芦沢央『僕の神さま』が「読書メーターおすすめランキング」第1位!〈勝手に編集者ビブリアバトル〉開催で話題沸騰!
[20/09/25]
提供元:PRTIMES
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株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)が8月19日(水)に発売いたしました、芦沢央氏の最新小説『僕の神さま』が、「読書メーター」(https://bookmeter.com/)が配信するメールマガジン「週間おすすめランキング情報 Vol.399」の小説部門1位を獲得いたしました。発売から1カ月経ちますが、読後に熱い感想を寄せられる方が多く、口コミで評判がひろがっております。
そんな、勢いのある作家・芦沢央さんの新作が、本作『僕の神さま』(KADOKAWA)に続き、今月、『汚れた手をそこで拭かない』(文藝春秋)も刊行されます。どちらもまったく違う作風ながら芦沢さんの最高傑作と呼び声の高い両作。そこで、芦沢作品が2カ月連続刊行されることを記念して、文芸WEBマガジン「カドブン」( https://kadobun.jp/ )にて、両作の担当編集者が勝手にビブリオバトルを開催しました。対談記事の一部をご紹介いたします。
【カドブンにて公開中】
芦沢央『僕の神さま』『汚れた手をそこで拭かない』2か月連続刊行!
勝手に担当編集緊急招集ビブリオバトル!
一番おもしろいのは私の担当作だ!
https://kadobun.jp/feature/talks/773mubc1e24o.html
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(それぞれのあらすじはこちらから!)
『僕の神さま』芦沢央/著 KADOKAWA/刊
https://www.kadokawa.co.jp/product/322004000165/
『汚れた手をそこで拭かない』芦沢央/著 文藝春秋/刊
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163912608
ビブリオバトル登壇者紹介
T:『僕の神さま』連載・単行本の担当。家で快適に本を読むため「ヨギボー」を購入したが、部屋が圧迫されかえって本が読みづらくなってしまった。
R:『汚れた手をそこで拭かない』単行本の担当。深夜に親子丼を食べながら書店さんからの感想をニヤニヤしながら眺めるのが最近の楽しみ。
ボールの投げ方の全く違う2作
T 今回は、『僕の神さま』が8月、『汚れた手をそこで拭かない』が9月と2か月連続で刊行されるということで、それであればどっちがより面白いのか決めようじゃないか!という話になり、ビブリオバトル開催の運びとなりました。
R バチバチ感満載でいきましょう!
T 絶対勝つぞ! それでは早速ですが、『僕の神さま』の紹介から。『僕の神さま』は小学校を舞台として、その推理力から「神さま」と呼ばれている水谷くんと、友人の僕が、様々な謎を解いていく連作短編集です。小学生が主人公の探偵ものというと、ほのぼのした物語なのかな、と思われるかもしれませんが、さすがは芦沢さん、2話目からは読者の予想を裏切り、どんどん不穏な方向に物語が進んでいきます。書影や帯に漂う不穏さも、読んでいただければ納得かと。
R 帯の「第一話で読むのをやめればよかった」。読んでみて、つくづくその通りで、後悔しましたよ(笑)。
T 嬉しい! 装丁もどこか怖さが漂っていますよね。
R 一見可愛らしい少年たちが、切実なものを抱えていることがカバーからも伝わってきて。読んでみたら、想像以上にいろいろ抱えていた(笑)。
T その相談に乗って、一緒に解決しようとする水谷くん、すごすぎる!とゲラを読みながらずっと思っていました。しかし、抱えているものの重さで言えば『汚れた手をそこで拭かない』の登場人物たちもすごいですよね。
R そうなんですよ! 『汚れた手をそこで拭かない』は、ミステリ5編を収録した独立短編集です。登場人物は、ただ平穏に夏休みを終えたいだけの小学校の先生や、認知症の妻を傷つけることを恐れる夫、元不倫相手を見返したい料理研究家など、ささやかな秘密を抱える普通の人たちで。けれど、彼らが見て見ぬふりをしてきたもの、なかったことにしてきたことがいつしか「返ってくる」のがとっても怖いんです。「あ、それ私も見なかったことにするわ……」というリアルさ。
T 入口はどれも、本当にささやかで、どれも身に覚えがあるような感情なんですが、それがどんどん取り返しのつかないことになっていく……まさに芦沢作品の真骨頂のような作品集だ!と初めて読んだときに思いました。
R 2作でボールの投げ方が全然違いますよね。『汚れた手をそこで拭かない』は、いままでの芦沢作品だと、『火のないところに煙は』がお好きな方にオススメだなと思います。
対談全文は、文芸WEBマガジン「カドブン」にて、お楽しみください!
