ベライゾン、2013年のビジネステクノロジートレンドを発表
[12/12/05]
提供元:DreamNews
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Verizon Communicationsの日本法人、ベライゾンジャパン合同会社(東京都渋谷区、執行役員社長:平手 智行、以下 「ベライゾン」)は、2013年企業の事業に変革をもたらすことが予想される5つのビジネステクノロジートレンドを発表しました。ベライゾンの「トップ・ビジネステクノロジートレンド2013」によると、2013年は、常に変化する企業ニーズに適応するため、より先進的なテクノロジーの加速的浸透、生産性の改善、顧客に向けて新しいエクスペリアンスの創出がなされる一年となります。
ベライゾンエンタープライズソリューションズ、シニアバイスプレジデント兼最高プラットフォーム責任者、デイヴィッド・スモールは次のように述べています。「企業が2013年に向けてビジネスの転換を図るなか、ベライゾンは当社顧客である世界中の企業や政府にとって、もっとも意味のある機会の創出に取り組んでいます。来年ベライゾンは、当社の先進テクノロジープラットフォームの力を活かすことにさらに注力し、クライアントとその顧客、そして社会全体のため、生産性と価値に革新をもたらす業界に特化したソリューションを提供していきます」
ベライゾンの、来年に向けた5つのトップ・ビジネステクノロジートレンドは次の通りです。
1. ハイブリッドクラウドの明るい未来
従来の仮想プライベートネットワーク(VPN)は、長きに渡り分散型企業通信のバックボーンを担ってきました。分散配置されたデータセンターおよび、それをつなぐインテリジェントな固定およびモバイルネットワークは、VPNに変わる実現可能な選択肢となってきています。2013年、VPNからパブリッククラウドへ、プライベートクラウドへ、そしてハイブリッドクラウドへと、大規模なIT移行が加速する年となります。ガートナーのレポート1は、「2013年までには、すべての企業のうち60%以上がなんらかの形でクラウドコンピューティングを採用するだろう」と予測しています。
「変化する今日の企業ニーズに常に対応するために理想的なプラットフォームは、セキュアであることは勿論のこと、簡単に利用・設定できるものでなくてはなりません。2013年、もし企業がパブリッククラウドとプライベートクラウド間で作業負荷の移行・切り替えができなければ、この厳しい市場において、勝ち残ることはできなくなるでしょう。2013年企業では、クラウドベースのアプリケーションをサポートするため、変革への適応、ネットワーク再構築のような大胆なアプローチが求められるでしょう」
クラウドベースアプリケーションの進化に関する最近の例には、医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律」(HIPAA)に基づくプライバシー要件を満たすヘルスケアクラウド、クレジットカード業界基準に準じた電子商取引向けのクラウド、「連邦情報セキュリティマネジメント法」に準じた公的機関用クラウドなどが含まれます。
2. モバイルが主役に
フォレスター社は、「66%もの従業員が、2つ以上のモバイルデバイスを仕事に使って」2いて、このトレンドは、さらに拡大すると予想しています。
「従業員(およびその顧客)のデバイス利用におけるビジネスとプライベートとの垣根は、徐々に低くなっています。2013年企業は、効率性と生産性向上のため、この新たな需要に適応し、これを優先的に遂行する必要があります。また、企業の情報テクノロジー部門は、個人デバイスにおけるビジネスプロフェショナルレベルのモビリティ担保に向けて、重要な役割を果たすことになるでしょう」
結果、企業は従業員が会社のアプリケーションを活用して効率的に仕事を遂行するために「パーソナルクラウド」を構築し、クラウド型エンタープライズモビリティ戦略の展開を加速していくことになります。さらに企業は、より安全なモバイルワーク環境の構築のため、モバイルデバイス・マネジメントおよび個人アプリケーション・ストアフロントを活用し、従業員のデバイス利用における公私の隅分けに関連した課題に積極的に取り組むことになるでしょう。
3. ネットワーク上のデバイスが新しい情報・インテリジェンスを牽引
あらゆるモノがインターネットにつながる世界「モノのインターネット(Internet of Things)」は、業界特有の要件を満たすべく、今後も成長していきます。ガートナーレポート3によれば、「2011年、断続的に500億回以上のアクセスを記録した150億をこえるWeb上の「モノ」は、2020年には300億を超え、2000億回以上の断続的なネットアクセスを発生させると予想されています。3
M2M接続は、いまやスマートエネルギーやスマートカーにまで適用範囲を拡大しています。例えば、ダイレクトにM2M接続している入り組んだセンサーネットワークは、コネクテッドヘルスケアサービスや、ユーザがすぐに利用可能な最初の自動車用テレマティックスの根幹を成しています。
