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Nuage Networks、データセンターネットワーク向けの第二世代SDNソリューションを発表、ビジネスクラウドサービス普及を促進
[13/04/04]
提供元：DreamNews
提供元：DreamNews
2013年4月3日【参考日本語訳】
2013年4月2日、カリフォルニア州マウンテンビュー発- アルカテル・ルーセントがシリコンバレーに設立した新規ベンチャーで、ソフトウェア定義ネットワーキング（SDN）ソリューションの開発を専門とするNuage Networks（ニュアージュ ネットワークス）は本日、クラウドサービス導入に関してのデータセンターネットワークにおける様々な制限事項を解消する、ソフトウェアベースのオープンなソリューションを発表しました。同社の仮想化サービスプラットフォーム（Virtualized Services Platform : VSP）を導入することにより、医療、金融、公共施設などの法人、あるいは大規模なウェブ事業を展開するインターネット企業や通信サービス事業者は、運営するクラウドサービスのスケーラビリティを高め、多種多様な顧客が迅速かつ安全にアクセスできる環境を実現できます。
本年4月より、Nuage Networksによる仮想化サービスプラットフォームの試験運用が、欧州および北米で実施されます。試験運用には、英国のクラウドサービスプロバイダーExponential-e、フランスの通信事業者SFR、カナダの通信事業者TELUS、米国有数の医療機関ピッツバーグ大学メディカルセンター（UPMC）が参加します。世界規模での商用展開は2013年中頃を予定しています。
アルカテル・ルーセント新CEO、ミッシェル・コンブ（Michel Combes）は次のように述べています。
「アルカテル・ルーセントのCEO就任初日に、新たな事業領域への取り組みを発表することができ、大いに意気込みを感じています。本日発表した当社のSDN戦略とNuage Networksブランドのポートフォリオは、アルカテル・ルーセントがCloudBandTM Management Systemとしてすでに提供しているクラウドオーケストレーション機能をベースにしています。当社は通信事業者やクラウドサービス事業者の皆様の大規模なクラウドインフラとサービス構築を支援することで、お客様と当社に新たな収益機会をもたらします。」
クラウドコンピューティングやストレージに対するコンシューマーおよび法人の需要が高まりを見せています。IT的観点からすれば、現在のデータセンターには十分な設備が整っています。仮想サーバーや仮想ストレージの追加や変更を行うことにより、データセンター事業者は顧客の需要に対し、ほぼ瞬時に応えることができます。
しかしながら、ネットワークの方がこれに追い付いていません。回線容量自体は大きいものの、その容量を活用できるだけの柔軟性を備えていないことが原因です。ネットワークのプロビジョニングには、従来同様に、綿密な技術的プランニングと手動による設定、そして顧客からのアクセスをコンピュート及びストレージのリソースに導くための複雑なシステムとプロセスが必要となります。SDNはこうした問題の解決に寄与します。市場調査会社のIDCの推計によれば、SDNの世界市場規模は2013年の3億6,000万ドルから2016年には37億ドルに拡大すると予想されています 。
SDNを扱う企業の市場戦略は各社異なります。第一世代SDNソリューションの大半が、問題の部分的な対応にとどまっているのに対し、Nuage NetworksのVSPは包括的なソリューションを提供します。VSPによってデータセンターネットワーク全体が自動制御され、顧客ごとにセキュアな「スライス」が生成されることで、プロビジョニングに要する時間は数日単位から分単位に短縮されます。また、数千ものユーザーを抱えるような数千社の顧客を収容するような巨大データセンターにも対応し得るスケーラビリティを実現することにより、大企業やWebスケール企業、通信事業者などが、パブリッククラウド、プライベートクラウド、ハイブリッドクラウドの各種サービスを提供する際に最適な環境を実現できるようになります。
Nuage Networksが提供するVSPの特長：
- OpenStack、CloudStack、VMwareなどのクラウド環境およびあらゆるデータセンターネットワークスイッチとの連携が可能な、ソフトウェアだけで構成されたオープンなソリューション
- データセンター内部、データセンター間、データセンターとエンタープライズVPN間のシームレスなネットワーク接続を実現ネットワークの稼働率と効率が最大4割向上（ベル研究所による調査）。さらに、ネットワークの制約を取り除くことによってコンピューティングリソースの自在な配分・移行が可能になり、サーバーの稼働率が飛躍的に向上
