たばこの購入場所は「コンビニ」が基本、発がん性物質の脅威はあっても「禁煙」は別問題?−喫煙者に聞いた「たばこに関するアンケート」
[11/11/30]
提供元:DreamNews
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〔調査結果概要〕
今回は、9月に実施したミニリサーチ「たばこに関する調査」の追跡調査として実施した。
回答者は、前回調査で喫煙と回答した220名。この220名のうち、この2ヶ月以内に禁煙をした人が6名。
前回調査で、6名のうち4名は禁煙意向を尋ねた質問で「たばこをやめたいと思う(計)」と回答していた。
また、この220名全体で見ても、6割以上の人が禁煙意向を表していた。
普段、たばこを購入する場所として最も多かったのは「コンビニエンスストア」で79.0%。
また、コンビニエンスストアで購入する場合、たばこの他に「ついで買いをする(計)」と回答する人が78.1%と、
8割近くの人がたばこプラスαの買い物をしていることがわかった。
コンビニエンスストアでの購入が多いことに比例するのか、タスポを持っていないと回答する人が56.5%と半数以上を占めていた。
たばこの煙に含まれる成分の1つに「ポロニウム210」というのがあり、これは発がん性の高い物質になる。
また、体内にたまると高濃度になり、局所的に放射線量が集中することになると言われている。
この成分の特徴を認知してもらった上で、たばこに対しての脅威を尋ねたところ、「脅威に感じている(計)」人は57.0%。
先の質問で、原子力発電事故で、放射線量や放射性物質に「脅威を感じている(計)」52.8%の回答を上回る結果となった。
しかしながら、これが禁煙に直接的には結びつかないようだ。
この説明を読んだ後にたばこの本数の変化について尋ねたところ、「禁煙する」と回答した人は僅かに5.1%。
「吸う本数を減らす」と回答した人は36.4%。「本数は変わらない」と回答した人がこれらを上回り、57.9%と半数以上を占めた。
最後の設問では、「喫煙で肩身の狭い思いをした体験談」を自由回答で尋ねた。
普段、他の人にはぶつけられない不満や、たばこに対する思いが多く寄せられた。
【調査概要】
調査名:たばこに関するアンケート
調査対象者:2011年9月実施のミニリサーチ「たばこに関する調査」でたばこを「吸う」と回答した人
サンプル数:220s
調査項目:
・喫煙有無
・たばこの購入場所
・タスポの利用状況
・たばこの銘柄誤認経験
・コンビニエンスストアでのついで買いについて
・パッケージのタール表記について
・放射線量/放射性物質に対する意識状況
・「ポロニウム210」の認知状況
・「ポロニウム210」に対する意識状況
・「ポロニウム210」認知後のたばこの喫煙量
・喫煙者の肩身が狭いと思った体験談やその他たばこについて考えること
実査期間:2011年11月22日〜11月24日
調査方法:インターネット調査
【調査結果URL】
https://www.asmarq.co.jp/examine/ex2311.html
【調査機関】 株式会社マーシュ
【調査結果】
Q1.あなたはたばこを吸いますか。あてはまるものをお選びください。(1つ選択)
今年9月に実施したミニリサーチ「たばこに関する調査」の喫煙者にアンケートを配信したところ、この2ヶ月間で既に禁煙をしていた人が6名いた。
この6名のうち、9月の調査で禁煙意向を表していたのは半数以上の4名だった。
また、N=220sの9月時点の禁煙意向は6割以上を占める。
Q2.普段、あなたがたばこを購入する場所はどこですか。当てはまるものを全てお知らせください。(複数選択可)
圧倒的に「コンビニエンスストア」がトップで79.0%。
次いで、「自動販売機」34.6%、「たばこ屋」33.6%、「スーパー、ディスカウントストア」31.3%と続く。
Q3.普段、あなたは、タスポを利用しますか。(1つ選択)
「普段から継続的に使用している」人は16.4%と10%台に留まる。
一方で、タスポ自体を持っていない人が全体の半数以上を占める(56.5%)。
Q4.あなたは、コンビニエンスストアでたばこを購入する時に銘柄を間違えられた経験はありますか。(1つ選択)
銘柄を「間違えられる(た)経験がある(計)」のは30.3%。