「ベライゾンがヒューズテレマティクスを買収したことで、この流れは加速されるでしょう。2013年には、この劇的な成長は、流通、金融、製造業界へと波及していくでしょう」
企業が最善のインテリジェンスを引き出し、競争優位性の担保のため迅速な経営判断を下せるか否かは、膨大な量のデータを収集、保管、分析する能力に依存します。その結果、企業も政府も含めたすべてのエンタープライズは、強力でグローバルなエコシステムを持つベンダーと協働する必要があります。
例えば、ベライゾンも参加している官民連携事業、「Envision CharlotteSmart Energy NowおよびSmart Water Now」というプロジェクト(ノースカロライナ州シャーロット)では、重要な資源をより良く管理するためのアプローチとして、ネットに接続されたマシンの可能性を示しています。ベライゾンは、エネルギーおよび水の使用データをネットワーク上のM2Mデバイスを使って収集し、ベライゾンの高速4G LTEワイヤレスネットワークを備えたキオスク端末に向けてリアルタイムに近い情報を送信しています。
4. ネットワークは最もスマートで空気のような存在へ
Cisco ビジュアルネットワーキング指標4によると、2016年までにIPトラフィック全体の年間総合成長率が29%にもなる一方、あらゆるモノや人をつなぐインテリジェントなネットワーク構造はエンドユーザーの目には見えない存在になると予測されています。
「ネットワークの信頼性と弾力性は、インテリジェントなエンドポイントとの連携により、スマートマシンとよりスマートな人間とをつなぐ土台を形成します。2013年、私たちは、よりダイナミックなネットワーク、行き渡ったIP接続、企業、消費者、社会それぞれの利用用途に適応する専用のネットワーク構築へとシフトしていくことを目撃することになるでしょう」
「商取引から高速取引、電子署名にいたるまで、私たちが日常的に利用するサービスの裏側では、ネットワークがどこにでも介在しています。これらのネットワークは、今後加速的に重要性を高め、私たちにとって当たり前のものとなっていくでしょう」
5. セキュリティにより企業基盤を強化
2013年、セキュリティは専門家の領域から、必須IT要件のメインストリームになります。セキュリティ侵害はアクセスからインフラ、アプリへと拡大すると共に、固定ネットワーク、モバイルネットワークを問わず発生し、企業・団体の物理的、知的、金融資産に影響を与えます。「ベライゾン2012年版データ漏洩/侵害調査報告書5」は、セキュリティ侵害の対象がグローバル規模だということを示しています。
「2013年には、認証セキュリティがもっと一般的な課題になると考えています。すでに支持を得ている2要素認証は、知的財産と金銭的利益の両方を狙い、数量的に加速的に増大し、高度化する犯罪行為に対抗するには十分とは言えません」
「重要なことは、すべてのエンドポイント、すべてのデバイス、インターネットにつながるあらゆるモノを保護することです。インターネットは、数え切れない機会を与えてくれる一方で、リスクも伴います。強力なセキュリティはもはやオプションではありません。知的財産および物理的財産、顧客情報、そして社会全体を護るために、すべての組織に必ず求められるものなのです」
ベライゾンエンタープライズソリューションズは成長とビジネスイノベーションをもたらし、社会を前進させるグローバルな接続を提供します。業界特化のソリューションに加え、安全なモバイル環境、クラウド、戦略ネットワーク、先進的コミュニケーションプラットフォーム上で提供する広範なグローバルホールセールサービスを通じて、ベライゾンエンタープライズソリューションズは革新、投資、事業変革のための新しい事業機会創出を支援しています。詳しくはこちらをご覧ください。ベライゾン日本法人サイト:verizon.com/enterprise/jp/
メディアお問い合わせ:
株式会社ジェイスピン
担当:清水
Tel: 03-5269-1038
Email: verizonenterprisesolutions@jspin.co.jp
1ネットワークワールド誌掲載「ガートナーが予測するインフラストラクチャに関する新しいトレンド」(2012年6月5日)
http://www.networkworld.com/news/2012/060512-gartner-trends-259883.html
2フォレスターリサーチ社レポート「企業のモバイルデバイスの利用に関する取り組みと今後の展開」(2012年10月10日)
3フォーブス誌掲載「ガートナーが予測する2013年の戦略的テクノロジートレンド・トップ10」(2012年10月23日)
http://www.forbes.com/sites/ericsavitz/2012/10/23/gartner-top-10-strategic-technology-trends-for-2013/
4「Cisco ビジュアルネットワーキング指標」(2012年5月30日)http://www.cisco.com/en/US/netsol/ns827/networking_solutions_sub_solution.html
