「都議選」つぶやき分析、「応援演説」の話題、盛り上がる 〜「保育園増設不採決」、「青少年健全育成条例」などのネット特有の議論も〜
[13/06/18]
提供元:DreamNews
提供元:DreamNews
ビッグデータ調査分析
2013年6月17日
株式会社プラスアルファ・コンサルティング
http://www.pa-consul.co.jp/
【ニュースリリース、製品に関するお問い合わせ先】
株式会社プラスアルファ・コンサルティング 見える化イノベーション推進部 担当:鈴村、山崎、坂、中野
TEL:03-6432-4016 E-mail:info@pa-consul.co.jp
「都議選」つぶやき分析、「応援演説」の話題、盛り上がる
〜「保育園増設不採決」、「青少年健全育成条例」などの都政に関する議論も〜
株式会社プラスアルファ・コンサルティング(代表取締役:三室 克哉)は、ソーシャルリスニングツール「見える化エンジン」を使って、「東京都議会選挙」(6月14日告示、6月23日投開票)に関するツイッターのつぶやきの分析を行ないました。
当社の新サービス「選挙向けソーシャルメディア分析サービス」の分析アウトプットを用いて、6月1日から11日間のつぶやきの分析を行なった結果、各党の幹部による「応援演説」といったメディアの注目を集めた話題が多かったことが分かりました。その一方で、「保育園増設」、「築地市場移転」、「青少年健全育成条例」などといった話題がツイッター上で多く議論されていることが分かりました。
■ 分析概要 収集期間 : 2013年6月01日 〜 6月11日 (11日間)
収集条件 : 「都議選、都議会議員選挙、都議、都議会」 含む全てのツイッターのつぶやき
データ件数 : 32,136件
(1)党首応援演説に大きな反応
6月1日からの「都議選」に関するつぶやきを分析した結果、【上図上】のようになりました。
6月7日に都議会が閉会し、事実上の選挙戦が始まった6月8日(土曜日)に、4,970件のつぶやきがあり、話題は大きな盛り上がりを見せました。
これは、準国政選挙として各党が選挙戦に力を入れ、都議会閉会後の最初の週末である6月8日に自民党の安倍総裁など応援演説を行うなど党首級の応援演説が行われたからだと考えられます。
(2)6月8日、9日に盛り上がり
次に政党別につぶやき件数の推移を見ると、【上図下】のようになりました。
都議会閉会後の最初の週末である、6月8日、9日に各党に関するつぶやきが集中していることが分かります。
特に、民主党については、6月8日に1,101件のつぶやきがあり、特に発言が集中していることが分かります。
一方で、自民党、日本維新の会、共産党に関するつぶやきは6月8日にピークが来ていることが分かりました。
2.詳細分析:政党別・話題分析
次に各政党について、どのような話題がつぶやかれているかについて、分析しました。話題ごとにひとまとまりにし、各政党に特徴的な話題を抽出しました。分析の結果、ツイッター上で特に議論されている話題がいくつかあることが分かりました。
(1) 自民党 : 「安倍首相応援演説」・「圧勝予測」・「ワタミ会長」・「保育園増設不採決」が話題に
都議選に関する自民党のつぶやきをまとめたところ、【上図】のようになりました。特徴的な話題を円で囲ったところ、(1)安倍首相が応援演説をした話題、(2)居酒屋チェーンのワタミの渡辺美樹会長に安倍首相が参院比例区への出馬要請をした話題、(3)世論調査で自民の圧勝を予測する話題、(4)都議会で保育園をふやす請願が不採決になったという話題などがありました。他にも、(5)慰安婦、(6)全員当選を目指す自民党、(7)待機児童の話題がありました。
(2) 民主党 : 「有田芳生参議院議員」、「築地市場移転」、「小児病院廃止」が話題に
次に、都議選に関する民主党の話題を分類したところ、【上図】のようになりました。特徴的な話題を円で囲ったところ、(1)細野幹事長や有田参議院議員が応援演説を行ったという話題、(2)有田参議院議員が応援演説の際に一部の市民による差別的な言動に激怒したという話題、(3)(4)築地市場の移転問題に関する話題、(5)小児病院廃止と都議会の話題などがありました。
(3) 日本維新の会:「橋下共同代表代表の発言」・「児童ポルノ規制法・青少年健全育成条例」が話題に
