アクロニス、ディザスタリカバリ、データプロテクションを実現する統合ソリューション、「Acronis Backup & Recovery(R) 11」を発売
[11/10/24]
提供元:DreamNews
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アクロニス・ジャパン株式会社は、ディザスタリカバリ、データプロテクションなどを、単一のプラットフォームで実現する統合ソリューション「Acronis Backup & Recovery(R) 11」を本日発表し、2011年11月1日(火)より提供を開始する。(パッケージ版のリリースは、2011年11月10日)
2011年3月に東日本を襲った大震災以降、災害・障害対策に関する企業の意識は劇的に変化し、多くの企業では、事業継続の観点から、バックアップ、ディザスタリカバリ戦略の見直しや再策定が積極的になされている。今回リリースを行うAcronis Backup & Recovery(R) 11では、これらの課題やあらゆる規模の企業と多様化するIT環境に対して、ディザスタリカバリ、データプロテクションを単一のプラットフォームで実現する総合ソリューションを提供することで、業界、規模を問わず企業の事業継続計画を支援。さらに、Acronis Backup & Recovery(R) 11は、旧バージョンAcronis Backup & Recovery(R) 10の機能とメリットを踏襲しながら、新機能と各種機能強化を行った。
「Acronis Backup & Recovery(R)11」の主な新機能・機能強化
<ハイブリッド環境への対応>
1. 異機種への復元対応機能強化
-バックアップを実行した環境とは異なる環境、機種への復元が可能。旧製品では、Windows環境のみの対応でしたが、Acronis Backup & Recovery(R) 11ではLinux環境にも対応。
- 今回初めて復元プロセスをスキップしてUniversal Restore*処理のみ実行することが可能。
* Universal Restore: サーバーやワークステーションを異なるハードウェアまたは仮想コンピュータにおいて復元することができるアドオンモジュールです。
2.VMware ESX仮想マシンのオフホスト、LANフリーバックアップ
-オフホスト方式: 仮想ホストをバックアップ負担から解放。
-LANフリー方式: 業務ネットワークからバックアップトラフィックを排除。
3.Microsoft Hyper-Vクラスタ対応
クラスタ構成における仮想ゲストマシンの保護が可能。
4. 複数仮想マシンの同時バックアップ
最大10台までの仮想マシンの同時バックアップに対応。仮想ホストのシステムリソースを考慮し同時バックアップ数を設定することでバックアップウィンドウの短縮が可能。
<データ増大への対応>
5.重複除外機能強化
ファイル・ブロックレベルで重複するデータを除外し、最大90%のストレージ容量の削減を実現。ターゲットにバックアップデータを転送する前に重複データを除去することができ、ネットワークトラフィックの軽減による通信効率を向上。新たにファイルバックアップの重複除外もブロックレベルで行い64ビットアーキテクチャを採用し、Acronis Backup & Recovery(R) 11では、旧バージョンより、最大約50%のパフォーマンス改善を達成している。
6.ステージング
-データを複数の段階に分けてバックアップするステージング機能(最大4回まで)を搭載。
- 信頼性向上のための、別ディスク、テープ、WAN越えコピーなど、別ロケーションへの自動コピーの作成、また、2次バックアップ保存先としてテープを利用(D2D2T)という点で、ディスクへの長期保存に伴うコスト削減を支援。
7.テープ対応強化
-長期保存やオフサイト保存に最適なテープへの対応を強化。Acronis RSMを使用するため、Windows RSM搭載の有無に関わらずバックアップ対象となる様々なシステムに対応。
-テープデバイスへのリード・ライトを実行しない時は、他ソフトウェアによるテープデバイスの使用が可能。また、バックアップ計画を用いて、簡単にバックアップ保存先にディスクを指定し、任意の保持期間経過後に、テープデバイスへ移動するステージング運用も可能。
8.カタログ作成と検索
-バックアップデータにインデックスを付けることにより、データを検索し、復元したいアイテムとロケーションを容易に特定することが可能。
-ファイル名やファイルサイズ、ファイル作成/更新日での検索や、バックアップ完了後にカタログ作成が可能。
-管理サーバが管理する格納域をまたいでのグローバル検索に対応。
<その他>
9.バックアップ計画のインポート/エクスポート
スタンドアロンエディションでも複数マシン間でバックアップ計画の配布や流用が可能。
10.UEFIのサポート
UEFIモードでインストールしたシステムのバックアップとシステムの起動を含む復元が可能
(2TB以上の起動ディスクのバックアップにも対応)。
■Acronis Backup & Recovery(R) 11の製品名と特長
<スタンドアロン型ソリューション>
Acronis Backup & Recovery(R) 11 Workstation:Windowsワークステーションのローカル管理向けで、対象コンピューターより起動し、簡単操作でバックアップが可能。中小規模の企業コンピューター環境において高いパフォーマンスを発揮。
Acronis Backup & Recovery(R) 11 Server for Windows:Windowsサーバのローカル管理向けで、対象サーバのOSやアプリケーション、データを含めた全体のバックアップが可能。簡単操作と少ない作業工程で、すぐにデータ保護を実現。