https://kadobun.jp/feature/talks/773mubc1e24o.html
「読書メーターおすすめランキング」第1位!『僕の神さま』(KADOKAWA)好評発売中
知ってる? 川上さんって、お父さんに殺されたらしいよ……
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「神さまに決めてもらおう」
僕たちは何か問題が起きると、同級生の水谷くんに相談する。みんなから頼りにされる名探偵。彼が出す答えに決して間違いはない。だって水谷くんは「神さま」だから。夏休み直前、僕と水谷くんは同じクラスの川上さんからある相談を受ける、それは……。小学生の日常で起きた「悲劇」が胸をえぐる、残酷で切ない連作ミステリー。
少女のため、2人の小学生が取った行動とは——
第一話 春の作り方
第二話 夏の「自由」研究
第三話 作戦会議は秋の秘密
第四話 冬に真実は伝えない
エピローグ 春休みの答え合わせ
【書誌情報】
『僕の神さま』
著者:芦沢 央
発売:2020年8月19日(水)※電子書籍同日配信
定価: 1,760円(本体1,600円+税)
装丁:大原由衣
装画:カワタアキナ
頁数:248頁
体裁:四六判並製
発行:株式会社KADOKAWA
ISBN:978-4-04-109778-6
詳細ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/322004000165/
『僕の神さま』著者・芦沢央とは?
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【著者略歴】芦沢 央 (あしざわ よう)
1984年東京都生まれ。出版社勤務を経て、2012年『罪の余白』で第3回野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー。17年『許されようとは思いません』が第38回吉川英治文学新人賞の、19年『火のないところに煙は』が本屋大賞、第32回山本周五郎賞の候補になった。他の著書に『悪いものが、来ませんように』『今だけのあの子』『いつかの人質』『雨利終活写真館』『貘の耳たぶ』『バック・ステージ』『カインは言わなかった』がある。
Twitter:@ashizawayou
https://twitter.com/ashizawayou
文芸WEBマガジン「カドブン」( https://kadobun.jp/ )では、その他にも『僕の神さま』特集ページを公開中です!
■【試し読み】あなたは後悔するかもしれない。第一話で読むのをやめればよかった、と。
予想のできない読後感に、驚くこと間違いなし!『僕の神さま』 発売記念特別試し読み!
一・二話まるごと大ボリューム試し読み公開中!
https://kadobun.jp/trial/bokukami/5w34cwhjx38k.html
■【特集】ページを繰る手が止まらない!
芦沢央『僕の神さま』に、発売前から驚きと感動の声続々!
https://kadobun.jp/feature/readings/8u4fucuzimo8.html
■【書評】子どもだって悩んで、もがいて、生きている。
芦沢央の最新作は、「いま」を生きる少年たちの切実な物語――『僕の神さま』
(評者:内田 剛 / ブックジャーナリスト)
https://kadobun.jp/reviews/rdrdvsgewlws.html
■【特集】あなたも絶対に心を摑まれる!
ミステリ作家・芦沢央がおすすめする「二人の関係性」にハマる作品5選
https://kadobun.jp/feature/interview/258n2dpmi49w.html
■【特集】『僕の神さま』『空想クラブ』刊行記念!
芦沢央×逸木裕 緊急オンライン対談
クライマックスは「なぞ解きの先」にある
https://kadobun.jp/feature/talks/bamgfobhwjcw.html