最後に、都議選に関する日本維新の会の話題を分類したところ、【上図】のようになりました。(1)橋下代表が大阪でオスプレイの受け入れを提案したという話題、(2)児童ポルノ規制法や青少年健全育成条例が表現規制であると反対する話題、(3)都議選の結果次第で、橋下、石原両共同代表の間で軋轢が生じると予測する話題、(4)橋下氏の慰安婦発言を問題視する話題、(5)都議選では、維新の勢いが黄信号で民主への逆風が弱まったかと予測する話題、(6)都議選の電話世論調査を体験した話題、(7)維新の会はこのままでは民主党の二の舞になるという話題などがありました。
<補足資料>政策分析、年代・性別分析
都議選に関する話題を「経済・財政政策」「外交・防衛政策」「社会保障・教育政策」「震災復興・原発・防災・エネルギー政策」「地方分権・行政改革政策」の5つの政策分類で分析を行った結果、【下図】のようになりました。加えて、「見える化エンジン」のユーザプロファイル推定機能を用いて、ツイッターの発言者の年代、性別を推定し、分析しました。
■「選挙向けソーシャルメディア分析サービス」について
「見える化エンジン」を活用した国民の声・有権者の声の収集・分析サービスで、ネット選挙時代の選挙戦略・政策立案・ネット世論分析に活用することができます。政党や政策についてのツイッターやフェイスブック上などのつぶやきを収集し、政党別・政策別・候補者に様々に分析したアウトプットレポートを選挙期間中は毎日WEB上で更新します。
■テキストマイニング『見える化エンジン』について
ソーシャルメディア上のクチコミやアンケートの分析、コールセンターへの問い合わせの活用において、大手の食品・飲料メーカーや家電メーカー、化粧品会社などの事業会社のほか、広告代理店、セールスプロモーション会社など およそ650社の企業が採用しています。
■株式会社プラスアルファ・コンサルティングについて
プラスアルファ・コンサルティング(http://www.pa-consul.co.jp)は、『見える化を基軸としたマーケティングSaaS専門会社』として、2006年の設立以来、顧客の声のように貴重であり、かつ膨大な量のテキスト情報を「見える化」し、気づきを与える力を持つ「テキストマイニング技術」を核とした「見える化ソリューション事業」を行っています。テキストマイニング技術を応用し、様々な情報を「見える化」することで、お客様のビジネスに+α(プラスアルファ)の価値を創造するための、ソフトウェアの開発・販売、コンサルティング、新規事業創出などを行っています。
2013年6月17日
株式会社プラスアルファ・コンサルティング
http://www.pa-consul.co.jp/
【ニュースリリース、製品に関するお問い合わせ先】
株式会社プラスアルファ・コンサルティング 見える化イノベーション推進部 担当:鈴村、山崎、坂、中野
TEL:03-6432-4016 E-mail:info@pa-consul.co.jp
「都議選」つぶやき分析、「応援演説」の話題、盛り上がる
〜「保育園増設不採決」、「青少年健全育成条例」などの都政に関する議論も〜
株式会社プラスアルファ・コンサルティング(代表取締役:三室 克哉)は、ソーシャルリスニングツール「見える化エンジン」を使って、「東京都議会選挙」(6月14日告示、6月23日投開票)に関するツイッターのつぶやきの分析を行ないました。
当社の新サービス「選挙向けソーシャルメディア分析サービス」の分析アウトプットを用いて、6月1日から11日間のつぶやきの分析を行なった結果、各党の幹部による「応援演説」といったメディアの注目を集めた話題が多かったことが分かりました。その一方で、「保育園増設」、「築地市場移転」、「青少年健全育成条例」などといった話題がツイッター上で多く議論されていることが分かりました。
■ 分析概要 収集期間 : 2013年6月01日 〜 6月11日 (11日間)
収集条件 : 「都議選、都議会議員選挙、都議、都議会」 含む全てのツイッターのつぶやき
データ件数 : 32,136件
(1)党首応援演説に大きな反応
6月1日からの「都議選」に関するつぶやきを分析した結果、【上図上】のようになりました。
6月7日に都議会が閉会し、事実上の選挙戦が始まった6月8日(土曜日)に、4,970件のつぶやきがあり、話題は大きな盛り上がりを見せました。
これは、準国政選挙として各党が選挙戦に力を入れ、都議会閉会後の最初の週末である6月8日に自民党の安倍総裁など応援演説を行うなど党首級の応援演説が行われたからだと考えられます。
(2)6月8日、9日に盛り上がり
次に政党別につぶやき件数の推移を見ると、【上図下】のようになりました。