Acronis Backup & Recovery(R) 11 Server for Linux:Linuxサーバのローカル管理向けで、LinuxサーバのバックアップをWindows版と同一のわかりやすいGUIで簡単に実現。コマンドでの操作要らずで、Linuxに慣れていない方でも簡単に利用が可能。
<集中管理型ソリューション>
Acronis Backup & Recovery(R) 11 Advanced Workstation:ネットワーク上にあるワークステーション向けの集中管理ソリューションで、管理用コンピューターより、リモート操作でネットワークに接続された複数台のコンピューターの一括操作が可能
Acronis Backup & Recovery(R) 11 Advanced Server:ネットワーク上にあるワークステーションとサーバ向けの集中管理ソリューション。Windows/Linuxサーバが混在している環境で管理用サーバよりリモート操作にてバックアップが可能。
Acronis Backup & Recovery(R) 11 Virtual Edition:Acronis Backup & Recovery(R) 11 Advanced Server の機能に加え、VMware、Microsoft Hyper-V、Citrix Xen Server、Parallelsなど、仮想環境保護や仮想化への移行に特化した機能や拡張を搭載。
Acronis Backup & Recovery(R) 11 Advanced Server SBS Edition:Microsoft Windows Small Business Serverに対し、低価格でパフォーマンスの高いバックアップが可能。
■出荷開始日
日本語版ライセンス受注開始日: 2011年11月1日(火)
日本語版パッケージならびにメディアパック受注開始日: 2011年11月10日(木)
■参考価格 (ライセンス版)
<スタンドアロン型 ソリューション>
ABR11 Workstation: ¥9,600
ABR11 Server for Linux: ¥117,600
ABR11 Server for Windows: ¥117,600
<集中管理型 ソリューション>
ABR11 Advanced Workstation: ¥12,000
ABR11 Advanced Server SBS Edition: ¥58,800
ABR11 Advanced Server: ¥150,000
ABR11 Virtual Edition: ¥380,000
(注)※ 価格には消費税が含まれておりません。
■販売体制
本製品の販売はディストリビューターであるソフトバンクBB株式会社、ダイワボウ情報システム株式会社、株式会社ネットワールド、及び各リセラー企業を通して行います。販売価格に関しましては、当社ディストリビューまたはリセラーまでお問い合わせください。
アクロニスでは、今後さらに販売体制を強化し、お客様に最適なサポート体制を構築する予定です。
【報道関係者のお問い合わせ先】
アクロニス・ジャパン株式会社 マーケティング 担当 北尾、今村
TEL: 03-6430-1442 / Email: Media_jp@acronis.com
2011年3月に東日本を襲った大震災以降、災害・障害対策に関する企業の意識は劇的に変化し、多くの企業では、事業継続の観点から、バックアップ、ディザスタリカバリ戦略の見直しや再策定が積極的になされている。今回リリースを行うAcronis Backup & Recovery(R) 11では、これらの課題やあらゆる規模の企業と多様化するIT環境に対して、ディザスタリカバリ、データプロテクションを単一のプラットフォームで実現する総合ソリューションを提供することで、業界、規模を問わず企業の事業継続計画を支援。さらに、Acronis Backup & Recovery(R) 11は、旧バージョンAcronis Backup & Recovery(R) 10の機能とメリットを踏襲しながら、新機能と各種機能強化を行った。
「Acronis Backup & Recovery(R)11」の主な新機能・機能強化
<ハイブリッド環境への対応>
1. 異機種への復元対応機能強化
-バックアップを実行した環境とは異なる環境、機種への復元が可能。旧製品では、Windows環境のみの対応でしたが、Acronis Backup & Recovery(R) 11ではLinux環境にも対応。
- 今回初めて復元プロセスをスキップしてUniversal Restore*処理のみ実行することが可能。
* Universal Restore: サーバーやワークステーションを異なるハードウェアまたは仮想コンピュータにおいて復元することができるアドオンモジュールです。
2.VMware ESX仮想マシンのオフホスト、LANフリーバックアップ
-オフホスト方式: 仮想ホストをバックアップ負担から解放。
-LANフリー方式: 業務ネットワークからバックアップトラフィックを排除。
3.Microsoft Hyper-Vクラスタ対応
クラスタ構成における仮想ゲストマシンの保護が可能。
4. 複数仮想マシンの同時バックアップ
最大10台までの仮想マシンの同時バックアップに対応。仮想ホストのシステムリソースを考慮し同時バックアップ数を設定することでバックアップウィンドウの短縮が可能。
<データ増大への対応>
5.重複除外機能強化
ファイル・ブロックレベルで重複するデータを除外し、最大90%のストレージ容量の削減を実現。ターゲットにバックアップデータを転送する前に重複データを除去することができ、ネットワークトラフィックの軽減による通信効率を向上。新たにファイルバックアップの重複除外もブロックレベルで行い64ビットアーキテクチャを採用し、Acronis Backup & Recovery(R) 11では、旧バージョンより、最大約50%のパフォーマンス改善を達成している。
