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リンレイグループ社は初の無線基地局用プロセッサに関する調査レポートを出版

通信ネットワーク、無線、モバイル用の半導体市場の技術分析をおこなう米国の半導体専門調査会社リンレイグループ社は、基地局の設計に影響を与える市場傾向と技術傾向を詳述した調査レポート「無線基地局向けプロセッサのガイド 第1版 − A Guide to Processors for Wireless Base Stations」を出版した。スマートフォン人気が続くために帯域幅の要求が非常に高まり、オペレータは限られた予算の中でもネットワークの改良を模索している。LTEやLTE Advancedなどの新しいセルラー規格をサポートするために帯域幅が必要となるが、標準的な基地局用プロセッサにはOEM機器のコスト削減の可能性がある。

「帯域幅需要と継続する価格圧力は、特に基地局用機器などのアプリケーション専用規格製品の新製品の登場を促している」と、リンレイグループ社のシニアアナリストJoseph Byrne氏は語る。「今後1、2年で、基地局用プロセッサの市場は成長し、サプライヤ数は6社以上になるだろう。この調査レポートは、セルラー産業の需要を満たす最善のプロセッサと機器アーキテクチャについて詳述している。詳細な分析によって、無線基地局市場で最も成功しそうなプロセッサ設計や、どのようなOEM機器トレンドがプロセッサや基地局設計に最も大きな影響を与えるかを査定している。」

この調査レポートは、様々なネットワークに対応することができるようにスモールセルを統合したマクロセルなどの、スモールセル採用への移行について予測している。マイクロセル、ピコセル、フェムトセルなどのスモールセルは、オペレータに、今日基地局市場で支配的なマクロセルの新しいサイトを作らずにネットワーク容量を向上させることのできる、コスト効率のよい方法を提供する。その結果、既存のプロセッサとDSPサプライヤにとっては、スモールセルソリューションへの移行において有利な新規企業との競争が激化することになるだろう。

この調査レポートはまず、基地局市場の主要傾向と、無線基地局用プロセッサの設計に最も影響を与える半導体技術について詳述し、次にCavium、フリースケール、マインドスピード、クアルコム、テキサスインスツルメンツなどの一流企業のそれぞれについて章を割いている。ブロードコム、デザインアートネットワーク、Octasicなどの企業についても分析している。

【調査レポート】
無線基地局向けプロセッサのガイド 第1版
A Guide to Processors for Wireless Base Stations
First Edition
http://www.dri.co.jp/auto/report/lg/lgbtsprocessor.html

◆米国市場調査会社 リンレイグループ社について
http://www.dri.co.jp/auto/report/lg/index.html

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