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2012年１月25日付生活面（東京本社版）掲載の「産後の夫婦　試練の時」に多数の反響が寄せられ、その内容のほとんどに〈子育てに向き合ってくれない夫への不信やセックスレスの悩み〉が綴られていたそうです。
【上】では、すれ違いに悩む妻の声と乗り越えた夫婦の実例が掲載されました。
【下】では、どうしたら互いに歩み寄れるかについて、読者の実体験と合わせて、夫婦問題研究家　岡野あつこが助言しています。

「産後の夫婦　試練の時」反響編【上】では、夫婦のコミュニケーションについて取り上げられています。
夫とのすれ違いに悩む妻の声と、乗り越えた夫婦お実例が紹介されています。
産後について、夫は生活スタイルを変えないケースが多く、育児に疲れた妻を労うような心遣いができないことが、妻にとってストレスになっていく・・・。
結果、離婚を考えるようになったり、うつ病になったりしてしまうことが、実例とともに説明されています。
最後には、いったん別居して離れた結果、相手のよさが再認識できて、危機を乗り越えられた夫婦の例が掲載されています。


つづく「産後の夫婦　試練の時」反響編【下】では、どうしたらお互いに歩み寄れるのかについて、性に対する考え方を含めて取り上げられています。
産後の夫婦は性的にもすれ違うといい、アンケート結果から、産後、女性の7割は性的欲求が低下したのに対し、男性の7割は変化がないか、より高まったといっています。
このような男女の考え方や感じ方の違いを理解することで、機器を乗り越えた夫婦の実例が示されています。

夫婦の溝を生める方法として、夫婦問題研究家　岡野あつこが助言しています。
「男性は、子どもに妻の愛情を取られて寂しいと感じているケースが少なくない。
それをきっかけに、中には浮気する男性もいる。
優しく話しかけるなど、『妻モード』を捨てないことが大事」
また、会話らしい会話もないまま長期間、セックスレスになっている場合には、
「相手が興味を持ちそうな話題を振るなど、まずは会話を復活させて」としています。
そして、会話できるようになったら、1日の終わりにマッサージをしてあげたり、添い寝をしたりと、スキンシップの回数を徐々に増やすといいとも話しています。


多くの妻たちが産後に抱えてきたストレスは、夫たちが妻を労う気持ちなどで、軽減されるはずでしょう。
夫婦とはいえ、男女という別の性であることを認め、お互いの違いを理解することが必要です。


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