FRBのお墨付き、金高騰は2014年まで続く・・・・ 25日のNY時間にFRBバーナンキ議長のFOMCの声明文に急騰した「金」相場について・(株)メリンダ・ダイヤモンドのダイヤモンド市況分析です
[12/01/26]
提供元:DreamNews
提供元:DreamNews
FRBのお墨付き、金高騰は2014年まで続く
25日のNY時間にFRBバーナンキ議長のFOMCの声明文が発表されたが、
「金」にとっては非常に大きな強気材料として受け取られ、
1660ドル台から一挙に1700ドルを越え、1710ドル台まで上昇して、
アジア市場に戻ってきました。
1644ドル近辺の200日移動平均線を越えたあと
中国の春節の休暇で実需筋が一服かと警戒している中、
昨日のうちに1700ドルを越えて、50日の移動平均線、
100日の移動平均線を次々と越えてテクニカル的にも、動きが軽くなりそうだ。
昨今、「金」の強気相場のもっとも根底にあった
QE1,QE2など過剰資金流動性のジャブジャブ状態がさらに続くということで、
中長期的に強気相場の再確認となったようです。
では金相場は急騰の理由だが?
その最大の要因は、金利の生まない「金」にとってドル金利の上昇は
最も弱い材料なのですが、「金利が上がらない」との漠然とした思惑が、
「2014年終わりまで本当に金利が上がらない」と市場が
確信を持ったインパクトが大きいようです。
米国の最近の好調な経済指標で利上げ、
資産購入計画の終了などの緩和政策の終了が警戒されていたが、
逆に低金利政策の時間軸を延長したのみならず、
バーナンキ議長はQE3への可能性にも言及し、
また同議長は、「資産の売却開始はおそらく2015年になるだろう」とも指摘しており、
膨張したFRBの保有資産は拡大することはあっても、
縮小が検討される状況にはないことを市場が確認したことは大きな安心である。
これは、昨年に「金」相場を過去最高値(1,923.70ドル)まで押し上げた
「金」相場を取り巻く強気環境が、
「低金利と量的緩和政策」でドルの通貨価値を減価させるものから、
現在も維持されていることを明確に示しているようだ。
昨年9月以降は、欧州財政金融危機からの流動性危機を受けて
「金」よりも米国債やドルが志向され、ドル資金を確保する為に依然として、
欧州系銀行などから「金」売却圧力が継続していることが指摘されたが、
昨夜FEDの金融緩和策の継続によってドル資金確保と
「金」高騰の免罪符が与えられたようだ。
更に欧州中央銀行(ECB)や中国人民銀行にも利下げムードが強く漂い、
世界的金融緩和傾向は投資家の「金」買いにかなりの安心感を
与える結果となりそうだ。
「ドル資金調達難→欧州系銀行の金売却→ECBなどの資金供給策拡大
→ドル資金調達難の緩和→欧州系銀行の金売却一服」の流れが、
年初来の金相場が昨年12月29日の1,523.90ドルをボトムに
安値是正に向かった原動力であったが、
昨日(25日)のFEDの声明はさらなる上昇相場への転換点となるかもしれない。
さて、注目のドル・円の行方であるが
一昨日発表された2011年の日本の貿易収支は31年振りの赤字となり
円が売られ、一円以上の円安となった。
未曽有の大震災に見舞われた日本はついに「貿易赤字国」へと転落した。
通年での赤字は1980年以来で31年ぶりだ。
これまで巨額の貿易黒字を積み上げてきた「輸出立国ニッポン」。
その成長モデルが大きな転換点を迎えているとしてドル安・円高基調の転換かと