5「ベライゾン2012年版データ漏洩/侵害調査報告書」
http://www.verizonbusiness.com/resources/reports/rp_2012_Data_Breach_Investigations_Report_ja_xg.pdf
ベライゾンエンタープライズソリューションズ、シニアバイスプレジデント兼最高プラットフォーム責任者、デイヴィッド・スモールは次のように述べています。「企業が2013年に向けてビジネスの転換を図るなか、ベライゾンは当社顧客である世界中の企業や政府にとって、もっとも意味のある機会の創出に取り組んでいます。来年ベライゾンは、当社の先進テクノロジープラットフォームの力を活かすことにさらに注力し、クライアントとその顧客、そして社会全体のため、生産性と価値に革新をもたらす業界に特化したソリューションを提供していきます」
ベライゾンの、来年に向けた5つのトップ・ビジネステクノロジートレンドは次の通りです。
1. ハイブリッドクラウドの明るい未来
従来の仮想プライベートネットワーク(VPN)は、長きに渡り分散型企業通信のバックボーンを担ってきました。分散配置されたデータセンターおよび、それをつなぐインテリジェントな固定およびモバイルネットワークは、VPNに変わる実現可能な選択肢となってきています。2013年、VPNからパブリッククラウドへ、プライベートクラウドへ、そしてハイブリッドクラウドへと、大規模なIT移行が加速する年となります。ガートナーのレポート1は、「2013年までには、すべての企業のうち60%以上がなんらかの形でクラウドコンピューティングを採用するだろう」と予測しています。
「変化する今日の企業ニーズに常に対応するために理想的なプラットフォームは、セキュアであることは勿論のこと、簡単に利用・設定できるものでなくてはなりません。2013年、もし企業がパブリッククラウドとプライベートクラウド間で作業負荷の移行・切り替えができなければ、この厳しい市場において、勝ち残ることはできなくなるでしょう。2013年企業では、クラウドベースのアプリケーションをサポートするため、変革への適応、ネットワーク再構築のような大胆なアプローチが求められるでしょう」
クラウドベースアプリケーションの進化に関する最近の例には、医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律」(HIPAA)に基づくプライバシー要件を満たすヘルスケアクラウド、クレジットカード業界基準に準じた電子商取引向けのクラウド、「連邦情報セキュリティマネジメント法」に準じた公的機関用クラウドなどが含まれます。
2. モバイルが主役に
フォレスター社は、「66%もの従業員が、2つ以上のモバイルデバイスを仕事に使って」2いて、このトレンドは、さらに拡大すると予想しています。
「従業員(およびその顧客)のデバイス利用におけるビジネスとプライベートとの垣根は、徐々に低くなっています。2013年企業は、効率性と生産性向上のため、この新たな需要に適応し、これを優先的に遂行する必要があります。また、企業の情報テクノロジー部門は、個人デバイスにおけるビジネスプロフェショナルレベルのモビリティ担保に向けて、重要な役割を果たすことになるでしょう」
結果、企業は従業員が会社のアプリケーションを活用して効率的に仕事を遂行するために「パーソナルクラウド」を構築し、クラウド型エンタープライズモビリティ戦略の展開を加速していくことになります。さらに企業は、より安全なモバイルワーク環境の構築のため、モバイルデバイス・マネジメントおよび個人アプリケーション・ストアフロントを活用し、従業員のデバイス利用における公私の隅分けに関連した課題に積極的に取り組むことになるでしょう。
3. ネットワーク上のデバイスが新しい情報・インテリジェンスを牽引
あらゆるモノがインターネットにつながる世界「モノのインターネット(Internet of Things)」は、業界特有の要件を満たすべく、今後も成長していきます。ガートナーレポート3によれば、「2011年、断続的に500億回以上のアクセスを記録した150億をこえるWeb上の「モノ」は、2020年には300億を超え、2000億回以上の断続的なネットアクセスを発生させると予想されています。3
M2M接続は、いまやスマートエネルギーやスマートカーにまで適用範囲を拡大しています。例えば、ダイレクトにM2M接続している入り組んだセンサーネットワークは、コネクテッドヘルスケアサービスや、ユーザがすぐに利用可能な最初の自動車用テレマティックスの根幹を成しています。
「ベライゾンがヒューズテレマティクスを買収したことで、この流れは加速されるでしょう。2013年には、この劇的な成長は、流通、金融、製造業界へと波及していくでしょう」
企業が最善のインテリジェンスを引き出し、競争優位性の担保のため迅速な経営判断を下せるか否かは、膨大な量のデータを収集、保管、分析する能力に依存します。その結果、企業も政府も含めたすべてのエンタープライズは、強力でグローバルなエコシステムを持つベンダーと協働する必要があります。
