世界18カ国のヘルスケア企業を対象にしたバックアップ/ディザスタリカバリ調査
[12/07/30]
提供元:DreamNews
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アクロニス社は、「アクロニス世界障害復旧評価指標: 2012*」のヘルスケア業界におけるバックアップ/リカバリへの信頼度および同業界の意識調査の結果を発表しました。
同調査は、ヘルスケア業界では、特にバックアップ及びディザスタリカバリへのIT予算投資がどの業界よりも低く、ヘルスケア企業の5割以上が障害発生時におけるバックアップやリカバリの実行性に関して懸念をもっていることを示しています。同調査におけるその他の特徴は、次の通りです。
*世界18か国の従業員1,000名以下の中堅・中小企業IT管理者約6,000人を対象に2011年9月〜10月に実施したバックアップおよびDRに関する信頼度調査。「アクロニス世界障害復旧評価指標: 2012 」の詳細については、http://promo.acronis.com/DRI-2012.htmlよりダウンロードが可能です。
「世界障害復旧評価指標: 2012」業界分析:「ヘルスケア業界」のグローバルハイライト
● ディザスタリカバリの実行性に対する低い信頼度: ヘルスケア企業の半数以上(55%)が障害発生時にバックアップやリカバリを的確に実施できるか懸念。また、迅速にリカバリできると確信している企業は全体の33%(全業界平均: 29%)で、42%(全業界平均: 34%)がダウンタイムを経験するだろうと予測。人命にかかわるサービスを提供しているヘルスケア業界は、障害発生時に対する準備への意識や信頼度が低いことを改善しながら、早急にバックアップ・リカバリ対応に取り組む必要がある。
● 避けられないコスト・予算削減の波: 同業界のバックアップ及びディザスタリカバリに対するIT予算投資は、どの業界よりも低く、2011年は34%の企業が「バックアップ・ディザスタリカバリへの投資がなかった」と回答(全業界平均: 22%)。また、ヘルスケア企業の5社に1社(22%)は、バックアップ・ディザスタリカバリの重要課題の1つとして、「ITリソースの欠如」を挙げている(全業界平均: 22%)。
● 仮想化の浸透と共に、仮想環境のさらなるバックアップ強化を: 84%のヘルスケア企業は、他業界と同様に、仮想化を採用(全業界平均: 84%)。29%の企業は、仮想化を採用した1番の理由として、「効率性の向上」(全体業界平均: 24%)を挙げ、5社に1社(27%)が、自社サーバの50%以上を仮想化(業界平均: 32%)。しかしながら、18%のヘルスケア企業は物理サーバほど仮想サーバをバックアップしておらず(全業界平均: 33%)、また65%の企業は仮想サーバのバックアップを週に1回、またはそれ以上の期間をあけて実行しており、物理環境と比較するとバックアップの頻度が低いことが判明(全業界平均: 60%)。
● 進むクラウドの浸透: 2012年、33%のヘルスケア企業は、ITインフラの50%以上でクラウドを活用すると予想(全業界平均: 26%)。
● ハイブリッド環境への対応の遅れ: 36%のヘルスケア企業は、3種類以上のバックアップソリューションを使用(業界平均: 32%)。73%の企業は、「物理、仮想、クラウド環境を網羅するバックアップソリューションを活用することにより、バックアップ及びディザスタリカバリの戦略を改善することができる」と回答(全業界平均: 76%)。
■まとめ
ヘルスケア業界は、人命に関わるセンシティブな情報を扱っています。また、同業界は、他業界と比較しても、規制やルールが厳しく設定され、監視されています。例えば、個人情報保護やプライバシーの保護という観点において、患者情報などは長期間厳重に保管されなければいけません。しかし、コスト削減の波は、ヘルスケア業界も例外ではありません。同業界でも、現在の情報保護のレベルを下げることなく、どのように効率的にコストの削減ができるか、模索しています。クラウドや仮想化などの様々な環境をデータの保存先として、適宜ハイブリッドに利用することは、重要度を増していますが、同時にバックアップにおける複雑性の増大やデータ活用の煩雑化をもたらします。今後、どのような環境に置かれたデータでも、なるべくシンプル、簡単に、一元集中管理できるソリューションを活用することが、重要になってくるでしょう。