- アプリケーションが実行されている場所を選ばず（アプリケーションが他のサーバーラックやデータセンターの仮想化マシンに移動した場合でも）、速やかなネットワーク接続を実現
- 明快かつITとの親和性の高い言語で標準化されたAPIにより、自由なプログラムが可能
- 世界の通信事業者トップ40のすべてに採用され、過去10年にわたって世界中で大規模かつビジネスクリティカルなネットワーク運用を担ってきた確かな実績を有するアルカテル・ルーセントのサービスルーター・オペレーティングシステム（SR OS）をベースとしたソフトウェア
各社のコメント
Nuage Networks CEO、スニル・カンデカー（Sunil Khandekar）のコメント
「SDNは最もエキサイティングかつ有望なデータセンターネットワーク関連技術のひとつです。Nuage Networksでは、サーバーおよびストレージのリソース活用の妨げとなっているネットワーク側の制約を排除することにより、クラウドサービスのパフォーマンス向上を図ることに注力しています。これは、テクノロジーやレイヤーにとらわれないプラットフォームによって実現可能になります。クラウドサービス環境に移行する企業が増加する中、当社はネットワークの自動制御を可能にし、エンドユーザーからの迅速な接続の実現に寄与します。」
Exponential-e最高経営責任者、ムケシュ・バヴィシ（Mukesh Bavisi）氏のコメント
「当社は極めて競争の激しい業界で、最も革新的かつ独創的なサービスを提供しています。日進月歩で進化する顧客ニーズに対応すべく、Nuage NetworksのSDNソリューションの試験運用に参加できることをうれしく思います。」
TELUS最高技術責任者、イブラヒム・ジェデオン（Ibrahim Gedeon）氏のコメント
「当社は、最先端のクラウドサービスをお客様に提供するために、マルチテナント型データセンターのインフラ構築に力を注いでいます。Nuage Networksが提唱するデータセンターネットワークの仮想化・自動化は、当社がSDNテクノロジーに見出す可能性を具現化するものに他なりません。これにより、当社の顧客企業が現在使用しているVPNサービスへのシームレスな接続を提供しつつ、迅速にクラウドサービスを構築することができるのです。当社はNuage Networksの手法を高く評価しています。」
UPMC ITインフラ担当バイスプレジデント、ウィリアム・ハナ（William Hanna）氏のコメント
「UPMCはデータセンターの仮想化にいち早く着手し、変化の激しい医療業界で施設内の臨床医をはじめとする顧客の皆様に、迅速で信頼性と柔軟性に富んだサービスを提供しています。Nuage NetworksのSDNソリューションを導入することによって、スマートテクノロジーを活用した患者さん第一のアカウンタブルケアをさらに推進していきたいと考えています。」
Nuage NetworksのSDNソリューションとそのエコシステムについて
Nuage Networksは、包括的なクラウドネットワーキングソリューションを提案します。Citrix、F5、HP、Palo Alto Networksから提供されるセキュリティや仮想化の機能が、Nuageのスケーラビリティに優れた仮想化サービスプラットフォーム（Virtualized Services Platform : VSP）に統合され、マルチテナント型クラウドデータセンター用の包括的なネットワークサービスソリューションが揃うことになります。このソリューションは、仮想化サービスコントローラー（Virtualized Services Controller : VSC）、仮想化サービスディレクトリ（Virtualized Services Directory : VSD）、仮想化ルーティング・スイッチングエンジン（Virtual Routing and Switching Engine : VRS）という3つの要素によってデータセンターネットワークサービスを定義・生成するためのセパレーション及びアブストラクションを行います。これら3つの要素は2013年4月から試験導入が可能となる予定です。
各社のコメント
Citrixクラウドプラットフォームグループ担当グループバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャ、サミール・ドラキア（Sameer Dholakia）氏のコメント
