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TPCマーケットレポート「2012年度 世界の抗癌剤市場」を発刊! −個別化医療と希少癌種への注力が高まる各社の癌戦略−

概要
日・米・欧3極における抗癌剤市場は2010年度で4兆4,256億円。為替レートの影響から、円ベースでは0.1%減となったが、3極のいずれの市場においても、現地通貨ベースでは拡大基調にある。
市場拡大の原動力となっているのは、分子標的薬。特に、HER2陽性乳癌やPh陽性CMLのほか、EGFR陽性の非小細胞肺癌、KRAS野生型のEGFR陽性結腸直腸癌、HER2陽性胃癌に対する個別化医薬品が登場し、シェアを拡大している。また、mTOR阻害剤に続く新規治療薬として、2011年に抗CTLA-4抗体の「Yervoy」、RET活性キナーゼ阻害剤の「Caprelsa」、抗体-薬物複合体の「Adcetris」、BARF変異型キナーゼ阻害剤の「Zelboraf」、ALK阻害剤の「Xalkori」、JAK阻害剤の「Jakafi」が米国で発売。これら新薬は転移性メラノーマ、甲状腺髄様癌、ホジキンリンパ腫・未分化大細胞リンパ腫、骨髄線維症のオーファンドラッグ、またはAKL融合遺伝子陽性の非小細胞肺癌とBRAF変異型の転移性メラノーマに対する個別化医薬品として新たなシェアを開拓し、2011年度以降の成長を牽引していくとみられる。
一方、分子標的薬以外では、サリドマイド系薬の「Revlimid」が大型化を遂げているほか、新たなブロックバスター候補である微小管ダイナミクス阻害剤の「Halaven」、CYP17A1阻害剤の「Zytiga」、免疫細胞療法剤の「Provenge」が登場し、市場の成長の一翼を担っている。
また、参入各社はその成長戦略として自社グループ内の診断薬部門や外部の診断薬企業との連携を強化し、治療薬とコンパニオン診断薬との同時開発を進めるなど、個別化医療品への傾注をますます強めている。


当資料では抗癌剤の市場動向および開発動向を日・米・欧3極を中心に調査・分析するとともに、主要企業の商品展開や提携状況、業績、開発状況など新たな成長軌道の確立を図る各社の戦略をレポートしている。

TPCマーケットレポート「2012年  世界の抗癌剤市場」
−個別化医療と希少癌種への注力が高まる各社の癌戦略−
http://www.tpc-osaka.com/detail.php?prod_code=mr310120022

資料体裁:A4判 222頁
発刊日:2012年3月6日
頒価:87,000円(税抜)

【会社概要】

 ■会社名 株式会社総合企画センター大阪
 ■所在地 大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
 ■TEL 06−6538−5358
 ■FAX 06−6538−6531
 ■URL http://www.tpc-osaka.com
 ■E-Mail info@tpc-osaka.com
 ■事業内容 マーケティングリサーチおよび調査レポートの出版

【本件に関するお問い合わせ】
(株)総合企画センター大阪 営業部
http://www.tpc-osaka.com/inq.php
フリーダイヤル:0120-30-6531


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