中国の「今」を伝える月刊レポート Ipsos 『China Pulse』 のご案内
[13/04/08]
提供元:DreamNews
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グローバル・マーケティング・リサーチ会社のイプソスは、中国の「今」を伝えるレポート、『Ipsos China Pulse』を毎月発表しています。
今回のニュースレターでは、3月20日発行の最新号で取り上げたトピックについてご案内いたします。
*ここでご紹介するトピックの詳細は、『China Pulse』に掲載されています。レポート(英語のみ)の購読をご希望の方は、下記お問い合わせ先またはイプソス株式会社のホームページ http://www.ipsos.jp よりお問い合わせください。
●全国人民代表大会の要点−経済政策の重点は国内消費の強化とインフラ整備
●Media Atlas調査より、中国消費者のメディア消費の傾向を分析
●アジア・パシフィック地域のマーケッターを対象とした調査、 Marketers Outlook Study 2013の結果を報告
全国人民代表大会の要点
3月5日〜17日、第12回全国人民代表大会(全人代、日本の国会にあたる)が北京で開催された。政権は習近平国家主席、李克強首相の新体制へ正式に移行、国家指導者の世代交代が完了し、本年の国家方針について討議が行われた。
大会は3月5日、温家宝前首相が政府活動報告を行った。Ipsos China Pulseでは過去5年間の成果についてのまとめ、2013年の目標、経済政策重点項目を取り上げた。
経済政策では、国内需要の強化と都市整備への投資が重点だ。国内需要強化は中国の経済成長を支える長期的な戦略である。2012年の消費はGDPの 51.8%を占め、投資(50.4%)を上回った。政府は雇用の創出と収入の増加に注力し、教育、社会保障、医療等にも公費を投入する。これらの政策で国 民の貯蓄を抑え、消費を促進するのが狙いだ。
一方、都市整備への投資は、高速道路や鉄道の整備のほか、公共住宅や病院、学校の建築など、国民の生活向上を念頭に置いた分野に焦点を当てている。
中国のメディア消費のトレンド
Ipsos MAC (Media Atlas China)はTier 1都市から農村部まで88都市を広くカバーする調査で、12歳〜64歳までの66,000人を対象にブランドリレーション、ライフスタイル、価値観、メディア接触、属性などを調査している。
今回のChina Pulseでは、メディア消費のトレンドについて分析した結果を掲載している。全体の結果では、インターネット、モバイルインターネットの台頭が加速、新聞の利用は減少している。特に15歳〜35歳では、紙媒体を捨て、デジタル媒体を取る傾向が強い。
◆調査概要◆
調査実施機関: イプソス 対象地域: 中国88都市(Tier 1-Tier 5及び農村部を含む)
対象者: 12歳〜64歳 男女 サンプルサイズ: 年間66,000人
Marketers Outlook Study 2013
Ipsos Asia Pacificでは、マーケティング戦略のトレンドを理解するため、アジア・パシフィック地域で働くマーケッターを対象にMarketers Outlook Study 2013を実施した。
2012年の自社の業績については回答者の40%が「期待以上」、40%が「期待通り」と評価し、期待を下回ったと回答したのは20%にとどまった。中国 の回答者のみにフォーカスすると、「期待以上」ご回答したのは31%で全体よりも低い結果となった。また、2013年の自社の業績見通しについてはマー ケッターは楽天的なようだ。回答者全体の70%(中国では67%)が「2012年より良くなる」と回答した。
2013年、マーケッターが自社内の部門で第一に取り組みたいと考えているポイントは、「創造的なマーケティングソリューションを提案する」(62%)、次いで「キャンペーンの効果を正しく測定する」(61%)であることが分かった。
一方、マーケティングの課題としては「総合的なマーケティング戦略を立てる」(58%)、「全体的なマーケティングの効率を改善する」(58%)、「ブ ランドのロイヤリティを上げる」(56%)ことが挙げられた。マーケッターは2013年、より高度な基準を自ら設定し、それに向かって結果を出そうと前向 きに取り組んでいる様子が浮き彫りとなった。
◆調査概要◆
調査実施機関: イプソス 実施時期: 2012年12月27日〜2013年1月21日
調査手法: オンライン調査 対象地域: アジア・パシフィック地域
対象者: アジア・パシフィック地域で働くビジネス経験1年以上のマーケッター サンプルサイズ: 372人
Ipsos China Pulseを定期的にお届けいたします
Ipsos China Pulseは月刊のレポートです。ご希望の方には毎月お届けいたします。下記までご連絡ください。
Ipsos では、世界85カ国のネットワークを生かした海外市場の情報をお届けしております。ご希望がございましたら合わせてお問い合わせください。
イプソスについて
1975 年創業。イプソスはリサーチのプロフェッショナルが経営する世界第3位のグローバル市場調査会社です。世界85カ国の拠点では、16,000人以上のス タッフが、5,000を越えるクライアントにサービスを提供しています。年間の調査プロジェクト数は10万件以上、実施インタビュー数は7,000万件以 上に上ります。
GreenBook Research Industry Trend Survey 2011で最もイノベイティブなリサーチ会社の第2位に選ばれました。
Ipsos in Japanホームページ: http://www.ipsos.jp/
