IMJ調査レポート「スマートフォンユーザー動向定点観測 2012」を発表
[12/09/20]
提供元:DreamNews
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スマートフォンユーザー動向定点観測 2012
〜 クラスタ別意識を定点調査。
スマートフォンユーザーのFacebook利用率42%、LINE利用率41% 〜
株式会社アイ・エム・ジェイ(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:櫻井 徹 以下IMJ)は、
「スマートフォンユーザー動向定点観測」を実施いたしました。
調査期間は2012年8月17日〜8月18日、有効回答は1,245名から得られました。
調査結果の概要
IMJでは、『スマートフォンユーザー動向定点観測』を通して、スマートフォンに対する意識や
消費価値観などをもとに分類したクラスタの構成比や、クラスタごとのスマートフォンの利用
状況の変化を追っています。
クラスタの分類は、(1)スマートフォンに対する意識(デザイン性〜機能)、(2)日常生活の
流行感度(敏感〜追随)の観点から21項目の質問を行い、その回答に基づいて統計処理を
行い分析しています。
昨年と同様の分析軸にて調査を行い、クラスタ別の1年間での意識の変化を明らかにしてい
ます。
調査の結果、スマートフォンをより便利に使いこなす「飛びつきミーハー層」や「こだわりデジ
タル層」の一方で、スマートフォンの機能を使いこなせていないと感じている「控え目フォロワ
ー層」の割合が増えたことから、スマートフォンユーザーにおけるデジタルディバイド、言わば
「スマホ・ディバイド」の拡大が推察できます。
飛びつきミーハー層
<主要属性>
・ 「飛びつきミーハー層」は、今回調査した属性の構成比で30%を占めており、20代女性と
10代男女の割合が最も多く、年齢が高くなるにつれ割合が低く なっています。特に10代で
は男性46%、女性49%と、約半数が「飛びつきミーハー層」に位置しており、クラスタ内の
構成比では25%が学生です。
・ 消費行動では「衝動買いをする」、「予定より多く買う」などの回答が他クラスタに比べ多く、
流行に敏感で消費意欲の高さが伺えます。スマートフォンの購入 理由について、「話題性が
あるから」(30%)や「かっこいいから」(17%)が他クラスタと比較して2倍以上の割合でした。
<2011年>
流行に敏感で欲しいものも多く、衝動的に消費するタイプ。スマートフォンを様々な用途で利
用し、スマートフォンを通じて新たな興味分野を見つけて情報収集するなど、スマートフォン
の利用を楽しんでいる。
<2012年>
昨年以上にスマートフォンを使いこなし、より新しいものに興味が惹かれるようになり、よりブ
ランドを意識するようになっている。人が持っているモノを見て、思わず欲しくなることも昨年と
比べて増えており、消費行動がさらに積極的になっている。
こだわりデジタル層
<主要属性>
・ 「こだわりデジタル層」は、男性の割合が多く、中でも男性30代、40代のビジネス関連
の情報に興味・関心の高い層が多いことが特徴となっています。
・ 消費行動は「買う前によく比較をする」、「親切な店員がいることは非常に重要」の回答が
多く、説明を見たり聞いたりして、慎重に吟味して消費している様子が伺えます。
また、パソコン、ポータブルゲーム、タブレット端末、デジタルカメラの所有率が他のクラ
スタと比べて高いこともわかりました。
・ 新しい端末を利用している割合は低く、スマートフォン購入の理由も「PC機能が備わって
いるから」との回答が49%と全体の割合(37%)と比べ、10ポイント以上多いことから、
機能や自分が行いたいことに対するこだわりが強く、「とにかく新しい端末を購入する」より
も「自分に見合う機能の端末を購入する」意識が強いと推察できます。
<2011年>
商品情報等をよく調べ、吟味して購入するユーザーが多い。スマートフォンでは商品購入前
の情報収集や、最新情報の入手をしており、情報取得のスピードや効率、質の向上に役立て
