パイプドビッツ、情報資産プラットフォーム「スパイラル(R)」の新バージョン1.11.1を発表 〜Web開発言語「PHP」を初めて採用するなど、Webとの親和性を大幅に向上〜
[12/03/21]
提供元:DreamNews
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株式会社パイプドビッツ(本社:東京都港区 代表取締役社長 CEO:佐谷宣昭 証券コード3831、以下「パイプドビッツ」)は、3,000を超える会社や団体に提供する国内最大規模のクラウドサービス「スパイラル(R)」(※1)をバージョンアップし、2012年4月12日より提供開始いたします。
パイプドビッツは、本バージョンアップを通じて、創業以来12年連続成長を続ける「スパイラル(R)」の顧客基盤と技術力をさらに拡充させ、2012年2月現在の契約数約3,000件から、2014年2月末までに契約数10,000件の獲得を目指し、クラウドソリューションのリーディング企業として、顧客情報や従業員情報など様々な情報を安全かつ効率的に運用する環境を提供していきます。
▼「スパイラル(R)」1.11.1アップデートのご案内
http://www.smp.ne.jp/update/ver1111/index.html
■ 1. 「スパイラル(R)」1.11.1の主な特長
「スパイラル(R)」の新バージョン1.11.1は、開発者向け機能を大幅に強化し、多くのWeb開発者が快適に利用できる開発プラットフォームを目指します。
(1)最もHTMLと親和性が高いWeb開発言語「PHP」をカスタマイズ言語に採用
「スパイラル(R)」上に「PHP」を記述して動的Webページを作成できるようになります。また、よく使うPHPプログラムを登録し、時間を指定して実行したり、動的ページからAPI経由で実行することができるようになります。
従来より、「スパイラル(R)」はHTMLとJavaScriptによってWebページのデザインをフルカスタマイズできる柔軟なPaaS(※2)として提供してきましたが、新バージョン1.11.1では、カスタマイズ言語に「PHP」を採用することにより、表現力や柔軟性が大幅に向上し、今まで以上に動的でリッチなWebページを簡単に作成することができるようになります。
(2)DBのフィールドタイプ(データ型)に「ファイル型」を搭載
DBに新しいデータ型「ファイル型」を搭載します。
従来より、「スパイラル(R)」は画像や位置情報をDB化できる応用性の高いPaaSとして提供してきましたが、新バージョン1.11.1では、任意のファイルをDB化してWeb上で共有できるようになります。
(3)DBタイプに「仮想DB集合型」を搭載
新しいDBタイプ「仮想DB集合型」を搭載します。
「スパイラル(R)」上でアプリケーションを構築しては増えていくたくさんのDBを「仮想DB集合型」でひとまとめにすれば、複数のDBに散らばる情報を一括して閲覧、検索できるようになります。スマートフォンの通知機能の開発も容易になります。
(4)一覧表編集の強化とHTMLメール作成の機能改善
新機能がカスタマイズ性を向上させたことに加えて、既存機能を改善し、操作性を簡単にした機能改善も実施しました。
Web機能の主な機能改善は、「一覧表編集」です。これまでは表示させることが中心だった一覧表の情報を、直接編集できるようになり、一括変更が単票の個別更新の手間を削減します。メール機能では、要望の多かった「リッチテキスト編集」を搭載し、HTMLの知識がなくても直感的にHTMLメールを作成できるようになります。
(5)APIトークンのセキュリティーを強化
新バージョン1.11.1リリースにあたり、カスタマイズの増幅が見込まれるため、APIトークンのセキュリティーを強化しました。APIトークンを開発用と本番用など複数発行でき、それぞれに有効無効の設定やIPアドレス制限ができるようになります。「スパイラル(R)」は安心してカスタマイズを外部に依頼することができます。
■ 2. PHP対応について
〜 PHP技術者にフレンドリーなクラウド環境の提供 〜
Webシステムを作るときの開発言語の1つであるPHPは、世界で2,000万を超えるドメイン、120万を超えるIPアドレスで使用されており、世界中のWebアプリケーション開発のうち、3,4割のページでPHPが使われているといわれています。日本では、この1年間で最も技術者求人件数が多かった言語であり、国内に約13万人のPHP技術者がいると推定されています。
「スパイラル(R)」は、独自開発言語やニッチな言語を習得しなくても、HTMLと最も相性が良く、技術取得者が多いPHPにてカスタマイズできるよう、バージョンアップしました。
「スパイラル(R)」は、Web開発者やWebデザイナーが、PHPのスキルでシステムインテグレーターのようなシステムのカスタマイズができるPaaSとしての基盤を強化していきます。
■ ※1. 「スパイラル(R)」とは
「スパイラル(R)」は、2012年2月29日現在、官公庁、金融、サービス、教育機関など、幅広い業種・業態の3,000を超えるお客様にご利用いただいている国内最大規模の情報資産プラットフォームです。販売促進やCRMにおける顧客情報から、給与明細のような従業員情報まで、皆様からお預かりする様々な重要情報資産を安全なプラットフォームで管理しています。
なお、「スパイラル(R)」はお客様ごとにCO2排出量をお知らせする唯一のASP・PaaS(クラウド)サービスであり、CO2排出量の可視化等の取り組みを通して地球環境保全の啓発にも貢献してまいります。
URL:http://www.pi-pe.co.jp/spiral-suite/
■ ※2. 「PaaS」とは
PaaS(Platform as a Service:パース)とは、ソフトウェアの設定・開発環境をクラウドで提供するサービスです。ソフトウェアの部品になるAPIやコンポーネントが用意されており、クラウド上でソフトウェアの開発・提供が可能です。ソフトウェアをクラウドで提供するSaaS(Software as a Service:サース)の開発や実行ができる柔軟なプラットフォームとなります。
■ 報道関係者様お問合せ先
株式会社パイプドビッツ (http://www.pi-pe.co.jp/)
社長室 広報担当 : 藤谷、立花
TEL:03-5575-6601 FAX:03-5575-6677
E-mail : pr@pi-pe.co.jp