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グローバルビジネス支援サービスを提供するWIP（ウィップ）ジャパン株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役：上田輝彦ジェームズ、以下、WIPジャパン）では、海外進出や海外向けEコマースに必須の多言語マーケティング・サービスを提供。世界89か国・411都市という日本最大級の自社ネットワークをフルに活用して、多くのお客様の海外進出を支援しています。

ニュージーランドではWEBショッピングの普及で、特にアパレル・ファッションの業界地図が変わりつつあります。オンライン（WEB）ショッピングの影響をもろに受け、店舗閉鎖に追い込まれた有名店もあるほどですが、ニュージーランドのファッション産業協会のPaul Blomfield会長が指摘するように「WEBショッピングは両刃の剣」であり、対応しだいでWEBショッピングをビジネスチャンスにすることも可能なのです。

では、WEBショッピングをビジネスチャンスにするための重要なポイントとは何でしょうか。Blomfieldは次のように指摘しています。

（１）WEBショッピングの打撃を受けるアパレル小売業は、ブランドセレクト・シューズの専門店Mei Meiがそうであるように、さまざまなメーカーから仕入れた製品や数多くのデザイナーズブランド商品を販売しているケースが多い。
（2）これに対し、「vertical model（垂直統合型ビジネスモデル）」と呼ばれる販売形式を採用している企業、すなわち自社製品を自社店舗で販売していたり、プライベートブランド商品（オリジナル商品）を販売している会社は、WEBショッピングにおいても有利で、ビジネスチャンスが広がる。
（3）一方で、WEBショッピングの影響を受けている小売店でも、リアル店舗の売り上げにこだわらず、WEBストアの充実に力を入れ、全体的な顧客数を伸ばすことで業績を上げている店もある。

要するに、WEBショッピングに対抗したり、あるいはその波に乗る場合でも、重要なポイントの一つは「商品のラインアップ」です。つまり、リアル店舗においては、オンラインでは手に入らない商品を販売することであり、WEBストアにおいては、ほかのサイトでは手に入りにくい商品の開発・販売が鍵となるわけです。これは、むやみな価格競争を抑える効果もあります。

ニュージーランドの消費者は、オーストラリアほどではないにしても、海外の大手ブランドにあこがれる傾向があります。ニュージーランドには、イギリスのファストファッションのTopshopや、スペインの大手アパレルのZaraといった世界ブランドが進出しています。ニュージーランドでファッションブランド「Jimmy D」を立ち上げたJames Dobsonは、「世界ブランドに対抗できる価格とデザイン」が成功のポイントだと指摘。そのためには、海外の消費者トレンドを常にチェックしておく必要があるのです。

■WIPジャパン株式会社について：
2000年に設立されたWIPジャパン株式会社は、海外リサーチ・マーケティングコンサルティングや多言語翻訳などのグローバルビジネス支援（Global Business Support：GBS）サービスを提供しています。顧客には、多言語で様々な情報を発信・伝達・入手する必要のある約4千社以上の企業、政府組織、研究機関が含まれます。http://japan.wipgroup.com