ている。
<2012年>
昨年以上に購入する時にブランドを意識するようになっている。流行やトレンドをよりチェック
するようになり、周りの人とは違うものを持ちたいというこだわりもさらに高まっているが、昨年
よりスマートフォンの機能が使いこなせなくなったと感じている割合が増えている。
慎重スロースターター層
<主要属性>
・ 「慎重スロースターター層」は、女性の割合が多く、70%を占めており、中でも20代、30
代女性の割合が多いことが特徴です。職業別の構成比では他のクラスタと比べて専業主
婦(主夫)やパート・アルバイトの割合が多いことが特徴となっています。
・ 「慎重スロースターター層」の消費行動は、人並み程度に行いますが、「色々な商品の情
報に詳しい」の回答率が4%と全体の割合(18%)の4分の1以下と 非常に少なく、新しく
商品を探す行動はあまり行われていないと推察できます。スマートフォンを利用する時間
は、「帰宅後自宅でのんびりしている時」 (53%)が全体の割合(43%)を10ポイント上回
っています。
<2011年>
女性の割合が最も多く、消費意欲はあまり高くない。これまで、デジカメやPCで行っていた写
真・動画撮影やレシピ閲覧などを、スマートフォンひとつで行っている。スマートフォンは、無駄
なものを省き、生活をスマートにするものと捉えている。
<2012年>
昨年以上に、スマートフォンによって、より生活が便利になり、効率的に情報を取り入れられる
ようになったと感じている。しかし、効率よく情報を得られるようになったことでより受動的になり、
情報収集手段が固定化している様子が伺える。コミュニケーションにおいても、誘うより誘われ
ることの方が増えている。
控えめフォロワー層
<主要属性>
・ 全体に占める構成比は「控え目フォロワー層」が最も多く、昨年は28%だった割合が31%
に増えています。各年代にまんべんなく見られる30代男性(38%)、40代男性(36%)、
40代女性(39%)が全体と比べて多いことが特徴です。
・ 消費行動に対しての意識は全体的に低く、ほとんどの項目で全体の割合を5ポイント以上、
下回っていました。スマートフォンを利用する時間でも他と比べて割合の高い項目がなく、
特に「帰宅後自宅でのんびりしている時」(45%)、「休日自宅でのんびりしている時」(48%)
の割合が全体の割合と比べて共に10ポイント程低く、必要な時にメールや電話をすることが
中心の従来の携帯電話(スマートフォン以外)の使い方と変わっていないことが推察できます。
<2011年>
話題性があるからという理由でスマートフォンを購入した割合が高く、消費に対して消極的なタイ
プ。スマートフォンへの接触時間や利用機能は最も少なく、一般の携帯電話と同様の使い方をし
ている。
<2012年>
昨年と比較すると、スマートフォンを持つことで生活が便利になったと感じる割合はさらに下がっ
ている。またスマートフォンの多機能性にはネガティブな印象を持っており、現在スマートフォン
に搭載されている機能を使いこなせていない様子が伺える。
※詳細は、以下の資料をご参照下さい。
http://www.imjp.co.jp/company/press/release/20120920-001356.html
株式会社アイ・エム・ジェイについて (http://www.imjp.co.jp/)
株 式会社アイ・エム・ジェイは、インターネット領域に軸足をおき、Web及びモバイルインテグ
レーション事業における豊富な知見・実績を強みに、TVやス マートフォンを含むマルチデバイ
ス対応、更には戦略策定・集客・分析(Webデータ解析・効果検証等)まで様々なソリューショ
ンをワンストップで提供する ことで、顧客のデジタルマーケティング活動におけるROI(投資対
効果)最適化を実現いたします。
本件に関するお問い合わせ先
<調査に関するお問合せ先>
株式会社 アイ・エム・ジェイ
R&D室
TEL:03-6415-4311 E-mail:rd_info@imjp.co.jp
<報道機関からのお問合せ先>
株式会社アイ・エム・ジェイ