囃されてきたが、昨夜FEDの低金利政策の時間軸延期はドル高・円安を
一夜にして打ち消したようであるが、
日本の貿易収支の赤字は今後も改善の兆しは難しく、
資本収支を含めた経常収支も早晩赤字になることは明白であり、日本国債の値下がり、
国債利回りの上昇と円安方向とならざるを得ないのかもしれない。
円安ともなれば輸入コストが一円変動するごとに
現在の1710ドル絡みとすると55円の変動幅が生じ、
円安で国内のグラム価格は上がり、逆に円高になるとグラム価格は下がります。
(レポートは弊社独自の調査・研究に依るもので、
売り買いをお薦めするものではありません、ご判断は各自でお願い致します)
このレポートのお問合せは
(株)メリンダ・ダイヤモンド 担当 小野寺 靖
Tel 0120−228914(輝く石)
URL http://www.melindadiamonds.com/index.php
mail info@melindadiamonds.com
(株)メリンダ・ダイヤモンド会社概要
会社名 株式会社メリンダダイヤモンド
設立1988.7.15
代表者小野寺 靖
資本金9,000万円
本社住所〒110-0005 東京都台東区上野5-22-4リューツウ本店ビル2F
電話03-3836-2520 03-3835-3936 03-3836-2635 ファックス03-3833-2031
URL http://www.melindadiamonds.com
担当者 中村 浩徳 小野寺 仁詩 木内 努 平田栄介 片岡沙弥
取引銀行城北信用金庫上野支店 城北信用金庫王子営業部営
業時間月曜〜金曜10:00〜18:00
会社の目的 宝石、貴金属及びその製品に関する製造、販売及び輸出入業
免許情報東京都公安委員会/第306600607583号 古物商許可証
メリンダ・ダイヤモンドの歴史
1973年宝石卸売業を創業
1978年香港現地法人設立。海外仕入の担当社員を常駐
1979年アメリカ New Yorkに Melinda Diamonds Inc を設立、
大粒ダイヤモンドの仕入を開始
DOC会員: ニューヨーク・ダイヤモンドディーラーズクラブの会員になり、
日本人としてユダヤ社会の仲間入りをする
1986年マンハッタンのダイヤモンド街、13W46THにNY自社ビルを置く
同年、イスラエル現地法人としてMelinda Israelをテルアビブに設立、
ファンシー、及び小粒ダイヤモンドの仕入れを開始
1988年 台東区東上野1-11-10に東上野店を設置
2004年 御徒町駅南口前に移転
社長のブログ http://wind.ap.teacup.com/uminoko/
小野寺靖著「プロが伝授するダイヤモンドの賢い売り方・買い方】を
ご希望の方にお送りします
25日のNY時間にFRBバーナンキ議長のFOMCの声明文が発表されたが、
「金」にとっては非常に大きな強気材料として受け取られ、
1660ドル台から一挙に1700ドルを越え、1710ドル台まで上昇して、
アジア市場に戻ってきました。
1644ドル近辺の200日移動平均線を越えたあと
中国の春節の休暇で実需筋が一服かと警戒している中、
昨日のうちに1700ドルを越えて、50日の移動平均線、
100日の移動平均線を次々と越えてテクニカル的にも、動きが軽くなりそうだ。
昨今、「金」の強気相場のもっとも根底にあった
QE1,QE2など過剰資金流動性のジャブジャブ状態がさらに続くということで、
中長期的に強気相場の再確認となったようです。
では金相場は急騰の理由だが?
