austriamicrosystems、Bluetoothおよび有線のモノラルヘッドセットの音質向上を実現する 最新のアクティブノイズ・キャンセルICを発表
[11/10/27]
提供元:DreamNews
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austriamicrosystems(日本法人:オーストリアマイクロシステムズ・ジャパン株式会社、東京都港区、カントリーマネージャー 岩本桂一)は本日、アクティブノイズ・キャンセル(ANC)ICファミリーに、ノイズの多い環境でも音声のリスニング品質を向上させる2機種が加わったことを発表しました。「AS3400」および「AS3420」は、最小電力で使用でき、これまでのANCソリューションよりも、電池寿命を少なくとも20%延ばします。これらのICは、競合ソリューションよりも、S/N比で10dB優れたオーディオ性能を実現し、環境に左右されることなく、有線/無線のモノラル通信ヘッドセットの明瞭度を改善しています。
アクティブノイズ・キャンセルIC AS3420は、モノラルBluetoothアプリケーションで一般的なSoCsに直接接続できるように設計され、完全差動式ANCスピーカドライバICです。また、これは、他の無線方式のヘッドセットにも使用できます。完全なアナログ設計のAS3420は、周辺の背景雑音を低減し、電力消費を抑えながら最良の受信音声品質を実現します。AS3420は、フィードフォワード構成でもフィードバック構成でも使用できます。このICは、低ノイズアンプを搭載し、複雑な多次フィルタやシンプルな低次フィルタの開発を可能にします。さらにマイク入力部は、完全差動式低ノイズアンプ、128ステップを超えるゲイン設定、ゲインを工場出荷時に設定するOTP(ワンタイムプログラマブル)ROMを集積しています。
AS3420を補完するAS3400は、有線ヘッドセットの周辺ノイズを低減して、会話や音楽のリスニング品質を向上させるために設計された、低消費電力ANCスピーカドライバICです。AS3400は、AS3420と同様に、フィードバックおよびフィードフォワードのどちらにも構成できます。レシーブパスとしてのどちらのICも、最大30dBのノイズ低減を実現し、起動時やモード切替時のクリック音やポップ音無しで動作します。またどちらにも、高効率で低THD(全高調波歪み)のヘッドホンアンプ(AS3420で0.1%、AS3400で0.03%)を内蔵しています。どちらのドライバICも1.5Vで3.8mAしか消費せず、休止電流はモノラルモードで1μA未満となります。
austriamicrosystems、オーディオ製品担当マーケティングマネージャ、オリバー・ジョーンズのコメント:
「これまでにどれだけ“もう一度言っていただけますか、よく聞こえなかったので”と言うはめになったでしょうか。人はどこにいようとも連絡を取り合いたいものです。アクティブノイズ・キャンセルは、モノラルアプリケーションであっても、リスニングの品質を大幅に改善します。強力なソフトウェアによりANC機能を実現するデジタル式ソリューションでは、より多くの電力が必要ですが、同性能を実現できません。そのようなアプローチでは、ノイズの多い環境では音量を上げるしかありませんし、ある条件下では相手の声が歪んで聞こえてしまうのです。」
AS3400は、4×4 mmのQFN24パッケージで、AS3420は4×4 mmのQFN20パッケージで出荷します。どちらのICも、-20°C〜85°Cの温度範囲において、入力電圧1.0〜1.8Vで動作します。
価格および現在の販売状況
ANC ICのAS3400およびAS3420は現在、1000個単位で出荷中です。開発時間を短縮できるよう、デモボードをご用意しています。新しいアクティブノイズ・キャンセルIC、AS3400/20に関するより詳しい情報については、こちらのページをご覧ください。http://www.austriamicrosystems.com/audio/ANC
価格については、オーストリアマイクロシステムズの販売代理店にお問い合わせください。
本件に関するお問い合わせ先
オーストリアマイクロシステム・ジャパン株式会社
広報担当:鳥羽
Tel: 03-5269-1038
Email: austriamicrosystems@jspin.co.jp
アクティブノイズ・キャンセルIC AS3420は、モノラルBluetoothアプリケーションで一般的なSoCsに直接接続できるように設計され、完全差動式ANCスピーカドライバICです。また、これは、他の無線方式のヘッドセットにも使用できます。完全なアナログ設計のAS3420は、周辺の背景雑音を低減し、電力消費を抑えながら最良の受信音声品質を実現します。AS3420は、フィードフォワード構成でもフィードバック構成でも使用できます。このICは、低ノイズアンプを搭載し、複雑な多次フィルタやシンプルな低次フィルタの開発を可能にします。さらにマイク入力部は、完全差動式低ノイズアンプ、128ステップを超えるゲイン設定、ゲインを工場出荷時に設定するOTP(ワンタイムプログラマブル)ROMを集積しています。
AS3420を補完するAS3400は、有線ヘッドセットの周辺ノイズを低減して、会話や音楽のリスニング品質を向上させるために設計された、低消費電力ANCスピーカドライバICです。AS3400は、AS3420と同様に、フィードバックおよびフィードフォワードのどちらにも構成できます。レシーブパスとしてのどちらのICも、最大30dBのノイズ低減を実現し、起動時やモード切替時のクリック音やポップ音無しで動作します。またどちらにも、高効率で低THD(全高調波歪み)のヘッドホンアンプ(AS3420で0.1%、AS3400で0.03%)を内蔵しています。どちらのドライバICも1.5Vで3.8mAしか消費せず、休止電流はモノラルモードで1μA未満となります。
austriamicrosystems、オーディオ製品担当マーケティングマネージャ、オリバー・ジョーンズのコメント:
「これまでにどれだけ“もう一度言っていただけますか、よく聞こえなかったので”と言うはめになったでしょうか。人はどこにいようとも連絡を取り合いたいものです。アクティブノイズ・キャンセルは、モノラルアプリケーションであっても、リスニングの品質を大幅に改善します。強力なソフトウェアによりANC機能を実現するデジタル式ソリューションでは、より多くの電力が必要ですが、同性能を実現できません。そのようなアプローチでは、ノイズの多い環境では音量を上げるしかありませんし、ある条件下では相手の声が歪んで聞こえてしまうのです。」
AS3400は、4×4 mmのQFN24パッケージで、AS3420は4×4 mmのQFN20パッケージで出荷します。どちらのICも、-20°C〜85°Cの温度範囲において、入力電圧1.0〜1.8Vで動作します。
価格および現在の販売状況
ANC ICのAS3400およびAS3420は現在、1000個単位で出荷中です。開発時間を短縮できるよう、デモボードをご用意しています。新しいアクティブノイズ・キャンセルIC、AS3400/20に関するより詳しい情報については、こちらのページをご覧ください。http://www.austriamicrosystems.com/audio/ANC
価格については、オーストリアマイクロシステムズの販売代理店にお問い合わせください。
本件に関するお問い合わせ先
オーストリアマイクロシステム・ジャパン株式会社
広報担当:鳥羽
Tel: 03-5269-1038
Email: austriamicrosystems@jspin.co.jp