6.ステージング
-データを複数の段階に分けてバックアップするステージング機能(最大4回まで)を搭載。
- 信頼性向上のための、別ディスク、テープ、WAN越えコピーなど、別ロケーションへの自動コピーの作成、また、2次バックアップ保存先としてテープを利用(D2D2T)という点で、ディスクへの長期保存に伴うコスト削減を支援。
7.テープ対応強化
-長期保存やオフサイト保存に最適なテープへの対応を強化。Acronis RSMを使用するため、Windows RSM搭載の有無に関わらずバックアップ対象となる様々なシステムに対応。
-テープデバイスへのリード・ライトを実行しない時は、他ソフトウェアによるテープデバイスの使用が可能。また、バックアップ計画を用いて、簡単にバックアップ保存先にディスクを指定し、任意の保持期間経過後に、テープデバイスへ移動するステージング運用も可能。
8.カタログ作成と検索
-バックアップデータにインデックスを付けることにより、データを検索し、復元したいアイテムとロケーションを容易に特定することが可能。
-ファイル名やファイルサイズ、ファイル作成/更新日での検索や、バックアップ完了後にカタログ作成が可能。
-管理サーバが管理する格納域をまたいでのグローバル検索に対応。
<その他>
9.バックアップ計画のインポート/エクスポート
スタンドアロンエディションでも複数マシン間でバックアップ計画の配布や流用が可能。
10.UEFIのサポート
UEFIモードでインストールしたシステムのバックアップとシステムの起動を含む復元が可能
(2TB以上の起動ディスクのバックアップにも対応)。
■Acronis Backup & Recovery(R) 11の製品名と特長
<スタンドアロン型ソリューション>
Acronis Backup & Recovery(R) 11 Workstation:Windowsワークステーションのローカル管理向けで、対象コンピューターより起動し、簡単操作でバックアップが可能。中小規模の企業コンピューター環境において高いパフォーマンスを発揮。
Acronis Backup & Recovery(R) 11 Server for Windows:Windowsサーバのローカル管理向けで、対象サーバのOSやアプリケーション、データを含めた全体のバックアップが可能。簡単操作と少ない作業工程で、すぐにデータ保護を実現。
Acronis Backup & Recovery(R) 11 Server for Linux:Linuxサーバのローカル管理向けで、LinuxサーバのバックアップをWindows版と同一のわかりやすいGUIで簡単に実現。コマンドでの操作要らずで、Linuxに慣れていない方でも簡単に利用が可能。
<集中管理型ソリューション>
Acronis Backup & Recovery(R) 11 Advanced Workstation:ネットワーク上にあるワークステーション向けの集中管理ソリューションで、管理用コンピューターより、リモート操作でネットワークに接続された複数台のコンピューターの一括操作が可能
Acronis Backup & Recovery(R) 11 Advanced Server:ネットワーク上にあるワークステーションとサーバ向けの集中管理ソリューション。Windows/Linuxサーバが混在している環境で管理用サーバよりリモート操作にてバックアップが可能。
Acronis Backup & Recovery(R) 11 Virtual Edition:Acronis Backup & Recovery(R) 11 Advanced Server の機能に加え、VMware、Microsoft Hyper-V、Citrix Xen Server、Parallelsなど、仮想環境保護や仮想化への移行に特化した機能や拡張を搭載。
Acronis Backup & Recovery(R) 11 Advanced Server SBS Edition:Microsoft Windows Small Business Serverに対し、低価格でパフォーマンスの高いバックアップが可能。
■出荷開始日
日本語版ライセンス受注開始日: 2011年11月1日(火)
日本語版パッケージならびにメディアパック受注開始日: 2011年11月10日(木)
■参考価格 (ライセンス版)
<スタンドアロン型 ソリューション>
ABR11 Workstation: ¥9,600
ABR11 Server for Linux: ¥117,600
ABR11 Server for Windows: ¥117,600
<集中管理型 ソリューション>
ABR11 Advanced Workstation: ¥12,000
ABR11 Advanced Server SBS Edition: ¥58,800
ABR11 Advanced Server: ¥150,000
ABR11 Virtual Edition: ¥380,000
(注)※ 価格には消費税が含まれておりません。
■販売体制
本製品の販売はディストリビューターであるソフトバンクBB株式会社、ダイワボウ情報システム株式会社、株式会社ネットワールド、及び各リセラー企業を通して行います。販売価格に関しましては、当社ディストリビューまたはリセラーまでお問い合わせください。
アクロニスでは、今後さらに販売体制を強化し、お客様に最適なサポート体制を構築する予定です。
【報道関係者のお問い合わせ先】
アクロニス・ジャパン株式会社 マーケティング 担当 北尾、今村
TEL: 03-6430-1442 / Email: Media_jp@acronis.com