「頻繁に間違えられる(た)ことがある」のは僅かに2.3%に留まる。
Q5.あなたは、コンビニエンスストアでたばこを購入する時、他のものをついで買いすることがありますか。(1つ選択)
78.1%の人が「購入する(計)」と回答している。
Q6.あなたは、自分が購入するたばこを含め、たばこのパッケージのタール表記がわかりにくいと感じることはありますか。(1つ選択)
たばこのパッケージのタール表記についてわかりにくいと感じているのは全体の20.6%。
6割以上は表記のわかりにくさは感じていない。
Q7.3月の大震災が原因の原子力発電所の事故についてお伺いします。
あなたは、放射線量、放射性物質に関して現在、どの程度脅威に感じていますか。(1つ選択)
3月の大震災が原因で起こった原子力発電所事故により、放射線量/放射性物質への注目が高まった。
そこで、放射線量/放射性物質の脅威を尋ねたところ、全体の52.8%が脅威を感じていた。
Q8.あなたは、「ポロニウム210」という名前についてご存知ですか。(1つ選択)
たばこに含まれる成分である「ポロニウム210」について知っているかどうかを尋ねたところ、「意味までよく知っている」は僅かに1.9%。
「名前を聞いたことがある程度」を含めた認知率でみても17.8%と、2割を下回る。
「ポロニウム210」とは・・・
たばこの煙に含まれる成分の1つで発がん性の高い物質になります。
体内にたまると非常に高濃度の「ポロニウム210」になり、局所的に放射線量が集中することになります。
Q9.これを聞いて、あなたはたばこに対してどの程度脅威を感じますか。(1つ選択)
全体の57.0%は「脅威に感じている(計)」と回答している。
Q7の原子力発電所の事故が原因の放射線量/放射性物質の脅威より約5ポイント上回る結果となった。
Q10.これを聞いて、あなたのたばこを吸う本数に変化がありますか。(1つ選択)
57.9%は「吸う本数は変わらない」と回答。一方で、「吸う本数を減らす」の回答は36.4%、「禁煙」は僅かに5.1%に留まる。
放射線量/放射性物質の脅威を感じつつも禁煙には結びつかない傾向が見られた。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000042616&id=bodyimage1】
Q11.「喫煙者の肩身が狭い」と思った体験談や、その他たばこについて考えること(自由回答)
実際の回答(一部)
【男性 30代】
「公共施設等で分煙がすすんできているが、まだまだ圧倒的に禁煙の施設が多い。
一部のマナーの悪い喫煙者のために他の愛煙家まで同じように喫煙自体を悪くみられる。
他の税金に比べて、簡単に税率を上げられているように感じる。
いつも海外の単価と比べられて、日本はまだまだ安いといわれるが、非喫煙者に言われたくない。」
【女性 40代】
「ファーストフード店や飲食店の喫煙席が少ないこと。ママ友はみなたばこを吸わないし、
たばこを吸っているひとの近くにいて匂いが漂ってくるととても嫌な顔をします。
そんな反応をみて、自分が吸っていることは言いだしにくく、吸っていることは誰も知らないです。
今後も言わないつもりです。なので、美味しいランチ食べても食後の一服ができない為、
少しでも早く家に帰りたいと思ってしまいます。」
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【会社概要】
会社名: 株式会社マーシュ
代表取締役: 町田 正一
所在地: 〒154-0012 東京都世田谷区駒沢1-4-15真井ビル7F
電話番号: 03-5433-0321
FAX番号: 03-5433-0481
設立: 2001年12月21日
資本金: 5,000万円
加盟団体: 社団法人日本マーケティングリサーチ協会(JMRA)、アジア経営者連合会
取得認証: プライバシーマーク 登録番号:12390094(03)
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【この調査に関するご質問、転載・引用などのお問い合わせ】
営業推進チーム 内藤・小林(文)
TEL:03-5433-0321 メール: info@marsh-research.co.jp
