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パイプドビッツ、6月14日「Interop Tokyo 2012」特別講演の動画を公開 〜オンプレミスとクラウドの連携によるオープンイノベーションについて対談〜


 情報資産プラットフォームを活用したソリューションを提供する株式会社パイプドビッツ(本社:東京都港区 代表取締役社長 CEO:佐谷宣昭 証券コード3831、以下「パイプドビッツ」)は、6月14日(木)に 幕張メッセで開催された、ネットワークテクノロジーに関する国内最大の総合イベント「Interop Tokyo 2012」にて、パイプドビッツ代表の佐谷宣昭(以下「佐谷」)と、 日本アイ・ビー・エム株式会社 クラウド&スマーターシティー事業 クラウド・マイスター 米持幸寿氏(以下「米持氏」)による「クラウドとオンプレミス(基幹システム)の連携によるオープンイノベーションとは」と題した対談形式の特別講演を開催いたしました。
 特設ページに対談の動画などを公開いたしましたので、ぜひご覧ください。

URL : http://www.pi-pe.co.jp/seminar-event/2012/20120619_01.html
■ 特別講演 対談内容

 「オープンイノベーション」をキーワードに、情報をオープンにして共有化することを通して、広がるイノベーションの可能性について、熱い議論が交わされました。
 佐谷、米持氏双方から、事業概要や自己紹介の後、業界の課題といわれているクラウドとオンプレミス(基幹システム)について、佐谷は「特に大手企業においてはクラウドの有効性は理解されているが、まだまだ導入が進んでいないのが現状。パイプドビッツのクラウドサービスも多くの大手企業に導入されているものの、Webまわりやメール配信等、一部の機能が中心で、いわゆる基幹システムの採用はあまり多くない」と述べ、基幹システムのクラウド化が進まない理由を「基幹システムの構築に大きな投資をしてきたことと、そのアーキテクチャがインターネット側とは違うことから、すべてをクラウドに移行するには膨大な時間や労力がかかるリスクがあるため」と分析しました。米持氏は「これからは連携を強化することが重要になる」と述べ、いかにクラウドサービスを活用するかの議論に移ると、最低限のバッチ処理でしのぐよりも、従来のDBはそのまま活かしながらDB同士を即時連携して必要な情報を活用する方がより良いとしました。

 佐谷は、水平型連携を通じて業界全体の課題を解決する例として、建築業界向けBIMデータ共有サービス「アーキシンフォニー」における街全体で設備等の最適化をはかる将来像や、政治情報プラットフォーム「政治山」が有権者と政治の距離を縮めること、美容業界向けヘアカルテ共有サービス「美歴」等を紹介しました。米持氏は「これらの情報の分析やシミュレーションが進めば一層スマーターシティに近付く」とコメントしました。

 対談の総括として、佐谷は「事業者単体の部分最適よりも、地域や社会の全体最適の方向に進めることがオープンイノベーション」と述べました。米持氏は、「Web2.0時代のオープンデータは、消費者向けという印象が強かったが、今後は企業や行政にも当てはまる」と述べました。


■ ご来場者の声 (ご記入いただいたアンケートを原文のまま掲載しています。)

