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シャーロッキアン必読のパスティーシュ「シャーロック・ホームズ家の料理読本」が、「書泉と、10冊」第7弾に選出され待望の復刊!

株式会社朝日新聞出版 株式会社書泉




「中世への旅」シリーズの大ヒットから始まった、「書泉と、10冊」。この企画は、過去に出版された書籍で既に在庫がなく手に入りにくい名作を、株式会社書泉と出版社のみなさま、著者のみなさまに協力いただき重版・復刊してお届けしていくものです。
(※企画概要は参考資料の前回リリース内容をご覧ください)

第7弾は、世界中に多くのファンをもつ「シャーロック・ホームズ」に纏わる本です。
明日1月6日(金)はシャーロック・ホームズの誕生日。この日から予約を開始させていただきます。

[画像: https://prtimes.jp/i/16756/5015/resize/d16756-5015-d0b6f2e24089ceef9b7f-0.png ]


<編集担当者による作品紹介>
シャーロック・ホームズ家の料理読本』は、1976年にイギリスで刊行されました。タイトルは"Sherlock Homes Cookbook"、著者のファニー・クラドックは本国では著名な料理研究家です。都内の図書館で本書を発見したとき、料理本のコーナーに置かれていました。イギリス料理の本など誰が読むのだろうと思いました。私事ですが、学生の頃ホームステイしていたイギリスの家庭での衝撃的な食事の数々を思い出したからです。怖いもの見たさで中を見てみると、「ビーフ・ティー」「おお野うさぎの煮込み」「ラムの脳味噌のすましバター漬け」等々、聞いたこともないレシピの数々……しかしこれが『シャーロック・ホームズ』の世界観と相まって、滅法面白い! 本書は、料理のレシピ本でありながら、130年前のイギリスの生活誌を記録した本でもあり、さらには『シャーロック・ホームズ』のパスティーシュ小説でもあります。未知のレシピに味の想像を膨らませながら、令和の日本から130年前のロンドン・ベーカー街221番地Bにタイムトリップできる大変ユニークな一冊です。

<この企画を起案した、書泉グランデ 大内さん>
本書のすぐれて面白いところは、ハドソンさんがホームズたちに供した料理のメモと思い出を書籍化した、という設定。あの物語の行間を埋める、名探偵とその相棒の日常生活を垣間見て、ベーカー街の雰囲気に最もひたれる本だと思っていました。ハドソンさんの後年の回想というのがまた読者として距離がちょうどよかった。数あるホームズパスティーシュの中でも逸品です。

<株式会社朝日新聞出版 編集担当 上坊真果さん コメント>
このたびは、『シャーロック・ホームズ家の料理読本』を「書泉と、10冊」の1冊として発掘くださり、ありがとうございます。ホームズが活躍した1880年代後半〜90年代のイギリスはヴィクトリア朝の絶頂期で、世界中のモノがロンドンの市場に集まっていたと言われています。140年前のロンドンで、ホームズ家の料理人・ハドソン夫人は何を作っていたのか――。禽獣肉の料理や、スパイスを多用したイギリスならではの臓物料理など、イギリス料理は……という皆さまの創造を覆す豊かな世界が広がっていることに、きっと驚かれるはずです。日本で暮らす私たちには味の想像がかなり難しいレシピの数々を、「シャーロック・ホームズ」の作品世界にどっぷり浸かりながら、お楽しみください。

今回も、芳林堂書店・書泉限定版というカタチで発売。通常版のほかに、本の中に登場するメニューの1つ「マリガートニースープ(カレー味付けの羊のスープ)」をカレー・スパイス開発のプロ「36チャンバーズ・オブ・スパイス」の協力のもと再現したレトルトをつけた有償特典版も発売します。1月6日(土)より芳林堂書店・書泉各店と、書泉オンラインにて予約を開始。予約締め切りは2月10日(土)までとなっています。(商品のお届けは3月初旬となります)

【商品情報】
『復刻版シャーロック・ホームズ家の料理読本』
著者:ファニー・クラドック
訳:成田 篤彦
判型:文庫版
販売価格:1,430円(税込)※本体価格1,300円
ISBN: 978-4-02-265140-2
あらすじ:
かつてシャーロック・ホームズが暮らす下宿の賄い方兼家政婦であったハドスン夫人が、引退後に彼とワトスンの好物のレシピを思い出とともに綴る。朝食・スープから魚料理・禽獣類の料理、臓物料理にお酒のレシピまで。下宿を訪れる警部たちや、ベーカー街遊撃隊のあの子も登場し、パスティーシュ小説のようでありつつ、ヴィクトリア朝全盛期の豊かな食文化・風俗の貴重な記録としても楽しめる。