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配信元企業:株式会社アスマーク
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今回は、9月に実施したミニリサーチ「たばこに関する調査」の追跡調査として実施した。
回答者は、前回調査で喫煙と回答した220名。この220名のうち、この2ヶ月以内に禁煙をした人が6名。
前回調査で、6名のうち4名は禁煙意向を尋ねた質問で「たばこをやめたいと思う(計)」と回答していた。
また、この220名全体で見ても、6割以上の人が禁煙意向を表していた。
普段、たばこを購入する場所として最も多かったのは「コンビニエンスストア」で79.0%。
また、コンビニエンスストアで購入する場合、たばこの他に「ついで買いをする(計)」と回答する人が78.1%と、
8割近くの人がたばこプラスαの買い物をしていることがわかった。
コンビニエンスストアでの購入が多いことに比例するのか、タスポを持っていないと回答する人が56.5%と半数以上を占めていた。
たばこの煙に含まれる成分の1つに「ポロニウム210」というのがあり、これは発がん性の高い物質になる。
また、体内にたまると高濃度になり、局所的に放射線量が集中することになると言われている。
この成分の特徴を認知してもらった上で、たばこに対しての脅威を尋ねたところ、「脅威に感じている(計)」人は57.0%。
先の質問で、原子力発電事故で、放射線量や放射性物質に「脅威を感じている(計)」52.8%の回答を上回る結果となった。
しかしながら、これが禁煙に直接的には結びつかないようだ。
この説明を読んだ後にたばこの本数の変化について尋ねたところ、「禁煙する」と回答した人は僅かに5.1%。
「吸う本数を減らす」と回答した人は36.4%。「本数は変わらない」と回答した人がこれらを上回り、57.9%と半数以上を占めた。
最後の設問では、「喫煙で肩身の狭い思いをした体験談」を自由回答で尋ねた。
普段、他の人にはぶつけられない不満や、たばこに対する思いが多く寄せられた。
【調査概要】
調査名:たばこに関するアンケート
調査対象者:2011年9月実施のミニリサーチ「たばこに関する調査」でたばこを「吸う」と回答した人
サンプル数:220s
調査項目:
・喫煙有無
・たばこの購入場所
・タスポの利用状況
・たばこの銘柄誤認経験
・コンビニエンスストアでのついで買いについて
・パッケージのタール表記について
・放射線量/放射性物質に対する意識状況
・「ポロニウム210」の認知状況
・「ポロニウム210」に対する意識状況
・「ポロニウム210」認知後のたばこの喫煙量
・喫煙者の肩身が狭いと思った体験談やその他たばこについて考えること
実査期間:2011年11月22日〜11月24日
調査方法:インターネット調査
【調査結果URL】
https://www.asmarq.co.jp/examine/ex2311.html
【調査機関】 株式会社マーシュ
【調査結果】
Q1.あなたはたばこを吸いますか。あてはまるものをお選びください。(1つ選択)
今年9月に実施したミニリサーチ「たばこに関する調査」の喫煙者にアンケートを配信したところ、この2ヶ月間で既に禁煙をしていた人が6名いた。
この6名のうち、9月の調査で禁煙意向を表していたのは半数以上の4名だった。
また、N=220sの9月時点の禁煙意向は6割以上を占める。
Q2.普段、あなたがたばこを購入する場所はどこですか。当てはまるものを全てお知らせください。(複数選択可)
圧倒的に「コンビニエンスストア」がトップで79.0%。
次いで、「自動販売機」34.6%、「たばこ屋」33.6%、「スーパー、ディスカウントストア」31.3%と続く。
Q3.普段、あなたは、タスポを利用しますか。(1つ選択)
「普段から継続的に使用している」人は16.4%と10%台に留まる。
一方で、タスポ自体を持っていない人が全体の半数以上を占める(56.5%)。
Q4.あなたは、コンビニエンスストアでたばこを購入する時に銘柄を間違えられた経験はありますか。(1つ選択)
銘柄を「間違えられる(た)経験がある(計)」のは30.3%。
「頻繁に間違えられる(た)ことがある」のは僅かに2.3%に留まる。