「法人顧客やサービスプロバイダーが、Nuage NetworksのSDNソリューションをCitrixのXenServerおよびApache CloudStackを備えたCloudPlatformに統合することにより、データセンター内のネットワークサービス構築を迅速かつダイナミックに推進し、アプリケーションをより速やかに実装して提供することが可能になります。Nuage Networksと当社のような企業が協力することにより、オープンな開発思想こそクラウドサービスにおけるイノベーションの原動力であることが証明されるのです。」
F5 Networks事業開発担当シニアバイスプレジデント、ジム・リッチングス（Jim Ritchings）氏のコメント
「F5はこれまでにもNuage Networksと共同で、F5製プラットフォームのSDNのレイヤー4-7サービス機能をベースに新しいソリューションを開発した実績があります。Nuage Networksは仮想化環境でネットワークサービスを迅速かつ柔軟に実現する全く新しい強力なアプローチを開発しました。クラウドベースのアプリケーションにおいては、パフォーマンス、可用性、ダイナミックなサービス開発のためにはトラフィック管理が最も重要になります。当社とNuage Networksが共同で、当社の顧客企業が独創的なクラウドサービスを迅速に実装できるようお手伝いします。」
HP Industry Standard Server担当シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャ、マーク・ポター（Mark Potter）氏のコメント
「サービスプロバイダー各社は、SDNによって実現するダイナミックな新サービスを掲げてクラウド市場に参入することを目指しています。HPとNuage Networksは、業界標準的なSDN手法への移行を支援するという共通の課題に取り組んでおり、当社の優秀なサーバーとストレージがNuageのソリューションに採用されることをうれしく思います。」
Palo Alto Networksビジネスおよびコーポレートデベロップメント担当バイスプレジデント、チャド・キンゼルバーグ（Chad Kinzelberg）氏のコメント
「当社はNuage Networksと共同で、強靭で、ダイナミックかつスケーラブルな制御機能を備えた次世代型ファイアウォール製品（アプライアンス、仮想化ファイアウォール）をお客様に提供しています。ネットワーク制御によって、クリティカルなサービスレイヤーが稼働するクラウドの能力を強化することができるNuage Networksの先進的な手法は大変素晴らしく、SDNの普及推進に大いに貢献するでしょう。」
Nuage Networksの4月2日AM 9:15（PDT:太平洋夏時間）、4月3日AM 1:15 (JST：日本標準時）から行われた記者会見の模様はウェブキャストでご覧いただけます。
http://www.media-server.com/m/p/2jtxear6
原文：Nuage Networks introduces second-generation SDN solution for datacenter networks, accelerating the move to business cloud services
http://www3.alcatel-lucent.com/wps/portal/!ut/p/kcxml/04_Sj9SPykssy0xPLMnMz0vM0Y_QjzKLd4x3tXDUL8h2VAQAURh_Yw!!?LMSG_CABINET=Docs_and_Resource_Ctr&LMSG_CONTENT_FILE=News_Releases_2013/News_Article_002823.xml
Nuage Networksについて
Nuage（ニュアージュ）は、フランス語で「雲（クラウド）」を意味します。シリコンバレーに拠点を置く新興企業、Nuage Networksは、画期的なテクノロジーとネットワーキングに関する豊富なノウハウを組み合わせた独自のサービスを、一般企業や通信事業者に提供します。斬新な発想を駆使することで、高度なスケーラビリティとプログラマビリティを備え、キャリアグレードの高信頼性を誇るSDNソリューションの開発に取り組んでいます。アルカテル・ルーセントの躍進するIP事業部を母体とするNuage Networksは、世界最大級のクラウドのニーズにも対応できます。クラウドが示す理想を現実のものとして提供すること、それがNuage Networksのミッションです。
Nuage Networksに関する詳細情報
ウェブサイト：http://www.nuagenetworks.net/
アルカテル・ルーセントウェブサイト内の関連ページ：
http://www.alcatel-lucent.com/solutions/cloud/prepare-your-network
Twitterでフォロー：http://twitter.com/nuagenetworks
