無線アクセスポイント向けマルチギガスイッチングハブ「MXG-ML8THPoE++」を発売 〜ネットワーク運用・監視機能も充実!高速通信&次世代のネットワーク構築をサポート〜
[23/02/27]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
[画像1: https://prtimes.jp/i/3442/5028/resize/d3442-5028-11d545fa8cc7627c960e-0.jpg ]
【品名】MXG-ML8THPoE++
【品番】ZLP290894
【希望小売価格(税込・工事費別)】306,900円
【発売日】2023年10月
パナソニック株式会社の100%出資連結会社であるパナソニックEWネットワークス株式会社(本社:東京都港区 社長:庄野 善雄)は、次世代のネットワーク構築をサポートする無線アクセスポイント向けマルチギガスイッチングハブ「MXG-ML8THPoE++」を2023年10月に発売します。
「MXG-ML8THPoE++」は、1ポート当たり最大95 W(※1)まで給電が可能で、主にIEEE802.11ax(Wi-Fi6)対応の高速無線アクセスポイントやローカル5G(※2)基地局との接続に最適なPoE++給電スイッチングハブです。
当社は、PoE++給電スイッチングハブ2機種をすでに発売していますが、ネットワーク運用監視へのニーズや高速無線アクセスポイントの設置台数増加など、お客様からのさらなるご要望に対応するために本製品を開発しました。
本製品は、ダウンリンク全ポートがマルチギガに対応するとともに、10Gbpsアップリンクポートを標準装備しました。さらに、高精度な時刻同期を実現する「PTP(※3)」機能に対応。次世代ネットワークの一つ、ローカル5Gシステムの基地局同士の高精度な時刻同期がPTPで可能なため、基地局ごとのGPS設置工事が不要になります。
また、ネットワークの運用管理を支援する機能「UDLD(※4)」「sFlow(※5)」を搭載。リンク監視や、ネットワークトラフィック監視で通信障害の迅速な特定が可能になります。これらの機能で、お客様の安定したネットワーク運用をサポートします。
本製品の光ファイバ接続時用の拡張SFPモジュール(別売)も同時発売します。
※1 ポートあたり90 Wを超える給電は特定製品への給電に限ります。
※2 ローカル5Gとは、モバイル通信技術の「5G」を使い、企業や自治体が工場内や建物内など独自のネットワークを構築することです。
※3 PTP(Precision Time Protocol)とは、マイクロ秒(百万分の一秒)単位の時刻同期を実現するネットワークの時刻同期規格です。
※4 UDLDとは、通信経路に異常がないか確認するプロトコルです。
※5 sFlowとは、スイッチングハブなどネットワークデバイスを流れるトラフィックをモニタリングするプロトコルです。
<特長>
1. マルチギガのダウンリンクポートと10Gbpsアップリンクポートを標準装備したPoE++給電スイッチングハブ(装置全体240 W/8ポート平均30 W)。
2. 高精度な時刻同期機能であるPTPに対応、ローカル5Gシステムでも活用可能。
3. ネットワークの運用管理を支援する機能(UDLD、sFlow)を搭載。
MXG-ML8THPoE++ WEBサイト
https://panasonic.co.jp/ew/pewnw/product/lan/zlp290894.html
<特長>
1. マルチギガのダウンリンクポートと10 Gbpsアップリンクポートを標準装備したPoE++給電スイッチングハブ(装置全体240 W/8ポート平均30W)。
本製品は、標準で1ポートあたり最大95 Wまで給電可能な100/1000/2.5G/5GBASE-T インターフェースを8ポート搭載しています(装置全体の給電電力は240 W)。また、アップリンク用として、10 Gbps通信が可能な10GBASE-Tを2ポート、10GDAC対応・光ファイバ接続が可能なSFP+対応拡張スロットを2スロット(独立)搭載しているため、スマートデバイスの増加により、今後ますます高速化が進む次世代無線LAN規格、Wi-Fi6対応の高速通信無線アクセスポイント「AIRRECT AP‐6410」などの給電スイッチングハブとして最適です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/3442/5028/resize/d3442-5028-2d269cf3c73cd8468ff1-1.jpg ]