都議会閉会後の最初の週末である、6月8日、9日に各党に関するつぶやきが集中していることが分かります。
特に、民主党については、6月8日に1,101件のつぶやきがあり、特に発言が集中していることが分かります。
一方で、自民党、日本維新の会、共産党に関するつぶやきは6月8日にピークが来ていることが分かりました。
2.詳細分析:政党別・話題分析
次に各政党について、どのような話題がつぶやかれているかについて、分析しました。話題ごとにひとまとまりにし、各政党に特徴的な話題を抽出しました。分析の結果、ツイッター上で特に議論されている話題がいくつかあることが分かりました。
(1) 自民党 : 「安倍首相応援演説」・「圧勝予測」・「ワタミ会長」・「保育園増設不採決」が話題に
都議選に関する自民党のつぶやきをまとめたところ、【上図】のようになりました。特徴的な話題を円で囲ったところ、(1)安倍首相が応援演説をした話題、(2)居酒屋チェーンのワタミの渡辺美樹会長に安倍首相が参院比例区への出馬要請をした話題、(3)世論調査で自民の圧勝を予測する話題、(4)都議会で保育園をふやす請願が不採決になったという話題などがありました。他にも、(5)慰安婦、(6)全員当選を目指す自民党、(7)待機児童の話題がありました。
(2) 民主党 : 「有田芳生参議院議員」、「築地市場移転」、「小児病院廃止」が話題に
次に、都議選に関する民主党の話題を分類したところ、【上図】のようになりました。特徴的な話題を円で囲ったところ、(1)細野幹事長や有田参議院議員が応援演説を行ったという話題、(2)有田参議院議員が応援演説の際に一部の市民による差別的な言動に激怒したという話題、(3)(4)築地市場の移転問題に関する話題、(5)小児病院廃止と都議会の話題などがありました。
(3) 日本維新の会:「橋下共同代表代表の発言」・「児童ポルノ規制法・青少年健全育成条例」が話題に
最後に、都議選に関する日本維新の会の話題を分類したところ、【上図】のようになりました。(1)橋下代表が大阪でオスプレイの受け入れを提案したという話題、(2)児童ポルノ規制法や青少年健全育成条例が表現規制であると反対する話題、(3)都議選の結果次第で、橋下、石原両共同代表の間で軋轢が生じると予測する話題、(4)橋下氏の慰安婦発言を問題視する話題、(5)都議選では、維新の勢いが黄信号で民主への逆風が弱まったかと予測する話題、(6)都議選の電話世論調査を体験した話題、(7)維新の会はこのままでは民主党の二の舞になるという話題などがありました。
<補足資料>政策分析、年代・性別分析
都議選に関する話題を「経済・財政政策」「外交・防衛政策」「社会保障・教育政策」「震災復興・原発・防災・エネルギー政策」「地方分権・行政改革政策」の5つの政策分類で分析を行った結果、【下図】のようになりました。加えて、「見える化エンジン」のユーザプロファイル推定機能を用いて、ツイッターの発言者の年代、性別を推定し、分析しました。
■「選挙向けソーシャルメディア分析サービス」について
「見える化エンジン」を活用した国民の声・有権者の声の収集・分析サービスで、ネット選挙時代の選挙戦略・政策立案・ネット世論分析に活用することができます。政党や政策についてのツイッターやフェイスブック上などのつぶやきを収集し、政党別・政策別・候補者に様々に分析したアウトプットレポートを選挙期間中は毎日WEB上で更新します。
■テキストマイニング『見える化エンジン』について
ソーシャルメディア上のクチコミやアンケートの分析、コールセンターへの問い合わせの活用において、大手の食品・飲料メーカーや家電メーカー、化粧品会社などの事業会社のほか、広告代理店、セールスプロモーション会社など およそ650社の企業が採用しています。
■株式会社プラスアルファ・コンサルティングについて
プラスアルファ・コンサルティング(http://www.pa-consul.co.jp)は、『見える化を基軸としたマーケティングSaaS専門会社』として、2006年の設立以来、顧客の声のように貴重であり、かつ膨大な量のテキスト情報を「見える化」し、気づきを与える力を持つ「テキストマイニング技術」を核とした「見える化ソリューション事業」を行っています。テキストマイニング技術を応用し、様々な情報を「見える化」することで、お客様のビジネスに+α(プラスアルファ)の価値を創造するための、ソフトウェアの開発・販売、コンサルティング、新規事業創出などを行っています。