ブランド・コミュニケーション室 広報グループ
TEL:03-6415-4257 E-mail:irpr@imjp.co.jp
〜 クラスタ別意識を定点調査。
スマートフォンユーザーのFacebook利用率42%、LINE利用率41% 〜
株式会社アイ・エム・ジェイ(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:櫻井 徹 以下IMJ)は、
「スマートフォンユーザー動向定点観測」を実施いたしました。
調査期間は2012年8月17日〜8月18日、有効回答は1,245名から得られました。
調査結果の概要
IMJでは、『スマートフォンユーザー動向定点観測』を通して、スマートフォンに対する意識や
消費価値観などをもとに分類したクラスタの構成比や、クラスタごとのスマートフォンの利用
状況の変化を追っています。
クラスタの分類は、(1)スマートフォンに対する意識(デザイン性〜機能)、(2)日常生活の
流行感度(敏感〜追随)の観点から21項目の質問を行い、その回答に基づいて統計処理を
行い分析しています。
昨年と同様の分析軸にて調査を行い、クラスタ別の1年間での意識の変化を明らかにしてい
ます。
調査の結果、スマートフォンをより便利に使いこなす「飛びつきミーハー層」や「こだわりデジ
タル層」の一方で、スマートフォンの機能を使いこなせていないと感じている「控え目フォロワ
ー層」の割合が増えたことから、スマートフォンユーザーにおけるデジタルディバイド、言わば
「スマホ・ディバイド」の拡大が推察できます。
飛びつきミーハー層
<主要属性>
・ 「飛びつきミーハー層」は、今回調査した属性の構成比で30%を占めており、20代女性と
10代男女の割合が最も多く、年齢が高くなるにつれ割合が低く なっています。特に10代で
は男性46%、女性49%と、約半数が「飛びつきミーハー層」に位置しており、クラスタ内の
構成比では25%が学生です。
・ 消費行動では「衝動買いをする」、「予定より多く買う」などの回答が他クラスタに比べ多く、
流行に敏感で消費意欲の高さが伺えます。スマートフォンの購入 理由について、「話題性が
あるから」(30%)や「かっこいいから」(17%)が他クラスタと比較して2倍以上の割合でした。
<2011年>
流行に敏感で欲しいものも多く、衝動的に消費するタイプ。スマートフォンを様々な用途で利
用し、スマートフォンを通じて新たな興味分野を見つけて情報収集するなど、スマートフォン
の利用を楽しんでいる。
<2012年>
昨年以上にスマートフォンを使いこなし、より新しいものに興味が惹かれるようになり、よりブ
ランドを意識するようになっている。人が持っているモノを見て、思わず欲しくなることも昨年と
比べて増えており、消費行動がさらに積極的になっている。
こだわりデジタル層
<主要属性>
・ 「こだわりデジタル層」は、男性の割合が多く、中でも男性30代、40代のビジネス関連
の情報に興味・関心の高い層が多いことが特徴となっています。
・ 消費行動は「買う前によく比較をする」、「親切な店員がいることは非常に重要」の回答が
多く、説明を見たり聞いたりして、慎重に吟味して消費している様子が伺えます。
また、パソコン、ポータブルゲーム、タブレット端末、デジタルカメラの所有率が他のクラ
スタと比べて高いこともわかりました。
・ 新しい端末を利用している割合は低く、スマートフォン購入の理由も「PC機能が備わって
いるから」との回答が49%と全体の割合(37%)と比べ、10ポイント以上多いことから、
機能や自分が行いたいことに対するこだわりが強く、「とにかく新しい端末を購入する」より
も「自分に見合う機能の端末を購入する」意識が強いと推察できます。
<2011年>
商品情報等をよく調べ、吟味して購入するユーザーが多い。スマートフォンでは商品購入前
の情報収集や、最新情報の入手をしており、情報取得のスピードや効率、質の向上に役立て
ている。
<2012年>
昨年以上に購入する時にブランドを意識するようになっている。流行やトレンドをよりチェック
