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全国の書店員、編集者から絶賛の声続々! 河野裕『昨日星を探した言い訳』8月24日発売!




[画像1: https://prtimes.jp/i/7006/7356/resize/d7006-7356-422613-2.jpg ]

株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、 代表取締役社長:松原眞樹)は、 2020年8月24日(月)に、河野裕氏の最新小説『昨日星を探した言い訳』を発売いたします。

河野氏はTVアニメ化、実写映画化もされた「サクラダリセット」シリーズにて角川スニーカー文庫よりデビュー。その後『いなくなれ、群青』(新潮文庫nex)に始まる「階段島」シリーズが累計100万部突破のヒット。今最も注目を集める作家のひとりです。
最新作『昨日星を探した言い訳』は、著者初の単行本作品となります。
作家生活10年の集大成として書かれた本作は、平等な社会を創るため総理大臣になりたい少女と、すべてに公平かつ潔癖でありたい少年が、出会って恋に落ちて共に戦う青春小説です。

発売を前にして、全国の書店員さん、そして出版社の垣根を超えた編集者からの熱い声が続々と集まっています。


書店員さんからの熱い声!


人と分かり合うということは、なんと難しいことだろう。
平等、倫理、理屈、幸福、愛――人が信じる正しさには種類があって、それぞれが重なるとは限らない。
『昨日星を探した言い訳』は人と人がぶつかり合い、話し合い、それでも分かり合えないことを徹底的に描く。
「相手のことを、本当はわからないって知ってるから、少しだけわかったことをとても大事にする」。
読み終えたとき、この一文が希望のように胸に広がる。
間違いなく河野裕最高傑作です。
――紀伊國屋書店新宿本店・久宗寛和さん

総理大臣になりたいと凛として行動する少女に圧倒されながらも、真っ直ぐに純粋に立ち向かう姿が良かった。
そこに少しずつ少しずつの優しい恋愛感がせつない。
立場や肩書き、差別……
いろんなことが混ざりながら、でもとらわれることなく向き合うことの難しさを感じながら
真っ直ぐさの大切さを教えてもらった気がします。
トランシーバーのドキドキ感にハイクラウン。最近ハイクラウンってもう見たことないなぁ。
でも大好きなチョコレートでした(笑)
――コメリ書房鈴鹿店・森田洋子さん

とても難しい問題に正面からぶち当たって行った本作。素晴らしい作品だと感じました。
自分の信じる道を突き進みたい少女とその少女を守りたい少年。
守りたいがために結果、傷付けてしまうという。年齢問わず人間関係の難しさ。
恋愛小説なんだけど、好きだの嫌いだのという物語ではなく本質を問う恋愛小説!!
――文真堂書店ビバモール本庄店・山本智子さん

ただの恋愛小説ではありません。最強の2人の究極の恋愛。
「今、私はどう生きてる?」と自分自身と向き合わずにはいられない。
私も彼女たちのように誠実でありたい。本気で生きたい。凄い作品に出合えて嬉しい...
――BOOKSえみたすピアゴ植田店 村上絵理奈さん


編集者からの熱い声!

この原稿を自分の手でとりたかった…!
青春と創作と差別。
河野裕の本気の作品です。
――新潮社 新潮文庫編集部 高橋裕介さん

勝手に相手の前提を決めつけることなく、相手の肩書きや背景にとらわれることなく、目の前にいる一人の人間として、しっかり向き合えているのだろうか。
そう考えると、悪意はないけれど、相手を無自覚に傷つけてきた可能性に気づくかもしれません。
でもその気づきが、自分の価値観や正しさの幅を広げて、大切な人を理解する入口になることを教えてくれる、優しくて誠実な物語です。
――ポプラ社 文芸編集部 三枝美保さん

河野裕にしか書けない魂のクロニクルをぜひ堪能してください!!
――KADOKAWA 文芸統括部統括編集長 金子亜規子


また、文芸WEBマガジン「カドブン」では、河野裕氏のインタビューを公開中です。

私にとってベースとなる小説を書こうと思った 『昨日星を探した言い訳』発売直前! 河野裕書面インタビュー
https://kadobun.jp/feature/interview/7xt0yklzkt0c.html

河野裕氏が辿り着いた「愛と倫理の物語」にぜひご注目ください。


『昨日星を探した言い訳』について

【あらすじ】
あのころ僕は、彼女に恋していた。
この一文に嘘があるなら、過去形で語ったことくらいだ。

自分の声へのコンプレックスから寡黙になった坂口孝文は、全寮制の中高一貫校・制道院学園に進学した。中学2年への進級の際、生まれつき緑色の目を持ち映画監督の清寺時生を養父にもつ茅森良子が転入してくる。目の色による差別が、表向きにはなくなったこの国で、茅森は総理大臣となり真の平等な社会を創ることを目標にしていた。第一歩として、政財界に人材を輩出する名門・制道院で生徒会長になることを目指す茅森と坂口は同じ図書委員になる。2人は1日かけて30キロを歩く学校の伝統行事〈拝望会〉の改革と、坂口が運営する秘密地下組織〈清掃員〉の活動を通じて協力関係を深め、惹かれ合っていく。拝望会当日、坂口は茅森から秘密を打ち明けられる。茅森が制道院に転入して図書委員になったのは、昔一度だけ目にした、養父・清寺時生の幻の脚本「イルカの唄」を探すためだった――。

『いなくなれ、群青』の著者が辿り着いた、愛と倫理の物語。

【書誌情報】
[画像2: https://prtimes.jp/i/7006/7356/resize/d7006-7356-422613-2.jpg ]



『昨日星を探した言い訳』
著者:河野裕
発売日:2020年8月24日(月) ※電子書籍同日配信予定 
定価:1,500円+税 
装画:浮雲宇一
装丁:川谷康久(川谷デザイン)
頁数:448頁
体裁:四六判並製  
ISBN:9784041097793
発行:株式会社KADOKAWA
初出:本作は「カドブンノベル」2020年1月号〜2020年7月号で配信されたものを加筆修正のうえ単行本化したものです。 
詳細ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/322004000166/

【著者紹介】 河野 裕(こうの ゆたか)

[画像3: https://prtimes.jp/i/7006/7356/resize/d7006-7356-432232-1.jpg ]

1984年徳島県生まれ。2009年、角川スニーカー文庫より『サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY』でデビュー。15年『いなくなれ、群青』で大学読書人大賞を受賞。同作から始まる「階段島」シリーズ、「つれづれ、北野坂探偵舎」シリーズ、『最良の嘘の最後のひと言』など著書多数。
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