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ウォルフソン・マイクロエレクトロニクス株式会社（神奈川県横浜市、代表：山田貴久。以下「ウォルフソン」）は、当社の革新的パワーマネージメント・ソリューション、「WM8326」および高機能オーディオハブソリューション、「WM8958」が、インテリジェントなコネクテッド・デバイスの開発企業であるIntrinsyc Software Internationalの最新OPEN-6設計・製品化プラットフォーム（DPP）の製品群に採用されたことを発表しました。



Intrinsyc では、テキサス州サンアントニオで6月18〜21日に開催されるFreescale Technology Forumにて、

OPEN-6プラットフォームを展示します。OPEN-6 DPP製品群は、Freescaleのi.MX6 Quad Core CPUおよびARM(R) CortexTM -A9アーキテクチャをベースにしています。同製品群は、コンポーネントと主要テクノロジプロバイダのサポートを組み合わせることで、タブレットPCや電子書籍リーダー、産業用携帯型デバイス、車載用インフォテインメントシステムといったポータブル電子デバイス向けに、ライセンス供与可能な製品化パッケージ、開発キット、製品化システムオンモジュール（SOM）をOEMおよびODMに提供します。

WM8326は、ウォルフソンのパワーマネージメント・ソリューションファミリの1製品であり、タブレットPC、スマートフォン、電子書籍リーダー、メディアプレイヤーを含む、マルチメディアアプリケーションプロセッサを搭載した低消費電力ポータブルマルチメディアアプリケーション向けに設計されています。

WM8326には、4つのプログラマブルDC-DC同期整流式降圧コンバータが搭載されており、どんな動作条件下でも、高性能かつ高効率での動作を可能にしながら、バッテリ寿命の延長を実現しています。また、InstantConfigTMインターフェースおよび統合されたワンタイムプログラマブル（OTP）非揮発性メモリによって、製品開発企業は、製品開発の段階で、カスタムOTPメモリに書き込む前に起動時動作およびコンフィグレーションを変更できるので、新製品を市場投入するまでの時間を短縮できます。

WM8326とともに、WM8958オーディオハブソリューションは、HDオーディオ性能における新たな基準を確立します。マルチチャネルの超低消費電力デバイスは、デジタル−アナログ（DAC）再生中のS/N比100dBを実現し、統合されたスピーカドライバおよびヘッドフォンドライバがオーディオ再生中の電力消費を最小限に抑えます。

WM8958には、オーディオ強化デジタル信号プロセッサ（DSP）も搭載されており、マルチバンドコンプレッサを駆動することで、ポータブル製品で普及している小型スピーカでもより大きく優れたサウンドを実現します。また、WM8958は、ステレオサンプルレート変換やマルチチャネルデジタルミキシングを強力なアナログミキシングと組み合わせることで、幅広い製品アーキテクチャおよび製品用途をサポートします。


ウォルフソン・マイクロエレクトロニクス、パワーマネージメント部門製品ラインマネージャ、ジェス・ブラウンのコメント：
「当社には、世界をリードする民生電子アプリケーションに革新的パワーマネージメントおよびオーディオ・ソリューションを提供してきた、確固たる実績があります。このたび、Intrinsycが最新の設計・製品化プラットフォームにウォルフソンのテクノロジーを採用いただき、感謝しています」


Intrinsyc、バイスプレジデント、エンジニアリング、アルカリム・カッサーム氏のコメント：
「Intrinsycは、OEMが高性能な製品をより迅速に市場に提供できるようにするため、OPEN-6設計・製品化プラットフォームにウォルフソンのパワーマネージメントおよびオーディオ・ソリューションを含む、クラス最高のコンポーネントを採用しました」

OPEN-6開発キットは、2012年第3四半期より出荷予定です。



ウォルフソン・マイクロエレクトロニクス株式会社
TEL : 045-440-1230
E-mail : JapanSales@wolfsonmicro.com