(1)クラウドとオンプレミスの連携の可能性や課題について

・データ連携する方向で共存がベターの選択と感じる。閉じた世界で使用するオンプレミスは変わらないのではないか
・必要な部分(エンドの求めるもの)をターゲットにするのはすばらしい。しかし、現状の基幹システムからどう切り分けていくのか、いわばスキル・経験依存となる部分をどうしていくか(チャンスラボ株式会社 システムソリューション部 20代 男性)
・スマートシティ、全体最適を目指す方向性は非常にすばらしい考え方だと共感します。まずは1事業者の中のシステムにおいても個別最適となっているのでそこから解決しなければいけないと思いました(30代 男性)
・今度ともオンプレミスは生き残るのではないか。無理にクラウドに導く必要はない(共同通信社 システム管理部 50代 男性)
・現システムを保持したまま連携によって活用する発想はとても感心しました。トラフィックの点で企業によっては課題が発生しうると考えました(20代 男性)
・必要最低限な機能のみを連携させることでレガシー資産を有効活用しつつコストを抑えることに可能性を感じた(30代 男性)
・今、クラウドでオンプレミス連携のプロジェクトをたちあげようとしているが、あまり事例がないので上が納得しない(20代 男性)
・いずれかが消えることはないかと思いますので、繋ぐという観点は課題であると思います(株式会社富士通マーケティング 商品戦略本部 20代 男性)
・今、注目している分野で、とても参考になりました(40代 女性)
・お客様の社内秘密データ等、取り扱いの難しい、もしくはユーザー側も外部に置いて良いか判断のつかないデータはオンプレミスに残す?クラウドに移行する?(株式会社富士通エフサス 30代 男性)
・オンプレミスでしか開発できないレガシー要員をどうにかしないとすすめられないのが現実(30代 男性)
・まさに現実的なソリューションであり、この発想なくしてユーザーの利便性は現状から大きくならない(株式会社エヌデーデー 公益システム事業部 40代 男性)
・クラウドはネットが繋がらないリスクがあるので、利用される業務からは限られると思います。オフラインで使用可能は確かに大きなポイントになると思う(株式会社情報技術センター 40代 男性)

(2)「アーキシンフォニー」「政治山」「美歴」などのパイプドビッツが手がけるオープンイノベーション戦略の可能性や課題について

・今後とも進めて欲しいが、情報セキュリティとの兼ね合いか
・横のデータ連携の可能性を理解できた。どのようにOPENにしていくのかが課題
・美歴に対してはあるといいなと思いました(NEC 20代 男性)
・BIMの可能性:スマートハウスとの連携。設計者とスマートハウス効果をシミュレーションとか。 美歴:ヘアサロンを超えて、ネイル、エステ、スポーツクラブ、コスメサロン等カルテを一元化できると面白いかも。(三菱電機株式会社 情報システム構築技術部 30代 男性)


■ 特別講演 概要

 クラウドの利用が普及する中、多くの企業では、基幹情報システム(オンプレミス)のクラウドマイグレーションが喫緊の課題となっています。スマートフォンやタブレットPCなどスマートデバイスの普及が拡大する一方で、基幹業務でのクラウド利用が遅々として進んでいません。これらを解決するには、企業内に膨大に蓄積された情報資産と、多大な投資をして開発・導入してきたアプリケーションをいかしながら、クラウドサービスへの移行をいかに容易かつ低コストで実現するかが、大きな鍵となります。
 本セッションでは、情報資産のプラットフォーム化を目指すパイプドビッツと、スマートクラウド構想を掲げる日本IBMが、オンプレミスとクラウド連携の取り組みについてご紹介するとともに、オープンイノベーションに向けた情報社会の未来像について意見を交わします。

[タイトル]
<対談>クラウドとオンプレミス(基幹システム)の連携によるオープンイノベーションとは

[講演日時]
2012年6月14日(木)15:15〜15:55

[講演者]
・株式会社パイプドビッツ 代表取締役社長 CEO 佐谷 宣昭
・日本アイ・ビー・エム株式会社 クラウド&スマーターシティー事業
 クラウド・マイスター 米持 幸寿


■ 「Interop Tokyo 2012」開催概要

 世界の主要都市で毎年開催されるInteropは、ビジネスとテクノロジーのリーダーとユーザーが出会い、マーケットスタンダードが生まれる最先端ITテクノロジーイベントです。「スマートデバイスジャパン2012」など5つの専門展が同時開催され、来場者は13万人以上のネットワークテクノロジーに関する国内最大の総合イベントです。

[開催名称]
Interop Tokyo 2012
Discover IT 〜ICTの変動を見極める3日間〜

[会期]
<コンファレンス>
2012年6月12日(火)〜2012年6月15日(金)
<展示会>
2012年6月13日(水)〜2012年6月15日(金)

[会場]
千葉 幕張メッセ

[URL]
http://www.interop.jp/2012/


■ 本講演に関するお問合せ先
株式会社パイプドビッツ (http://www.pi-pe.co.jp/
マーケティング部:赤松、青野
TEL:03-5575-6601 FAX:03-5575-6677


■ 報道関係者様お問合せ先
株式会社パイプドビッツ (http://www.pi-pe.co.jp/
TEL:03-5575-6601 FAX:03-5575-6677
E-mail : pr@pi-pe.co.jp

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