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日本の将来を大きく左右する憲法改正が参院選を控えて焦点になっています。現行憲法は何を守り、改憲が実現すれば何が変わるのか。参院選後もさらに激しい議論となりそうな憲法改正問題について、安全保障の担当者、教育現場、市民活動、介護や被災者などの揺れる現場から見つめる特集記事「岐路の憲法」を４７ＮＥＷＳは、掲載開始しました。
　現行憲法９条を基に「国を防衛するための必要最小限度の範囲を超える」として行使を禁じてきた集団的自衛権の行使に向け意欲的な自民党。その自民党が昨年４月に発表した憲法改正草案は、自衛隊を国防軍に改め条文に明記しています。反対が根強い国家秘密法（スパイ防止法）は再び成立に向け現実味を帯びるのでしょうか。自民党の憲法改正草案は、表現の自由を保障するとしながらも「公益、公の秩序を害することを目的とした活動と結社」を禁じ、日の丸・君が代については「国民は国旗国歌を尊重しなければならない」としています。一方で少子高齢者社会の中での介護など家族の在り方、現行憲法が明記している「幸福を追求する権利」は東日本大震災の避難者に保証されているのでしょうかー。さまざまな現場から、憲法改正問題をお伝えします。

４７ＮＥＷＳ（よんななニュース、http://www.47news.jp ）について

地方紙を中心とする全国５２新聞社と共同通信社がつくるニュースポータルサイト。２００６年１２月に公開された。「よんなな」は４７都道府県を意味する。
参加新聞社が持つ豊富な地域ニュース・情報と、共同通信社が提供する国内外のニュースや動画が一覧できる。新聞社が団結して一大ネットワークを構築、地域からの情報発信力強化を目指す。取材記者を合計すると、約１万人。運営主体は「全国新聞ネット」（東京）。


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