第25回 日本ホラー小説大賞/第38回 横溝正史ミステリ大賞 選考結果発表!
[18/04/25]
提供元:PRTIMES
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4月23日(月)に第25回 日本ホラー小説大賞(主催=株式会社KADOKAWA、一般財団法人角川文化振興財団)と、4月24日(火)に第38回 横溝正史ミステリ大賞(主催=同社、同財団)の選考会を行いました。結果を下記にてお知らせします。各受賞作は単行本として、それぞれ2018年秋に株式会社KADOKAWAより刊行予定です。
また、次回から横溝正史ミステリ大賞と日本ホラー小説大賞の2つを統合いたします。新たな新人文学賞「横溝正史ミステリ&ホラー大賞」(横溝正史ミステリ大賞の回数を通算して第39回からとし、選考は2019年4月予定。)にもぜひご注目ください。
[画像: https://prtimes.jp/i/7006/4467/resize/d7006-4467-720673-0.jpg ]
【第25回 日本ホラー小説大賞】公式サイト http://www.kadokawa.co.jp/contest/horror/
【大賞】(賞金各250万円)
『魔物・ドライブ・Xデー』秋竹サラダ(あきたけ・さらだ)
『ピラミッドの怪物』福士俊哉(ふくし・としや)
【読者賞】(賞金なし)
『魔物・ドライブ・Xデー』(※本作は大賞とのダブル受賞となります。)
選考委員: ?辻?人*、貴志祐介、宮部みゆき(五十音順、敬称?)(*:名字の「辻」は「二点シンニョウ」)
(※読者賞は一般から選ばれたモニター審査員により最も多く支持された作品に与えられます。)
【第38回 横溝正史ミステリ大賞】公式サイト http://shoten.kadokawa.co.jp/contest/yokomizo/
【優秀賞】(賞金30万円)
『人間狩り』犬塚理人(いぬづか・りひと)
選考委員:有栖川有栖、恩田 陸、黒川博行、道尾秀介(敬称略、左より五十音順)
各受賞作の梗概、受賞者の略歴は下記のとおりです。
◆第25回 日本ホラー小説大賞梗概◆
【大賞・読者賞】『魔物・ドライブ・Xデー』(まものどらいぶえっくすでー)(※記号や英字は全て全角)
田舎の高校で数学教師を勤めている坂口。彼は用事で旧校舎を訪れ、一枚だけ色の違う床板を発見する。さらに、見知らぬ女生徒──祭火小夜と遭遇して、夜になると床板をひっくり返すという謎の存在に関する話を聞いた。坂口は大事な鍵を落としてきてしまったことに気がついて、再び旧校舎へと向かう。無事に鍵は発見したのだが、聞こえてきたのは妙な音。そして彼は、床下に潜んでいる得体の知れない存在によって、床板がひっくり返される瞬間を目撃した。浅井という少年は、巨大なムカデのようなものに憑かれて悩んでいた。ある日、それに関する決まりごとを破ってしまい、最悪の事態に陥る。そんな時に一学年先輩である祭火小夜と出会い、解決法を教えられ──。
【著者略歴】秋竹サラダ(あきたけ・さらだ)
本名、佐竹 斐(さたけ・あきら)。1992年2月29日生まれ。26歳。男性。埼玉県鴻巣市出身、在住。東洋大学卒業。
【大賞】『ピラミッドの怪物』(ぴらみっどのかいぶつ)
鉄パイプを持った犬のマスクの男が、聖東大学の古代エジプト研究室に乱入して教授を殺害、数人の怪我人を出した。犯人は二宮という講師で、殺戮後、屋上から投身自殺を計った。「アンクのせいだ、あのアンクは呪われている!」二宮と同期の講師、日下美羽は、惨劇に遭遇するも危うく難を逃れ、飛び降りる二宮の最期の言葉を聞いた。アンクとは、古代エジプトで死者が冥界へ行くための『生命の鍵』を意味するもの。二宮は事件を起こす前、エジプトで発掘調査に参加しており、未知の墓で、近代のトレジャー・ハンターのミイラが握っていたアンクを発見していたのだ。さらにアンクはエジプトから日本へとひそかに持ち込まれ、美羽をはじめ周りの者は次々と異変に襲われていく。
【著者略歴】福士俊哉(ふくし・としや)
本名同じ。1959年11月25日生まれ。58歳。男性。岩手県盛岡市出身、在住。多摩芸術学園映画学科卒業。映画の脚本家を経験後、早稲田大学古代エジプト調査隊に記録班として参加。以降、エジプト考古省の発掘現場を中心に取材を続け、古代エジプトを題材としたテレビ番組、展覧会等を演出。
◆第38回 横溝正史ミステリ大賞梗概◆
【優秀賞】『人間狩り』(にんげんがり)
二十年前、わずか九歳の少女を惨殺した少年Aによる手記が、二〇一七年の夏、出版された。犯人は当時中学生で、少年法に守られ彼の実名が報道されることはなかった。しかし今回、元少年Aはすでに成人しているにも関わらず、名前を明かすことなく手記を発表したのだった。
そんな折、当時少年Aの事件を担当した元刑事の阿波野のもとに、警視庁の内務調査課の刑事たちがやってくる。どうやら元少年Aこと落合聖司が犯行の模様をおさめていたビデオ映像のコピーがネットで、何者かの手によって売りに出されたというのだ。そのビデオは警視庁で保管されており、内部の人間でないと持ち出せないため、当時の捜査関係者を被疑者として捜査を進めているらしい。阿波野はかつての同僚である美馬と連絡を取り、自分たちで独自に映像を流出させた人物を突き止めようと持ち掛けるが、なぜか美馬は乗り気でない。そして彼は不意に消息を絶ってしまい――。
