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PHP研究所がメインフレームから出力される2,500種類の帳票を「SVF/RDE」を採用し刷新 〜プリンターの機種に依存しない基幹帳票システムを実現〜


 1stホールディングスグループのウイングアーク株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:内野弘幸)は、株式会社 PHP研究所(本社:京都市南区、代表取締役社長:清水卓智)が、メインフレーム直結および機種依存のプリンターで2,500種類の帳票を出力していた帳票システムを、ウイングアークの帳票基盤ソリューション「SVF/RDE」を採用し、基幹帳票システムの刷新を実現したことを本日お知らせします。

【PHP研究所について】
 1946年、松下幸之助により創設された株式会社PHP研究所は「人類のよりよき未来のために、英知の結集を」という創設理念のもとに、月刊誌である「PHP」や「Voice」などの雑誌や単行本の出版、PHP理念や地域政策、安全保障などの研究および政策提言、「PHPゼミナール」などによる啓発セミナー活動、「PHP友の会」実践活動への支援などを事業として展開しています。

【導入の背景】
メインフレーム対応の業務プリンターのメーカーサポート終了に伴い、基幹帳票システムを刷新
 PHP研究所では、IBMのメインフレームであるIBM System z上に構築された基幹システムを利用しており、1万本のバッチプログラム、3,000本のオンラインプログラムで構成された、2,500種類を超える帳票が出力されていました。このメインフレームに対応する業務プリンターのメーカーサポート終了に伴い、機種に依存することない出力環境の実現が求められていました。また、メインフレーム用プリンターや各プリンター用にオーバーレイの作り直しの労力を最小限に抑える必要性があり、導入実績が豊富なウイングアークの「SVF/RDE」の導入を決定しました。

【導入の効果】
プリンターに依存しない帳票環境を実現、IT監査時には想定外の効果も発揮
 PHP研究所は、メインフレームから帳票イメージデータを作成するまでの仕組みは変更せず、オープン系プリンターやデジタル複合機など、機種に依存することなく自由に出力する仕組みを構築しました。基幹業務システムのプログラム変更を最小限に抑えながら、メインフレーム直結の高価なプリンターや機種限定の業務プリンターを、オープン系の低価格なプリンターに移行することが可能となりました。
 また、以前は帳票データを作成した時点で紙に印刷し、現場に数千枚の帳票を配布し保管していましたが、「RDE」の導入により13ヶ月分の帳票データを「RDE」に保管し、必要な時に現場担当者がデータを取りだし印刷できる仕組みを構築したことにより、印刷コストと保管コストを大幅に削減できました。

 今後、PHP研究所では、現在利用している「RDE」の帳票保管製品版を導入し、検索、表示、印刷を容易にする仕組みに移行するほか、PDFの利用範囲を拡大し、電子帳票化を促進していく予定となっています。




 「SVF導入事例」詳細については下記URLをご参照ください。
http://www.wingarc.com/product/svf/usecase/




<製品・サービスに関するお問い合わせ先>
ウイングアーク株式会社  
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-1  渋谷インフォスタワー14F
TEL:03-5962-7300  FAX:03-5962-7301  E-mail:tsales@wingarc.co.jp

※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。
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