投じるという方法がとられ、結果として4人(小島衆太さん、田原大資さん、石川睦さん、福島英和さん)の作品に票が集中しました。この4作品の中から最終的にグランプリ1作品を決定します。
柱や梁といった、通常、空間として計画されない要素を住空間とした小島さん、3種類のグリッドにより、異なる部屋をもつ集合住宅を提案した田原さん、記憶をもとに大きな公園の隣に住宅地を設計した石川さん、都市に巨大な穴をあけるという福島さんと、4作品それぞれユニークなコンセプトを持ち、審査員の意見は割れ、議論は白熱しました。
最終的には、4作品の中から自分の推す1作品への投票が行われ、5票のうち3票を獲得した石川睦さんがグランプリを獲得。「未だに作品のすべてを理解したわけではないが、彼の思考回路をたどれば、まだまだいろいろ出てきそう」という審査員のコメントにあったように、石川さんの未知の魅力と可能性に票が投じられました。
その後、ベスト8の受賞者の表彰が行われ、グランプリを受賞した石川さんには、実行委員長の中村氏から楯が授与されました。また、総合資格学院の岸学院長より、グランプリの副賞としてプロフォームカッターが贈られ、また優秀新人賞受賞者にはスタイロフォームが贈られました。
【最優秀新人賞】
石川 睦(愛知工業大学) 「ふたつの壁と隅の家」
【優秀新人賞】
小島 衆太(九州大学) 「柱に住まう、梁に住まう、壁に住まう…。」
福島 英和(名古屋工業大学) 「Keep Digging〜都市と大地の物語〜」
田原 大資(九州大学) 「three grid rooms」
【ベスト8】
小島 衆太(九州大学)
田原 大資(九州大学)
京谷 奈津希(信州大学)
石川 睦(愛知工業大学)
落合 拓也(東海大学)
加門 竜嗣(法政大学)
福島 英和(名古屋工業大学)
福田 晃司(名古屋工業大学)
■アジアへひろがる建築新人戦
公開審査会の後は、同じステラホールで懇親会が開催されました。実行委員の学生をはじめ、出展者や教員、審査員、スポンサー企業など、多くの関係者が参加。公開審査を終え安堵の表情を浮かべる実行委員や、お互いの作品について語り合う学生などの姿が見られ、本設計展は自らの実力を試す場であっただけでなく、有意義な交流の場となりました。
懇親会では、積水ハウスCSR室長・広瀬氏から、来年2012年大会も梅田スカイビルを提供することが発表されました。さらに、一次予選審査員を務めた李暎一氏(宝塚大学教授)が、2012年には中国でも「建築新人戦」が開催されることを発表(韓国ではすでに「建築新人戦」と同様の大会が開催されている)。建築新人戦の創り出したうねりが、日本を越えアジアへと広がっていることに、会場からは驚きと喜びの声が上がりました。学内での課題の枠を越え、多くの仲間と競い合った本大会が、学生たちの建築に対する考えや気持ちに大きな影響を与えたのは間違いないでしょう。
※さらに詳しい内容は当学院HPをご覧下さい。(http://www.shikaku.co.jp/future/exhibition/11_shinjinsen/index.html)
○写真説明
1.会場となった梅田スカイビル
2.来場者の多くがパネルや模型に真剣な眼差しを注いでいた
3.真剣な眼差しで審査をする谷尻氏
4.公開審査で挨拶をする総合資格学院学院長岸
5.533作品の中からベスト16に選ばれた学生たち
6.今年は、海外から16人の出展があった
7.昨年グランプリを受賞した小島衆太によるプレゼン
8.グランプリ選出の議論では、審査員から学生たちに多くの質問がなされた
9.会場には多くの学生、取材陣らがつめかけた
10.グランプリを受賞した石川に、総合資格学院の岸社長から副賞が贈られた
11.中村実行委員長から、石川にグランプリの楯が授与された
12&13.グランプリ「ふたつの壁と隅の家」 石川睦(愛知工業大学)
14.優秀新人賞「柱に住まう、梁に住まう、壁に住まう…。」小島衆太(九州大学)
15.優秀新人賞「three grid rooms」田原大資(九州大学)
16.優秀新人賞「Keep Digging〜都市と大地の物語〜」福島英和(名古屋工業大学)
<建築新人戦2011 概要>
【特別協賛企業】
株式会社 総合資格、 積水ハウス株式会社
【場所・日時】
展覧会:
・梅田スカイビル ファンファンプラザ6階
10/7(金)10:00〜18:00
10/8(土)10:00〜19:00
10/9(日)10:00〜16:00
・梅田スカイビル 空中庭園展望台ギャラリー
10/7(金)、8(土) 10:00〜22:30(最終入場22:00)
10/9(日) 10:00〜16:00(公開審査にて選ばれた16作品の模型を展示)
公開審査会:
・梅田スカイビル タワーウエスト3階 ステラホール
10月8日(土)13:00〜18:00
【応募資格】
3回生までの全国の建築系大学生。グループでの参加は認めない。1人1作品まで。
【応募対象】
所属する大学の3回生前期までの設計演習関連カリキュラム課題で、個人で取り組んだ作品。
【 賞 】
最優秀新人賞:1点、優秀新人賞:3点、8選、16選
【審査委員】
宮本 佳明(審査委員長・大阪市立大学)
谷尻 誠(suppose design office)
千葉 学(東京大学)
槻橋 修(神戸大学)
永山 祐子(永山祐子建築設計)
【司会】
キドサキ ナギサ(京都工芸繊維大学)
宗本 晋作(立命館大学)
【総合資格学院の学生支援活動】
例年、1級建築士試験で全国の合格者の約半数を輩出する総合資格学院では、未来の建設業界を担う建築学生を支援するために、様々な活動を展開しています。
(1)協賛支援:
全国各地で開催される学生設計展や学園祭への協賛など、様々なイベント支援を実施。
(2)学生向けガイダンス:
進路決定に役立つ業界研究セミナーをはじめ、就職や資格取得に役立つガイダンスを開催。
(3)出版物の提供:
学生向け建築情報誌「アルキテクトン」をはじめ、「建築関係法令集」、各種資格試験用の「問題集」など、当学院が発行する様々な出版物を、学生向けに提供。
(4)資格取得フォロー:
大学内のエクステンションセンターとの連携により、学生の皆様の資格取得をサポート。最新の試験情報や教材、模擬試験などを提供。
(5)就活支援:
当学院が発行する就活情報誌「建設業界採用情報」の配布や「建設業界就職セミナー」等を通じて、建築系学生の就活支援を実施。
【会社概要】
[社名] 株式会社総合資格
[本社所在地] 東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル22階
[TEL] 03-3340-2801(代)
[社名] 株式会社中部資格
[本社所在地] 愛知県名古屋市中区錦1-2-22 中部資格ビル
[TEL] 052-202-1751(代)
[代表者] 岸 隆司
[設立] 1987年1月
[URL] http://www.shikaku.co.jp
[社員数] 709名 (2011年5月現在)
[資本金] 株式会社 総合資格10,000万円、 株式会社中部資格:2,000万円
[売上高] 115億円
●本件のお問合せ: 株式会社総合資格 営業部販促企画一課 小野寺・内海
TEL:03-3340-3082 FAX:03-3340-6715
●取材等のお問合せ:(広報窓口)株式会社アネティ 真壁・仲村
TEL:03-5475-3488 FAX:03-5475-3499