例えば、ベライゾンも参加している官民連携事業、「Envision CharlotteSmart Energy NowおよびSmart Water Now」というプロジェクト(ノースカロライナ州シャーロット)では、重要な資源をより良く管理するためのアプローチとして、ネットに接続されたマシンの可能性を示しています。ベライゾンは、エネルギーおよび水の使用データをネットワーク上のM2Mデバイスを使って収集し、ベライゾンの高速4G LTEワイヤレスネットワークを備えたキオスク端末に向けてリアルタイムに近い情報を送信しています。
4. ネットワークは最もスマートで空気のような存在へ
Cisco ビジュアルネットワーキング指標4によると、2016年までにIPトラフィック全体の年間総合成長率が29%にもなる一方、あらゆるモノや人をつなぐインテリジェントなネットワーク構造はエンドユーザーの目には見えない存在になると予測されています。
「ネットワークの信頼性と弾力性は、インテリジェントなエンドポイントとの連携により、スマートマシンとよりスマートな人間とをつなぐ土台を形成します。2013年、私たちは、よりダイナミックなネットワーク、行き渡ったIP接続、企業、消費者、社会それぞれの利用用途に適応する専用のネットワーク構築へとシフトしていくことを目撃することになるでしょう」
「商取引から高速取引、電子署名にいたるまで、私たちが日常的に利用するサービスの裏側では、ネットワークがどこにでも介在しています。これらのネットワークは、今後加速的に重要性を高め、私たちにとって当たり前のものとなっていくでしょう」
5. セキュリティにより企業基盤を強化
2013年、セキュリティは専門家の領域から、必須IT要件のメインストリームになります。セキュリティ侵害はアクセスからインフラ、アプリへと拡大すると共に、固定ネットワーク、モバイルネットワークを問わず発生し、企業・団体の物理的、知的、金融資産に影響を与えます。「ベライゾン2012年版データ漏洩/侵害調査報告書5」は、セキュリティ侵害の対象がグローバル規模だということを示しています。
「2013年には、認証セキュリティがもっと一般的な課題になると考えています。すでに支持を得ている2要素認証は、知的財産と金銭的利益の両方を狙い、数量的に加速的に増大し、高度化する犯罪行為に対抗するには十分とは言えません」
「重要なことは、すべてのエンドポイント、すべてのデバイス、インターネットにつながるあらゆるモノを保護することです。インターネットは、数え切れない機会を与えてくれる一方で、リスクも伴います。強力なセキュリティはもはやオプションではありません。知的財産および物理的財産、顧客情報、そして社会全体を護るために、すべての組織に必ず求められるものなのです」
ベライゾンエンタープライズソリューションズは成長とビジネスイノベーションをもたらし、社会を前進させるグローバルな接続を提供します。業界特化のソリューションに加え、安全なモバイル環境、クラウド、戦略ネットワーク、先進的コミュニケーションプラットフォーム上で提供する広範なグローバルホールセールサービスを通じて、ベライゾンエンタープライズソリューションズは革新、投資、事業変革のための新しい事業機会創出を支援しています。詳しくはこちらをご覧ください。ベライゾン日本法人サイト:verizon.com/enterprise/jp/
メディアお問い合わせ:
株式会社ジェイスピン
担当:清水
Tel: 03-5269-1038
Email: verizonenterprisesolutions@jspin.co.jp
1ネットワークワールド誌掲載「ガートナーが予測するインフラストラクチャに関する新しいトレンド」(2012年6月5日)
http://www.networkworld.com/news/2012/060512-gartner-trends-259883.html
2フォレスターリサーチ社レポート「企業のモバイルデバイスの利用に関する取り組みと今後の展開」(2012年10月10日)
3フォーブス誌掲載「ガートナーが予測する2013年の戦略的テクノロジートレンド・トップ10」(2012年10月23日)
http://www.forbes.com/sites/ericsavitz/2012/10/23/gartner-top-10-strategic-technology-trends-for-2013/
4「Cisco ビジュアルネットワーキング指標」(2012年5月30日)http://www.cisco.com/en/US/netsol/ns827/networking_solutions_sub_solution.html
5「ベライゾン2012年版データ漏洩/侵害調査報告書」
http://www.verizonbusiness.com/resources/reports/rp_2012_Data_Breach_Investigations_Report_ja_xg.pdf