ウォルフソン、業界初のクアッド・コアHDオーディオプロセッサSoCを発表
[12/05/29]
提供元:DreamNews
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ウォルフソン・マイクロエレクトロニクス株式会社(神奈川県横浜市、代表:山田貴久。以下「ウォルフソン」)は本日、業界初となるクアッド・コア高精細(HD)オーディオプロセッサシステムオンチップ(SoC)「WM5110」を発表しました。「WM5110」は、高度なDSP機能セットを搭載した高集積、低消費電力のHDオーディオプロセッサで、スマートフォン、タブレットPC、ポータブルマルチメディアデバイスに画期的なHDオーディオ性能を提供できるように設計されています。WM5110は、モバイルオーディオプロセシングにおける新たな基準を確立しています。
110dBという非常に優れたS/N比と、600 MIPSという高速のプロセシング能力を実現するWM5110は、DAC・ヘッドフォン間でわずか3mWの消費電力しか必要としないので、現在市場においてもっともパワフルかつ効率性の高いHDオーディオプロセッサです。OEMは、WM5110付属のソフトウェア開発キット、ウォルフソンの音声強化およびノイズリダクションソフトウェアスイート、顧客自身またはサードパーティのソフトウェアを活用することで、独自のオーディオ製品を簡単に開発することができます。製品開発企業は、特定のプラットフォームにとらわれることなく、将来継続的に適用が可能なシステムを提供することで、自社製品の差別化を図ることができるようになります。
WM5110には、クラスをリードするイヤホンおよびステレオヘッドホン用アンビエントノイズキャンセレーション(ANC)、アコースティックエコーキャンセレーション(AEC)のほか、トランスミットパス(Tx)およびレシーブパス(Rx)ノイズリダクションも搭載され、それぞれ32dB、20dBのノイズ低減を実現します。WM5110におけるこれらの機能の組みあわせは、最大90%の周辺ノイズを削減し、電話による通話のユーザ体験を劇的に改善します。さらに、WM5110は、広帯域音声やマルチマイクビーム形成、風騒音抑制、その他のプログラマブルフィルタといった追加機能を組み合わることにより、どんなにノイズの多い環境でも驚くほどクリアで、明瞭な音声通話を実現できます。また、WM5110は、マルチメディアサウンド体験、優れたオーディオキャプチャおよび再生、豊かで自然な電話会議の提供を可能にします。
WM5110は、低コストで、包括的なソリューションであり、他社製類似ソリューションのパーツと比較して、追加機能も提供されているにも関わらず、コンポーネントが10個も少なく、より小さなPCBスペースに収まり、BOMコストも削減できます。
ウォルフソン・マイクロエレクトロニクス、オーディオハブ製品ラインマネージャ、ダンカン・マカディのコメント:
「ハンドヘルド製品のOEM各社は常に、世界市場で自社製品を差別化するための終わりのない競争を強いられています。増えつづけるコストの圧力や市場投入時間短縮への期待に対応しながら、オーディオへの要求がどんどん高まるユースケースに適応できる製品をつくるという課題は膨大なものです。消費者は、優れた品質での音声通話や電話会議、オーディオ再生とキャプチャだけでなく、バッテリ寿命の長時間化も期待しています。WM5110 HDオーディオプロセッサは、当社の先世代製品に比べて10倍のプロセシング能力を提供します。ウォルフソンは、今日の市場で最高のHDオーディオ性能を、競争力の高い価格で提供することで、OEM企業が世界市場で抜きんでるための明確な差別化ができるよう支援します。」
出荷時期
WM5110は現在、W-CSPパッケージにて数量限定でサンプル出荷中です。
ウォルフソン・マイクロエレクトロニクスについてのより詳しい情報については、こちらのウェブサイトをご覧ください。http://www.wolfsonmicro.com
<本件に関する問い合せ先>
ウォルフソン・マイクロエレクトロニクス株式会社
TEL : 045-440-1230
E-mail : JapanSales@wolfsonmicro.com
110dBという非常に優れたS/N比と、600 MIPSという高速のプロセシング能力を実現するWM5110は、DAC・ヘッドフォン間でわずか3mWの消費電力しか必要としないので、現在市場においてもっともパワフルかつ効率性の高いHDオーディオプロセッサです。OEMは、WM5110付属のソフトウェア開発キット、ウォルフソンの音声強化およびノイズリダクションソフトウェアスイート、顧客自身またはサードパーティのソフトウェアを活用することで、独自のオーディオ製品を簡単に開発することができます。製品開発企業は、特定のプラットフォームにとらわれることなく、将来継続的に適用が可能なシステムを提供することで、自社製品の差別化を図ることができるようになります。
WM5110には、クラスをリードするイヤホンおよびステレオヘッドホン用アンビエントノイズキャンセレーション(ANC)、アコースティックエコーキャンセレーション(AEC)のほか、トランスミットパス(Tx)およびレシーブパス(Rx)ノイズリダクションも搭載され、それぞれ32dB、20dBのノイズ低減を実現します。WM5110におけるこれらの機能の組みあわせは、最大90%の周辺ノイズを削減し、電話による通話のユーザ体験を劇的に改善します。さらに、WM5110は、広帯域音声やマルチマイクビーム形成、風騒音抑制、その他のプログラマブルフィルタといった追加機能を組み合わることにより、どんなにノイズの多い環境でも驚くほどクリアで、明瞭な音声通話を実現できます。また、WM5110は、マルチメディアサウンド体験、優れたオーディオキャプチャおよび再生、豊かで自然な電話会議の提供を可能にします。
WM5110は、低コストで、包括的なソリューションであり、他社製類似ソリューションのパーツと比較して、追加機能も提供されているにも関わらず、コンポーネントが10個も少なく、より小さなPCBスペースに収まり、BOMコストも削減できます。
ウォルフソン・マイクロエレクトロニクス、オーディオハブ製品ラインマネージャ、ダンカン・マカディのコメント:
「ハンドヘルド製品のOEM各社は常に、世界市場で自社製品を差別化するための終わりのない競争を強いられています。増えつづけるコストの圧力や市場投入時間短縮への期待に対応しながら、オーディオへの要求がどんどん高まるユースケースに適応できる製品をつくるという課題は膨大なものです。消費者は、優れた品質での音声通話や電話会議、オーディオ再生とキャプチャだけでなく、バッテリ寿命の長時間化も期待しています。WM5110 HDオーディオプロセッサは、当社の先世代製品に比べて10倍のプロセシング能力を提供します。ウォルフソンは、今日の市場で最高のHDオーディオ性能を、競争力の高い価格で提供することで、OEM企業が世界市場で抜きんでるための明確な差別化ができるよう支援します。」
出荷時期
WM5110は現在、W-CSPパッケージにて数量限定でサンプル出荷中です。
ウォルフソン・マイクロエレクトロニクスについてのより詳しい情報については、こちらのウェブサイトをご覧ください。http://www.wolfsonmicro.com
<本件に関する問い合せ先>
ウォルフソン・マイクロエレクトロニクス株式会社
TEL : 045-440-1230
E-mail : JapanSales@wolfsonmicro.com