Nuage Networksに関する新着ビデオはこちらから
http://www.youtube.com/watch?v=hPdEnquvrS8
Nuage Networksのロゴや画像、経営陣の写真のダウンロードはこちらから
http://www.flickr.com/photos/alcatel-lucent
Nuage Networks CEOスニル・カンデカーのブログはこちらから
http://www.nuagenetworks.net/the-dc-network-is-in-the-wayno-more/
担当窓口：
メディア・投資家広報部門担当：press@nuagenetworks.net
2013年4月2日、カリフォルニア州マウンテンビュー発- アルカテル・ルーセントがシリコンバレーに設立した新規ベンチャーで、ソフトウェア定義ネットワーキング（SDN）ソリューションの開発を専門とするNuage Networks（ニュアージュ ネットワークス）は本日、クラウドサービス導入に関してのデータセンターネットワークにおける様々な制限事項を解消する、ソフトウェアベースのオープンなソリューションを発表しました。同社の仮想化サービスプラットフォーム（Virtualized Services Platform : VSP）を導入することにより、医療、金融、公共施設などの法人、あるいは大規模なウェブ事業を展開するインターネット企業や通信サービス事業者は、運営するクラウドサービスのスケーラビリティを高め、多種多様な顧客が迅速かつ安全にアクセスできる環境を実現できます。
本年4月より、Nuage Networksによる仮想化サービスプラットフォームの試験運用が、欧州および北米で実施されます。試験運用には、英国のクラウドサービスプロバイダーExponential-e、フランスの通信事業者SFR、カナダの通信事業者TELUS、米国有数の医療機関ピッツバーグ大学メディカルセンター（UPMC）が参加します。世界規模での商用展開は2013年中頃を予定しています。
アルカテル・ルーセント新CEO、ミッシェル・コンブ（Michel Combes）は次のように述べています。
「アルカテル・ルーセントのCEO就任初日に、新たな事業領域への取り組みを発表することができ、大いに意気込みを感じています。本日発表した当社のSDN戦略とNuage Networksブランドのポートフォリオは、アルカテル・ルーセントがCloudBandTM Management Systemとしてすでに提供しているクラウドオーケストレーション機能をベースにしています。当社は通信事業者やクラウドサービス事業者の皆様の大規模なクラウドインフラとサービス構築を支援することで、お客様と当社に新たな収益機会をもたらします。」
クラウドコンピューティングやストレージに対するコンシューマーおよび法人の需要が高まりを見せています。IT的観点からすれば、現在のデータセンターには十分な設備が整っています。仮想サーバーや仮想ストレージの追加や変更を行うことにより、データセンター事業者は顧客の需要に対し、ほぼ瞬時に応えることができます。
しかしながら、ネットワークの方がこれに追い付いていません。回線容量自体は大きいものの、その容量を活用できるだけの柔軟性を備えていないことが原因です。ネットワークのプロビジョニングには、従来同様に、綿密な技術的プランニングと手動による設定、そして顧客からのアクセスをコンピュート及びストレージのリソースに導くための複雑なシステムとプロセスが必要となります。SDNはこうした問題の解決に寄与します。市場調査会社のIDCの推計によれば、SDNの世界市場規模は2013年の3億6,000万ドルから2016年には37億ドルに拡大すると予想されています 。
SDNを扱う企業の市場戦略は各社異なります。第一世代SDNソリューションの大半が、問題の部分的な対応にとどまっているのに対し、Nuage NetworksのVSPは包括的なソリューションを提供します。VSPによってデータセンターネットワーク全体が自動制御され、顧客ごとにセキュアな「スライス」が生成されることで、プロビジョニングに要する時間は数日単位から分単位に短縮されます。また、数千ものユーザーを抱えるような数千社の顧客を収容するような巨大データセンターにも対応し得るスケーラビリティを実現することにより、大企業やWebスケール企業、通信事業者などが、パブリッククラウド、プライベートクラウド、ハイブリッドクラウドの各種サービスを提供する際に最適な環境を実現できるようになります。
Nuage Networksが提供するVSPの特長：
- OpenStack、CloudStack、VMwareなどのクラウド環境およびあらゆるデータセンターネットワークスイッチとの連携が可能な、ソフトウェアだけで構成されたオープンなソリューション
