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赤の折れ線：総落札額、青の折れ線：平均落札額、緑の棒グラフ：落札数
鍋物の季節が近づいてきました。そこで今回は鍋がどのように取引されているのかにスポットを当てたいと思います。
注目していただきたい点は、平均落札額の推移です。取引数に季節性があることは多いですが、
鍋に関しては価格も季節性を持っていることが分かります。
グラフの通り、2011年、12年ともに1月に最も高値がついています。

一方で季節外れの夏には取引数や総落札額は低調になっています。
平均落札額の底はそれらとは少しずれてはいますが、
この傾向は鍋をインターネットオークションで取引するときに利用できるのではないでしょうか。

このグラフよりも以前に関しても若干の程度の差こそあれ似たような動きが観察されています。
参考までに、2011年の秋口に鍋を仕入れ、2012年に売ったとしたら2000円弱の差額になります。
ものの売り買いのタイミングを上手く設定することで上手な取引が可能だという格好の例と言えるのではないでしょうか。


今後も当社は、ネットオークション業界のみならず、日本経済・社会の現状把握につながる様々な調査を実施して参ります。



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