【報道関係者のお問い合わせ先】
アクロニス・ジャパン株式会社 マーケティング 担当 北尾(PR担当)
TEL: 03-6430-1442 / Email: Media_jp@acronis.com
同調査は、ヘルスケア業界では、特にバックアップ及びディザスタリカバリへのIT予算投資がどの業界よりも低く、ヘルスケア企業の5割以上が障害発生時におけるバックアップやリカバリの実行性に関して懸念をもっていることを示しています。同調査におけるその他の特徴は、次の通りです。
*世界18か国の従業員1,000名以下の中堅・中小企業IT管理者約6,000人を対象に2011年9月〜10月に実施したバックアップおよびDRに関する信頼度調査。「アクロニス世界障害復旧評価指標: 2012 」の詳細については、http://promo.acronis.com/DRI-2012.htmlよりダウンロードが可能です。
「世界障害復旧評価指標: 2012」業界分析:「ヘルスケア業界」のグローバルハイライト
● ディザスタリカバリの実行性に対する低い信頼度: ヘルスケア企業の半数以上(55%)が障害発生時にバックアップやリカバリを的確に実施できるか懸念。また、迅速にリカバリできると確信している企業は全体の33%(全業界平均: 29%)で、42%(全業界平均: 34%)がダウンタイムを経験するだろうと予測。人命にかかわるサービスを提供しているヘルスケア業界は、障害発生時に対する準備への意識や信頼度が低いことを改善しながら、早急にバックアップ・リカバリ対応に取り組む必要がある。
● 避けられないコスト・予算削減の波: 同業界のバックアップ及びディザスタリカバリに対するIT予算投資は、どの業界よりも低く、2011年は34%の企業が「バックアップ・ディザスタリカバリへの投資がなかった」と回答(全業界平均: 22%)。また、ヘルスケア企業の5社に1社(22%)は、バックアップ・ディザスタリカバリの重要課題の1つとして、「ITリソースの欠如」を挙げている(全業界平均: 22%)。
● 仮想化の浸透と共に、仮想環境のさらなるバックアップ強化を: 84%のヘルスケア企業は、他業界と同様に、仮想化を採用(全業界平均: 84%)。29%の企業は、仮想化を採用した1番の理由として、「効率性の向上」(全体業界平均: 24%)を挙げ、5社に1社(27%)が、自社サーバの50%以上を仮想化(業界平均: 32%)。しかしながら、18%のヘルスケア企業は物理サーバほど仮想サーバをバックアップしておらず(全業界平均: 33%)、また65%の企業は仮想サーバのバックアップを週に1回、またはそれ以上の期間をあけて実行しており、物理環境と比較するとバックアップの頻度が低いことが判明(全業界平均: 60%)。
● 進むクラウドの浸透: 2012年、33%のヘルスケア企業は、ITインフラの50%以上でクラウドを活用すると予想(全業界平均: 26%)。
● ハイブリッド環境への対応の遅れ: 36%のヘルスケア企業は、3種類以上のバックアップソリューションを使用(業界平均: 32%)。73%の企業は、「物理、仮想、クラウド環境を網羅するバックアップソリューションを活用することにより、バックアップ及びディザスタリカバリの戦略を改善することができる」と回答(全業界平均: 76%)。
■まとめ
ヘルスケア業界は、人命に関わるセンシティブな情報を扱っています。また、同業界は、他業界と比較しても、規制やルールが厳しく設定され、監視されています。例えば、個人情報保護やプライバシーの保護という観点において、患者情報などは長期間厳重に保管されなければいけません。しかし、コスト削減の波は、ヘルスケア業界も例外ではありません。同業界でも、現在の情報保護のレベルを下げることなく、どのように効率的にコストの削減ができるか、模索しています。クラウドや仮想化などの様々な環境をデータの保存先として、適宜ハイブリッドに利用することは、重要度を増していますが、同時にバックアップにおける複雑性の増大やデータ活用の煩雑化をもたらします。今後、どのような環境に置かれたデータでも、なるべくシンプル、簡単に、一元集中管理できるソリューションを活用することが、重要になってくるでしょう。
【報道関係者のお問い合わせ先】
アクロニス・ジャパン株式会社 マーケティング 担当 北尾(PR担当)
TEL: 03-6430-1442 / Email: Media_jp@acronis.com