今週17日にはギリシャ再選挙、19,20日は米国米連邦公開市場委員会( FOMC)と「金」相場に影響のある大きなエベントが続きますNY「金」相場について(株)メリンダ・ダイヤモンドの「金」市況分析です
[12/06/15]
提供元:DreamNews
提供元:DreamNews
「金」市場にとって試練の6月・・・とりわけ14日OPEC総会、
15日日銀金融政策決定会合、17日ギリシャ再選挙、19日イラン・6カ国協議、
17日のギリシャ議会再選挙、米国の月末のツイストオペ終了を控え19〜20日に開かれる
米連邦公開市場委員会(FOMC)と注目のエベントが続きますが、
エベント本番を間近に執筆中の14日17時半現在では1620ドル近辺で推移していますが、
さてさてどうなりますでしょうか?
NY金」相場は今月1日に発表された米5月雇用統計の悪化を受けて、
量的金融緩和第三弾(QE3)の期待が膨らみ、
60ドルの急騰を見せ1560ドル近辺から1620ドル台に上昇し、
6月6日には一時1,642.40ドルまで続伸した。所謂、市場は,19〜20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で
追加金融緩和策が導入されるのは必至との見方が、相場を押し上げたわけだが、
7日に行われた注目のバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言では、
早期の追加金融緩和を支持する発言がみられなかったことで急反落し、
一時は1560ドルまで下落し、先週末8日の終値は1594ドルだったが、
今週に入り安全資産としての「金」への見直し買いや、
シカゴ連銀のエバンス総裁が追加金融感制作を支持する発言、
スペインが金融安定化のための1000億ユーロ(約10兆円相当)の
資金融資の申し出などから「金」が買われて
1600ドルを回復してきているが、
さて、市場が督促する金融緩和策(QE3)があり、
磯の鮑の片思いが実るのでしょうか?
現実に2008年〜10年春の量的緩和政策第一弾(QE1),
2010年秋以降の第二弾(QE2)とFRBによる資金供給量の増加が
「金」相場を大きく押上てきたのでした。
目先の19〜20のFOMCで追加緩和策が実施されるか否かは大関心事です。
下のグラフでお判りのように2008年の800ドル台からQE1,QE2で流入した資金が
1900ドルまで押し上げたのでした。
勿論ほかにも「金」ETFの買いや中央政府の外貨準備に
「金」準備を組み入れる買い入れが昨年は年間約450トン界隈もあったこと、
インド・中国の2カ国の消費が1700トン前後と好調だったことも
大きな押し上げ材料でしたが、QE1,2の大きさは特筆ものだったのです。
そのFRBがQE3を実施するかどうかについて
市場関係者の意見は分かれるようです。
ただ、「当面の下値は1500ドル」と見る市場関係者が多く、
「最近の急落局面でも2〜3回サポートされた1550ドルの底値は堅い」と
見る関係者が更に多いようです。
仮にFRBが市場の追加緩和期待を裏切るような展開になっても、
「1500ドルは昨夏の高騰局面前の価格で、
昨年夏に流入した新規の投資資金による押し上げ幅が帳消しになった水準」です。
1500ドルを割り込むにはかなりの勢いで売り込まれる必要があり、
世界的に超低金利が続く中では下値余地は小さいかもしれませんが、
17日のギリシャ再選挙で政権担当能力に疑問が残る急進左派連合が勝利する
事態となれば、市場の混乱は高まる可能性があり、
08年のリーマンショック直後や、1923ドルの最高値を付けた昨年秋に
「金」市場が経験した急落と同じく、
短期的に相場水準を大きく切り下げるリスクは無視できないかもしれません。
上げ相場に賛成の向きはQE3を期待し、
下げた安いところを買いたい向きは、
ギリシャの再選挙からの欧州の混迷からのパニックを待っているのでしょうか?
しかし意外にも結果が出れば、
噂で買ってニュースで売る・・あるいはその逆も?