- データセンター内部、データセンター間、データセンターとエンタープライズVPN間のシームレスなネットワーク接続を実現ネットワークの稼働率と効率が最大4割向上（ベル研究所による調査）。さらに、ネットワークの制約を取り除くことによってコンピューティングリソースの自在な配分・移行が可能になり、サーバーの稼働率が飛躍的に向上
- アプリケーションが実行されている場所を選ばず（アプリケーションが他のサーバーラックやデータセンターの仮想化マシンに移動した場合でも）、速やかなネットワーク接続を実現
- 明快かつITとの親和性の高い言語で標準化されたAPIにより、自由なプログラムが可能
- 世界の通信事業者トップ40のすべてに採用され、過去10年にわたって世界中で大規模かつビジネスクリティカルなネットワーク運用を担ってきた確かな実績を有するアルカテル・ルーセントのサービスルーター・オペレーティングシステム（SR OS）をベースとしたソフトウェア
各社のコメント
Nuage Networks CEO、スニル・カンデカー（Sunil Khandekar）のコメント
「SDNは最もエキサイティングかつ有望なデータセンターネットワーク関連技術のひとつです。Nuage Networksでは、サーバーおよびストレージのリソース活用の妨げとなっているネットワーク側の制約を排除することにより、クラウドサービスのパフォーマンス向上を図ることに注力しています。これは、テクノロジーやレイヤーにとらわれないプラットフォームによって実現可能になります。クラウドサービス環境に移行する企業が増加する中、当社はネットワークの自動制御を可能にし、エンドユーザーからの迅速な接続の実現に寄与します。」
Exponential-e最高経営責任者、ムケシュ・バヴィシ（Mukesh Bavisi）氏のコメント
「当社は極めて競争の激しい業界で、最も革新的かつ独創的なサービスを提供しています。日進月歩で進化する顧客ニーズに対応すべく、Nuage NetworksのSDNソリューションの試験運用に参加できることをうれしく思います。」
TELUS最高技術責任者、イブラヒム・ジェデオン（Ibrahim Gedeon）氏のコメント
「当社は、最先端のクラウドサービスをお客様に提供するために、マルチテナント型データセンターのインフラ構築に力を注いでいます。Nuage Networksが提唱するデータセンターネットワークの仮想化・自動化は、当社がSDNテクノロジーに見出す可能性を具現化するものに他なりません。これにより、当社の顧客企業が現在使用しているVPNサービスへのシームレスな接続を提供しつつ、迅速にクラウドサービスを構築することができるのです。当社はNuage Networksの手法を高く評価しています。」
UPMC ITインフラ担当バイスプレジデント、ウィリアム・ハナ（William Hanna）氏のコメント
「UPMCはデータセンターの仮想化にいち早く着手し、変化の激しい医療業界で施設内の臨床医をはじめとする顧客の皆様に、迅速で信頼性と柔軟性に富んだサービスを提供しています。Nuage NetworksのSDNソリューションを導入することによって、スマートテクノロジーを活用した患者さん第一のアカウンタブルケアをさらに推進していきたいと考えています。」
Nuage NetworksのSDNソリューションとそのエコシステムについて
Nuage Networksは、包括的なクラウドネットワーキングソリューションを提案します。Citrix、F5、HP、Palo Alto Networksから提供されるセキュリティや仮想化の機能が、Nuageのスケーラビリティに優れた仮想化サービスプラットフォーム（Virtualized Services Platform : VSP）に統合され、マルチテナント型クラウドデータセンター用の包括的なネットワークサービスソリューションが揃うことになります。このソリューションは、仮想化サービスコントローラー（Virtualized Services Controller : VSC）、仮想化サービスディレクトリ（Virtualized Services Directory : VSD）、仮想化ルーティング・スイッチングエンジン（Virtual Routing and Switching Engine : VRS）という3つの要素によってデータセンターネットワークサービスを定義・生成するためのセパレーション及びアブストラクションを行います。これら3つの要素は2013年4月から試験導入が可能となる予定です。
各社のコメント
Citrixクラウドプラットフォームグループ担当グループバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャ、サミール・ドラキア（Sameer Dholakia）氏のコメント