2. 高精度な時刻同期機能であるPTPに対応、ローカル5Gシステムでも活用可能。
MXG-ML8THPoE++はPTP(Precision Time Protocol)機能に対応しており、今後拡大の見込まれるローカル5Gネットワーク環境下において、マイクロ秒単位の高精度な時刻同期を実現できます。
ローカル5Gネットワークはクローズド環境下で、安全性が高く快適なローカル無線の通信ネットワークを構築することが可能です。今後、工場やオフィスなどにおいて使用拡大が見込まれています。
このローカル5GネットワークはIPネットワークで構成され、機器の接続にはスイッチングハブを用います。基地局間の時刻同期にマイクロ秒単位の時刻同期精度が求められるため、PTP機能を搭載した『MXG-ML8THPoE++』はローカル5Gネットワーク環境の構築、安定稼働に大きな貢献が可能です。
■PTP機能を搭載したローカル5Gネットワーク構築のイメージ
[画像3: https://prtimes.jp/i/3442/5028/resize/d3442-5028-0a97f0683a216933f0ea-2.jpg ]
3. ネットワークの運用管理を支援する機能(UDLD、sFlow)を搭載。
昨今、ネットワークの運用監視のニーズが広がっています。
本製品は、リンク監視(UDLD:UniDirectional Link Detection)とトラフィック監視(sFlow)の機能を搭載しています。
リンク監視「UDLD」は、通信経路に異常がないか確認するためのプロトコルです。ネットワーク運用管理アプリケーション「PPS」を用いて通信の監視をした際、通信遮断など通信経路に異常が発生すると、PPSの管理画面上でも確認することが可能です。UDLD機能は、機器の異常やケーブル故障による通信遮断など、問題の早期解決に役立ちます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/3442/5028/resize/d3442-5028-30a3ff87ccab1e590502-3.png ]
また、トラフィック監視「sFlow」を内蔵。トラフィック情報を管理アプリケーションの「sFlowコレクタ」へ送信します。sFlowコレクタでは、収集されたトラフィック情報を可視化。通信の遅延の原因を確認したい場合や、各端末がどのような通信をしているか把握したい場合など、現状把握が可能です。トラフィックの見える化により、データに基づいたネットワーク設計にも活用できます。
ネットワークの運用管理を支援するこれらの機能で、安定したネットワーク運用とネットワーク監視の手間と時間を省くことが可能です。
【ご参考】
■仕様一覧
【品名】MXG-ML8THPoE++
【品番】ZLP290894
【ポート】
100/1000/2.5G/5GBASE-T×8ポート(給電可能はポート1-8)
100/1000/2.5G/5G/10GBASE-T×2ポート
SFP+拡張ポート×2ポート
【PoE給電可能電力(W)】IEEE802.3af/at/bt(最大95 W)装置全体:最大240 W
【消費電力・電源・定格】定常時最大約296 W(AC100 V 50/60 Hz)
【質量】約3,000 g
【サイズ(mm)】幅330×高44×奥行230
■拡張SFPモジュール(別売)
【品名】10GBASE-SR SFP+ Module(i)
【品番】ZLP59022
【質量】約17 g
【サイズ(mm)】幅13.8×高11.9×奥行56.5(突起部除く)
【希望小売価格(税込・工事費別)】149,270円
【発売日】2023年10月
【品名】10GBASE-LR SFP+ Module(i)
【品番】ZLP59024
【質量】約18 g
【サイズ(mm)】幅13.8×高11.9×奥行56.5(突起部除く)
【希望小売価格(税込・工事費別)】435,160円
【発売日】2023年10月
【お問い合わせ先】
パナソニックEWネットワークス株式会社 事業本部 マーケティング・DX企画部
電話:03-6402-5302(受付 9:00〜17:00)
URL:https://panasonic.co.jp/ew/pewnw/