相場のことは神のみぞ知る世界です・・・。
(レポートは弊社の調査・分析によるもので売り買いをお薦めするもので
はありませんご判断は各自でお願い致します)
このレポートのお問合せは
(株)メリンダ・ダイヤモンド 担当 小野寺 靖
Tel 0120−228914(輝く石)
URL http://www.melindadiamonds.com/index.php
mail info@melindadiamonds.com
(株)メリンダ・ダイヤモンド会社概要
会社名 株式会社メリンダダイヤモンド
設立1988.7.15
代表者小野寺 靖
資本金9,000万円
本社住所〒110-0005 東京都台東区上野5-22-4リューツウ本店ビル2F
電話03-3836-2520 03-3835-3936 03-3836-2635 ファックス03-3833-2031
URL http://www.melindadiamonds.com
担当者 中村 浩徳 小野寺 仁詩 木内 努 平田栄介 片岡沙弥
取引銀行城北信用金庫上野支店 城北信用金庫王子営業部営
業時間月曜〜金曜10:00〜18:00
会社の目的 宝石、貴金属及びその製品に関する製造、販売及び輸出入業
免許情報東京都公安委員会/第306600607583号 古物商許可証
メリンダ・ダイヤモンドの歴史
1973年宝石卸売業を創業
1978年香港現地法人設立。海外仕入の担当社員を常駐
1979年アメリカ New Yorkに Melinda Diamonds Inc を設立、
大粒ダイヤモンドの仕入を開始
DOC会員: ニューヨーク・ダイヤモンドディーラーズクラブの会員になり、
日本人としてユダヤ社会の仲間入りをする
1986年マンハッタンのダイヤモンド街、13W46THにNY自社ビルを置く
同年、イスラエル現地法人としてMelinda Israelをテルアビブに設立、
ファンシー、及び小粒ダイヤモンドの仕入れを開始
1988年 台東区東上野1-11-10に東上野店を設置
2004年 御徒町駅南口前に移転
社長のブログ http://wind.ap.teacup.com/uminoko/
小野寺靖著「プロが伝授するダイヤモンドの賢い売り方・買い方】を
ご希望の方にお送りします
15日日銀金融政策決定会合、17日ギリシャ再選挙、19日イラン・6カ国協議、
17日のギリシャ議会再選挙、米国の月末のツイストオペ終了を控え19〜20日に開かれる
米連邦公開市場委員会(FOMC)と注目のエベントが続きますが、
エベント本番を間近に執筆中の14日17時半現在では1620ドル近辺で推移していますが、
さてさてどうなりますでしょうか?
NY金」相場は今月1日に発表された米5月雇用統計の悪化を受けて、
量的金融緩和第三弾(QE3)の期待が膨らみ、
60ドルの急騰を見せ1560ドル近辺から1620ドル台に上昇し、
6月6日には一時1,642.40ドルまで続伸した。所謂、市場は,19〜20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で
追加金融緩和策が導入されるのは必至との見方が、相場を押し上げたわけだが、
7日に行われた注目のバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言では、
早期の追加金融緩和を支持する発言がみられなかったことで急反落し、
一時は1560ドルまで下落し、先週末8日の終値は1594ドルだったが、
今週に入り安全資産としての「金」への見直し買いや、
シカゴ連銀のエバンス総裁が追加金融感制作を支持する発言、
スペインが金融安定化のための1000億ユーロ(約10兆円相当)の
資金融資の申し出などから「金」が買われて
1600ドルを回復してきているが、
さて、市場が督促する金融緩和策(QE3)があり、
磯の鮑の片思いが実るのでしょうか?