「法人顧客やサービスプロバイダーが、Nuage NetworksのSDNソリューションをCitrixのXenServerおよびApache CloudStackを備えたCloudPlatformに統合することにより、データセンター内のネットワークサービス構築を迅速かつダイナミックに推進し、アプリケーションをより速やかに実装して提供することが可能になります。Nuage Networksと当社のような企業が協力することにより、オープンな開発思想こそクラウドサービスにおけるイノベーションの原動力であることが証明されるのです。」
F5 Networks事業開発担当シニアバイスプレジデント、ジム・リッチングス（Jim Ritchings）氏のコメント
「F5はこれまでにもNuage Networksと共同で、F5製プラットフォームのSDNのレイヤー4-7サービス機能をベースに新しいソリューションを開発した実績があります。Nuage Networksは仮想化環境でネットワークサービスを迅速かつ柔軟に実現する全く新しい強力なアプローチを開発しました。クラウドベースのアプリケーションにおいては、パフォーマンス、可用性、ダイナミックなサービス開発のためにはトラフィック管理が最も重要になります。当社とNuage Networksが共同で、当社の顧客企業が独創的なクラウドサービスを迅速に実装できるようお手伝いします。」
HP Industry Standard Server担当シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャ、マーク・ポター（Mark Potter）氏のコメント
「サービスプロバイダー各社は、SDNによって実現するダイナミックな新サービスを掲げてクラウド市場に参入することを目指しています。HPとNuage Networksは、業界標準的なSDN手法への移行を支援するという共通の課題に取り組んでおり、当社の優秀なサーバーとストレージがNuageのソリューションに採用されることをうれしく思います。」
Palo Alto Networksビジネスおよびコーポレートデベロップメント担当バイスプレジデント、チャド・キンゼルバーグ（Chad Kinzelberg）氏のコメント
「当社はNuage Networksと共同で、強靭で、ダイナミックかつスケーラブルな制御機能を備えた次世代型ファイアウォール製品（アプライアンス、仮想化ファイアウォール）をお客様に提供しています。ネットワーク制御によって、クリティカルなサービスレイヤーが稼働するクラウドの能力を強化することができるNuage Networksの先進的な手法は大変素晴らしく、SDNの普及推進に大いに貢献するでしょう。」
Nuage Networksの4月2日AM 9:15（PDT:太平洋夏時間）、4月3日AM 1:15 (JST：日本標準時）から行われた記者会見の模様はウェブキャストでご覧いただけます。
http://www.media-server.com/m/p/2jtxear6
原文：Nuage Networks introduces second-generation SDN solution for datacenter networks, accelerating the move to business cloud services
http://www3.alcatel-lucent.com/wps/portal/!ut/p/kcxml/04_Sj9SPykssy0xPLMnMz0vM0Y_QjzKLd4x3tXDUL8h2VAQAURh_Yw!!?LMSG_CABINET=Docs_and_Resource_Ctr&LMSG_CONTENT_FILE=News_Releases_2013/News_Article_002823.xml
Nuage Networksについて
Nuage（ニュアージュ）は、フランス語で「雲（クラウド）」を意味します。シリコンバレーに拠点を置く新興企業、Nuage Networksは、画期的なテクノロジーとネットワーキングに関する豊富なノウハウを組み合わせた独自のサービスを、一般企業や通信事業者に提供します。斬新な発想を駆使することで、高度なスケーラビリティとプログラマビリティを備え、キャリアグレードの高信頼性を誇るSDNソリューションの開発に取り組んでいます。アルカテル・ルーセントの躍進するIP事業部を母体とするNuage Networksは、世界最大級のクラウドのニーズにも対応できます。クラウドが示す理想を現実のものとして提供すること、それがNuage Networksのミッションです。
Nuage Networksに関する詳細情報
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