このニュースリリースについてのお問い合わせ:
山野辺有子
Ipsos in Japan
03 6867 8151
yuko.yamanobe@ipsos.com
今回のニュースレターでは、3月20日発行の最新号で取り上げたトピックについてご案内いたします。
*ここでご紹介するトピックの詳細は、『China Pulse』に掲載されています。レポート(英語のみ)の購読をご希望の方は、下記お問い合わせ先またはイプソス株式会社のホームページ http://www.ipsos.jp よりお問い合わせください。
●全国人民代表大会の要点−経済政策の重点は国内消費の強化とインフラ整備
●Media Atlas調査より、中国消費者のメディア消費の傾向を分析
●アジア・パシフィック地域のマーケッターを対象とした調査、 Marketers Outlook Study 2013の結果を報告
全国人民代表大会の要点
3月5日〜17日、第12回全国人民代表大会(全人代、日本の国会にあたる)が北京で開催された。政権は習近平国家主席、李克強首相の新体制へ正式に移行、国家指導者の世代交代が完了し、本年の国家方針について討議が行われた。
大会は3月5日、温家宝前首相が政府活動報告を行った。Ipsos China Pulseでは過去5年間の成果についてのまとめ、2013年の目標、経済政策重点項目を取り上げた。
経済政策では、国内需要の強化と都市整備への投資が重点だ。国内需要強化は中国の経済成長を支える長期的な戦略である。2012年の消費はGDPの 51.8%を占め、投資(50.4%)を上回った。政府は雇用の創出と収入の増加に注力し、教育、社会保障、医療等にも公費を投入する。これらの政策で国 民の貯蓄を抑え、消費を促進するのが狙いだ。
一方、都市整備への投資は、高速道路や鉄道の整備のほか、公共住宅や病院、学校の建築など、国民の生活向上を念頭に置いた分野に焦点を当てている。
中国のメディア消費のトレンド
Ipsos MAC (Media Atlas China)はTier 1都市から農村部まで88都市を広くカバーする調査で、12歳〜64歳までの66,000人を対象にブランドリレーション、ライフスタイル、価値観、メディア接触、属性などを調査している。
今回のChina Pulseでは、メディア消費のトレンドについて分析した結果を掲載している。全体の結果では、インターネット、モバイルインターネットの台頭が加速、新聞の利用は減少している。特に15歳〜35歳では、紙媒体を捨て、デジタル媒体を取る傾向が強い。
◆調査概要◆
調査実施機関: イプソス 対象地域: 中国88都市(Tier 1-Tier 5及び農村部を含む)
対象者: 12歳〜64歳 男女 サンプルサイズ: 年間66,000人
Marketers Outlook Study 2013
Ipsos Asia Pacificでは、マーケティング戦略のトレンドを理解するため、アジア・パシフィック地域で働くマーケッターを対象にMarketers Outlook Study 2013を実施した。
2012年の自社の業績については回答者の40%が「期待以上」、40%が「期待通り」と評価し、期待を下回ったと回答したのは20%にとどまった。中国 の回答者のみにフォーカスすると、「期待以上」ご回答したのは31%で全体よりも低い結果となった。また、2013年の自社の業績見通しについてはマー ケッターは楽天的なようだ。回答者全体の70%(中国では67%)が「2012年より良くなる」と回答した。
2013年、マーケッターが自社内の部門で第一に取り組みたいと考えているポイントは、「創造的なマーケティングソリューションを提案する」(62%)、次いで「キャンペーンの効果を正しく測定する」(61%)であることが分かった。
一方、マーケティングの課題としては「総合的なマーケティング戦略を立てる」(58%)、「全体的なマーケティングの効率を改善する」(58%)、「ブ ランドのロイヤリティを上げる」(56%)ことが挙げられた。マーケッターは2013年、より高度な基準を自ら設定し、それに向かって結果を出そうと前向 きに取り組んでいる様子が浮き彫りとなった。
◆調査概要◆
調査実施機関: イプソス 実施時期: 2012年12月27日〜2013年1月21日
調査手法: オンライン調査 対象地域: アジア・パシフィック地域
対象者: アジア・パシフィック地域で働くビジネス経験1年以上のマーケッター サンプルサイズ: 372人
Ipsos China Pulseを定期的にお届けいたします
Ipsos China Pulseは月刊のレポートです。ご希望の方には毎月お届けいたします。下記までご連絡ください。
Ipsos では、世界85カ国のネットワークを生かした海外市場の情報をお届けしております。ご希望がございましたら合わせてお問い合わせください。
イプソスについて
1975 年創業。イプソスはリサーチのプロフェッショナルが経営する世界第3位のグローバル市場調査会社です。世界85カ国の拠点では、16,000人以上のス タッフが、5,000を越えるクライアントにサービスを提供しています。年間の調査プロジェクト数は10万件以上、実施インタビュー数は7,000万件以 上に上ります。
GreenBook Research Industry Trend Survey 2011で最もイノベイティブなリサーチ会社の第2位に選ばれました。
Ipsos in Japanホームページ: http://www.ipsos.jp/
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Ipsos in Japan
03 6867 8151
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