【著者略歴】犬塚 理人(いぬづか・りひと)
本名、井塚 智宏(いづか・ともひろ)。1974年12月19日生まれ。43歳。男性。大阪府豊中市出身、在住。早稲田大学政治経済学部卒業。現在、不動産管理業。
また、次回から横溝正史ミステリ大賞と日本ホラー小説大賞の2つを統合いたします。新たな新人文学賞「横溝正史ミステリ&ホラー大賞」(横溝正史ミステリ大賞の回数を通算して第39回からとし、選考は2019年4月予定。)にもぜひご注目ください。
[画像: https://prtimes.jp/i/7006/4467/resize/d7006-4467-720673-0.jpg ]
【第25回 日本ホラー小説大賞】公式サイト http://www.kadokawa.co.jp/contest/horror/
【大賞】(賞金各250万円)
『魔物・ドライブ・Xデー』秋竹サラダ(あきたけ・さらだ)
『ピラミッドの怪物』福士俊哉(ふくし・としや)
【読者賞】(賞金なし)
『魔物・ドライブ・Xデー』(※本作は大賞とのダブル受賞となります。)
選考委員: ?辻?人*、貴志祐介、宮部みゆき(五十音順、敬称?)(*:名字の「辻」は「二点シンニョウ」)
(※読者賞は一般から選ばれたモニター審査員により最も多く支持された作品に与えられます。)
【第38回 横溝正史ミステリ大賞】公式サイト http://shoten.kadokawa.co.jp/contest/yokomizo/
【優秀賞】(賞金30万円)
『人間狩り』犬塚理人(いぬづか・りひと)
選考委員:有栖川有栖、恩田 陸、黒川博行、道尾秀介(敬称略、左より五十音順)
各受賞作の梗概、受賞者の略歴は下記のとおりです。
◆第25回 日本ホラー小説大賞梗概◆
【大賞・読者賞】『魔物・ドライブ・Xデー』(まものどらいぶえっくすでー)(※記号や英字は全て全角)
田舎の高校で数学教師を勤めている坂口。彼は用事で旧校舎を訪れ、一枚だけ色の違う床板を発見する。さらに、見知らぬ女生徒──祭火小夜と遭遇して、夜になると床板をひっくり返すという謎の存在に関する話を聞いた。坂口は大事な鍵を落としてきてしまったことに気がついて、再び旧校舎へと向かう。無事に鍵は発見したのだが、聞こえてきたのは妙な音。そして彼は、床下に潜んでいる得体の知れない存在によって、床板がひっくり返される瞬間を目撃した。浅井という少年は、巨大なムカデのようなものに憑かれて悩んでいた。ある日、それに関する決まりごとを破ってしまい、最悪の事態に陥る。そんな時に一学年先輩である祭火小夜と出会い、解決法を教えられ──。
【著者略歴】秋竹サラダ(あきたけ・さらだ)
本名、佐竹 斐(さたけ・あきら)。1992年2月29日生まれ。26歳。男性。埼玉県鴻巣市出身、在住。東洋大学卒業。
【大賞】『ピラミッドの怪物』(ぴらみっどのかいぶつ)
鉄パイプを持った犬のマスクの男が、聖東大学の古代エジプト研究室に乱入して教授を殺害、数人の怪我人を出した。犯人は二宮という講師で、殺戮後、屋上から投身自殺を計った。「アンクのせいだ、あのアンクは呪われている!」二宮と同期の講師、日下美羽は、惨劇に遭遇するも危うく難を逃れ、飛び降りる二宮の最期の言葉を聞いた。アンクとは、古代エジプトで死者が冥界へ行くための『生命の鍵』を意味するもの。二宮は事件を起こす前、エジプトで発掘調査に参加しており、未知の墓で、近代のトレジャー・ハンターのミイラが握っていたアンクを発見していたのだ。さらにアンクはエジプトから日本へとひそかに持ち込まれ、美羽をはじめ周りの者は次々と異変に襲われていく。
【著者略歴】福士俊哉(ふくし・としや)
本名同じ。1959年11月25日生まれ。58歳。男性。岩手県盛岡市出身、在住。多摩芸術学園映画学科卒業。映画の脚本家を経験後、早稲田大学古代エジプト調査隊に記録班として参加。以降、エジプト考古省の発掘現場を中心に取材を続け、古代エジプトを題材としたテレビ番組、展覧会等を演出。
◆第38回 横溝正史ミステリ大賞梗概◆
【優秀賞】『人間狩り』(にんげんがり)
二十年前、わずか九歳の少女を惨殺した少年Aによる手記が、二〇一七年の夏、出版された。犯人は当時中学生で、少年法に守られ彼の実名が報道されることはなかった。しかし今回、元少年Aはすでに成人しているにも関わらず、名前を明かすことなく手記を発表したのだった。
そんな折、当時少年Aの事件を担当した元刑事の阿波野のもとに、警視庁の内務調査課の刑事たちがやってくる。どうやら元少年Aこと落合聖司が犯行の模様をおさめていたビデオ映像のコピーがネットで、何者かの手によって売りに出されたというのだ。そのビデオは警視庁で保管されており、内部の人間でないと持ち出せないため、当時の捜査関係者を被疑者として捜査を進めているらしい。阿波野はかつての同僚である美馬と連絡を取り、自分たちで独自に映像を流出させた人物を突き止めようと持ち掛けるが、なぜか美馬は乗り気でない。そして彼は不意に消息を絶ってしまい――。
【著者略歴】犬塚 理人(いぬづか・りひと)
本名、井塚 智宏(いづか・ともひろ)。1974年12月19日生まれ。43歳。男性。大阪府豊中市出身、在住。早稲田大学政治経済学部卒業。現在、不動産管理業。