現実に2008年〜10年春の量的緩和政策第一弾(QE1),
2010年秋以降の第二弾(QE2)とFRBによる資金供給量の増加が
「金」相場を大きく押上てきたのでした。
目先の19〜20のFOMCで追加緩和策が実施されるか否かは大関心事です。
下のグラフでお判りのように2008年の800ドル台からQE1,QE2で流入した資金が
1900ドルまで押し上げたのでした。
勿論ほかにも「金」ETFの買いや中央政府の外貨準備に
「金」準備を組み入れる買い入れが昨年は年間約450トン界隈もあったこと、
インド・中国の2カ国の消費が1700トン前後と好調だったことも
大きな押し上げ材料でしたが、QE1,2の大きさは特筆ものだったのです。
そのFRBがQE3を実施するかどうかについて
市場関係者の意見は分かれるようです。
ただ、「当面の下値は1500ドル」と見る市場関係者が多く、
「最近の急落局面でも2〜3回サポートされた1550ドルの底値は堅い」と
見る関係者が更に多いようです。
仮にFRBが市場の追加緩和期待を裏切るような展開になっても、
「1500ドルは昨夏の高騰局面前の価格で、
昨年夏に流入した新規の投資資金による押し上げ幅が帳消しになった水準」です。
1500ドルを割り込むにはかなりの勢いで売り込まれる必要があり、
世界的に超低金利が続く中では下値余地は小さいかもしれませんが、
17日のギリシャ再選挙で政権担当能力に疑問が残る急進左派連合が勝利する
事態となれば、市場の混乱は高まる可能性があり、
08年のリーマンショック直後や、1923ドルの最高値を付けた昨年秋に
「金」市場が経験した急落と同じく、
短期的に相場水準を大きく切り下げるリスクは無視できないかもしれません。
上げ相場に賛成の向きはQE3を期待し、
下げた安いところを買いたい向きは、
ギリシャの再選挙からの欧州の混迷からのパニックを待っているのでしょうか?
しかし意外にも結果が出れば、
噂で買ってニュースで売る・・あるいはその逆も?
相場のことは神のみぞ知る世界です・・・。
(レポートは弊社の調査・分析によるもので売り買いをお薦めするもので
はありませんご判断は各自でお願い致します)
このレポートのお問合せは
(株)メリンダ・ダイヤモンド 担当 小野寺 靖
Tel 0120−228914(輝く石)
URL http://www.melindadiamonds.com/index.php
mail info@melindadiamonds.com
(株)メリンダ・ダイヤモンド会社概要
会社名 株式会社メリンダダイヤモンド
設立1988.7.15
代表者小野寺 靖
資本金9,000万円
本社住所〒110-0005 東京都台東区上野5-22-4リューツウ本店ビル2F
電話03-3836-2520 03-3835-3936 03-3836-2635 ファックス03-3833-2031
URL http://www.melindadiamonds.com
担当者 中村 浩徳 小野寺 仁詩 木内 努 平田栄介 片岡沙弥
取引銀行城北信用金庫上野支店 城北信用金庫王子営業部営
業時間月曜〜金曜10:00〜18:00
会社の目的 宝石、貴金属及びその製品に関する製造、販売及び輸出入業
免許情報東京都公安委員会/第306600607583号 古物商許可証
メリンダ・ダイヤモンドの歴史
1973年宝石卸売業を創業
1978年香港現地法人設立。海外仕入の担当社員を常駐
1979年アメリカ New Yorkに Melinda Diamonds Inc を設立、
大粒ダイヤモンドの仕入を開始
DOC会員: ニューヨーク・ダイヤモンドディーラーズクラブの会員になり、
日本人としてユダヤ社会の仲間入りをする
1986年マンハッタンのダイヤモンド街、13W46THにNY自社ビルを置く
同年、イスラエル現地法人としてMelinda Israelをテルアビブに設立、
ファンシー、及び小粒ダイヤモンドの仕入れを開始
1988年 台東区東上野1-11-10に東上野店を設置
2004年 御徒町駅南口前に移転
社長のブログ http://wind.ap.teacup.com/uminoko/
小野寺靖著「プロが伝授するダイヤモンドの賢い売り方・買い方】を
ご希望の方にお送りします