絵本作家 荒井 良二さんと被災地の子どもたちによる絵本を発刊 東北6県の公共図書館に寄贈の予定
[13/01/30]
提供元:DreamNews
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■概要
定価: 1,600円(本体価格1,524円+税)
発行: フェリシモ
サイズ: 縦25.5cm 横28.5cm 40ページ
絵本内容:宮城県の子どもたち×荒井良二コラボレーション絵本 40ページ
(参加した子どもたちのスナップ写真やコメントも掲載しています)
■絵本『明けない夜はないから』を発刊するまでの経緯と目的
絵本のタイトル『明けない夜はないから』は、「こどもスマイルミュージカル」のテーマ曲で、その歌詞が絵本のテキストにもなっています。
このミュージカルは、被災地の子どもたちが主人公となってわずか3日間の練習で舞台に上がるというもので、2011年の9月から2012年2月までに宮城県名取市、気仙沼大島、南三陸町で開催し、被災地の子どもたちと大人たちを元気づけ話題となりました。
そこで、震災によって大変な経験をしても、前に向かって生きて行こうという子どもたちの想いを、絵で見て体験できる「絵本」というメディアを使って、全国のより多くの人々に伝えていこうと、絵本化を決定。
2012年の8月には、絵本作家の荒井 良二さんと被災地の子どもたちで絵本をつくっていこうと、ワークショップを開催し、そこで生まれた作品を荒井さんと松田 素子さんが編集し、一冊の絵本になりました。
■東北などの図書館に絵本『明けない夜はないから』を寄贈します
絵本『明けない夜はないから』を東北の大人から子どもまでたくさんの方に読んでいただけるよう、東北6県の公共図書館(大学図書館をのぞく)に寄贈する計画です。
■ウェブサイトを中心に『明けない夜はないから』を広げていきます
ウェブサイトでは、絵本のもとになった『明けない夜はないから』の楽譜と歌詞を公開予定。誰でも自由に使用できるようにします。また、実際のミュージカルやワークショップの映像も順次公開し、震災を乗り越えようと前に向かっていきていく子どもたちの姿や思いをたくさんの人々に知っていただき、これからも未来にわたって東日本大震災のことが語りつがれることを願っています。
http://www.felissimo.co.jp/s/ake/
< 絵本作成に参加した子どものメッセージ >
● 3月11日の夜の空を見たら、星がものすごく見えた。はじめてこんな星を見て、すごく興奮した。あんまり興奮して、覚えていない。(仙台市立吉成小学校6年生)
● 初めての電気のない生活。すると空から光が見えた。星の光、希望の光だ。その光は、ぼくに勇気をくれた。ぼくも星に負けないよう、がんばろうと思った。(仙台市立八幡小学校5年生)
◆本件に関するお問い合わせ先
株式会社フェリシモ
本社広報グループ(吉川・市川)
TEL.078-325-5700 FAX.078-393-3377
press@felissimo.co.jp
― 会社概要 −
社名 : 株式会社フェリシモ
本社所在地 : 〒650-0035 神戸市中央区浪花町59番地
代表者 : 代表取締役社長 矢崎和彦
創立 : 1965年5月
事業内容 : 自社開発商品を独自媒体(『kraso[クラソ]』など)にて全国の生活者に販売するダイレクトマーケティン