その最大の要因は、金利の生まない「金」にとってドル金利の上昇は
最も弱い材料なのですが、「金利が上がらない」との漠然とした思惑が、
「2014年終わりまで本当に金利が上がらない」と市場が
確信を持ったインパクトが大きいようです。
米国の最近の好調な経済指標で利上げ、
資産購入計画の終了などの緩和政策の終了が警戒されていたが、
逆に低金利政策の時間軸を延長したのみならず、
バーナンキ議長はQE3への可能性にも言及し、
また同議長は、「資産の売却開始はおそらく2015年になるだろう」とも指摘しており、
膨張したFRBの保有資産は拡大することはあっても、
縮小が検討される状況にはないことを市場が確認したことは大きな安心である。
これは、昨年に「金」相場を過去最高値(1,923.70ドル)まで押し上げた
「金」相場を取り巻く強気環境が、
「低金利と量的緩和政策」でドルの通貨価値を減価させるものから、
現在も維持されていることを明確に示しているようだ。
昨年9月以降は、欧州財政金融危機からの流動性危機を受けて
「金」よりも米国債やドルが志向され、ドル資金を確保する為に依然として、
欧州系銀行などから「金」売却圧力が継続していることが指摘されたが、
昨夜FEDの金融緩和策の継続によってドル資金確保と
「金」高騰の免罪符が与えられたようだ。
更に欧州中央銀行(ECB)や中国人民銀行にも利下げムードが強く漂い、
世界的金融緩和傾向は投資家の「金」買いにかなりの安心感を
与える結果となりそうだ。
「ドル資金調達難→欧州系銀行の金売却→ECBなどの資金供給策拡大
→ドル資金調達難の緩和→欧州系銀行の金売却一服」の流れが、
年初来の金相場が昨年12月29日の1,523.90ドルをボトムに
安値是正に向かった原動力であったが、
昨日(25日)のFEDの声明はさらなる上昇相場への転換点となるかもしれない。
さて、注目のドル・円の行方であるが
一昨日発表された2011年の日本の貿易収支は31年振りの赤字となり
円が売られ、一円以上の円安となった。
未曽有の大震災に見舞われた日本はついに「貿易赤字国」へと転落した。
通年での赤字は1980年以来で31年ぶりだ。
これまで巨額の貿易黒字を積み上げてきた「輸出立国ニッポン」。
その成長モデルが大きな転換点を迎えているとしてドル安・円高基調の転換かと
囃されてきたが、昨夜FEDの低金利政策の時間軸延期はドル高・円安を
一夜にして打ち消したようであるが、
日本の貿易収支の赤字は今後も改善の兆しは難しく、
資本収支を含めた経常収支も早晩赤字になることは明白であり、日本国債の値下がり、
国債利回りの上昇と円安方向とならざるを得ないのかもしれない。
円安ともなれば輸入コストが一円変動するごとに
現在の1710ドル絡みとすると55円の変動幅が生じ、
円安で国内のグラム価格は上がり、逆に円高になるとグラム価格は下がります。
(レポートは弊社独自の調査・研究に依るもので、
売り買いをお薦めするものではありません、ご判断は各自でお願い致します)
このレポートのお問合せは
(株)メリンダ・ダイヤモンド 担当 小野寺 靖
Tel 0120−228914(輝く石)
URL http://www.melindadiamonds.com/index.php
mail info@melindadiamonds.com
(株)メリンダ・ダイヤモンド会社概要
会社名 株式会社メリンダダイヤモンド
設立1988.7.15
代表者小野寺 靖
資本金9,000万円
本社住所〒110-0005 東京都台東区上野5-22-4リューツウ本店ビル2F
電話03-3836-2520 03-3835-3936 03-3836-2635 ファックス03-3833-2031
URL http://www.melindadiamonds.com
担当者 中村 浩徳 小野寺 仁詩 木内 努 平田栄介 片岡沙弥
取引銀行城北信用金庫上野支店 城北信用金庫王子営業部営
業時間月曜〜金曜10:00〜18:00
会社の目的 宝石、貴金属及びその製品に関する製造、販売及び輸出入業
免許情報東京都公安委員会/第306600607583号 古物商許可証
メリンダ・ダイヤモンドの歴史
1973年宝石卸売業を創業
1978年香港現地法人設立。海外仕入の担当社員を常駐
1979年アメリカ New Yorkに Melinda Diamonds Inc を設立、
大粒ダイヤモンドの仕入を開始
DOC会員: ニューヨーク・ダイヤモンドディーラーズクラブの会員になり、
日本人としてユダヤ社会の仲間入りをする
1986年マンハッタンのダイヤモンド街、13W46THにNY自社ビルを置く
同年、イスラエル現地法人としてMelinda Israelをテルアビブに設立、
ファンシー、及び小粒ダイヤモンドの仕入れを開始
1988年 台東区東上野1-11-10に東上野店を設置
2004年 御徒町駅南口前に移転
社長のブログ http://wind.ap.teacup.com/uminoko/
小野寺靖著「プロが伝授するダイヤモンドの賢い売り方・買い方】を
ご希望の方にお送りします