◆芳林堂書店・書泉限定版有償特典付き:
『復刻版シャーロック・ホームズ家の料理読本』マリガートニースープ(カレー味付けの羊のスープ)」付き
販売価格: 2,530円(税込) ※本体価格1,300+1,000円
本の中に登場するメニューの1つ「マリガートニースープ(カレー味付けの羊のスープ)」をカレー・スパイス開発のプロ「36チャンバーズ・オブ・スパイス」の協力のもと再現したレトルトをつけた有償特典版。

■予約開始日:2024年1月6日(土)
書泉オンライン:https://shosen.tokyo/?mode=grp&gid=2935183
書泉オンライン楽天市場店:https://item.rakuten.co.jp/shosen/c/0000001001/
芳林堂書店高田馬場店/芳林堂書店みずほ台店
書泉グランデ/書泉ブックタワー
■予約〆切日:2024年2月10日(土)
■商品お届け予定日、店頭発売日:2024年3月6日(水)頃予定

株式会社朝日新聞出版
創刊46年目の朝日文庫をはじめとする、幅広いジャンルの書籍、雑誌を発行する、朝日新聞グループの総合出版社です。

株式会社書泉
「書泉」「芳林堂書店」の2つの屋号の書店を展開。「鉄道」「アイドル」「プロレス」をはじめ「数学」「占い」など様々なジャンルの本・雑貨を深く扱っています。著書にまつわるイベントも多数実施。

<参考>前回リリース「書泉と、10冊」企画概要と、これまでの販売実績数

昨今、さまざまなネットサービスで過去に出版され、探しても見つからない数々の本が法外な値段で取引されています。「欲しい人が払える分の値段を払う」ということは一見、今の世の中の「当たり前」に見えますが、私たちは「そうではない」と考えます。
ファンの方が熱望するあの名作、私たちも是非お勧めしたいあの名著を「適切な価格」でお届けすることに私たちは挑戦していきます。

そして、それは私たち“本屋”だけでは実現できません。
著者の方々、出版社のみなさま、ファンのみなさま、などご縁のある方と協力しながら、少しずつでもこの挑戦をカタチにしていけると信じています。

この企画を「書泉と、10冊」という名前にしました。
「書泉と、ご縁ある方で世に送り出す10冊」という願いを込めての企画タイトルです。
まずは、10冊。この企画で改めておススメしたい本をお届けしていきます。
https://shosen.tokyo/?mode=grp&gid=2906197&sort=n

第1弾:『鉄腕ゲッツ行状記-ある盗賊騎士の回想録-』白水社刊も順調にご予約いただき、933冊の予約に店頭販売分を含め1,400冊の重版となりました。
第2弾:『復刻版バスジャパンハンドブック 東京交通局』『同 神奈川中央交通』『同 東急バス』も3冊累計で600冊を超える販売数となっております。
第3弾:『堕天使拷問刑』早川書房刊は、3,440冊のご予約で5,000冊を重版。既に4,200冊以上が読者の方にお届けできています。また、ここから「芳林堂書店と、10冊」というスピンオフの企画に発展し、同作の著者である 飛鳥部勝則先生 の『黒と愛』 早川書房刊、『鏡陥穽』文藝春秋刊の復刊、今回の『殉教カテリナ車輪』東京創元社刊の復刊に繋がっております。
第4弾:『影の獄にて』 復刊ドットコム刊 は戦場のメリークリスマスの原作本の完全復刊。BDやサントラCDも一緒に販売中です。
第5弾:『人間をお休みしてヤギになってみた結果』新潮社刊、『少数言語としての手話』東京大学出版会刊 は、人気Youtubeチャンネル「ゆる言語学ラジオ」とのコラボ企画で展開しました。

引き続き、企画に賛同いただける出版社・著者のみなさまからのお声かけをお待ちしております。

<掲載記事リンク>
長年の「重版未定」から2カ月で2万冊 奇跡を生んだ書店員の情熱(朝日新聞デジタル)
https://www.asahi.com/articles/ASR616T0YR5ZULLI001.html?iref=pc_extlink
ファン熱望の品切れ本、書泉が復活計画 書店員の目利きで魅力再発見(朝日新聞デジタル)
https://www.asahi.com/articles/ASR664DR4R65ULLI006.html
人文書「中世への旅」復刊でヒット 書店員の推しに共感(日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD09BFI0Z00C23A6000000/
重版未定本の復刊を実現、売り切った書店員の情熱:書泉グランデ・大内学さん(じんぶん堂)
https://book.asahi.com/jinbun/article/14965068
書泉を「来る理由」がある場所にする(文化通信デジタル)
https://www.bunkanews.jp/article/343123/
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