するようになり、周りの人とは違うものを持ちたいというこだわりもさらに高まっているが、昨年
よりスマートフォンの機能が使いこなせなくなったと感じている割合が増えている。
慎重スロースターター層
<主要属性>
・ 「慎重スロースターター層」は、女性の割合が多く、70%を占めており、中でも20代、30
代女性の割合が多いことが特徴です。職業別の構成比では他のクラスタと比べて専業主
婦(主夫)やパート・アルバイトの割合が多いことが特徴となっています。
・ 「慎重スロースターター層」の消費行動は、人並み程度に行いますが、「色々な商品の情
報に詳しい」の回答率が4%と全体の割合(18%)の4分の1以下と 非常に少なく、新しく
商品を探す行動はあまり行われていないと推察できます。スマートフォンを利用する時間
は、「帰宅後自宅でのんびりしている時」 (53%)が全体の割合(43%)を10ポイント上回
っています。
<2011年>
女性の割合が最も多く、消費意欲はあまり高くない。これまで、デジカメやPCで行っていた写
真・動画撮影やレシピ閲覧などを、スマートフォンひとつで行っている。スマートフォンは、無駄
なものを省き、生活をスマートにするものと捉えている。
<2012年>
昨年以上に、スマートフォンによって、より生活が便利になり、効率的に情報を取り入れられる
ようになったと感じている。しかし、効率よく情報を得られるようになったことでより受動的になり、
情報収集手段が固定化している様子が伺える。コミュニケーションにおいても、誘うより誘われ
ることの方が増えている。
控えめフォロワー層
<主要属性>
・ 全体に占める構成比は「控え目フォロワー層」が最も多く、昨年は28%だった割合が31%
に増えています。各年代にまんべんなく見られる30代男性(38%)、40代男性(36%)、
40代女性(39%)が全体と比べて多いことが特徴です。
・ 消費行動に対しての意識は全体的に低く、ほとんどの項目で全体の割合を5ポイント以上、
下回っていました。スマートフォンを利用する時間でも他と比べて割合の高い項目がなく、
特に「帰宅後自宅でのんびりしている時」(45%)、「休日自宅でのんびりしている時」(48%)
の割合が全体の割合と比べて共に10ポイント程低く、必要な時にメールや電話をすることが
中心の従来の携帯電話(スマートフォン以外)の使い方と変わっていないことが推察できます。
<2011年>
話題性があるからという理由でスマートフォンを購入した割合が高く、消費に対して消極的なタイ
プ。スマートフォンへの接触時間や利用機能は最も少なく、一般の携帯電話と同様の使い方をし
ている。
<2012年>
昨年と比較すると、スマートフォンを持つことで生活が便利になったと感じる割合はさらに下がっ
ている。またスマートフォンの多機能性にはネガティブな印象を持っており、現在スマートフォン
に搭載されている機能を使いこなせていない様子が伺える。
※詳細は、以下の資料をご参照下さい。
http://www.imjp.co.jp/company/press/release/20120920-001356.html
株式会社アイ・エム・ジェイについて (http://www.imjp.co.jp/)
株 式会社アイ・エム・ジェイは、インターネット領域に軸足をおき、Web及びモバイルインテグ
レーション事業における豊富な知見・実績を強みに、TVやス マートフォンを含むマルチデバイ
ス対応、更には戦略策定・集客・分析(Webデータ解析・効果検証等)まで様々なソリューショ
ンをワンストップで提供する ことで、顧客のデジタルマーケティング活動におけるROI(投資対
効果)最適化を実現いたします。
本件に関するお問い合わせ先
<調査に関するお問合せ先>
株式会社 アイ・エム・ジェイ
R&D室
TEL:03-6415-4311 E-mail:rd_info@imjp.co.jp
<報道機関からのお問合せ先>
株式会社アイ・エム・ジェイ
ブランド・コミュニケーション室 広報グループ
TEL:03-6415-4257 E-mail:irpr@imjp.co.jp