Q5.あなたは、コンビニエンスストアでたばこを購入する時、他のものをついで買いすることがありますか。(1つ選択)
78.1%の人が「購入する(計)」と回答している。
Q6.あなたは、自分が購入するたばこを含め、たばこのパッケージのタール表記がわかりにくいと感じることはありますか。(1つ選択)
たばこのパッケージのタール表記についてわかりにくいと感じているのは全体の20.6%。
6割以上は表記のわかりにくさは感じていない。
Q7.3月の大震災が原因の原子力発電所の事故についてお伺いします。
あなたは、放射線量、放射性物質に関して現在、どの程度脅威に感じていますか。(1つ選択)
3月の大震災が原因で起こった原子力発電所事故により、放射線量/放射性物質への注目が高まった。
そこで、放射線量/放射性物質の脅威を尋ねたところ、全体の52.8%が脅威を感じていた。
Q8.あなたは、「ポロニウム210」という名前についてご存知ですか。(1つ選択)
たばこに含まれる成分である「ポロニウム210」について知っているかどうかを尋ねたところ、「意味までよく知っている」は僅かに1.9%。
「名前を聞いたことがある程度」を含めた認知率でみても17.8%と、2割を下回る。
「ポロニウム210」とは・・・
たばこの煙に含まれる成分の1つで発がん性の高い物質になります。
体内にたまると非常に高濃度の「ポロニウム210」になり、局所的に放射線量が集中することになります。
Q9.これを聞いて、あなたはたばこに対してどの程度脅威を感じますか。(1つ選択)
全体の57.0%は「脅威に感じている(計)」と回答している。
Q7の原子力発電所の事故が原因の放射線量/放射性物質の脅威より約5ポイント上回る結果となった。
Q10.これを聞いて、あなたのたばこを吸う本数に変化がありますか。(1つ選択)
57.9%は「吸う本数は変わらない」と回答。一方で、「吸う本数を減らす」の回答は36.4%、「禁煙」は僅かに5.1%に留まる。
放射線量/放射性物質の脅威を感じつつも禁煙には結びつかない傾向が見られた。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000042616&id=bodyimage1】
Q11.「喫煙者の肩身が狭い」と思った体験談や、その他たばこについて考えること(自由回答)
実際の回答(一部)
【男性 30代】
「公共施設等で分煙がすすんできているが、まだまだ圧倒的に禁煙の施設が多い。
一部のマナーの悪い喫煙者のために他の愛煙家まで同じように喫煙自体を悪くみられる。
他の税金に比べて、簡単に税率を上げられているように感じる。
いつも海外の単価と比べられて、日本はまだまだ安いといわれるが、非喫煙者に言われたくない。」
【女性 40代】
「ファーストフード店や飲食店の喫煙席が少ないこと。ママ友はみなたばこを吸わないし、
たばこを吸っているひとの近くにいて匂いが漂ってくるととても嫌な顔をします。
そんな反応をみて、自分が吸っていることは言いだしにくく、吸っていることは誰も知らないです。
今後も言わないつもりです。なので、美味しいランチ食べても食後の一服ができない為、
少しでも早く家に帰りたいと思ってしまいます。」
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【会社概要】
会社名: 株式会社マーシュ
代表取締役: 町田 正一
所在地: 〒154-0012 東京都世田谷区駒沢1-4-15真井ビル7F
電話番号: 03-5433-0321
FAX番号: 03-5433-0481
設立: 2001年12月21日
資本金: 5,000万円
加盟団体: 社団法人日本マーケティングリサーチ協会(JMRA)、アジア経営者連合会
取得認証: プライバシーマーク 登録番号:12390094(03)
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【この調査に関するご質問、転載・引用などのお問い合わせ】
営業推進チーム 内藤・小林(文)
TEL:03-5433-0321 メール: info@marsh-research.co.jp
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