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＜要旨＞
WEBディレクター、プロデューサー職の求人数に目立った増減はなく、高水準を維持しています。しかし、各社の採用ハードルは上がり始めました。ルーティンでサイト更新をしてきた、進行管理をしてきた、というだけでは書類選考の通過が難しく、プラスαとして評価できる「強み」が求められています。また、ターゲット層としては、新卒加入後であることから即戦力を求める企業が増加しました。なお、書類選考通過状況は、企業と求人内容によって著しい偏りが見られます。通過しやすいのは「急募」または「積極採用中の企業」の求人ですが、急募求人は書類選考通過率が高い分面接に進む方も多く、良い方が早く見つかればすぐに募集終了となってしまう傾向にあります。一方積極採用中の企業(ポジション)は複数名の採用を考えている場合が多いため、いきなり募集終了になるようなケースは稀ですが、タイミングを逃すと急に選考ハードルが上がってしまうことがあります。いずれにせよ早めの確認・検討・行動が肝要でしょう。

＜今後の見通し＞
スマホの普及と共に、これまでモバイルサイトの運用やディレクションに関わってきた方の転職が難航するようになりました。モバイルからスマホへの転向を目指す場合には、携わったサイトのジャンル・業界(アパレル・エンタメ・EC・コミュニティ等)まで経歴書に落とし込み、業界知識やユーザーの親和性をアピールすることが重要になっていくでしょう。

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