「小説 野性時代」7月号発売! 吉田修一、待望の新連載「逃亡小説集」始動! 読切特集には人気・注目作家による3作品が登場。
[18/06/12]
提供元:PRTIMES
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株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)はエンターテインメント小説誌『小説 野性時代』2018年7月号(No.176)を2018年6月12日(火)より発売いたしました。
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◆今月のトピックス
1.【新連載】居場所を失った者たちは、果たして何処へ向かうのか――。
○吉田修一「逃亡小説集1. 北九州市/13キロ 前篇」
北九州市小倉の国道10号線を、一台の白い逃亡車が疾駆する。
車中の犯人は職務質問を受けている最中に突然逃走を始めたというが……。
各紙誌で絶賛を博した『犯罪小説集』に連なる、待望の新シリーズ!
※文芸情報サイト「カドブン」では本作の試し読みも公開中!
https://kadobun.jp/readings/279/a566b0b1
2.【読切】ストーカーに怯える女性の運命は? 直木賞作家による珠玉の短編。
○荻原浩「君を守るために、」
愛犬との暮らしに幸せを感じていた奈緒はある日、ストーカーの影に気づく。
しかも、彼女の不在時に自宅に上がりこんでいるらしく……。
3.【読切】現役医師の著者が描く、新しい医療の形とは――。
○久下部羊「臨終 オカシナ記念病院 Episode2」
研修医・新実一良が赴任した島で唯一の総合病院では、これまでの常識が通用しない!?
のんびりした病院の雰囲気に辟易していた当直中、入院患者が心配停止に陥る。
4.【読切】横溝正史ミステリ大賞受賞、気鋭の注目作家による青春ミステリ!
○逸木裕「イミテーション・ガールズ」
「先生の弱みを握ってほしい」――。
女子高生のみどりは友人からの頼みで探偵の真似事を始めるが。
◆おすすめ連載
○澤田瞳子「龍華記」(最終回)
平重衡の処刑をあえて引き受け、ひそかにその命を救うという目論みは潰えた。
絶望した範長は――。
興福寺中金堂再建記念作品、堂々完結!
○畠中恵「二百年前」(シリーズ第2回)
猫に追われる利休鼠を助けるため、付喪神たちが飛び込んだのは、二百年前の江戸の町を描いた屏風の中だった――。
○幸田真音「天稟」
米問屋として成功した種二だったが、統制の厳しい米を離れ、株式相場に乗り出す決意を固める。
『小説 野性時代 第176号 2018年7月号』
定価:本体796円+税
発売日:2018年6月12日
発行:株式会社KADOKAWA
https://www.kadokawa.co.jp/product/321801000109/