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冷房環境におかれた時の体温調節や水分摂取のバランスが難しくなる季節が到来しました。顔のむくみはメイクなどでカバーできないどころか、老けてみえたり、しまいには「むくみ」が気になって仕事等に集中できないという声も聞こえてくるほど。そこで、ドクターシーラボ『顔のたるみ研究所』では代謝と深く関わりのある「顔のむくみ」について、アンケートを実施し、顔のたるみと「むくみ」の関係について調査いたしました。


■ 約7割が「顔のむくみ」を経験・・・しかし74％がむくんでもそのままケアせず

「顔がむくんだことはありますか？」という質問では、69％が「むくんだことがある」と回答。むくみやすい場所としては「まぶた」と「目の下」でが半数以上（57％）を占めており、目元に老廃物が溜まりやすい傾向にあることが分かりました。

また、「顔がむくんだとき、何かケアをしていますか？」という質問では4人中3人が「ケアをしていない」と回答。顔や目元がむくんだとしても、そのまま過ごしている人が多いという驚きの結果が得られました。

■ 81％が「代謝の低下」でむくみを起こしている

「どんな時にむくみますか？」という質問では、上位3つ「睡眠不足のとき」（22％）、「水分をとりすぎた時」（20％）「アルコールを摂取したとき」（17％）をはじめ、回答の81％が「代謝」に関わることでむくんでいることが分かりました。

■ 約9割が知らない「むくみ」から「たるみ」への変化

最後に「むくみを放置するとたるみに変わることを知っていますか？」と質問したところ、約9割の方々が「知らない」と回答。前述のアンケートからも分かるように、大多数がむくんでもケアをせずに、表面的なむくみがなくなるまで放置しているという結果が得られました。
むくみは表面的にはなくなったように見えても、きちんとケアしなければ微量に残った老廃物が蓄積し、「たるみ」の原因になってしまいます。

そうと分かれば、微々たる老廃物も残せない「むくみ」。適切なケアはあるのでしょうか？


■ 「むくみ」が「たるみ」に変わる理由

通常、体内を巡って古くなった水分は静脈で排出された後、汗や尿の形で体外に排出されます。しかし、接客業やデスクワークなど、あまり身体を動かさない仕事をしている方や、普段極端に運動をしない方などは、体内で水分をスムーズに巡らせて排出する力が重力に負けてしまうため、体内に溜まった水分が下垂してしまいます。その排出されなかった老廃物で下垂した状態が続くと、皮膚が伸び、たるみの原因となってしまいます。

また、老廃物は肌の新陳代謝を妨げるため、通常の状態よりも老化を促進してしまい、たるみに繋がってしまいます。さらに、たるみは顔の皮下脂肪も原因しているので、リンパの流れが悪くなって水分がたまり、むくみがちになると、代謝の低下によって皮下脂肪が固まってしまいます。皮下脂肪は非常に燃焼しにくいため、こちらもたるみの原因となってしまうのです。



■ ケーススタディ　その１： お酒を飲みすぎてむくんだ！

パスポート用の証明写真が前日の飲酒でパンパンにむくんで。。。見たくないけれどあと８年使わなければなりません。（30代・女性）

−−− むくんだ顔は別人のようになりますよね。向こう8年、入国審査や出国審査、搭乗前のパスポートチェックで「この写真は・・・あなた・・です、か、、？」というやり取りをしなければならないと思うと、へこむ気持ちはよく分かります。

飲酒の場合は飲んでいる最中、飲んだ後の対処法で「むくみ」を回避できるでしょう。
まずお酒を飲むときは、横に常にお水を用意し、アルコールによる脱水症状で水分代謝がうまくいかない状態を防止し、おつまみには野菜や果物を多く摂るのがオススメです。また、お酒を飲んだ次の日にむくんでしまったときは、身体の中の不要な水分を外に排出させるためにお水や食べ物をしっかり摂りましょう。早く起きることができたら、ストレッチなどで身体を温め、汗をかきやすい状態にすると、日中の水分排出がスムーズに行なわれると同時に血行もよくなります。

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